劇場公開日 2020年1月10日

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パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価

全1343件中、781~800件目を表示

2.5韓国を知らなさすぎて面白さ半減

2020年2月12日
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コミカルを交えた作品世界の導入。
超格差社会の現実の表現。
サスペンス的スリルな展開。
人情がもたらす更なる展開。

演出テンポ・流れ、撮影、美術などなど
とても巧みに作り込まれており、
とても面白そうな作品だった!!

「面白そうな作品」。。。

韓国の文化、思考などを知らなさすぎる自分にとって、
作品に入り込めず、作品を楽しめなかった。。。

と言うのは、

緩急を付けるところで、

自分の知らない韓国の常識が入ったり、
北朝鮮のディスりが入ったり、
反日表現(竹島のことかなぁ)が入ったり、

テンポに乗り切れなずに進んでいってしまった。

韓国の色んなことを理解してたら、
もっと楽しめた!と思う。

この作品を
「楽しめなかった事がとても悔しい-!!!」

そう思わされた作品です!!

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moty

4.0さすがの作品です。

2020年2月12日
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悲しい

興奮

いやいや、さすがにアカデミー賞獲るだけのことはあります。素晴らしい作品だと思います。
初めは「万引き家族」を思わせる雰囲気だったけど、スケールが違いました。
前半のテンポの良さは痛快で、笑いの要素もふんだんに盛り込まれ、グイグイ引き込まれて時間を忘れます。
後半は一気に悲惨な展開。
まさか地下に人がいたとは!
貧困層の中に、更に格差があるということ。
大雨の中、お屋敷を脱出して、半地下の「家」に帰る、階段のシーンは圧巻です!
格差社会の恐怖さえ感じました。
ただ、最後はああいう終わり方をするしかなかったのでしょうか‥。
父親が、社長が「臭い」に反応したことで
ブチっと何かがキレたというか、スイッチが入ってしまったのか‥。
見終わった後は、ズッシリと重い物が残ります。

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ビビママ

4.5あっという間に

2020年2月12日
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上映時間が長めでしたが、あっという間に終わるくらい早く感じました。脚本が本当に良くできた映画でした。観て良かったです。

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サリー

4.5流石アカデミー賞

2020年2月12日
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ら

3.0来年には忘れているけどね

2020年2月12日
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普通に良い映画
特に某国最高指導者のイジリあたりまではとても面白かったです
災害とか殺人とか またラストに今までになくある面斬新に未来への思いまで追加したりしてありましたけど 後半はなぜかよくわからないけど むしろ普通にツマンナイ
階級とか貧困とか格差とか 難しいことなしに 単に貧乏人が金持ちに文字通り寄生して 乗っとる あるいは乗っとたと思ったら------- てして欲しかった
なので 結局好みの問題です

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hachi

3.01番大切なこと

2020年2月12日
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るん

5.0はやかった、、

2020年2月12日
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興奮

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cocoまる

3.5見応えはあります!

2020年2月12日
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鑑賞方法:映画館

息もつかせずどんどん展開して行きます
観ないつもりでレビューもみんな読んでいたのにそれでも楽しめました
ただ、明るい作品ではないので観賞後のどよーんとした感じは否めません
圧倒的に貧困層に味方した作品と感じました
最終的には映画賞の審査員でない限り個人の好みに関わる作品と見ました
ファンタジー好きにはちょっと塀の外かな…
主人公が松田龍平に見えて仕方なかった( ̄▽ ̄;)

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Amaneck

3.5もっともっとと思ってしまった。

2020年2月12日
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韓国映画好きにはこんなこと思った人がいるのではなきか。アカデミー賞4部門もとったのはとても嬉しいしすごいことです。ただ、私は韓国映画のパワーはもっともっとだと思っている。
この映画、ハンチカのさらに下の階層を描き出してセンセーショナルな映画だった。でも、なんだかうまく言えないけど、見終わって面白かったと思うと同時に残念な気持ちが少しあった。多分、綺麗に纏まった感じに、あれ?ってなったのかもしれない。

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ニョロ

2.0予想を裏切ってほしかった。

2020年2月12日
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ソン.ガンホ主演とあって鑑賞するも、予想通りの展開。
このすばらしい俳優はコメディでは終わらない。
予想通りの殺人への展開はB級並。

