フリー・ガイのレビュー・感想・評価
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登場人物全員可愛い優しい世界。 ガイの行末が心配だったけど、遠回り...
登場人物全員可愛い優しい世界。
ガイの行末が心配だったけど、遠回りな恋愛の回収がよく出来ていたので最高でした。
タイカワティティの嫌な社長のラップすら可愛い。
子供騙しとは思えないようなエンタテイメント
「レディ・プレイヤー1」が浮かんでくる。現実世界とバーチャルのゲーム世界が、シンクロして、最後はあたかも二つの世界が融合したようになる。この作品の内容は、見方によっては、現代社会を映しているとも言える。もっと深刻に描いてもいいが、ディズニー映画らしいく、ほんわかしたベールに包んで、子供が見ても楽しめるように作ってある。
ただの「モブキャラが自由に動く」映画じゃない
予想の遥か上をいく最上級の映画だった。都合がつかなかったら観るのを諦めるかなどと軽く考えていたらとんでもない。IMAXの大きなスクリーンで観なかったら後悔していたかもしれないような良作。
「フリーシティ」というゲームのNPCとして、毎日決まった行動を繰り返すだけの主人公ガイ。「サングラス組」と呼ばれるプレイヤーキャラが破壊と略奪の限りを繰り返す中、朝起きて金魚に挨拶し、コーヒーを買い、勤め先である銀行で強盗に襲われるだけの毎日。そんな中、ある女性プレイヤーの姿を見かけた時に、彼の決まりきった日常に変化が訪れる。
まずこれは、予告で印象づけられた「ゲームのモブキャラに過ぎなかった無名キャラが勝手に動き出して巻き起こる騒動を描いたコメディ作品」などでは断じてない。ガイがそれまでの道を外れて自由に動き出すのにはちゃんとした理由があり、それはゲームの外側、現実世界で説明される。現実世界ではガイが想定外の動きを始めたことによりじ状況に変化が起き、その変化が今度はゲーム内世界にも影響を与えていく。事態はどんどんアンコントローラブルになってゆく。
実はガイたちは、元々別のゲームのキャラクターとして用意されていた。彼らはAI機能が搭載され、自立的に行動することが期待されていたが、企画自体がボツとされたはずだった。ところがそのゲームは丸ごと開発者には告げず「フリーシティ」の中に組み込まれており、機能していないはずのAI機能が、元の開発者がガイに仕込んでおいたトリガが作動することにより目覚めたのだった。こうしてガイはどんどん自律的にゲームの仕組みを学んでいき、元の開発者たちが予想もしていなかった成長を遂げるのだ。
このストーリーの素晴らしい点は、AIを持ったモブキャラたちが、自分がゲームのキャラクターであると認識しておらず、現実の人間のように振る舞っていることだ。彼らは「初戦俺たちはゲームの脇役だから」という諦念をもって動いているわけではない。世界というものはこのように成り立っていると解釈し、自由に動き回るプレイヤーキャラとは別に、毎日同じことを繰り返しているのが当然で、そこから外れたことをするのは悪いことだと認識している。AIがそのように行動するよう動機づけを行っているからそう動いているだけで、彼らにはちゃんとものを考える能力がある。だからこそ、突然目覚めて思うように動き出したガイに対して、最初は咎めたり反発したりしたものの、ガイの説得により彼らも自由に動いてよいのだと学習し、自ら考えて動き始める。
そして彼らは、このゲーム世界が消えてしまうことを知り、生き残ることはできないかとガイを中心に結束する。驚くべきことだが、彼らは学習の結果生存欲求を獲得したのだ。作中でも史上初めて動作したAIだという言及があるが、AIを描いたフィクションは数あれど、そしてそのAIがどのようにして学習を行うのかという描写が行われた作品も枚挙に暇がないけれども、AIの自我の目覚めとその理由をこれほど感動的に描いた作品はそう多くはない。なお、そもそものきっかけであるガイがどうして目覚めたのかについても現実世界側のドラマとしてしっかり描かれており、こっちはこっちでよく練られている。
AIというガジェットを、きちんと筋道の立った論理をもって説得力のある存在として描きながら、一方でエンターテインメントとして高い水準を保った、これは稀有な作品である。今年のベスト級の作品と言っても過言ではないし、少なくとも私にとっては現時点でベストといえる素晴らしい映画だった。
