パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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格差等問題が世界全体でエスカレートしている事をどうすべきを問いかけています。
最初から最後まで全編を通して観てきました。普通に何も変わらずにスタートしたのもつかの間。最後は阿鼻叫喚の場面に変わり、全く言葉が出ません。
格差が更に格差を生み、エンドレス化して犯罪に繋がって行く事、フランチャイズ問題、ネットワーク問題=SNS炎上、気候変動による大雨洪水、避難所の諸対策問題、学歴社会問題、高齢化、単身世帯増加、医療福祉問題等もこの映画内にテーマとして出てきています。
自分だけ、金だけ、今だけの自分優先主義が世界全体で拡がっている事もこの映画で取り上げています。
普段の生活で意識して気をつけて行く事をこの映画は問いかけています。
馬鹿な家族のお話
人に感謝する事を忘れるなと厳しく躾けられてきたので、この家族には全く感情移入できなかった。
仕事を与えてもらっているのになぜ感謝出来ないのか。
愚行の数々に辟易する。
貧しいと性根が腐るのか?
恥知らずで遠慮もない、
この図々しさにとにかく腹が立った。
これは躾とは別次元の話かな。
たまたま、この家族がそうだっただけかもしれないが。
あと、
下水逆流して、全身に下水浴びるとか無理。
その後、避難するがやけに綺麗になっていてビックリ。
逆恨みで主人を殺す浅はかさにもビックリ。
娘を刺した男じゃないんだ!?
アカデミー賞受賞と高評価が邪魔をした。
ただのコメディ要素のあるドラマくらいに思っていたら、まだマシだったかもしれない。
私には合わなかった。
衛生面で汚く(下水)、精神面も汚く、
殺害シーンやラスト等、とにかくスッキリしなかった。
殺害をシレッとする 洗脳映画 見たくなかった。
演技はうまいが
見終わって、血まみれの殺害シーンと、貧乏になつていく暗示が、サラリと隠して入っている。
何日間も恐怖を感じる、不幸の映画!
潜在意識を地に落とすので、悪いことが、続けて起こった。
見なければよかった。
パルムドール受賞ということで鑑賞
貧富の差を上手い具合に表現していたと思いました。
一人一人のキャラクターが憎めない。
半地下家族が憧れる坂の上の富豪の家族でもその富豪の家の地下夫婦。
エンターテイメントとして観るなら凄く面白いと思いました。
連鎖を止めろ
承認欲求を満たすため、寄生した青年と恋愛関係を結び、共生を選ぶ無垢な娘。
匂いに染められた(半)地下の2人の夫。
それを見下す煩悩の塊、社長。
半分染まった青年。
連鎖を止めろ。
染み付く前に。
社会派映画の金字塔
周りで話題になっていたため、初めは話半分で見に行きました。見終わった直後はただ現代社会に対する批判的でありきたりな映画という感想を持ちましたが、鑑賞後の余韻から名作であると確信しました。
作品では裕福な家族(地上)と半地下に住む家族、地下に住む家族が登場します。作品中では半地下と地下に住む家族は互いに争い軽蔑します。地下に住むものは徹底的に自身と比較します。地上に住むものは地下を見ようとせず、(上から見ると)半地下と地下の差も見えないといった貧しい人と豊かな人の考え方の違いを示唆する作品と感じました。
作中ではその違いを緻密に作り上げられており、その完成度に感服しました。
自然な映像美
構図が上手いと言うか…、階段で構成された家に、町。考えれば考えるほどあれもそうだったのかしら、なんで思う映画でした。
とても面白かったです。
ピザ屋に文句を言われていたのにピザ屋でお客となっていることに使う側、つまりは上になるのだなと思いました。
最後父から息子へ贈れたとしても息子から父へ贈れる手段はなく、また前科者で学歴もなく病の母親を持つ息子はあの家を買えないことを示唆しているのかしらと思いました。(母の病というのは最後に咳をしていたから私がそうなのかなと思ったものです。)
これは疑問なのですがミニョクが初めに「ダヘと付き合う」と言っていましたがダヘが魔性の女なのか、ミニョクの妄想だったのかわかりませんでした。どっちなんでしょうね
途中までは面白かった!が…
初めて予告編を見たとき、公開したら絶対にすぐ観ようと決めていたのに、なかなか行けずにいる間に、様々な賞を獲って、どんどん大きな作品になってしまいました。
さていよいよ観に行けたわけですが…途中までは物凄いパワーで引き込まれて、ここからどうなる!?と期待しましたが…誕生日の外出にかこつけてリビングで盗品の酒盛りを始めた愚かさあたりから雲行きが怪しくなりました。
いくら偽証した身分で雇われたとは言え、もう少し賢く働き続けることはできないものなのかなこの一家。
そんなんだから貧困層に甘んじてるんだよ。
結局は自業自得っていう要素は少なければ少ないほど、この後がどんな不幸な展開になっても同情と共感が続くのにな、と思えてしまいました。
地下に棲みついた元男(あんなのはもう男ではない)はもうほぼ廃人でした。
その夫に稼いだお金で買った食べ物を運ぶ妻の元家政婦。稼ぐのなら安アパートにでも連れて行け。
この完全地下と半地下の対比は面白くもあり、どちらにも目に余る愚かさと思慮の足りなさがあり、ハラハラとかではなく、私は割とイライラしてしまいました笑
パーティから先は見ていられない退屈さでした。
どんでん返し的なエピソードやシーンは、多用するとどこが一番の見所なのかブレるように思います。
面白かったんだけど、不完全燃焼。
この不完全さが世の中的にはあれだけの賞と称賛を受けるのだな。ちなみに映像は最高でした。
特に、水没した半地下の我が家で、汚水溢れ出る便座の蓋に座ってタバコを吸うシーンは最高!
