初恋のレビュー・感想・評価
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人事異動の季節に気になること
一人ひとりのプロフィールが、主人公も脇役もほぼ同じように区別なく二行もあれば十分伝わる、といってもいいくらい薄く描かれています。
たぶん意図された脚本だと思うのですが、それがテンポの良さと登場人物の多彩さや軽妙さと見事にマッチ。
なので、主人公二人のそれなりに悲惨で暗い過去が、文字通りの重石になってこの映画の痛快さを相殺してしまうというマイナス効果を呼ぶことなく最後まで楽しめる。
今更ながら『ラプラスの魔女』っていったいなんだったのか、と思い出しちゃいますね。
どんな業界、職種でも、いわゆる〝やっつけ仕事〟というのはありますが、役者さんの顔ぶれ、原作の注目度、宣伝体制やその他お膳立てはすべて整ってるのに唯一監督のやる気だけが無い。取り敢えずスケジュール通りに作るしかないやっつけ仕事っ!ということだったのですね、きっと。
完成した映画の場合、陶磁器作家が気に食わない作品を床に投げつけて割ってしまうように、簡単にお蔵入りにはできない事情はあるとは思います。
でも監督❗️
3回に1度くらいならいいけど、印象として手抜き仕事のほうが多いからそのうち、「あの部長、気が乗ってるといい仕事するのに、手を抜くときは割とハッキリ分かっちゃうから、常務になるのは難しいかな」
みたいになりませんか。
映画業界のこと、よく知らないので、余計なお世話だと思いますが。
期待を裏切らない傑作
一番の見せ場シーンでアレはない(p_-)
世の中、、、
中止・延期・自粛って流れになって来て、そろそろ映画も自粛かなって思いながらの金曜レイトショーは・・・
三池監督久々のバイオレンスって事で、楽しみにしてたコレ!
予告の感じでは、大スクリーンと思いきや小さいスクリーンって事は、前売りもムビチケも売れてないのね。
予告時に、ヒロインの彼女が、前田の敦子さんににてると思ってたら声と表情まで似てるし!(◎_◎;)
窪田くんは、ボクサーの体作ってるし、他の役者さん達もリミッター外し気味でカッコいいですが、特に女中国マフィアが、ダントツで男前で惚れる!
でも最後一番の見せ場シーンでアレはない(p_-)
予算足らなかったのか!?
残念ながら韓国映画の足元にも及ばないと言うしかない虚しさが残る。。。。。
Vシネマ劇場版って感じでした。
まぎれもない純愛映画
こういうの大好きなんだが
こういうヤクザ的暴力映画が大好きなんだがまた三池がふざけてドタバタにしてしまった感じ。
ベッキーと染谷将太が良かったですね。
窪田正孝をもっと使って欲しかった。
ヒロインの娘がもう少し可愛いかったら盛り上がりましたよマジで。
良い映画
中国製か韓国製かを思わせるような暴力アクション映画。
ベッキーと染谷将太が良かった。ベッキーの吹っ切れた感じの演技が、作品のいいメリハリになっていたと思うし、この映画で1番キャラクターが分かりやすく、個性的であったと思う。
*アクション・シーンは派手な割には、それほどインパクトは無く、印象に残らなかった。また、主人公をはじめ登場人物が多様な割には、今ひとつキャラクターの味が出ていなかった…。物語も色々と凝っている割には、なぜか面白みを感じなかった。恋愛要素もあったが、ドキドキ感は薄かった…
…なんか一つもいい事書いてないなぁ…(笑)
ちなみに、ロッテントマトの評価は高い(笑)
バイオレンスエンターテイメントの極み。素晴らしい!
