見えない目撃者のレビュー・感想・評価
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迫真の演技に思ったより惹きつけられた!
昨日のレイトショーからもうすぐ利用停止になるTOHOシネマズ1カ月無料パス発動して、中国・韓国に続いての映画化となる見えない目撃者鑑賞して来ました。
制作会社ROBOTの作る映画は、安心して観れますね。
朝ドラ以降〜人気爆発と思いきや、イマイチ作品の役柄に恵まれず変なイメージ付いてしまった吉岡里帆さん
しかし今回の演技は、日本アカデミー賞の主演女優賞にノミネート確実!!ってくらい緊迫感あり引きつけられて、面白かったです。
海外版は観てませんが、最近の日本のドラマ観てれば、誰が怪しく犯人なのかはすぐ予想がつきますw
ただ日本の警察が、あんな単独で無謀の行動するとは思えない(^◇^;)
吉岡里帆の演技がすごい!
引き込まれた!
Q様といえばカズレーザー、やくみつる、宮崎美子、etc.
韓国映画で最恐といわれたサイコパスを描いた『ブラインド』(2011)の日本リメイク。そういえば、昨日TVでもタイムショック特番をやっていて、Q様のメンバーが出演していた。その中の問題のひとつに「吉根、小泉、浜口、岩崎・・・」(名前は吉根以外忘れました)というのがあって、思わず「京子!」と答えてしまいましたが、映画の中にも京子ちゃんが出ていたので驚きました。レイサといえばカズレイザーではなく、やっぱりF1レイサーだと思います。最近、仕事中TV漬けになってるのですが、、ニュースでは松田美由紀さんが心筋梗塞を発症したというショッキングな事実も・・・
主演は吉岡里穂。『音タコ』や『Pワールド』といった駄作続きで可哀そう(しかもロングキスやらレイプやらで大変)でしたが、久しぶりにいい映画に出演したという印象。だけど事故を起こして全盲となるという、やっぱり可哀そうな設定。それでも最後には勇気づけられるし、将来を何も考えてない男の子に夢を与える役で、明るい終わり方でした。
韓国オリジナル版ではサイコパスは産婦人科医でしたが、この日本版では今の世相にも通ずる脚本に仕上げられていて、すっきりしていたように思います。小道具やエピソードの伏線も見事に回収されていたし、スマホの利点を上手く使っていた。また、音響効果も賞賛に値するくらい見事に響いてくるもので、静けさと迫力のダイナミクスが活かされていました。
まぁ、ケチをつけるなら高校生があれほど大胆に警察やナツメに協力するはずがないとか、警察の内部資料が紙媒体ばかりでかなりアナログだったりしたことくらいでしょうか。
主役二人以外でも、最強バイプレイヤーの大倉孝二、田口トモロヲ、國村隼が固めていたりで、演技も申し分なかったことに加え、久しぶりに韓国オリジナルに日本が上をいった感じがします。グロ耐性のある方はぜひ劇場にて!
正義のミカタ
気持ちの沈む重さとオーバーなエンタメ感のバランスが良く、面白く観られた。
だんだん予想内に入ってきてしまう残念さはあれど、スピーディーな展開と容赦ない描写、盛り盛りのスリルの詰め込み方が好き。
「目の見えない元警官」という主人公なつめの設定がまず面白く、彼女の負う絶望の混ぜ込み方も絶妙。
冒頭からいきなり深い苦しみに突き落としてくるので、どうしたって彼女に気持ちを入れ込んでしまう。
警察学校の優秀な卒業生ならではのスキルの高さや鋭い洞察力の活かし方も上手い。
さすがにチートすぎる気もチラホラすれど。
ビデオ通話での生中継鬼ごっこ怖すぎ。アイディア光ってて最高だったな。
光の入らない眼に尋常じゃない力がこもる瞬間がたまらなく好き。背負い投げ〜!