この予想を裏切ってほしかった。

そして、アカデミー賞授賞式が、賞ではなく ショーに終わった。

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miharyi

5.0ハラハラ ドキドキの連続

2020年2月12日
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ma~

4.5アカデミー賞制覇おめでとうございます。

2020年2月12日
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パラサイトの劇場ポスターを初めて見た時から何故か妙に興味をそそられてました。
最近映画を観に行く時間がなかったのですが😭この映画はどうしても観たかったので、何とか時間を作り観てきました。
やはり観てよかったです。若干突っ込み所もありますが、初めから終わりまで集中して鑑賞できました。俳優の皆さんも演技がとても上手でした。 とても満足です。
韓国映画面白い!と、これから注目してチェックしていきたいです。
ポン・ジュノ監督作品も見てみたいです。

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パン

4.0喜怒哀楽すべてが詰まっている作品

2020年2月12日
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序盤のコメディ色から最後のシーンまで全く予想つかないストーリーで、主人公一家と社長一家を対比しながらの社会格差の描き方が見事だった。ヤバいヤバい!と思ってしまうシーンのハラハラ感は観物。また、主人公一家の心境の変化も面白い名作だった。

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dsid

4.0人は何かに「寄生」して生きている

2020年2月12日
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映画の冒頭オープニングで奏でられる音楽が儚くも美しい 。
左手が主旋律を奏でるという珍しいテーマが印象的だが これは「半地下」の人々の存在を表しているように感じる 。
中間部の音は不安定であり安定している2つの音もしくは和音で構成され 、その上部にはキラキラと輝く 、低音(半地下)から手の届かない程遠い高音を富裕層の人々として表しているように聴こえる 。

音楽一つとってもこの半地下に住む貧困層と富裕層の対比が美しくされているようだ 。

画面越しに匂いそうなほど生活感のある半地下
幾つにも坂を登り 階段を駆け上がり 曲がりくねった道の先に見える美しく隙がない家

上から見下ろすカメラワークや
下から見上げるカメラワーク
この2つの対比を挙げるとキリがないほど 。

「パラサイト 寄生」その意味を表すように 、人は何かに寄生して生きている 。

それは金かもしれない
家族かもしれない
恋人かもしれない
称賛かもしれない
地位かもしれない

人によってその寄生先は違えど 、
人間はその寄生主から生きるエネルギーを吸収して生きている 。

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Eva

4.0僕らは凍った池に立っている

Nさん
2020年2月11日
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信頼で成り立ってる社会なんて
一定以上の経済力がある界隈だけということ
を強く印象づけられた。

常識は冬の池に張った薄氷のように
それを意識しないとどんなものに巻き込まれるか
わからない。そんな不安を煽るのがうますぎる脚本。

前半がコメディ調だと思って油断したら
落差で死ねる作品。すごいものを見た。

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N

2.5”アゲ”過ぎ。格差映画ではなく公開後の評価が問題?

2020年2月11日
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ほぼ想定内の展開で退屈だった。
なぜ? という行動ばかりで、まぁ、韓国だからそうなのかと言い聞かせながら見ていた。
アカデミー賞とるほど評価されるのは、なぜ?
評価高すぎる。
ステマは、かの国の特技ですもんね。

格差を表現した映画なんだけど、そのマーケティング手法は韓国の特技そのもの。ロビー活動も激しかったのでしょう

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Ya

4.0胸に来る作品

2020年2月11日
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笑える

悲しい

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とり

3.5期待しすたか。共感出来なかった。

2020年2月11日
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笑える

楽しい

共感あまり出来なかったなあ。

奥さん、可愛い。

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昔から映画好き

5.0最高でした

2020年2月11日
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理屈抜きに面白い、以前カメラを止めるなが話題になりましたが到底及びません。
日本映画頑張れ‼️

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Satoshi

4.5人間の愚かさを笑い飛ばす

2020年2月11日
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笑える

怖い

 鑑賞した翌日がアカデミー賞の発表だった。まさかという結果に少し驚いている。

 同じカンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞したことで「万引き家族」と比較されるが、本作品では社会的な格差がより強調されていたと思う。ハイライトシーンは父親と息子と娘の3人が高台の高級住宅街から家まで、土砂降りの雨の中を徒歩で帰るところだと思う。下町の自宅までは沢山の坂を降り沢山の階段を降りなければならない。住居の高さの差はそのまま貧富の差に等しい。韓国の社会全体の有り様を象徴するかのような名シーンであった。
 実は日本でも同じで、金持ちは山の手に住み、庶民は下町に暮らす。津波が来ても台風が来ても、高台の高級住宅は無事で、浸水の被害に合うのはいつも下町だ。小金を稼いでやっと山の手の新興住宅地に家を買ったと思ったら、土砂崩れで家ごと落下してしまう。
 あるいは福島と東京の関係である。原発は福島の沿岸部にあり、その危険性は地元の人々が引き受け、電力の恩恵は遠く送電線で送られる東京都民が享受する。40年前に一時金を手にしたのは既に鬼籍に入ってしまった爺ちゃん婆ちゃんだ。遺産は危険だけである。

