ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形のレビュー・感想・評価
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アニメファンなら劇場で観るべし!
序盤の印象は何時も通りのもっさり感、
それは仕方ないとしても今作は視覚からと聴覚からの情報がちょっと噛み合わない、台詞が無いと行動動作が理解し難く感じた、脚本・演出と絵コンテ・作監の意志疎通が図られて無いかの如き印象。
中盤以降を観て、
作画は映画としては物足りなさもあるがTV 版同等位の水準は保っていた、その作画班の頑張りに文字家が答えきれてない、特に脚本と構成は猛省すべし。
総評、
とはいえ今作は外伝ということだし、
来春?の本編映画版への布石と捉えれば由、何だかんだ言っても他社作品と比べ十分水準は高い。
寄付程大げさでなく、劇場にお金を落とすだけも一つの選択、いちアニメファンとして劇場に足を運びましょう。
やはり泣かされ
テレビシリーズで予期せず泣かされてしまい、それがひっかかって映画も観賞。
やっぱり無理でした。今回も我慢できずというか自然に涙が…
心動かされる作品、ありがとうございました。
今回は前半部と後半部に別れていて、その二つで一つの作品でした。通しで良かったんですが、前半部だけでも完成されていてテレビシリーズならこっちだけで終わっていたような気がしました。
劇中ちょくちょく天体観測の場面や話が出てくるんですが、そのきっかけになる話が好きだったので個人的に良かったです
郵便配達員が運ぶのは幸福だから
前後半2部構成
姉と妹の各々の切ない愛情の話。
レビュー見て、映画館に行こうか迷っている人は是非自分で見てください。
(以下ネタバレ)
「エイミー」から、魔法の言葉を記した最後の手紙。
テイラーから、幸せを届ける初めての手紙。
どちらにもヴァイオレットと、ベネディクトが関わっているが、個人的にはTVシリーズでは今一つだったベネディクトが良かった。 間違いなく今回のキーパーソン。 届ける側にも焦点が当たっていた。
最後はテイラーが手紙を届ける未来ビジョンが有っても良かったかな? もっと姉妹2人のハッピーエンドを予感させて欲しい。
ルクリアも幸せそうだし。
結果として、手紙が繋ぐ3義姉妹の話⁉️
美しいキャラクター
テレビアニメは未視聴でしたが、問題なくストーリーに入り込むことが出来ました。とにかくキャラクターの目がとてもきれいで、表情がすごく繊細に描かれているので、物語の内容は特別に思うことはなかったのですが、なぜかすごく「綺麗な世界」という印象が残りました。バイオレットとイザベラが出会って、学校での生活や、友情が芽生えていく頃の前半は、とても興味深く観ていました。後半は、どうして?と思うこともありましたが、とにかく観て良かった映画です。
おのれNetflixめ‥‥
自宅にはテレビがなく、実はTV版は未視聴です。Netflixが配信権を独占しているため、自分が契約している他の配信サイトでは提供していません‥‥
という訳で付いて行けるかが不安でしたがソレは杞憂に終わりました。サスガにサブキャラ同士の関係性までは察せませんでしたが、物語を味わう上では然程問題にはなりませんでした(勿論公式HPなどでの予習は必須)。
さて凄惨な事件については触れませんがそう云う事もあったので、着席率8割ほどの観客も皆思う所あって劇場に足を運んだのかも知れません。自分も京アニ作品は好きですし制作評価も高いですが、やはり作品は作品として観たいと思います。
とは言えソコはサスガ京アニで、動画も美術も相変わらず高い水準で仕上がりについては文句なしです。構成を2編に分け、双方を嵌めず折り重ねないA面B面的に構成したのは解りやすくて正解だと思います。イザベラの心境描写やテイラーの良い子演出も、展開テンポ・リズムも良好、シンプルで見やすく優しくキレイな台本でした。
そうは言っても些細な疑問はありました。大貴族・ヨーク家の娘として高貴に扱われるイザベラの身の上がナゼあの立場から?と言う箇所の、もう少し具体的な描写があれば良かったなと思いました(或いはTV版本編を見ていれば察せたのか? おのれNetflixめ…w)。
※ここは勘違いした可能性あり。
自分も「伝える」仕事をしてますが、言葉にはたとえその文章量がわずかでも魂が宿り読む人の心を揺さぶると言うテーマを、こうも暖かく柔らかいお話に織り上げる技術と感性は、京アニならではの職人技だと言えます。ファンでもアニヲタでも一般の方でも、見る人の区別なく一様に感動をもらい、満足をお土産に持ち帰られる事請け合いです。
そして来年1月予定の作品は残念ながら延期。仕方ない事情ですし理解にもおつりが来る程に皆さんもお察しでしょうから、楽しみに待っていましょう。
最後に、一連の事件の被害を被った関係各位、亡くなられた方々のご冥福と、今も入院治療を続ける方々の一日も早い回復を願いつつ、ふたたび日本最高水準の作品を世界に展開される事を大いに期待しています。
とても良かった!
