初恋のレビュー・感想・評価
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恋心 < 仁義 < ケレン味? 儒教 ≒ 極道?
子曰わく、
徳有る者は必ず言あり。
言有る者は必ずしも徳あらず。
仁者は必ず勇あり。
勇者必ずしも仁あらず。
ヤクザ映画やVシネマは
ほとんど観たことないんですが
じつは今の時代からすれば、
かつての極道のほうが
よっぽど人間として真っ当だったのだと…
今の日本に欠けてしまっているものは
仁・義・礼・智・信 の道徳心なのだと…
そんなことを思ってしまいました。
配役や各演者さんの良し悪しは好みだと思いますし
演出も感性に合う合わないの問題なので
わたしから言えることは何もないんですが
(とはいえ狂気を感じざるを得ない熱演と
それを冷静に客観的に魅せていた演出に好印象ですが)
ここはひとつ、仮説を立ててみました!
【権藤はレオの父親説】です。
レオは赤ん坊の頃に捨てられたみなしごでした。
権藤はなぜ出所したばかりなのに
レオのボクシングの試合を見たのでしょう?
または知っていたのでしょう?
それは権藤が父親で、レオを気にかけていたからではないでしょうか?
脆弱な論拠で申し訳ないのですが
そう思って観たので、終盤にグッときました!
恋愛映画…なのか!?
まあ、ジャンルなんてどうでもいいか。2本+別添2本くらいのストーリーが詰め込まれた感じで、ドンキホーテばりの圧縮陳列かと思いきや、ことのほか整理されていて観やすかった。三池監督の物語捌きが光ってみえた。 白い粉を巡っての、ヤクザと悪徳警官、中華マフィアに駆け出しのボクサーが入り乱れて大混戦の。展開のジェットコースターぶりがおもしろいだけでなく、キャラクターもそれぞれ立っていて、観ていて楽しい。 窪田正孝、小西桜子の若い二人のボソボソした会話に、ヤクザのオラオラ系のセリフ、中華マフィアの中国語とテキトーな日本語、そんな語感がテンポ良く物語を彩る。ヤクザの若い幹部の染谷将太がキレてて良い感じ。復帰したベッキーもハーレイ・クイーンばりに鉄パイプ引き摺って大暴れ。内野聖陽の出所したばかりのヤクザの幹部がキマっていた。日本刀の立ち回りと死闘は、ヤクザ映画顔負け。というか、全編通して10分に1人くらい死ぬほどの乱闘映画なので、ヤクザ映画と言う方がしっくりくるかも。そんな、中でも大森南朋さん、悪い警官役がぴったりでした。やっぱり渋い。 上映館少ないのですが、なかなか楽しめる秀作でした。
【酷評】俳優がいいだけ
どっかのウェブサイトで見た『ベッキーの鬼気迫る演技』みたいな記事で、気になり鑑賞。
ベッキーのみならずどの俳優もとても良い演技でしたが内容はホントくだらなかった。
カーチェイスからホームセンターでの殺し合いの冗長さがホントに不味い。
レオとモニカで初恋ではなく、
モニカの初恋を追って、結果相手は幸せになってて最後には初恋からクスリと共に卒業。て感じですかね。
非日常
こういうトコトンな非日常な映画を観れるのは至福な時です。 「自分には何もない」という窪田正孝の演技や、背中で刀の鞘を落とし込む内野聖陽に、復讐を果たそうと車から出て来るベッキーなど、 「暴れてやるよ、ぶっ壊してやんよ」なのが堪らない。 ご馳走さまでした!