なお、いくらFOXがディズニー傘下になったからとはいえ、クライマックスであれとあれを持ち出すのはズルいよ(笑)。
普通におもろい。GTAやバトロワよくやる人なら入りやすい。
予告観て面白そうだったので観ました。
私自身も昔GTAで散々モブを〇しまくったのでモブの視点は新鮮でよかったです。
MCUや他の洋画もよく観るのでネタについてはそれなりに分かったつもりでいます。あまり触れない人はちょっと置いてけぼり食らうかも?(そもそも観ないか)
個人的な面白さでいえば
デッドプール < フリー・ガイ < デッドプール2みたいな感じですね。デップーの1も普通に面白かったんで今作もやはり良かったですが劇場でバカ笑いした2には敵わない印象です。
ディズニーとFOXを上手く融合させたなーって感じました。
ラストはガイ≒キーズみたいな感じでしたがちょっとガイが可哀想だなって思っちゃいました…
AIを先取りしたようなトピック
Trueman Showを思い出させる設定。ゲームの中にいる主人公ガイはモブキャラで背景のような存在。ゲームに現れるプレイヤーの女性に出会ったことから、一変。人間のこころをもつような、つまり、AIに進展する。それでもここがゲームの世界とは気づいていないが、あることから気づくようになる。
そうして、プレイヤーやプログラマーの意志とは関係なく、平和な世界をつくろうと奮闘し始める。再起動やサーバーを破壊することで、ゲームの世界が変わったり、壊れたりする発想がおもしろい。
ゲームはほとんどしないので、あまり入り込めなかったし、盗作うんぬんの設定がいまいちわからないまま終わってしまった。ただし、設定がおもしろいから、AIという未来の話しも先取りしたようなトピックで受ける。
あと、観客に外国人(おそらく英語が母国語)の方が2名程いて、セリフに爆笑していた場面があったけど、いまいちそこまでおもしろいとは思えないままだったのは、私には英語の微妙なニュアンスがわからないからだろうと思った。
ライアン最高!
レディープレイヤーに似た感じなのと思ってたけど
こっちのが楽しかった。
ゲームの中の背景キャラが主人公
サングラス族と言う、人間の仮想キャラがやりたい放題の中で、主人公のガイがサングラス族のモロトフとキスをして色々人生が変わっていく。因みにモロトフは有るゲーム会社の社長につくったAiを盗作されその証拠を探す為に
そのゲームにはいっていたのだった。
まぁ、内容の触りはこんなもんだけど
兎に角、ガイが良い!ライアンの小気味いいジョークが
最高!
例えばジェームガンって人居るけど、ライアンが撮った方が面白くなるのでは?
期待を裏切られた。楽しい。
日本を色々切り取ったり日本好きなのかな?
兎に角最高!ぜひみた方が良い。
おすすめやん!
2021年現在のマトリックス(!?)
イメージ的には、現在のマトリックス。
あと数百年すると、これが映画『マトリックス』のようになってしまうような気が…
まぁ、とにかく楽しい作品。
ライアン・レイノルズは『デッドプール』以来、やりたい放題になって、ノリに乗ってるな(^^)b
フォックスがディズニーに買収されたおかげで(?)、ディズニーネタもブッ込めたし(^^)b
ただ、あんましゲームやらないので、ゲームネタはわからなかった(^_^;)
ゲーム愛を落とし込んだ制作陣に拍手、ユーモアが効いたモブの大冒険
むちゃくちゃ心躍ったし、仲間がいるって最高か…って思った。ユーモラスに描くゲームの中の世界と外側で戦うプレーヤーたち。現代版『トゥルーマン・ショー』みたいな。ただ、ちょっと落ちちゃったのでDVDかサブスク来たらリピします。笑
前々から聞いてはいたが、何でもない自分なんていないようなテーマから描かれるこの作品。モブキャラに落とし込む設定はエッジが効いてて面白い。しかも、それをある時は内側から、ある時は製作者側から、ある時は実況側など…多岐に見せるのでますます深い。自我が目覚めた理由がAIというのも今っぽくて上手い。凄くゲームを真っ向から見て作り上げた世界で、敬意も愛もあるイジりも見れて楽しかった。