90分と短い時間ながら姉・妹どちらのパートも丁寧に描かれていてとても良かったです。
涙腺崩壊要素はTVシリーズほど高くないと思うけど、事件の事を思ってか完成した作品を観れて始まった瞬間からウルウルしてました。(^^;)
個人的には姉妹の再開も観てみたかった(エンディングでの止め絵でも良いので)気がするけど…別の方のレビューで妹パートはオリジナルらしいので(私はアニメのみで原作未読)後々は姉妹の再開を描いたパートもできたりしないかな?
やさしい映画
誰も傷つかず、誰も傷つけず、登場人物だけでなく観る人の心までも幸せにする作品。
京アニの事件に関係なく、ストーリーに涙があふれる。
事件に関係なく涙が出るからこそ、エンドクレジットでは溢れる嗚咽を抑えきれなかった。
劇場版の公開を何年でも待ちますし、
公開中にまた足を運びたいとおもいます。
とても感動しました。
ここを見て!
美しい映像に美しい音楽。
そこも素晴らしいのですが、初めての人も2回目の人も、映像以上に、うまく構成された物語に注目してほしい!
物語は大きく前半と後半に分かれてるんですが、後半が実はすべて前半の反復と対比になってるんです。
物語の前半、ヴァイオレットは鏡のように依頼者の気持ちを静かに受け止めて、依頼者の心を解きほぐして心の奥に隠れた本音を引き出していく。そこまでは心の奥の声を手紙に代筆する自動手記人形としての素晴らしさでした。
そこまででも素晴らしいのに、そして後半、ヴァイオレットが前半で一緒にやってきた事を繰り返すのです。まるでそこに居ない人の代理であるかのように。会えないあの人の代わりとなって。。彼女の優しさが溢れでる。
他にも対比になっている場面が次々と。
この構成に気づくか気づかないかで物語後半の仕草や言動の見方が大きく変わり感動が倍増します。
言葉に出さないけどヴァイオレットの優しさが行動の全てに詰まっている後半の物語。もし気づかなかった人はもったいない。
実は原作の外伝小説でも描かれていなかった後半は完全な劇場版オリジナル。
行動まで代行するかのようなヴァイオレットの関わり方はTVで描かれた事のなかった彼女の新しい一面では無いでしょうか。
今回始めて監督に挑戦した藤田春香監督の素晴らしい仕事でしょう。京アニに素晴らしい監督がまた出てきました。
是非そのあたりに注目して見てみてください。
全てが最高ってわけじゃないけど。
スクリーン全体に『kyoto animation』の文字が映し出された瞬間胸激アツでした。
全編にわたり京アニクオリティで特に引きの画は凄すぎ!と言うほかにありません。
2部構成の作品は前半はもの凄く良いだけに後半に中だるみがちょっとあって残念。
前半パート、特にバイオレットの手をギュッと握りしめるシーンは胸熱です。
深く考えなければTVシリーズ見ていなくともそれなりに楽しめると思います。
京アニの作品をそんなに見ていない人でもこれは劇場で観た方がより京アニの凄さがわかる事間違いない。
劇場版観た後でTVシリーズ見て次回の劇場版に想いを馳せるのも一興かと。
「美しい」作品
芸術作品や絶景の景色を見ている様な、とても美しい作品でした。心が洗われた様な気がします。
テレビシリーズの時から毎回毎回とにかく「美しい」という印象でしたが、今回も期待通りでした。
映画を評価するとか粗探しをするとかではなくて、ただただこの世界に入り込んで欲しいです。
動作の細かいところだったり、時間の流れを表す描写だったり、各所のBGMなんかも完璧でした。
アニメーションでここまで出来るのかと驚きました。
いや、アニメーション「だからこそ」ここまで出来たのかもしれません。
テレビシリーズを見ていた人はもちろん楽しめますが、見ていない人も十二分に楽しめると思います。
「外伝」と呼ぶにはあまりにも素晴らしい作品でした。
美しく王道
完全に予備知識ゼロで見ました。完全にやられました。
ドールとかは結局のところよく分かりませんがそんなところはどうでもいいです。
中盤で届けられる魔法の言葉、ここからはノンストップで涙腺崩壊。
お互いを思う美しさ。繊細な画面、環境音、BGM。
流石京アニとしか言いようがない素晴らしい作品です。
世に届けてくれたことに感謝を。
素晴らしいものは素晴しい
TVでは戦争のシーンからスタートしてるので時代背景やバイオレットの過去が強烈に印象に残っていたが、本作品では戦争の傷も癒えつつありながらもまだまだ傷後が残る背景を大変素晴らしい構成で描いている。
その背景の中で人と人との気持ちの繫がり、尊さが表現されていて最初から気持ちが入ってしまいました。
また、バイオレットの過去がよりそれらの描写を活かしている大変素晴らしい作品でした。