まあまあだった
去年WOWOWで見た三池監督の『漂流街』と内容が被る。
ベッキーがすごい。ゲス不倫騒動の前の、いい子ちゃんのイメージだった頃なら考えられない役だ。売春の斡旋をしながら、半グレの彼とつきあっているのにおばあちゃんと同居。恋人のスマホに位置情報のアプリを仕込むくらいの恋愛依存体質なのに、シャブ中の売春少女と彼氏が暮らすのをOKにしていて、彼の復讐のためなら素手の殺人も躊躇ないなど滅茶苦茶な役で、圧倒される。
ヒロインをめぐってひどい殺し合いになるのだけど、どう見てもリスクと釣り合いが取れず、みんながバカに見える。
染谷将太の犯行計画は関わる人数が多いし無駄も多いため、無理があると思っていたらあっさり破綻する。
う〜ん…
予告編の窪田くんのパンチと「こんな初恋見たことない」というキャッチコピーと評価の高さに鑑賞することにしました。役者さんたちの演技は素晴らしかったと思います。でも、結構グロいシーンや、必要ない殺人、まさかのアニメと、私にとっては残念な内容でした。役者さんたちの熱演に星3つです。ただ、ベッキーは、かなりがんばっていましたが、似合わない役だと思いました。もちろん、純真な役はできないですが、いくらなんでもこれは…。
熱いっ
格闘技好きとしては、主人公がプロボクサーというだけで◎ …だったが、そんな事どうでもいいくらい熱い映画だった。 クローズの熱を超えたんじゃないだろうかというほどに。 特にベッキーが熱い。 とにかく熱かった(笑) 人の本気って、こんなにも惹き込まれるものなんだと感じまくりだった。
わからなった・・☆
あまりに評判が良かったので、鑑賞。 ・・しかし、スミマセン・・自分には不向きだったようです。 正直、メチャクチャの展開に思えてしまい どうしてこんなに評価が高いのか 謎でした。 PG12というのは、最初に首がころがった時点でそうなんだ・と納得して その後もバイオレンス満載。 展開も早く 楽しめなくはないのですが、何だかなぁ・・ これは好みの問題なのでしょう。 新人の女の子も良かったけど、窪田正孝はボクサーなどストイックな役を するとすごく合う。 でも、一番は ベッキー!! TVの役でもそうだけど、復帰してからの方が、凄みがでてすごく面白い。 これから、いろいろ役に挑戦して欲しい。
まてまて
窪田くんがお芝居が素敵なのも前からわかっていましたが、おいおいおい。かっこよくないかーー??!私、こうゆう人に守られたいんだが!←知らねーよ。 映画も面白い。もしかしたら三池さん作品で一番好きかもしれない。 ベッキーも後半になるにつれどんどんハマってよくなっていく。
死ぬ気は無敵
最高。音楽、キャスト、ストーリー、全部。 事前情報は監督とタイトルと窪田くんが主演てことだけで視聴。 1日に2本見たうちの2本目だったので眠くなるかなーと思いきやめちゃおもしろ!セリフやシーンひとつひとつに無駄がなく、悪警官大森とヤクザ染谷が立てた計画がボロボロと崩れていくとことか、ゴキブリなみにしぶといベッキーとか、気づいたら巻き込まれてるただのボクサーとか全部好き。 おかわりも全然ありな超特濃エンタメ映画でした。
今どきのVシネ
三池監督と窪田正孝の最高な組み合わせの映画ってことでめっちゃ楽しみにしてました! キャストは実力派揃いの豪華メンバーだし、アクションも良かった!最後まで飽きずに見れました。 今回印象深かったのはベッキー。おばさんになったなーって思ったけど、めっちゃいい演技してる。何か振り切った感ある。 それと染谷。ギャグ要員で所々笑いを挟んでくれました。途中まで彼の独壇場だった。 主演の窪田は流石のアクションと肉体美。無気力だったレオが『死』を突き付けられてからの吹っ切れた感じ?投げやりではなく、死ぬ気で全力で生きるって感じが良い。最初と最後のボクシングの試合の変化がまさにそれ。それと何かガチバンの勇人に重なるなー。特にウルトラマックスの。またガチバンやらないかなー。 めっちゃ好きなタイプの映画だが、ヤクザ映画としては三池監督の『新.仁義の墓場』程の衝撃はなかったな。ラブストーリーとしてもちょっとパンチ弱いかも。 でもあの終わり方、結構好きです。
#18 死ぬ気になれば何でもできる
死を宣告されたら、死ぬ気で何でも出来るがテーマ。 恋人でもない女の子のために必死で悪者に立ち向かう窪田くんがいい。 もうちょっと初恋っぽく2人がイチャイチャする場面があっても良かったかな。
やるじゃん
48本目。 おお、やるじゃん。 会話の間の変化球が面白かったり、期待以上。 愛しさと、切なさと、なんて思ってたら、えっ? 意見分かれるのかな? 気持ちが、ちょっと切れちゃったし締まらない感じがする。 最後、踏切渡って終わりが個人的にはいいかな。
傑作!
なんの知識も入れなくて鑑賞。
なんだこれ、すごいぞ!