実は多くの人がモブになっているような感情を持っているんと思う。華やかな場所にいる人はやっぱり輝いていて、繰り返すようにやってくる日常は凡なる自分を生産しているように感じる。割と充実を感じちゃっている自分には共感までいかないけど、手段を手にしたらしたいことはいっぱいある。それが願ったり叶ったり、そして誰かのために動ける姿はカッコいい。ギャップも含めいい塩梅の効いた映画でとても満足。
スカッとするような展開とジワーッとくる優しいメッセージ。ゲーム実況とか観たくなったし、久々にゲームをやりたくなった。かなり良い刺激をくれた映画。
久しぶりに楽しかった作品
発想、展開、映像、ストーリー、全てにおいて面白く、また感動しました。
こんな時期ですから、ぜひとも鑑賞をお勧めします。
※PG13です。ゲーム内容として殺戮シーンがあるので、お子さまにはお勧めできません。
テーマもストーリーも秀逸
現実に生きている我々、搾取される労働者に向けて、
立ちあがろうとメッセージあり。
アメリカでは大ヒットですね。
日本人にはウケてないみたいなのが残念。
番宣の多いかぐや様が興行一位ですねー。
ラストシーンも微笑ましく、心地よい感動の得られる映画ですね。
ライアン・レイノルズは裏切らない。
ゲームの世界と現実の世界の微妙な違いがものすごくリアル。
ゲームの世界だ…というかコマンドだ…って思った1番のところが、映像を保管してたガイのファンの配信者が踊り倒してた所…FPSのゲームとかで大抵ある謎コマンドの踊りとかをめちゃくちゃやっててうわ〜〜変な動き加減がめちゃくちゃゲームだ!と。
それに引いてるガイがいるのも、「そうだよな…実際してたらおかしい動きだもんな…」とゲームとゲームがリアルなガイとの差を感じた。
今回の映画だとゲームの中の世界の時と、リアル世界からみたゲームの画面でキャラクターの見た目がちょっと違うのもまた良かった。
ゲームキャラが定型文を話してるんだというのがよく分かる、モトロフガールがキャラとすれ違う時に定型文を言うシーンも面白い。
定型文から外れたガイに向く戦車の銃口…とその後に小さな覚醒を起こす店員…
覚醒で言うと最後の最後まで両手を上げてた被害者モブも良かった。
…全部のモブのキャラが濃くて…モブじゃなくて命なんだということを細かいところから感じる。
ストーリーの部分で言うと親友…親友が本当に最高。
復活してすぐガイに会ったんじゃなくてちょっとペガサスとかに乗って遊んできちゃってるのがまたあのキャラクターらしい。
ラストシーンの時、ガイがゲーム世界のリアルと現実世界のリアルは違うということをちゃんと自分の中で消化して、「僕の好きな物は君の近くにいる人が君を参考にしたんだよ」って伝えるのがまた良かった。
ガイが「ミリーとその奥にいる人!」ってキーズに声掛けたシーン個人的に好きだった。
デュードに最終的に勝つ方法がなんか必殺技〜とかじゃなくて新しい世界を見せる(ゲームに縛られずに自由になる)事なのがまた良かったです…ガイは最初から最後まで"良い行動"で世界を救っている…
ブルーシャツガイが人気→デュード作ろうっていう流れ
the運営の改悪アプデじゃん……と。
オタクはあのガイが好きで、ガイがモチーフのキャラ参戦!って告知でたから楽しみにしてたのに蓋開けたらアレが出てきて…は????って炎上する流れまで見えた。
ガイがアイスの味を知ってるのに対しても何かがおかしいとなるんじゃなくて「時々いるゲームの世界観に忠実なおかしい奴」と納得?できるな…と思った。実際に時々いるからまぁ…そういうタイプの中の人なんだな…って処理できてしまう感じ。
そしてライアン・レイノルズ配役の良さが存分に発揮された決闘シーン……キャプテンの盾からのハルクの腕でもう脳内にデットプールが過ぎって爆笑なのに……その後にアイアンマンとかサノスが来るのか…?と思ってたらまさかのスターウォーズ……ルーカスフィルムを買収した良さを無駄遣い…主役がライアン・レイノルズ(=デットプール)であることが更に面白さを増幅させていたと感じた。
スターウォーズが出てきた時におもむろに「スターウォーズだ…」ってセリフで伝えていたのも面白かった。大袈裟さがより面白い。
そのシーンが無くても面白くて最高だったのに、正直そのシーンの衝撃が大きくて、見終わってしばらくはそのシーンで大興奮。
ライアン・レイノルズ……裏切らない……あとクリス・エヴァンスの無駄遣いが最高。一瞬すぎて夢かと思った。
フリーガイ → 無課金野郎
