罪の声のレビュー・感想・評価
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きっと、みんな幸せになりたいだけだった。
"だって、私の人生だもん"この言葉にぎゅっと胸を掴まれた…。
私は、自由に自分で決めて生きていける環境があるのに、目の前のことに勝手に縛られて、身動きとれないフリをしているなって思った。
あの女の子の立場になったら、私は逃げる勇気があるだろうか。
いいことをしたのに冤罪で自殺してしまう人
歪んだ信念を持ち、過ちを犯すも逃げ続け捕まらずに生きている人
悲しみが歪んで恨みに変わり、曲がった信念を作り出す。
悲しすぎる止まらない連鎖。
きっと、みんな幸せになりたいだけだった。
ここにいるよって誰かに知らせたかった。
きっと、寂しかったんだ。
『大丈夫ちゃんと見てるよ、大変だったね。』
って、誰かがぎゅっと抱きしめてあげられたなら、
悲しみがひとつ減ったのではないだろうか。
相手を想い与える、"愛"だけが、
この世界を救うのかもしれない。
そうだったのか!と思えました。
予告から気になっておりまして、先程観てきました。
主演お二人の大阪弁と京都弁につきましては(門外漢
ですが)違和感はありませんでした。
(小栗旬につきましては東京で何年かということ
でしたので、標準語につかってしまったという
ことなのでしょう)
ネイティブ語圏の反応が知りたいですね。
主題歌が作中何回も流れちゃうという邦画の悪い
癖(気持ち三回までならセーフにしています)が
でたらどないしょと懸念しておりましたが杞憂で
あってホッとしました。
潔いですね。
仕立て屋といい当時の社会情勢との絡め方といい
むしろこっちの方が『糸』に相応しいんじゃないの
と思えてしまうくらい観てよかったと思える映画でした。(むしろこっちが昭和から「平成の声なき声」を
紡ぎだしていてよっぽと『糸』していると強く感じます)
多くの方にみてもらいたい映画です。
私の声が聞こえますか?
はい。いつも読んで頂き有難う御座います。
アメリカの大統領選もカオスな状況です。トランプが負けそうですが、まさかの提訴合戦です。
アメリカ国民はトランプにダウトを❗️
すいません。トランプはポルトガル後で切り札の意味なので通じません。まあどうでも良いんですがトランプはビジネスマンとしては優秀なんじゃないんですかね。極東のある国に行ってゴルフ、相撲、炉端焼き、。それで、お土産がF35の戦闘機を100機買って貰うって約束ですか。一機100億円ですよ❗️
メディアも野党も追求しない。なんじゃそれ❗️
ちなみに桜を見る会に費やされた公費は5500万です。いや桁が違う。どうでもいいわ❗️桜でも梅でもひまわりでも見ていろって。あと・・・あの花ですよ。初夏に咲くうす紫の絨毯。
サルモネラ❗️
違いますね。ネモフィラでした。しかもボケが苦しい。ごめんなさい。
閑話休題、トランプは今後どうなるのでしょうか?メディアでは三つの選択肢が喧伝されています。 逮捕、破産、亡命です。もう気が気でないでしょう。おちつけトランプ。
実は私は時間を逆行する事が出来るのです。2ヶ月後の新聞の見出しをこっそり教えます。それは・・・
トランプ、神経衰弱‼️
さらに二カ月後の新聞の見出しは・・・
トランプ、大富豪から大貧民‼️
はい枕が終わりました。ここから映画の感想に入ります。ネタバレはしません。
京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、ある日父の遺品の中から古いカセットテープを見つけます。再生すると自分の歌声です。しかし突然、どこかの場所を伝える声。自分の声だ!
調べると35年前に日本を揺るがした、ギン萬事件の声と完全に一致している。俺はあの大事件の片棒を担いでいる!もうじっとしているわけにはいかない!
