パリに見出されたピアニスト

劇場公開日:

パリに見出されたピアニスト

解説

夢を持たずに生きてきた不良青年と、彼の才能を見いだしピアニストに育てようとする2人の大人たちの物語を描くフランス製ヒューマンドラマ。パリ、北駅に置かれた1台のピアノ。マチューの楽しみは、自分を追う警察官の目を盗んでそのピアノを弾くことだった。そこへ通りかかった音楽学校のディレクター、ピエールはマチューの才能に強く惹かれ、ピアニストとして育て上げたいと声を掛ける。乗り気ではないマチューだったが、実刑を免れるため無償奉仕を命じられた音楽院で、ピエールや厳しいピアノ教師エリザベスの手ほどきを受けることに。生い立ちに恵まれず夢など持たずに生きてきたマチューは、周囲との格差や環境の壁に直面しながらも、本気で音楽と向き合うようになっていく。主演は「アスファルト」のジュール・ベンシェトリ。マチューを見守り導いていく2人の大人を「神々と男たち」のランベール・ウィルソンと「イングリッシュ・ペイシェント」のクリスティン・スコット・トーマスが演じる。

2018年製作/106分/G/フランス・ベルギー合作
原題または英題:Au bout des doigts
配給:東京テアトル
劇場公開日:2019年9月27日

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映画レビュー

3.0周囲の人達こそが、主人公⁈

2024年11月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

マチュー青年が主人公だと決めつけると、平凡なつまらない物語に見えてしまう。でも、少なくとも私には、パリ音楽院のディレクターのピエールやマチューの周囲にいる人等こそ、この物語の主人公の様に思えてならない。私には音楽の素養がないので、詳しくは分からないが、主旋律のメロディ(主演者)よりも、伴奏のコード(共演者)の方に感動させられた。

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ひまひま333

4.0私たちは皆つながっている

2024年2月14日
iPhoneアプリから投稿

天才は往々にして尊大で他人を顧みず他人の気持ちが分からないという描かれ方をするが、この作品もそんな感じで主人公が描かれる。皆あんなに応援するのにーイライラするーとなる。主人公の幼少期がかなり可愛い子なのだが周りの影響で悪い道に入っちゃうんだなぁ
周りは振り回されっぱなしで天才って大変だし、周りはもっと大変。先生達の気持ちがあったかく切ない。

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GAB I

1.0音楽なのに音を楽しんでない。スポ根映画。

2023年12月22日
スマートフォンから投稿
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マサシ

4.0心に宿る音楽と勇気と努力で幸せを掴む物語

2023年5月5日
iPhoneアプリから投稿

仲間と悪さをして警察にお世話になる主人公

しかし、そんな彼にも綺麗な心がある

おじさんから教えてもらったピアノの体験が彼の心に音楽を宿らせる

その才能を音楽院の先生に見出され、反発しながらも先生との結束を固め練習に励む

彼の生きてきた環境と、彼の心に宿るクラシック音楽にはギャップがある。

ただ、彼は幸せになってもいい。

不幸の環境に甘んじていてはいけない。

幸せになる勇気と努力が必要。

そう思わせてくれる映画だった

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hiro