劇場公開日 2019年9月20日

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見えない目撃者のレビュー・感想・評価

全397件中、221~240件目を表示

4.0視覚の死角

2019年10月2日
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U-3153

3.0彼女は事件の時からずっと自分を責めている。暗い海の底を歩いているようなものだ。

2019年10月2日
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鑑賞方法:映画館

予想以上に役者陣の好演が光る。にっこりとした笑顔だけが武器だと思ってた吉岡里帆の緊迫感、高校生からサラリーマン、警察官から犯罪者まで役の幅が広い高杉真宙、ダラケた役もシリアスな役も独特な存在感の田口トモロヲ。
展開がハラハラして見入ってしまうが、終盤はどうも解せない。おかしいだろって事ばかりで繋がれていくので、最後のなつめの笑顔を見ても素直に喜べない。弟のときはあれほど苦しんだのに、あの二人のことはなんとも感じていないのか?って。

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栗太郎

4.0サスペンスドラマの傑作

2019年10月2日
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鑑賞方法:映画館

故テレンス・ヤング監督のサスペンス映画の名作にして、永遠の名花オードリー・ヘップバーンの真に迫る演技で映画史に名を残す『暗くなるまで待って』(1967年)が、恐らく起源でしょう。犯罪に巻き込まれた盲人に次々迫りくる恐怖は、サスペンスドラマにとって絶好の素材で、本作はその系譜に連なる、間違いなく傑作です。

ある事件の唯一の証人である盲人が、協力者と共に事件を追及し、警察を巻き込んで真相に迫る、そのプロセスを昂揚させていく誘導手法は見事です。
ローアングルを多用し、基本的に寄せカットで迫ることで画面に自ずと緊張感が高まり、カットを小刻みに割ることで張詰めたテンションをハイレベルで継続させています。偶に織り込む遠景ショットは、引きカットで固定させず、パンさせることによってテンポよくストーリーは展開します。

映像の視点は三つに置かれています。
一つは吉岡里帆扮する盲目の主人公・浜中なつめ、二つ目が高杉真宙扮する協力者の高校生・国崎春馬、三つめが田口トモロヲ扮する定年間近の木村刑事、其々の見方と切り口で交互に描かれていきますが、盲目になった原因にトラウマがあるなつめは情動的で行動的、春馬はクールで気まぐれ、木村は論理的で着実・地道、と各々のアプローチのニュアンスが異なり、一巻のサスペンスドラマとしては、この趣の異なる三つの潮流がスパイラルに絡み合い、巧妙に紡ぎ合わされることで、物語の深長さが増し緊迫感を多重的に広げて沸き立たせてくれます。
中でも難役を鮮やかに熟した吉岡里帆の、飾り気のない素面に近い風貌での、毅然としつつ可憐で精悍な演技は、本作の妙味を大いに増していました。

これらによって、犯人が明らかになるまでは、得体の知れない戦慄と恐怖がスクリーンを覆い、主人公の一挙手一投足に、将に手に汗握らせる緊迫したスリリングな展開が息を着かせぬテンポで進み、サスペンス映画の醍醐味を堪能出来ます。
ただ犯人が判ってからはサスペンスドラマの色合いが一変し、猟奇的で嗜虐的な狂気に満ちた凄惨なホラー劇となったといえます。

「もし」が可能なら、『暗くなるまで待って』のように、なつめ視点だけで描いて、終始観客を暗闇の恐怖下に置いてみては如何かと思うしだいです。ただ脚本と演出、そして映像処理に格段の技量が求められるとは思いますが・・・。

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keithKH

4.0主演の吉岡里帆さんの好演が光りました

2019年10月2日
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風俗で働く少女たちの失踪の背後にある猟奇殺人事件を、目が見えない元女性警察官(吉岡里帆さん)が独自の調査と推理で解決に導くサスペンスドラマ。なかなか難しい役どころだったと思いますが、吉岡さんがハンディキャップのある主役を好演、全体としてスリル感溢れる引き締まった作品に仕上がっていたように思います。肝心の真犯人の隠れ家の見付かり方がいかにも安直、またその家宅(邸宅)のセットも安っぽかったのはちょっと残念ではありましたが、ご愛嬌と割り切りましょう。オリジナル映画の影響か、かなりグロな場面が続くところがあるので、苦手な方は一応留意された方が良いと思いました。

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ホワイトベア

4.5吉岡里帆熱演! 是非 劇場で!