無駄に喚いたり騒いだりしない犯人の寡黙さがまた良かった。程よいビジュアルも。
「愛の反対は無関心」とはよく言ったもので、凄惨な殺された方をした女子たちの親は何を思うんだろうと考えた。
それでもまだ無関心でいられるのか、深い悲しみを負うのか、後悔くらいはしてくれるだろうか。
そこの反応も見たいところ。
盲の人の生活のほんの一部をほんの少しでも知れて良かった。
帰宅後、毎日過ごしている家の中で少し目を閉じて動いてみたけど、ものの数秒で不安感に負けて目を開けてしまった。
いつもの通り道をしっかり目に焼き付けた上で動いてみてもこの様。
春馬がなつめに言うセリフ、素直に本当にその通りだと思う。
目が見えないことにより受ける理不尽な扱いとそのもどかしさ。
実際はもっと肩身が狭い思いをする人も多いだろうな。
吉野の身と成りを言い当てるシーンで唐突に涙腺崩壊。
でも、もし私が刑事の立場だったら、彼女の言い分を素直に聞き入れることができるだろうか…。
公正な判断をしろと市民は簡単に要求するけど、その線引きって難しいよね。
後引くキツさを残しつつ、気持ち良くまとめた最後にも満足。どうか家族のようになって欲しい。
無理矢理な点やツッコミ所もなかなか多いけど、それを越える面白さと突き抜けがあったと思う。
想像以上に良かったのが吉岡里帆の演技。
目が見えないという制限の中で苦しみながらも、芯にしっかり強さのある女性を見事に体現していた。
写真撮っていいですか?のシーン可愛い。
暗い瞳の表現も素敵だし、彼女の顔や凛と通った声がよく合っていた。
ちょい役の豪華キャスト陣もそれ自体はノイズにならず、さりげない存在感が心地良い。
韓国映画みたいだなーと思っていたら、韓国映画のリメイクだった。
元の作品も観てみたい。
よく出来たサスペンス映画❗
それぞれの微妙な関係性を描けてる秀作
面白かったです。
それぞれの登場人物の微妙な関係性が意識されて描かれていて、それぞれの優れた役者の方々の演技だけでなく、脚本・演出としても優れている映画だと思われました。邦画ではこの微妙なそれぞれの関係性を描けている作品もそんなにないのではと。
(例えば、木村刑事(田口トモロヲさん)と髙橋一課係長(酒向芳さん)との重層的な関係性を声のトーンで使い分けるちょっとした場面など、このカットに限らず様々な場面でそれぞれの重層的な関係性を、さらに時間過程で微妙に変化して行くさまを、脚本・演出の段階で意識的に描いていたとは思われました)
この微妙なそれぞれの登場人物の距離感がリアリティと自然さを映画全体にもたらしていたと、この脚本家・監督は人間を深く分かっているなと、ずっと感心しながら見ていました。(偉そうでスミマセン‥)
この人間本来のそれぞれの微妙な距離感の理解こそ、この作品を優れた作品にしている本質だと思われました。
もしこれが邦画オリジナルなら満点でも付けたいぐらいに、(それはそれで良さもあるのですが)距離感が2段階ぐらいしかなくさらに固定もしている(いわゆるキャラに特化し過ぎの)他の邦画も(もしリアリティを意識してるなら)参考にして欲しい作品だったと思われます。
皆さんも書いていますが、吉岡里帆さんの演技は今までの評価が変わるぐらい良かったと思われました。素晴らしかったです。
あと映像演出も、人口音の使い方も上手いなと。
グロが絶対ダメな人以外は、お勧め出来る秀作だと思われます。劇場でぜひ。
後半の逃走シーンが良かった!!
「ドント・ブリーズ」のようなスリラーを期待したので、後半の地下鉄駅構内の逃走劇と終盤の攻防戦は楽しめました。あと1つくらいスリラーシーンが欲しかったです。128分もあり、特に中盤の主人公以外のシーンが長く感じました。非協力的だった春馬君が協力を決めたシーンがなく、他にも「あれっ」と思う省略箇所(主に、どうしてここを知ったのかや、移動できたのか等)が気になった一方で、中盤はグロやオカルト要素が必要より多く感じ、バランスがあまり好みではありませんでした。被害者視点のシーンや國村隼のシーンもテンポを損なうと感じた(犯人の台詞等から考察させて欲しいので、背景を馬鹿丁寧に説明する必要はなかったと思います)ので、無くして120分位で良かったと思います(個人的には、スリラーに特化して、それより更に短くても良かったです)。警官二人がそれぞれ単独で突撃したのはアホだろと思いましたが、パルの突撃は泣けました。吉岡里帆さんは薄化粧で、決して諦めない姿が魅力的でしたし、高杉君も柳楽君みたいなギラつきがあって良かったです。ほっしゃん。が不意に現れて笑えました。
ツッコミどころ満載でも気にしない人向け!
