糸のレビュー・感想・評価
全477件中、201~220件目を表示
これはかなり泣ける作品だった
菅田将暉、小松菜奈演じる平成元年に生まれた男女のラブストーリーであり、彼らを通して見た平成史でもあった。
13歳の出会い、21歳の再会、そして平成最後の年に……
ドラマチックな運命の糸に清々しい涙が流れた。後味も最高だった。ホント誰にでもオススメできるエンターテイメント。
多くのピンク映画、そして何より『ヘブンズストーリー』を撮った瀬々敬久監督なので映画好きの信頼は厚いかと。商業映画ど真ん中の今作でもツボを押さえまくった演出は流石だ。
ちなみに自分的には小松菜奈と倍賞美津子の再会のシーンがベストだった。嗚咽をもらした。
人それぞれ、人の人生もそれぞれ 人の運命もそれぞれ
すれ違いが多く、もどかしい所が多くあったが、配役、情景はとても良かったと思う。
内容は思ってたのとは違ったが、ありきたりなのよりは良かったかなと。
糸は中島みゆきが知り合いの結婚式の為に作った曲だと聞いたことがあるが、その糸という詩、想い、その概念を常に置きながらストーリーを作っていったのかなと感じた。
ちなみに自分の糸は、、、切れて……笑
やっぱり小松 菜奈さん好きです
小松菜奈ちゃんって
映画だとすごく、良いんです。
ホクロとか口元とか
ちょっとキツめの目元とか
好きです。
チレビとかCMはイマイチなんだよね。
モデルメイクもあまり好みじゃないです。
糸
こんにちは
糸をつい先ほど観ました。
個人的にはあまり期待をしていなかったのですが、思ったより内容も良く、とてもきちんと構成されている映画だと思いました。出演されている俳優の方々の演技が非常に上手でどんどんのめり込んでしまいました。最後のエンドロールで涙腺崩壊でした。また、このような映画が出ることを期待しています。
糸っていうより縁かな
糸みたいに繋がってるというより縁がある関係というイメージだった。
私は内容より小松菜奈が綺麗なのと榮倉奈々の痩せたリアルな感じが凄すぎ!!
あとは北海道の景色が綺麗で映像としても楽しめた!
榮倉奈々 小松菜奈 景色だけでも観に行ってよかったかな。
キャストでどうにか持った説
2時間20分とそれなりの長尺映画。なのに、ポイントが掴みにくく、あらすじをなぞっているだけな気も。菅田将暉、小松菜奈、成田凌、斎藤工、榮倉奈々、高杉真宙など豪華な顔ぶれだったので絵が持ったが、もうちょっとやりようはあったかもしれない。
特に、榮倉奈々の"ここに居るな、いけ"的なメッセージがキーなはずなのに、サラッと行き過ぎなのかなぁ、と。
ただ、キャストが良すぎる。故に見ていられる。ので、まぁ、悪くはなかったかな、と。
静かに始まって静かに終わる、静かな映画
平成元年生まれの二人が中学生で出会ってから何度も離れてまた引き寄せられてまた離れて
毛糸を編むように
出会うべきときに出会う人に出会っている
それが静かに静かに紡がれた映画だった。
映画っぽくなく音楽をあまり使わずセリフだけのシーンが多かった。
それゆえとても静かで退屈な場面も多い。
とくに起承転結があるわけでもなく、次の展開や結末も容易に予想でき、途中途中で中島みゆきの糸が流れたから、エンディングは菅田くんが糸をうたうんだろうなってとこまで分かってしまった。
そんな特に何もない映画だったけど、子育てから離れて、静かにぼーっと映画館で時を過ごすにはちょうどいい映画だった。
一番泣いたのは香のお葬式で娘ちゃんがおじいちゃんの泣く姿に抱きしめてあげるシーン。
あぁ、子供産んでから本当にこういうシーンはダメ。いま思い出しても涙が出てくる。
あと香のお父さんが漣くんにピーナッツ投げて追い出すシーン。
これもやばい。自分の子供も、自分の子供が愛した人も大切に想う親心。涙出てきた。
自分の子供にも
泣いてる人がいたら寄り添って抱きしめてあげる
そんな人として人に愛情を注げる人になってほしいな。