可能であればTVを見てから劇場へ行くことをおすすめします。
ただ、TVを見なくても十分に素晴らしさを感じる事が出来る作品である事には間違いないと思います。
残念ながら次回作の上映予定が未定となってしまいましたが、いつまでも待ち続けようと思います。
最後になりましたが、こんなにも素晴らしい作品を作られた皆様に敬意を払うとともに亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます
色鮮やかな白
この作品は、TVアニメシリーズとして製作された「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の外伝、という位置付けになっています。映画としては、単体で鑑賞しても差し支えありませんが、できればTVシリーズを全て鑑賞したうえで観ていただきたい作品です。
とくに、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(代筆業をしているヒロインです)に関して、特別な説明がありません。この映画では、ある姉妹を中心にして物語が進んでいきますので、ヴァイオレット自身の過去や経歴については最小限のことしか分かりません。彼女の物語を知っている方に向けて、「外伝」として語られる作品であることをあらかじめご承知おきください。
本編では、とくに派手なバトルやアクションシーンはありません。魔法も超科学兵器も出てきません。我々の世界とは異なる世界の物語ですが、極めて近似の世界として設定されています。
この映画は、とても静謐な作品です。そして驚くほどに豊穣です。
驚かされるのは、前半パートのクライマックスの、舞踏会シーンです。
参加者のご令嬢たちは、皆が白のドレスを装い、白いブーケ、白のコサージュを身に着けて踊ります。
その白の、なんと色鮮やかで豊かなことか。アニメの歴史に残る名シーンと言って過言ではありません。ぜひ劇場の大画面でお確かめください。
ストーリーは、良家の子女のみが通うことを許される全寮制の女学校で暮らすイザベラのもとに、「教育係」として雇われたヴァイオレット・エヴァーガーデンがやってくるところから始まります。
イザベラはある事情があって、未来への夢や希望を失っています。
このシリーズでは、「手紙」がとても重要な小道具として使われています。
この映画でも、やはり「手紙」が大きな役割を果たします。
それがどのように描かれるのかは、ぜひご自身でご覧になってください。
京都アニメーションという会社が、何を創りたかったのか。
その答えのひとつが、この作品にはあります。
テレビシリーズは未鑑賞ですが、応援も込めて。
京都アニメーションの作品は、「リズと青い鳥」が珠玉の作品としてお気に入りなので、7月18日に起きた事件の理不尽な暴力に対しての抵抗と京都アニメーションへの応援も込めて鑑賞。
19世紀末のヨーロッパ風世界に、こだわりの設定と背景美術。
レンブラントの絵画を連想させるライティングや映像美術にとにかく圧倒される。
ヒロインもお話も、地味で少し単調な印象を受けるが、とても抑制されたドラマ演出などで、好感が持て標準以上の出来栄え。
新海誠作品などの写実性の強い背景よりも、若干デフォルメがされているが、美しくてこだわりの映像世界に、通底する気持ち良さを見せてくれる。
劇中でとても好ましく思ったのは、「自動手記人形」の同僚が結婚しても仕事続けていく決心をした描写などは、寿退職が当たり前の時代設定にも今日的な意味があると感じた。
もちろん義手のヒロインの発想も、人間賛歌として素晴らしい。
服を着た女性のボディラインや小太りな少年の肉体のラウンド感などの線や動きのこだわりも、素敵。
テレビシリーズも是非観たいと思う出来栄えでした。
京都アニメーションは本当にすごい!
今朝、観てきました。朝一番の上映にもかかわらず、入口に長い列ができました。
映像が本当に美しく、ストーリーも後半とても感動的で、音楽も良く、素晴らしい作品です。
新作は、当初予定が延期されてしまいましたが、期待して待ちたいと思います。
京都アニメーションのファンだけでなく、すべてのアニメーションファン、映画ファンに観てほしいと思います。
良い話
テレビシリーズと変わらず良い話でした。
テレビ本編が好きな方はぜひ映画館の画面と音響で観ることをオススメします。
強いて言えば劇場版というよりは前後編のTV本編もしくはOVAのような内容に感じました。
ですが安定して面白いので来年放映?の次回作も期待できそうです😊
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