糸のレビュー・感想・評価
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上質なミュージックビデオのよう
悲しむ人に寄り添う優しさ
2時間超のカラオケドラマ
カラオケで誰かが糸を歌ったら、流れてたドラマを二時間に引き伸ばしたような作品で素晴らしい。
売れっ子役者も勢揃いで、これが今の日本映画が本気で作った最高峰らしい。最高だ。
みんなこれを観て涙し、感動してるらしい。
日本の未来は明るい。
この名曲を紡ぎ出した中島みゆきさんも、さぞかし微笑をたたえていらっしゃるだろう。
糸でつながっていた二人
初恋の人というのはどうしてこんなに胸の奥にいるんだろうと
思う時がありますが、そんな相手と見えない糸が繋がっているというストーリー。
中島みゆきの珠玉の名作。糸をモチーフに映画化されました。
菅田将暉と小松奈々。
大人になりお互いいろんな道を歩きますが
♪縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布はいつか誰かを 暖めうるかもしれない
というように交差していく。
あたたかい作品でした。
榮倉奈々はいい役者になったなぁ。
素晴らしかったです。
稲垣来泉ちゃん泣けました。
中島みゆきの曲が作中に幾度と流れ彩ります。
本当に心にしみるいい曲ばかりですよね。
のちに結婚する主演の2人が
糸で結ばれたとか最高のフラグ回収。
おめでとうございますw
重めの恋愛作品
いやぁ、重いですね。
現実の世界でも、どちらかというと男性よりも女性の方が思い切った決断をすることが多い訳ですが、この作品の中でもそのように思われます。
漣の人生は、何となく「あぁ、そう行くんだろうな」と容易に想像できるのに対し、葵の人生は、波乱万丈。「え?どうやって、今の生活になっているの?」と思うところが少なからずあります。それが、思い切りのよい決断だったのでしょうね。
作品の初めの頃は、時間軸が行ったり来たりするので、微妙に戸惑いますが、演者が子役と菅田将暉・小松菜奈という大人で違うので、意外に話は理解できました。これが、同じ役者が演じていたりすると、「え?今なの?それとも回想なの?」となるところですが。
最終的に、菅田将暉と小松菜奈は、現実の世界でも夫婦になってしまいました。その挙式は北海道で挙げたらしいのですが、それって、この映画もそうだよね?映画に触発されて、北海道で挙式したの?
子供時代のキャストさんが似ていた!!
子供時代のキャストさんがメインの二人に良く似ていました。メインの二人が一緒になるのは皆分かっているので、中島みゆきの曲がモチーフの割にヒロインの学生時代と職業選択が何か浮ついた感じがする事もあって、映画の大部分は尺稼ぎに感じました。平成要素はニュースから聞こえる言葉しかほぼなく取って付けたような感じで、北海道と言えば酪農というのも短絡的で、観客を馬鹿にしていると感じました。男の妻は都合良く死に、また男の方から女がいるシンガポールにアプローチする事はなく、ただ女が帰郷したから会えただけというパターンばかりなのも、壮大な愛と言うには違う気がしました。この二人だと「溺れるナイフ」の方が良いと思います。小松菜がカツ丼を注文するシーンは良かったです。
子供の絵日記の様な作品
WOWOWで視聴
優しさに包まれた壮大なラブストーリー
本作は、北海道、東京、沖縄、シンガポールを舞台にした、平成の時代とともに綴られる壮大なラブストーリーである。涙する切ないシーンが多いが、単に切なさだけを強調してはいない。大丈夫、抱きしめる、などの台詞に代表される優しさに作品全体が包み込まれている。また、中島みゆきの名曲『糸』を基にしているので、人生、運命というテーマにも踏み込んだ深みのある作品になっている。
本作の主人公は、高橋漣(菅田将暉)と園田葵(小松菜奈)。北海道の美瑛で13歳の時に出会い、惹かれ合っていた二人は、葵の家庭の事情で離れ離れになってしまう。七年後、偶然、東京で二人は再会するが、お互いの想いはすれ違っていた。その後、漣は結婚し、葵はシンガポールに渡るが、二人の人生には試練が待ち受けていた・・・。
物語は、平成の時代とともに、離れ離れになった二人の山あり谷ありの人生を淡々と綴っていく。記憶に新しい平成時代の様々な出来事に触れていくので、我々の人生を二人の人生に重ね合わせることができる。二人の心情に素直に寄り添うことができる。
ファイト、時代、そして、糸。メッセージ性の強い中島みゆきの楽曲がタイミングよく挿入されている。楽曲の力によって、作品の印象がより強く心に刻み込まれる。
演技派として定評のある菅田将暉は、本作のようなラブストーリーでも演技力で魅せてくれる。漣の心情、特に葵への想いを、台詞、佇まい、表情などを使って、気負いなく自然に表現している。彼の心情が手に取るように理解できるので、その切なさに感情移入ができ涙が溢れてくる。小松菜奈は、台詞は少なめで、子供の頃の不遇ゆえの絶望感、諦め、漣への想いなど、複雑に絡みあった葵の心情を静かに表情で表現している。
ラストシーン。そうであって欲しいと願っていた、作品の締め括りに相応しいものだった。
本作は、切ないラブストーリーではあったが、観終わって優しい気持になれる秀作である。
普通に生きることの難しさ…ファイト!
邦画にしては珍しく大作
海外ロケがあったり、2人の主人公が子供の頃から大人になるまで描いて長編大作だけど、長さも感じさせず一気に観終わった。面白かったからだろう。女性の過酷な生い立ち。ひと言、母親に謝って欲しかった、この言葉に心打たれる。歌「糸」と共に走馬灯の様に過去の思い出が蘇ってくる。久々に良い映画だった。
小松菜奈様々
泣けた!
テレビ特別編だからか??
テレビで視聴
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