三池監督お得意の味
ベッキーに(文字通り)打ちのめされるために行く映画。
かねてから願っていた、三池崇史監督作品の劇場での鑑賞が初めて実現しました。そんな三池作品初心者による感想です。
出演している俳優はみなそれぞれ役どころを見事に演じていました。窪田正孝扮する主役、葛城レオの、女性とのコミュニケーションに慣れていない不器用さや、染谷将太扮する加瀬の一見インテリだが、結構脇の甘い役どころなど、どの役にもきちんと見所が用意されています。
しかし何と言ってもヤクザの情婦ジュリに扮したベッキーの、怪演とも言える振り切った演技が素晴らしいです。他の出演者が比較的声調や表情で演技していることとは対照的に、ベッキーは全身で演技していて、彼女が登場する場面だけ明らかに映画の調子が変化します。彼女が映像を引っ張っているというべきか。
その異様な振る舞いの演出、終盤で舞台になるある場所から察して、明らかにあるジャンル映画の影響がありますが、終盤の一番の見せ場での彼女の扱いが少しあっさりしていたように思え、そこが本作で唯一物足りなさを感じたところでした。それを差し引いても実に素晴らしい演技でした。
夜の新宿や渋谷(?)といった街角、薄汚れたマンションなど、場面の多くは暗く沈んでいますが、それだけに細部にまで気を配った美術、特に汚れの描写がとても見事です。こうした暗部の描写、美術の細やかさなどは、劇場でしか体験できないでしょう。
画面を支配する暗部はもう一つ、俳優に宿る光(いわゆるキャッチライト)の効果を高めています。ベッキー(と染谷)には狂気の光、そして主演の二人には生気溢れる光が宿り、他方で中国系マフィアの幹部の眼は暗く沈んでいて、それが却って思考の読めない不気味さを強調しています。キャッチライトによる人物描写自体は、特に真新しい演出技法ではありませんが、本作は特に効果的に用いていると感じました。
演出は特に露悪的で、嫌悪感を持つ観客も少なくないでしょう。もっとも三池監督は元々そうした観客層を一顧だにしていないでしょうが。ただ本作に限って言えば、この題名、そしてポスターの雰囲気は一見すると恋愛ドラマを想起させるもので、中には勘違いして鑑賞する観客もいそうです。そうした無垢な観客を誘い込んで、阿鼻叫喚の地獄巡りをさせることも監督の狙いに含まれているとしたら、ますます本作が好きになりそうです!
シャブ映画だけに内容もぶっ飛んでる
ぶっ飛んでるのにど真っ直ぐな"バ愛オレンス"ムービー
まるで和製恋愛「レザボア・ドッグス」!?
入り乱れる群像クライムアクションで、途中から誰が誰を恨んでたんだっけ?と訳が分からなくなる…というよりどうでもよくなる展開。笑
スピード感と緩急が絶妙で、おぞましい顔のままつい笑ってしまうシーンも練り込まれている。
それぞれのキャラが秀逸で、非道なのに愛らしい。特に染谷将太がクセになる。
三池崇史監督初のラブストーリーと謳いながら、結局バイオレンスに仁義なきヤクザ映画か…と思ったら、ホラーだしコメディだし、感動モノだし(真ん中には恋愛なのかな)、最近はこういうジャンルを定められない映画が求められているのかな。「パラサイト」や「ジョジョ・ラビット」のように。
極めつけは、試写会でピンクのハート型うちわや可愛らしいステッカーまで作っていて、そのちぐはぐ感がにくい。笑
海外の映画祭やRotten Tomatoesでも高評価なのも納得。こういう日本映画もアリだよね!
三池崇史監督、正直苦手だったけど一気に好きになる。
ヤクザ映画そんなに好きじゃない人でも面白い!
試写会に行ってきました。
私自身ホラーだけでなく、やくざとかバイオレンス的な怖さもあまりみる方ではなかったので『初恋』も試写会が当たらなければ正直観に行っていなかったと思う。
でも、結論から言うと予想以上に良かった!!
諸事情により眠さマックスだったのですが、もうドキドキハラハラすぎて1ミリも眠くならず。
あっという間に終わってしまいました。
バイオレンス系ならそうだろと思う人もいるかもしれませんが、これがクスッと笑っちゃうところもあるんです。
わざとらしくなく、それがすごく良かった。
ヒロインの小西さんも、全く新人感がなく、その他キャストに関して一切文句なし。
写真からもわかると思いますけど、ベッキーはとても狂ってたな…
もし気になるなって人は観に行って正解ですので、是非劇場へ(^^)
ヤクザの抗争、カーアクション、恋、笑いなど色んな要素が詰まっていて...