 昨年秋の台風を思い出した。多摩川が氾濫して武蔵小杉の高級住宅が浸水した。もともと多摩川の標高が7メートル、武蔵小杉駅の標高が5メートルだから、危ないのは解っていた。それでも小杉に高層マンションを建てて、人気の住宅地として売りさばき、大金を稼いだ。買ったのは金持ちではなく、小金持ちだ。潤沢とは言えない家計からローンの支出をひねり出している庶民なのである。
 高級住宅が浸水したことをザマアミロとSNSで嘲笑ったのも庶民なら、それをSNSでたしなめたのも庶民だ。実は金持ちが被害を受けたのではなく、庶民のうちの小金持ちが被害に遭ったのが本当なのである。SNSのやり取りは目くそ鼻くそに等しい。本当の金持ちは家が浸水したくらいではびくともしない。他に住むところがたくさんあるからだ。一生懸命に泥水を掻き出しているのは、金持ちではない、庶民なのだ。

 それにしても本作品の主人公の住居は極端である。半地下の住居はなにせ下水が床に近いから、トイレは高い場所に設置しなければならない。それでも大雨が降ると下水混じりの水に浸ってしまう。衛生環境は最悪と言っていい。長生きはしないだろう。にもかかわらずキム一家が笑いながら生きるのは、明日の不安が強すぎて、もはや感覚が麻痺しているために違いない。加えて、同じような状況にある人が周囲にたくさんいるということだ。自分ひとりが酷い目に遭っていることには耐えられないが、沢山の人が同じような状況にあるとき、何故か人間は過酷な状況に耐えられる。

 本作品では臭い(ニオイ)がひとつのポイントとなっている。嗅覚は視覚や聴覚と比べて原始的な感覚である。臭い(ニオイ)は顕在意識ではなく潜在意識に直接作用する。本能と言ってもいい。食べ物の臭い(ニオイ)、フェロモン、香水は、食欲や性欲を想像力を介することなく直接刺激するのである。チビ、デブ、ハゲなどと言われるのは見た目に対する愚弄だが、臭い(クサイ)と言われるのは人格そのものを否定されることに近い。日本のテレビコマーシャルではデオドラントの商品が次々に紹介される。他人から臭い(クサイ)と言われないためである。
 山の手の高級住宅に住む人の臭い(ニオイ)と、下町の地下や半地下に住む庶民の臭い(ニオイ)はおのずから違うだろう。臭い(ニオイ)は衣服や住居あるいはその土地に充満している。食べ物をはじめとする生活習慣を変えた上で、何年も経過しなければ人の臭い(ニオイ)は変えられないかもしれない。歯医者にも長いこと通う必要があるだろう。
 しかしそんなふうに生活を変えるのは無理である。だから格差は固定され、臭い(ニオイ)も固定される。そして臭い(ニオイ)によって差別される。温厚なキム氏にとっても臭い(クサイ)と言われるのは耐え難い屈辱であったことは間違いない。
 格差が生じるのは向上心の差だと言う人がいる。それは正しいかもしれないが、格差が貧富の差であり保有財産の差であるとするなら、向上心とは金に対する執着に等しい。他人よりも沢山の金を稼ぐことが人生の目的である人が金持ちになる。競争原理の世の中で、ひたすら他人を蹴落として勝ち組に入ることに熱意を燃やす人々である。もともと勝ち組などという意味不明の言葉を作ったのもこういう人々だ。愛だの恋だのは庶民の暇つぶしでしかない。キム氏が愛を口にするのに対し、金持ちの主人は愛を鼻で笑う。そもそも生きる動機が異なるのだ。ひたすら自分と家族のことだけを考える奥様は、妹ギジョンの考え方さえ変えてしまう。他人のことなどどうでもいい、自分たちの幸せだけを追求すれば、こんなふうに金持ちになるかもしれない。

 本作品は格差社会の現実を、ある意味で斜に構えながら描いてみせる。そして人間が生きる意味を問う。人は優しさを捨てなければ金持ちになれない。愛は優しさに裏打ちされるものだから、金持ちには愛はない。聖書には上着を盗ろうとする者には下着も与えよと書かれている(マタイによる福音書、ルカによる福音書)。それが優しさだ。そして奪う者は誰か。つまりはそれが金持ちである。愛か、金か。人は優しさをどこに捨ててきたのか。様々なテーマを投げかけつつも、人間の愚かさを笑い飛ばしてみせる、スケールの大きな作品である。アカデミー賞4部門、おめでとうございます。

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耶馬英彦