2019年10月2日
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「R15+ギリギリの際どい映画」というふれこみもあり、公開前から注目していて、レビューの内容次第で観ようと思っていた作品。
「サスペンスやスリラーだけを推している映画ではなくて、未来を見い出だしていくヒューマンドラマとしてもあったかいメッセージ性の強い作品」と吉岡里帆が映画予告で言っていて、レビューの評価・書かれている内容が、かなりいいので迷わず観ました。

公開から2週でランキングBEST10圏外になってしまってますが、劇場はほぼ満員でした。

1996年公開の『セブン』は気味が悪くて後味悪くて”救いようのない”映画だったけれど、
この映画は単なる猟奇サスペンスではなく、人生や社会の「闇」や「孤独」についても描いています。
この事件を通じて、ある出来事がきっかけで盲目になってしまったなつめが、弟の死を乗りこえる成長物語にもなっています。

ただ、「サスペンス」として「犯人探し」を重視してしまうと肩透かしをくらいます。
スリラー度はか・な・り高いです。
(へたなオカルトよりも“容赦ないシーン”があるので、苦手な方は決してひとりでは観ない方がいいです...)

最後の20分に少し残念に思うところが散見され、そこが惜しいのですが、吉岡里帆の熱演もあり 少し”甘め”の採点。

安易に誰にでも勧められる映画ではないですが、こわい映画好きな方は「観て損はありません!」
【お勧め度】・・・ ☆☆★ (星2つ半)

ちなみに私は吉岡里帆のファンではありませんし、今まで彼女の出演した映画やドラマは見たことがありませんでした。
浜辺美波同様、今後注目したい女優がひとり増えました!
(^^)

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かぷち~の。

3.5思っていたものとは少し違うかもしれない

2019年10月2日
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まず、この映画は犯人探しモノという点では少し物足りないと思います。
というのも、犯人の姿は顔が隠されているとはいえ割と序盤からちょくちょく登場しており、その姿に当てはまる"犯人候補"はごく限られており、その上この作品はミスリードはほぼ行わない親切設計なので、大半の方は劇中の主人公より先に犯人がわかるのではないかと思います。

ですのでこの作品のメインはやはり犯人との直接対決の部分ということになるかと思います。
これに関してはとても楽しめました。
緊迫感あふれる攻防、気持ちの良い伏線回収・・・
ただ、対決シーンでもちょいちょいご都合主義的でちょっと引っかかってしまう場面はありましたが、
それでも、対決の山場のあのシーンの素晴らしさのおかげでそのあたりのマイナスポイントは帳消しになりました。あのシーンはぜひ劇場で他の観客と共有していただきたい。

人間ドラマ・社会ドラマ的な要素に関しては、あるにはありますけど、個人的にはあくまで添え物程度かなと感じました。むしろこれに関してはこのぐらいがちょうどいいのかもしれません。

ちなみにR15の割にそんなにグロくありません。
グロが苦手で敬遠している人でも見れるレベルだと思います。参考までに。

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タランティン・クエンティーノ

4.0盲導犬も頑張ってましたね。

2019年10月2日
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終盤の自ら危険に晒すのは、皆さんの言われる通り。ヤバイ所でお利口なパルは存在感ありました。ワンダフルライフの新作が、余りにも悪戯ばかりの駄犬だったから、今作品で、偉いぞワンコと頭撫でたくなりました。
死亡フラグ立つと、あっさり殺された人達は
劇中で重要な役割だったのに、理不尽でした。

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がんちゃん

2.0この話は有り得ない

2019年10月2日
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Scott

5.0この大傑作を観ないで死ねるか!

2019年10月2日
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泣ける

楽しい

興奮

この映画は韓国の映画「ブラインド」の日本版という事です。私は韓国版も中国版も観ていません。

まじ!クソ使えねえ!クソ虫が!

すみません。これから言う事はかなり恣意的に
なります。

韓国映画はその圧力が凄いです。我が国の映画はレイテングとか、スポンサーへの忖度とか、
テレビ局へ慮ったり、芸能事務所のバーターとか・・・

空気を読みすぎる!

韓国映画は違います。クリエイターの思いが一番です。邦画では表現しきれない部分まで描かれます。本当に尊敬します。

例えば「海にかかる霧」残酷だし、エグい映画です。その圧力に圧倒されっばなしでした。正直面白い!

これから本作について語ります。

まず吉岡里帆の熱演!凄い!
朝ドラ「あさがきた」の、のぶちゃんのイメージ。ユーアールであーるのイメージ。コメディエンヌ。違います!

いつも笑ってねえよ!このタコ!

本当に上手い!途中から吉岡里帆じゃなくて
なつめにしか見えなくなりました。心理の機微の表現。襲われる恐怖。犯人と対峙する度胸。
伝わりました。大女優です。

いつもは脚本については言及しませんが、ささやかなネタバレをします。全体の20%位します。いやな方はここでやめて下さい。

この映画の肝は最初の15分です。 そこが終盤で回収されていく。快感です。「バック ツゥーザ
フューチャー」に匹敵する名脚本!凄いです。

過去の名作「羊たちの沈黙」「暗くなるまで待って」などのオマージュも感じました。

はっきり言って今年の邦画で一番面白かったです。

この大傑作を観ないで死ねるか!