演技の良し悪しで評価するのを止めよう
けっこうエグい
映画の内容は、ミステリっていうより、スリラーというか。
連続猟奇殺人鬼とのチェイスもの。
警察が間抜けすぎるのと、殺人鬼がなかなか主人公を殺さないのが引っかかってしまいましたが、全体に面白く。
冒頭の複数のシーンが伏線になってるのが見え見えで、落ちは予想の範囲内ではあったものの、すっきりしたし。
吉岡里帆ちゃんと、高校生の少年役の高杉真宙くんとのバディものを期待していくと、けっこうエグく感じちゃうかも。
肉体損壊部位のクローズアップや、刃物が肉体に埋まっていくシーンなど、グロテスクな表現から逃げていないのだ。
年齢制限はなるほど、と。
そのあたり、逆に私は好感を持ったのですけれども、一般的にはどうか。
ドキドキ!ハラハラ!もやもや・・・
目が見えないからこそ、他の五感でヒントを得ていく過程は面白かったし、ドキドキした!
犯人から追いかけられる場面もドキドキ、ハラハラでした。
でも、追いかけられてドキドキしながら同時に
なんでみんなそんなに単独行動好きなの!?
地下鉄ってそんなに人いないの!?
てか、まず警察呼ぼうよ!近くの人に助け求めようよ!
なんで応援待たないの!?
いったん引き返そうよ!!
みたいな感じで心の中ではツッコミつつみてて、もやもや感あり、ただドキドキ感を楽しめなくて残念・・・
犯人も出てきた瞬間から犯人オーラあるし、まぁそれはあるあるだからいいとして、
あれ、ワンチャン結局大丈夫だったの??
あれ、犯人に仕立て上げられた人と犯人の関係って結局なんだったの??
あれ、犯人死んじゃったよ・・・
まぁとりあえず、もやもやがたくさんのお話でした。
吉岡さんの演技に賞をあげたいくらい
自分は高杉さん目当てで映画を見たのですが、吉岡さんの盲目の演技にハマりました。
これは劇場で感じてほしいです。吉岡さんの一生懸命さは十分に伝わるはずです。
あまりスリラー系の映画は見ませんが、劇場で見るととても臨場感があり良いですね。
スリラー系に付きものの「一人でそこに行っちゃ・・・」みたいなのはありますが、
それも演出の一つとして良かったです。
脇役の方々も素晴らしく、刑事役の田口さんは準主役だろうと思う程印象的です。
大倉さんもハマり役でしたし、さすがベテラン勢は安心して見られました。
高杉さんは実年齢よりも若い設定での役でしたが、今時の高校生らしい振る舞いなど、
吉岡さんとのバディ感も相性が良かったですね。盲導犬のパルも最高に良い演技でした。
誰か居ますかー?
ハラハラ感はあった
里帆はすごい
最後は決まった!吉岡里帆カッコいい
吉岡里帆が演じるなつめが失明してしまう事故のエピソードは、ちょっと強引さを感じた。でも、事件の発端となる出来事が起こってからは、どんどん引き込まれていく。
「目の見えない人は世界をどう見ているのか」という伊藤亜紗さんの本を読んでいたので、視覚障害者が、聴覚、嗅覚が研ぎ澄まされているだけでなく、掴まっている相手の腕の動きからでも心の揺れを感じ取る力があることを知識として持っていた。この作品では、どんなふうに視覚障害者の感覚を表現するんだろうと予告編を見た時から気になっていた。
なつめが感じる外界を映像と音を使って観客が自然とトレースできるようになっているし、パソコン、スマホを小道具にした場面が随所にあって、物語のいい味付けになっていた。
前半での小さな山場、中盤を過ぎたあたりで大きな山場、そして、なつめがトラウマが克服してクライマックスへ。クライマックスでは、見ている方の気を揉ませ、さんざんドキドキさせてお約束のフィニッシュ。
決まった。吉岡里帆カッコいい。
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