役者がみんな上手くて、脚本もしっかりとしてて、
破綻しなくて最後まで良かった。
特に、ベッキー良かったじゃん。
密かに木部さんキャラが好きで、あんなスキャンダルで
かわいそうだったよ。ほとんど、完全に、男が悪いのに。
純粋に信じちゃっただけなのにさー。
グロ苦手じゃ無ければ、楽しめるぜ。
追伸
最後まで、前田敦子だと思ってた。後からサイト見て違うって気付いて、ビックリした。
これ、まだ知らない人いるんじやないかな?
これぞエンターテイメント
別に映画でいつも泣きたいわけじゃない 複雑なストーリーを求めているわけでもない 昔の面白い映画ってこうだったよねって 単純明快に びっくりして、笑って、ハラハラして そこに初恋の胸キュンスパイス そしてラストほんわかして 観てよかったなーって思える 役者さんがいい仕事しています 特にベッキー最高!
個性的なキャストが振り切る爽快なエンタメ
三池崇史監督の新作。彼の作品をあまり観ていないので思い入れはない。初の『恋愛映画』ということだが、そちらのほうの味は薄め。かなりエグいアクションが炸裂するジェットコースタームービーだった。 主演はボクサーのレオ(窪田正孝)と親の借金のかたにヤクザに売られたモニカ(前田敦子似の新人・小西桜子)だろうが脇の個性がどぎつかった。 とてもヤクザの組員とは思えない染谷将太の壊れ方は可笑しくて仕方ないし、下っ端の組員の恋人(三浦貴大)を殺されたベッキーの壊れ方も別の意味で笑えるし、めちゃくちゃ楽しかった。 これはなかなかのエンターテイメントだ。
血みどろのカオスの中で生まれた恋
ヤクザと中国マフィアと悪徳刑事が暴れまわる歌舞伎町の夜。
裏通りの生臭さと血の臭いが漂ってきそうな画面の中で、ヤクザはキレて、中国マフィアは冷酷で、恋人を殺されたベッキーは凶悪な演技を見せる。
日本刀とナイフとピストルと、ショットガンとスタンガンが飛び交う。人の首も飛ぶ。血みどろのカオスである。
そんな夜に偶然出会った若い二人、レオとモニカ。
モニカは父親に虐待されていた。モニカの初恋の相手は、ろくでなしの父親を殴ってくれた竜司であるから、タイトルの「初恋」は不器用なレオにとっての初恋であろう。
戦い終わって朝が来て、逃げ切った二人はレオのアパートに消えていった。
映画の最後は、数えきれないほどのパトカーを引き連れて、ヤクザの権藤が運転する車が海の上の道路を突っ走る。突っ走る先に何があるのか、逃げ切ることが可能だとも思えないが、パトカーの群れを引き連れて走る光景はなぜか美しい。
カネと麻薬と売春の歌舞伎町、ホームセンターでのバトル、ラブストーリー。
いろんな要素が詰まった映画全体がカオスであり、そのカオスがしみじみ楽しい。
コメディ?恋愛??な極道映画
とってもいい映画でした。窪田くん狙いでいったけど予想以上にいい映画すぎてびっくり。
序盤、極道映画らしく、シリアスムードたっぷりだけど、事件の主犯格の染谷くんがヘマやらかしたあたりからコメディ要素満載!!正直、こんなにコメディに振ると思ってなかったです笑
演技派俳優たちによる、リアルの中にあるコメディ!!演技が上手いとこんなにも笑えるのか。何度も笑いました。
そしてベッキーのメンヘラは最強ですね。ベッキーの狂気的な部分がとてもセクシーに感じられました。
話しの展開的にもテンポよく進むので、飽きずに見れたのと、窪田くん待ちしてるとあっという間の120分。最近軟派な窪田くんばっかりだったけど、硬派な窪田くん見れてまじ眼福。
ありがとう、そのままで生きて。
予想以上! 劇場の後列席や、二階席で鑑賞するのがお勧めです。
あらすじを知っているつもりで出掛けて行ったのですが・・・・・、 実際に観て、ビックリしました。 何と言っても、仕上げ方や俳優さんの演技が、思いのほか、上品で、ひとコマひとコマの長さが、丁寧に整えられていて、最初から最後まで、誘導に乗っているだけで、十分、笑える作品でした。 また、スクリーン画面の全体を使いきって、いろんな仕掛けが組み込まれていたので、スクリーンに近くて取り込まれてしまいがちな1階席よりも、2階席のほうが、皆さん、盛り上がっていました。
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