ヤクザの抗争、カーアクション、恋、笑いなど色んな要素が詰まっていて、展開も早く
2時間があっという間だった。
人がたくさん死んじゃうけど
すごく嫌な奴は出てこないし、
後味が悪かったりもしないのがいい。
2020年のお勧め映画!
窪田さんカッコいい
内野さん渋い
ベッキーさんへの思い切った演出
染谷さんの演技力すごい
小西桜子さんモニカの儚い雰囲気がよく出ていた
みんな、さすがプロ
最後の引きのシーン、
もう少し続きが観たかったな〜
こんなにも激しく暴力的な初恋観た事ない!
凄い!凄い!凄い!凄い!凄い!凄い!凄い!凄い!凄い!凄い!凄い!凄い!凄い!凄い!凄い!凄い!凄い!凄い!凄い!
こんな面白い映画を観たの久しぶり!
時間を忘れて、夢中になって楽しんでしまいました
(●´ω`●)
世界各国で上映され、絶賛の嵐だった『初恋』が、ようやく日本に帰ってきてくれた事に感謝!
日本の作品なのに海外での上映が先ってどういう事⁉︎という疑問はさておいて、最速の一般人試写会に参加できた事に感謝!
三池監督といえば、すごく面白いか、すごくつまらないかの両極端作品が多いけれど…。
今回は大成功!!
三池崇史監督、やっぱりあなたの作品は最高!
最近は、アニメの実写化ばかりでイマイチだったけど…。
久しぶりに熱い気持ちで映画を鑑賞できました!
タイトルの『初恋』から、てっきり三池崇史監督、今度はコテコテの恋愛映画作っちゃったかな?って思って、あまり期待してなかったけど、これは最高に面白かった!
こういう人と人の絆の深い映画大好き!
ヤクザと中国マフィアとの抗争に、ハラハラドキドキさせられつつ、所々に笑いの要素を取り入れる所が堪らない(笑)
北野武監督の『アウトレイジ』以来の衝撃と面白さでした!
渋くて大人の男の色気ムンムンのど迫力暴走活劇、ここに完成!
なんてったって、一人一人のキャラクターの濃ゆい事、濃ゆい事(笑)
窪田くんから始まって、大森南朋さん、染谷将太さん、内野聖陽さん、村上淳さん、極め付けはベッキーさんという面々。
こんなに濃厚なメンツを、三池崇史監督はお互いを殺す事なく、うまく料理して最高の味を出してくれたから凄すぎる!
ちゃんと互いの見せ場を用意して、カッコよいところや笑える所を随所に感じさせてくれたから素晴らしすぎる!
もう、拍手喝采ものでした!
特にベッキーさんの鬼のような形相は、今でも頭にこびりついて離れない…!
愛する人を殺された時の、何かに取り憑かれたかのような、殺意は彼女にしか演じられないのかもせれません…。
ベッキーさん、この役をきっかけに役者としてデビューできそう
(〃ω〃)
そして、こんなにもめちゃくちゃで、裏切りも、暴力も、ヤクザも、クスリも、何もかも盛り込んでいるのに、最後に待っていたのが、愛情いっぱいの思いやりがたっぷり詰まっているのですから、もう切なくて切なくてたまらなくなる…。
まさか、最後で、こんなにも愛を感じてジーンとしまうとは…。
(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
最良い意味で裏切られた映画でした!
特に最後の方の、窪田くんと小西桜子ちゃんの2人の初々しい姿は、私の心にドストライクで胸キュンキュン!
冒頭の暴力シーンだけだと、観る映画を間違えたかと思ったけど、最後まで観れば納得。
まさに初恋を感じさせてくれる、これからの人生に希望を感じさせてくれる、素敵なラストに感動でいっぱいでした!
最後に…。
エンドロールがとてもカッコよい!
一人一人の渋くてイケメンな立ち姿が、次々と沢山出てくるので、最後まで見逃せない!
それと同時に、素敵な音楽のエンドロールで、私の心は大満足のお腹いっぱいな気持ちになりました!
こんなに素晴らしい映画に出会えた事に感謝!
本当に本当にありがとうございました
╰(*´︶`*)╯♡
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