アニエスによるヴァルダ

劇場公開日:

アニエスによるヴァルダ

解説

2019年3月に他界したフランスの名匠アニエス・バルダの遺作となった作品。1955年製作の長編劇映画デビュー作「ラ・ポワント・クールト」から、数々の映画賞に輝いた前作「顔たち、ところどころ」まで、バルダ監督が自身の半世紀以上にわたる創作活動を情熱とユーモアあふれる口調で語り尽くし、貴重な映像とともに振り返った集大成的セルフポートレイト。飽くことのない好奇心と情熱をもって生涯現役を貫いた彼女の創作の秘密をひも解いていく。

2019年製作/119分/フランス
原題または英題:Varda by Agnes
配給:ザジフィルムズ
劇場公開日:2019年12月21日

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(C)cine tamaris 2018

映画レビュー

4.0それは感覚なのか、計算なのか。

2024年2月25日
PCから投稿

アニエス・バルダの語る映画のこと。

自らの映画に関し
彼女は何をどう表現したのか
解説され蘇るシーンの数々。
商業的な映画では無いが
芸術性を重んじる人は必見。

あるのは日本人には無い感性。

監督は苦労もするが
好きでこそ出来る仕事。
素晴らしい職業と思う。

幸せである。

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星組

5.0チャーミングで真摯で情熱的で闘う人のいま昔

kさん
2020年10月30日
Androidアプリから投稿

新文芸坐はアニエス・ヴァルダ特集へ。

「ラ・ポワント・クールト」「アニエスによるヴァルダ」という、氏の最初と最後の作品を同時に。

こんなにチャーミングで真摯で情熱的で闘う人がもういないのかと思って、色んな思いで胸を熱くしながら鑑賞。

きちんと視点を定めて撮るから一見不思議に見えても芯が通って感じられるんだなと思った。そのための彼女なりの手法がきちんと確立されている。
そして、これは残しておかなければ、という熱意。根気強さ。

何度も過去と今を循環しながら広がっていく作品たち。

どうしてあんなに、市井の人々の生き生きして、それでいてそのままの表情をフィルムに納めることができるんだろう。

氏の豊かな内面を、撮影した人々からも伺い知れる。よく鏡が出てきたけど、氏と映画はそんな風に表裏一体なんだろうなあ。

まだ観ていない作品があるのが幸せと思おう。

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k

2.0クリエイティブ。彼女のような人生はそうそうおくれない。何か歯に物が...

2020年3月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

クリエイティブ。彼女のような人生はそうそうおくれない。何か歯に物が挟まったような印象もあるけれど。

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kazuyuki

4.0アニエスからの最後で最高の贈りもの

2020年2月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

昨年3月、90歳で逝ったアニエス・ヴァルダが自身を語る貴重なアンソロジー。映画を観続けてきた我々へのご褒美のような作品だった。

彼女が作品に込めた思いを知った。彼女の芸術家としての生き様を知った。彼女の人生を知った。

ホント宝物のような作品。どれだけ教えられたことだろう。

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エロくそチキン