うなるなさすがアカデミー賞作品
まさかの韓国映画のアカデミー賞作品。
とても面白かった。
現代韓国の不条理がよく解る映画。世界中に格差社会の格差が拡がりすぎて、その格差社会を皮肉った、下層階級の家族が上手く上流階級の家族に入り込み、しめしめと、楽な生活を始める。
追い出した、家政婦を舞い戻ってきてから歯車がおかしくなり、理想郷が崩壊。
面白かったなぁ。
テーマはいいのに
何じゃこりゃ?
アカデミーって?カンヌかベネツィアならまだわかるけどそれでも作品賞は行き過ぎでは?映像と役者の演技はいいので余計に残念。
韓国のリアルな格差を描くテーマはいいのですが、エンターテイメントなんだから金持ちと貧乏のコントラストが薄いのでは?善良な金持ちと醜悪な貧乏人に見えるので登場人物誰にも感情移入できないなあ。
あとストーリーも半端。コミカルなら最後まで押すか、アメリカンニューシネマ風ならもっと狂気で突っ切る方が良いのにまるで途中から別の映画みたい。もったいない。
あとチョヨジョンがお人好し天然金持ち演技がめちゃ良いのに、濡れ場は余計でしかない。
せっかくリアルな題材が国に有る貴重な環境なのに。勿体ないなあ。
人に(面と向かってでなくとも)臭い🤢と言ってはいけないお話
評価が⭐️4.0超えだと観たくもなるじゃない?🤔
でも内容が引っ掛かって観逃してたじゃない?🤨
でも観るじゃない?🧐
建築家ナムグンの建てた家が超豪邸で、自分も晴れた日にあんな芝生の上でゴロゴロ寝転がれるような庭付きの家に住めたら幸せそうだなと🌤 でも広過ぎて掃除を行き渡らすのも大変そうだからやっぱり自分サイズの住まいで暮らした方がいいやと思い直すかな?
そんな豪勢な暮らしを支える社長パパを見ていると、NHKの歌番組で歯の浮くような台詞回しで見事に司会をこなす谷原章介さんを思い出す。
聞いていたあらすじから荒木飛呂彦氏の昔の作品「魔少年ビーティー」になんかこんなお話があったなという記憶が呼び起こされ、またインドからもなんかこれパクリだとか訴えられているらしいですが、、
カメラワークは邦画よりも良く(豪邸だから)画も広く感じ、漫画みたいな分かり易い展開だけどイージーながらもスリリングな面もあり、後半は粗い怒涛の展開でしたが、危惧してたような鬱な後味でもなく、むしろ後半がドタバタコメディ寄りでしたのでトータルで面白く観られました(‥あんな変な点滅💡の仕方をする電灯を放置したり、外からは‘彼’に伝える手段が無い という点は置いといて…)。
半地下*娘がしがんでいたのはやっぱり犬用ジャーキーだったのね😙
(*半地下=🚽の排水管➖より下↓の生活)
※ちなみに私も臭(にお)いに超過敏に反応してしまう質なので間違いなく刺されにいきます🔪🤭
救いがない、話が入ってこない
格差を描くのはいいが、救いがない。
善意の中途半端な金持ちと
悪意の貧乏人を描くのではなく、
悪意の超金持ち(搾取しまくっている)と
善意の貧乏人を描くべき。
貧乏人は詐欺でもしなければ生きていけないのか?
そうではないはず。
主人公は家庭教師になることに躊躇していたのに
家庭教師なってすぐ、なぜ妹を偽ってまで紹介するのか?
友人はそんな主人公をなぜ信用したのか?
主人公は友人と恋仲の生徒になぜあっさり手を出すのか?
家族全員で詐欺はリスク高過ぎだろ?
留守に家族で、宴会はリスク高過ぎだろ?
詐欺がバレた元家政婦夫婦が地下にいるのにパーティーに出るリスク高過ぎだろ?
等々、
格差問題よりも別の事が気になって、話が入ってこない。
PG12か?R18やろ!!!