かたや、大日新聞の記者、阿久津英士(小栗旬)は文化部で映画評を書いてます。だが急遽、未解決事件を追う社会部の特集記事に参加することになります。それはギン萬事件です。
はい。完全にグリコ、森永事件の事ですね。遠い記憶ですが覚えています。中身はもちろんフィクションなのですが、ドキュメントを観ている気分になります。ハラハラドキドキです。
そして曽根と阿久津は、知り合い二人で事件の真相に迫ろうとします。それぞれの想いを胸に
・・・
さて真犯人を炙り出すことが出来るのでしょうか?
この先は劇場でご確認下さい。
実は最近、ある雑誌で原作者の塩田武士さんのインタビューを読んだんです。元は新聞記者です。なるほど道理で生々しい描写です。時系列や場所などは事実に基づいているそうです。
アーカイブとしてもエンターテイメントとしても一級品です。即、原作買っちゃったもん。総合評価としては・・・
ストレートフラッシュ‼️
長文でごめんなさい。
ふざけてごめんなさい。
読んで頂きありがとうございました。
素晴らしい脚本!
この事件は、実際衝撃的だった。
どれほど、事実かはわからないが、
映画としては、素晴らしい出来だと思います!
同じように、自分の声を事件に利用された3人の子供の人生の、
無情な展開。
テーラーの子供として、何不自由なく暮らした日々。
その一方で、犯罪組織に監視されながら暮らし、
殺されるかもしれない恐怖のなか、
生きることが目的となる人生。
1人だけ幸福な人生を送ってしまったという、
罪悪感。自分自身ではどうしようもなかった
としても、、、。
現実、人生は生まれてくるところは、自分で選べない。
不公平な現実。
その中でどう生きるかしか、無い。
実際、障害を持って生まれてきてしまう事もあるし。
他人をうらやましく思っても、
見下しても、意味がない。非情な現実。
だか、その発端がインテリ左翼のこざかしい思想ならば、
やりきれない。
インテリ左翼も、現実のなんでもありの暴力組織に利用された面はあるが、罪は重い。
自分は、最低のモラルを持って、子供の命は救うという行動はするが、それも水泡に帰す。
インテリ宇崎は、この結果を知り、どういう行動をするのか?
記者は、事件の真相を記事にして、社会に訴えるという意義を再確認する。それ記事を読んで、社会、一般の人々が
社会を少しでも良い方向に出来るかは、市民?の程度に委ねられている。
市民のテーラーは、自分に出来る精一杯の事をするしかない。背広を新調して、母親探しの会見をセッティングの手助け。子供をしっかり育てる。ひとひひとりに合った背広を丁寧に作るだけ。
自分の境遇の中で、精一杯生きるしか無い。
その境遇も、どこに生まれるか?という偶然に左右され、
実際不公平だけど。これは自分の責任では無いから、
追伸、せめて、背広作ったついでにメガネも新しくしてあげて欲しかったぞ!せめてよく拭いてあげてほしかったよ。
事実を超えた?「ギンガ・萬堂事件」
この作品は、「グリコ・森永事件」をフィクションで再構築して、その実像を示したという面と、事件に関わった、あるいは巻き込まれた人々の人間模様という二つの面で楽しむことができる。また、登場人物として、事件記者の阿久津と犯人側の家族の曽根の関わり方もとても興味深く描いてあった。事件の構図については、当時の社会状況なども反映させながら、なるほどなと一定の説得力はある。学生運動の闘士が社会への抵抗と嘲りで「愉快犯」めいたことをしたり、本当の目的が、会社の信用を落として株価操作で儲ける事だったりというのは少し当たっているかもしれない。現実の事件が、社会に恐怖を与えるだけで、犯行の意図が分からないまま終わってしまったのも、犯人集団の内部事情でうまく説明されていたように思う。事件のフィクション化は映像的にも成功していると言えよう。