今年は花火大会が中止が相次いでいたのでつい花火のシーンは登場人物よりも花火に没頭してしまった。
花火っていいな。来年は復活しますように。
最後に、3.11のシーンがとても大きく存在した。平成とは災害の時代で特に3.11は今も記憶に残る出来事だったと思う。
東京で被災した私ですら、いろんなことをぶわーって思った。
映画に対してそんなシーンがあるよってのは配慮があってもよかったんじゃないかなと思う。
あと榮倉奈々ちゃん、いい女優さんになった。奈々ちゃんの自然な演技、大好き。モデルの頃から好きです。
映画館メモ
140席くらいの5列目ど真ん中。
ちょっとど真ん中すぎて、疲れた。
もう少し上から見下ろす感じで、意外とど真ん中より少し外したところの方が見やすい。
コロナ禍の映画館
感染対策は消毒液、サーモグラフィーの体温測定、1席空けの座席、換気。
1席あけの座席、これは良い。目の前に頭がない、両肘置きを使える、素晴らしい。もうぎゅうぎゅう詰めの映画館には行かれないかもしれない。それでもルールを守らないバカップルは数組いた。前後の人も特に注意しないから、それほど皆気にしないのか?
換気のせいか、キャパの半分の人だからか、とにかく寒かった。映画中に頻繁に外に出る人続出。そして駅近の映画館だからか電車のゴーって音が聞こえて少し気になる。あと換気のミーって音も。
マスクは半分くらいの人はしっぱなし(飲食しない派)、半分くらいの人は外して(飲食派)。
基本的にはお行儀良く見ている人が大半だったけど、途中退出で気を使わずに出たり入ったりする人(そういう人に限って真ん中の席使うよね)やマクドナルド持ち込みBBAはコロナ関係なくいる。
そして最近の若者、たった2時間スマホ我慢できないなら、映画館ではなく家でネットフリックスしててくれ。
大丈夫
人生のなかで、
ほとんどは通りすぎるだけの人だけど
なかには、
何か運命的な繋がりをもつ人がいます。
なくならないよう努力したりしても、
自然の流れで関係性が変化したり
私たちには予期できない
出逢いだけども
逢うべき人に出逢えたら
それを逃してはいけない。
その出逢いから生まれたものは
いつか誰かを癒し、
次の出逢いに繋がっていく。
歌では布と表現してました。
作品で、
私が汲み取った布は、
・「大丈夫」という言葉
・どんぐりをぶつける
・泣いている人を抱きしめる
でした。
大丈夫という言葉がでてきたのは、
花火大会での二人の出逢いの際では、
葵に気づかう漣の優しさがでる場面。
裏切られ、
海外でかつ丼を食べながら、
葵が自分にかける場面。
最後のフェリー乗場での
再会の場面。
いずれも、
その言葉がもつ言霊で心を
癒してました。
どんぐりをぶつけるのは
なにかやるせない思いを
伝えたいとき、
どんぐりに思いをのせて、
かおりや義父や娘がしてました。
漣とかおりのコミュニケーション
が関係する人に伝わって、
漣を突き動かす
インスピになってました。
聴いて、感謝しているよ、
新しい出逢いをみつけろ、
そして、
大事な人を探しにいけって。
最後は、
泣いている人を抱きしめる
でしょうか。
かおりが娘に示教した行為ですが
糸という歌の骨子で
漣とかおりが紡いだ布である
結が母から教わったやり方で
傷ついた人を暖め癒していく。
葵もその一人で
子供食堂で、
食事がおいしいと言いながら
返る場所が無いと思って、
耐えて生きてきた過去の自分を
思いだし泣くシーンですね。
結は、
彼女を抱き締めて心の拠り所を
与えていました。
海外での
かつ丼の時もそうですが
このシーンも、
葵が食事する時には涙腺が…
どうなるか、誰もわからない
未来にむかって歩くとき
誰かのためになるかもと
思った行動は、
何かで自分の人生につながる。
自分の心の在り方に影響を
与えるのかな。
おすすめ。
もっと違った設定があったはず
期待より稚拙な感じがありました。 設定はややハナミズキの映画に似ていました。