とにかく恐い。
予告から予想できる通り、人が死にます。
血がリアルに出てる描写で、PG12はオカシイ。他にも性的なシーンがある。
何を考えてこのレベルにしたのか。
あと4部門アカデミー賞を受賞したわけだが、作品賞はう~ん。
多くても国際映画(他の見てないけど)と監督賞かな。
まぁアカデミー作品賞近年のものだと、最悪最低にしか見えません
自衛しつつ映画館で鑑賞
コロナウィルス感染拡大のなか、どうしてもみたくてマスク着用で人の少なめな時間帯にみてきました。ので、アカデミー賞作品だから、という目線でレビューしますが。
んーーー。
役者さんの演技はとてもよかったし、斬新な設定や意外な展開もあった。
なにしろ半地下の家のビジュアルが濃い。
んだけども、これがアカデミー賞作品かあー。。と、LALALANDのときと同じ感覚に陥ってしまった。学ばないな。
アジア映画、韓国の映画がアカデミー賞獲ったのはすごく喜ばしいと思うのです。
でもどうせなら、復讐三部作のどれかのほうがよかった。
スノーピアサーや新感染のような、もうこれでもか!これでもか!ってくらいの執拗な、グロさや人間性への嫌悪感を刺激してくる演出もなく。
もっともっと見事な「パラサイト」っぷりみせてくれてからの後半の展開でもよかったのかなと。。
半地下での最悪な暮らしっぷりをもっとうんざりするくらい描写して、観客に「おらこんな生活いやだ」と思わせた上で、天上のお金持ちとの差を叩きつけるとかさ。
おっ父が必死に守ってたメダルはたまに象徴的にでてくるけど、選手だったけど落ちぶれた過去の描写とかはカットされたのかな?だったらそこもカットでいい。
この作品はどこに時間を費やしてしまったのだろうと考えたけどよくわからん。
たまに、「げっ汚ねー!」っていうくらいの感情の動きしか、この作品には感じなかったのよね。怖いとか、可愛そうとか、哀しいっていう、感動がなかった。カタルシスも感じなかった。
伊丹十三監督がこのテーマで映画作ってくれたら、さぞかし笑えて人のおぞましさにゾっとしてそれでいてビンボー家族の成り上がりパートは愉快痛快!な何度もみたくなる作品にしてくれたんではないかと思ってしまった。
なんていったけど、転は見事だからネタバレみすぎずに鑑賞してほしいなと思う作品なので星4です。
シンプル
印象としては、終盤の衝撃的な展開と映像にやられたなという感じです。
前半のコミカルさや、明るい印象はこのためにあったのかなとも思えるものでした。
最初から最後まで飽きずに楽しめる映画で、ストーリーは総じてシンプル、展開も早かったです。
俳優さん達の演技はとても自然でコミカルな演技も楽しめました。
映画としてのメッセージ性はありましたが、考えさせられるようなものではないのでそこに関しては、残念でした。
観るか観ないか迷ってるなら観た方がいいと思います!
しかし、期待しすぎるとイマイチかもしれません。
持つ者と持たざる者
この作品ではこれが顕著に出ているわけじゃないが、ふとした言動の端々にそれが表れていた。だからジワジワと来るこの感情はなんだろう、同情かも分からない何とも言えない気持ちになった。気づいたら作品にのめり込んでんいる。パパの表情が非常に良い。
金は心のシワを伸ばす(こんなニュアンスだったような...)
ママの言葉が印象に残った。
器用な人が好きという理由でギジョンに惹かれていたため、彼女が死んでしまってあぁ...となった。彼女の浸水の中タバコを吸うシーンは胸に迫るものがあった。
これは映画館で見るべきだ。お金以上の価値があった。おそらくもう一度映画館へ足を運ぶしレンタル開始日を心待ちにするだろう。
格差社会の悲喜劇
韓国の貧富の差は、どこの世界にも存在する。
貧しい家族の生活を悲喜劇を持って見せることであっと言う間に画面に釘つけられる。
思わぬ展開から殺人事件へ発展しまうストーリーは想定できなかったし、その表現が強烈でインパクトがあった!
楽しめる1本である。
半地下家族の娘の演技が秀逸
冒頭半地下でのぐうたらな彼女
偽造証書を作成してる彼女
美術の家庭教師をしている彼女
パーティドレスアップの彼女
瀕死の彼女
といろいろなシーンがありましたがどれも魅力的で自然な演技で好感が持てました、今後チェックです。
ところでお兄ちゃんはパーティの日にあの石持って地下に何しに行ったのだろう?あんなことしなけりゃ惨事まのがれたのに…
そもそも酒盛りしてた嵐の夜に元家政婦が尋ねて来ても入れないでしょ普通
タイトルなし(ネタバレ)
普段は、韓国の映画観ないのですがとても面白かったです。
物語は、主人公の友達が裕福な家族の子供の家庭教師の代わりをしてくれと頼む所から始り次第に家に寄生し始めていくという話でした。
物語の前半部分は、コミカルな部分が多くてこんな感じかと思ってたら、中盤から後半にかけて物語が一気に加速していく感じでした。
後半にかけて貧富の格差で災害にあって苦労する人と何もなかったかのような人。
それがリアルの現実のように感じました。
主人公のお父さんが言った「失敗しない計画は、無計画だ。」それも一つの真理のように思えました。
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