言葉が汚くてすみませんでした。

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masami

4.5この内容の濃さで2時間でまとめたのすごい

2019年10月2日
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正直言うと吉岡里帆が苦手だった。なんか媚び売る役が多いイメージがあって…でもこの作品はそんなものは微塵もなく、むしろ彼女が好きになるくらい良かった!

前半はそんなに緊張することもなくテンポよく進んでいくんだけど、その中に作品の根幹となる情報が無理なく詰め込まれてて。転じて後半は犯人との攻防が色濃く描かれている。
ただしツッコミ所は多々ある。犯人さっきまで容赦なく人殺してたのにこいつは殺さないんかい!とか、いや行くの!?そこは警察待っとこう!?とか。心の中でめっちゃ叫んでた(笑)

人間ドラマあり、サスペンスあり、グロテスク(しかも結構なグロさ)あり、アクションあり、と様々な要素があるのに約2時間で見事にまとめあげられた脚本は見事!韓国モノかぁ…と観るのを迷ってたけど観て良かった!

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ちゃんるー

3.5ストレートなストーリー

2019年10月1日
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どんでん返しもなく、おそらく初見でも犯人が誰か途中で気付けるのではないかなと思います。
それでも、吉岡里帆さん演じる主人公たちの頑張りとストレートなストーリーは飽きることなく楽しめました。

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彬

4.5フラグ建築士だらけ

2019年10月1日
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悲しい

怖い

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0k0

3.0吉岡里帆は良かったが傑出した作品ではない

2019年10月1日
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警察学校を卒業した夜、自ら運転する車で事故を起こし、弟を失うとともに自身も視力を失った吉岡が、誘拐事件に遭遇し事件の真相に迫っていく。ボロボロになりながら戦い抜く吉岡がめちゃ魅力的だった。ファンにはたまらん作品だろう。

ただし映画としても、サスペンスとしても傑出してはいなかった。激しく感動した「重力ピエロ」を撮った森淳一の監督作なのだが……。

吉岡以外では定年前の刑事を演じた田口トモロヲが印象に残った。素晴らしい存在感で助演男優賞候補だ。

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エロくそチキン

4.0スリリングさを追い求めている映画

2019年10月1日
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がさいれ

3.0ホラーです

2019年10月1日
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クライマックスの感じではサスペンスていうよりホラーですね
小さくまとまった良品で退屈しませんでした

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hachi

5.0面白かった

2019年10月1日
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ハラハラで面白かったです。

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ふさ

5.0いろんな孤独の描き方

2019年10月1日
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楽しい

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J24

5.0スリル感◎

2019年10月1日
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ホラー的に怖かった!
最後まで ドキドキしながら観賞しました
つっこみ所もたくさんあったけど・・まぁ良しとして!
多くの人に観てもらいたいです

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あるか

5.0(ネタバレ無し)引き込まれました…

2019年10月1日
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元ネタの韓国映画の方は観ていませんが、ストーリーも起承転結も分かりやすかった。
グロテスクなショッキングなシーンがとても多いので、耐性が無い人にはきついかも。
邦画ではここまでのショッキングなシーンはあまり見たことがない(内容の無いB級映画は除く)
特に犯人との絡み(地下鉄で逃げるシーンや、犯人と対決するラストシーンなど)は、臨場感・緊張感があり、息つく暇もないようだった。
映画館でも、「危ない!」とか「キャー」とか声が上がってしまうのを度々聞きました。
最初から最後まで、1秒も退屈にもならず、眠気も襲ってこないほど、引き込まれました。
主演の吉岡里帆さんは、よくネットで演技のことを叩かれているのを拝見するが、
この映画を観て尚、演技にケチをつけられる人が居たら、俳優になったほうがいい。
他、周りを固める俳優陣も、ベテランはもちろんだが、高杉さんや、女子高生役の子たちもとてもよかった。

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もちくん

4.0恐すぎる❗

2019年10月1日
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ハラハラドキドキの連続で、何度か叫びそうになり、必死で堪えました。
見えない怖さは想像以上だと思いますが、怖くて涙まで出てしまいました。

最後まで飽きずに観られました。
「人間○○」と迷ったのですが、こちらを観て良かったです。

ただ、何点か突っ込みたくなるシーンがありました。見えなくても、あんなに走れるものなのか?
R15指定になるほどなので、食事後すぐの観覧は辛かったです。

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くろすけ