主人公がゲームのAIという面白い設定。
リアル世界がゲーム世界でもあるため、少しありえない派手パフォーマンスも許される。
こういう作品は映画にふさわしい。
良い点
・中の人と外の人のギャップ
悪い点
・バディがややうるさい
・AIの人数が少ない
・世間の動向が希薄
・終盤での崩壊がやたら緊々すぎたり、テンポがご都合すぎたり
・謎の交換条件
・謎ジュラシックパーク
・終わりが若干冗長
観るの迷っている方は観た方が良いです
人生、この食べ物は一生食べなくても十分幸せに生きていく自信があると思える、嫌いな食べ物なんかは数多くあるけれど、この映画は観た方が良いと私は思いましたよ。生きているうちに一体何本の、自分にとって観て良かったと思える映画に出会えるのでしょうね。そう考えると、これは確実に観ておいた方が良い作品。少しくらい膝が痛くても、奥様とのそりが今日も合わないと感じたとしても、ヒール履いて靴擦れが出来てしまったとしても、その憂いを抱えたままでいい、この映画を観ましょうよ。
私の人生、これでいいのかしらって、考えてみることって意外と大事なのかもしれない。どんなに失敗したって、良いのかもしれない。だって死んでしまったわけじゃないんだもの。自分が生きていて、果たして意味があるのかしらなんて、考えても答えは出ないのかもしれない。ならば、どう生きたいんだろう私。どんな人に会いたいんだろう私。気付けば自分が思っている以上に、人に恵まれていて、人ともっと話したいと思っていて、人をもっと知りたいとも思っている。いつの間にか支えられていて、支えられていることすら忘れていて。立ち止まって感謝したくなる映画なんですよ。
こんなに良いと思っているのに、評価5を付けないあたり、何に怯えているのでしょうかっ!
最後の〇〇に爆笑してしまった。
最後の武器、アメリカの盾には爆笑してしまった。もうあのテーマ曲が流れてきたら条件反射で吹き出してしまうかもしれない。権利関係を処理してくれたみなさんに感謝。
ハリウッド、お金の使い方、すご過ぎです。。。日本の映画界は彼らの土俵に乗らずにどう闘って行くか、本当に大変だと思う。韓国の国策文化投資を見習うべきなのだろう。
舞台と設定を最大限活用した娯楽映画
映画館に設置してあるチラシと予告で気になったため観賞。
予告の時点で中々面白そうな雰囲気でしたが実際は期待以上の映画でした。
ストーリー自体はまあよくある雰囲気の娯楽・ロマンスものでしたが、
オンラインゲームのNPCが主人公という、特殊な舞台や設定を良く活かしている印象。
ゲーム内ならではのあるあるや数々のパロディ等、
この設定ならではの色々が非常に楽しませてくれます。
気になった点・・・、というよりは驚いた点として、
上映2週目なのにすでに1日2回くらいしか上映がなかった事。
面白い映画だけにもったいないのでぜひぜひ観賞していただければと思います。
キャプテン
いや〜これは面白かった!
モブキャラレイノルズがヒーローになり大暴れ。
笑える要素あり、ラストはホロリと。
ゲームの中の世界という設定のおかげでかなりめちゃくちゃな世界が構築されてる。まさにグラセフワールド。
モブキャラに焦点を当てたのは正解でしたね。
意外なゲストも出てきてビックリしつつ笑いました。
映画ってこれでいいんだよ!ってくらいのハッピーエンドでちょっと都合よすぎる気もするが誰も悲しまない内容がとてもよかった。
この世界はゲームだ!
もしオンラインゲームのNPCが自我に目覚めたら……?というのがこの作品。
NPCとは昔で言うところの、ゲーム内のコンピューター。決められたことしか喋らず、決められた動きしかせず、他のNPCやプレイヤーに対して何か働きかけることもしない。交差点にある信号機や踏み切り、自動ドアなんかと同じような扱いである。
しかしどうだろう。自分の生活を振り返ってみると、毎日同じ時間に起きて同じ時間の電車に乗り同じような仕事をこなし……まるでNPCじゃないか!自分の人生のプレイヤーは自分しかいないのに。
そんなことに気づかせてくれる作品だ。正直、ライアン・レイノルズがめちゃくちゃいい奴に見えたぐらい良い映画だった。
明日はサングラスをかけて、いつもとは違うことをしてみようと思う。
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