菅田 将暉は純朴で真っ直ぐな青年を好演していましたが、小松菜奈や他の主要演者は、役と合っていなかったかもしれない。
もったいない、という映画でした。
心に響く映画。演技力と主題歌が最高。
運命の出会いを感じる感動的な映画でした。
平成の30年の中で主人公2人には、それぞれ辛い、大変な経験があり、中学生の時に引き離されてからもお互いを思い続ける。
なかなかタイミングが合わない部分や、お互い別のパートナーがいる時期がありましたが、最後の最後には結ばれて、本当に良かったです。
個人的に印象の残ったシーンですが、
・大学生やキャバ嬢、海外で企業など虐待の経験から大人になって成長した葵。辛い過去がありながらも、必死で前向きに生きていく姿に強さを感じました。
・娘からどんぐりを投げて「行け」と言われるシーン。一歩踏み出せない主人公を義父や娘からどんぐりを投げられ、後押しされていなければ、最終的に葵を追いかけ再開することもできませんでした。
・ラストで、過去の再開のシーンが、2人の目線から連続して流されます。大人になってからの再会で、お互いが現実では、結ばれないも苦しさがありながらも、想い合っていたところに染みました。ほつれたり、切れたりしても最終的にまた繋がる感動的なシーンでした。
なんといっても菅田将暉と小松菜奈の演技にとても素晴らしく、迫力があり、深く入り込んでしまいました。
熱愛の報道もありますが、現実の世界でも結ばれて欲しい思ってしまいます。
糸ももちろん素敵な曲だけど
劇中歌のファイトも映画の内容に合っていると思いました。
ベタなストーリーで最後は予想がつきましたが、出演している俳優さん達が好きな方達ばかりで豪華だし、集中して観ることができました。
榮倉奈々ちゃんの痩せ方に女優魂を感じました。
そしてやっぱり菅田将暉くんが大好きなので、映画館で観ることができて私的には大満足です。小松菜奈ちゃんもとてもかわいいから目の保養になりました。
壮大な物語
北海道の壮大さ、恋愛関係だけじゃない人間間の縁と繋がりを感じられる映画でした。葵の幼少役の方、すごく引き付けられる瞳をしていてずっと観てしまいました。漣役の子役さんの演技も素晴らしかったです。菅田さんの優しい話し方や葵の強く育たなきゃなかなかった感じがにじみ出ている演技も好きでした。最後は香お母さんが娘のゆいちゃんに伝える言葉が、本当にグッときました。ゆいちゃんの目が優しくて、泣きました。あと二回は観たい作品です。
心が震えました。
私は感動した。この一言に尽きる。
糸という映画。
最初は、曲になぞられた映画で大した事はないだろうと思っていたが、見終わったあと照明が明るくなってもしばらく立つことができないくらいに私の心に響いた。
私はあまり映画には詳しくなく、どちらかというと2時間以上何もせず拘束されるということ自体が苦痛に感じるタイプの人間である。そんな私があっという間に終わってしまったと思う素晴らしい映画だった。
映画に詳しい人が、様々な角度から評価をつける事は至極真っ当なことで、その評価は信頼できるものだと思う。その方々が色々な評価をこの映画に付けている。同じものを見てここまで意見が違うのか…思った。よく映画を見る人は細かいところに気がつくようだが、私は文句をつけるところが一切ない映画だったと感じた。つまり、私のような映画自体をそれほど好まないような人間の心を動かせる映画は少ないと思う。その少ない中の1つが糸である。
必要以上に期待しないで観れば名作
作中に糸が流れるシーンが多かったことは少し嬉しいような残念なような気持ちになりました
一番盛り上がる所で聞きたかったような、でもこのシーンで流してくれてありがとうという気持ちも
内容は深堀しない若者の人生を一気に駆け抜けるように見せてくれる壮大なラブストーリー
映像の美しさは期待どうり
全477件中、201~220件目を表示