阿久津と曽根の関りは、小栗旬と星野源の本気の演技がとても見ごたえあった。二人の活躍がこの映画のすべてと言って過言ではないだろう。ただ、二人の役割が少々説明臭く感じたのも事実だ。阿久津は報道の姿勢・あり方に疑問を持っていたが、過去の未解決事件に向き合うことで、報道の使命みたいなものに気づく。曽根は知らずに犯罪に協力したことに苦しむが、同じような境遇の姉弟に心を寄せることにより救われるみたいな形になっている。確かにそれでストーリーとしては成立しているが、製作者の意図したほどには、その思いは映画からは伝わってこなかったなあ、という感じである。
事件の展開を描くのはとても優れているが、人間を描くのは今一つという感じの映画であった。
大人の身勝手に翻弄される子供たち
実際にあった、菓子メーカー連続脅迫事件の真相に迫ったフィクションです。
誘拐事件に始まり、毒入り菓子で消費者を恐怖に陥れ、警察をあざ笑うかのような挑戦状などで世間を騒がせた挙句、未解決のまま終わりました。脅迫テープには子供の声が使われました。
導入部から阿久津(小栗旬)と曽根(星野源)の出会いまで、ぐいぐい引き込まれて観てしまい、時間の長さを感じませんでした。
ただ、関係者が多くて戸惑うのと、事件の全容がつかみにくいです。経緯を最後まで詳しく説明してくれた方が、事件への興味が深まったと思いますが、主題はそこではないのかもしれません。
35年前に犯罪に巻き込まれて以来、悲惨な人生を送ってきた子供と、35年も経ってから、自分が犯罪関係者であったことを知り苦しむ子供、過去は消せませんがどちらも前に進もうとします。
子供たちを演じた方々はそれぞれ素晴らしかったです。両者を取り持つ小栗さんもとても良い演技です。
一方で、35年前のままの人間もいます。
子供を犯罪に巻き込むのは大人です。
また、大義名分があれば、多少の犠牲は仕方ない、という考え方は嫌いです。昔は戦争、現在は、例えば原発、基地、経済や都市災害の対策なんかも。
本作のキャスティングは、古館寛治さん、松重豊さん、市川実日子さんなど好きな俳優さんが出ていて、かなり私の好みでした。
出だしからうまく物語の世界に誘導されました。
現実の事件を題材にしているフィクションですが、ノンフィクションでは?と思えるくらいにハラハラ・うるうるしました。
グリコ森永事件が世間を騒がしている頃、私は中学生で、正直事件の詳細は記憶の彼方でした。
映画を観ているうちに、テレビや新聞で毎日報道されていたこと、家庭や学校で話題になっていたこと、おやつが既製品から母の手作りのお菓子になったことなど、当時の記憶が様々に蘇りました。
一般人の私は事件の結末の記憶も曖昧ですが、警察や報道関係者の方だにとっては、忘れられない事件のひとつなのでしょうね。
理想の社会をめざして学生運動した首謀者たちが、ヤクザと組んで犯罪を起こすことで社会を変えようとする気持ちが全くわかりません。
まして、その犯罪に子どもたちを巻き込むなんて。
どんなに目標が立派でも、手段が非合法なら良い結果にはなりません。
人生因果応報なのだと早く気づいて欲しかったです。
個人的には、第二の故郷であるイギリスの風景を観ることができてすごく嬉しかったです。
主な舞台は関西ですが、序盤・終盤に入っているイギリスの街並みはスパイス的に効いていると思います(^^)
コロナ禍でヨーロッパを訪れるのは難しい今、どこでもドアでヨークに飛んで行きたくなりました♪
映像の質が高いと思いました
面白かったです
この事件の事は覚えており
小栗旬も出演しているので
観てきました。
この事件の真相は
こうだったのか、と思えるくらい
でした
俳優さんも熱演でした
感動するところもあり
姉の友達が心配する場面と
最後の母親と再開する場面などは
うるっときました
演技がすばらしい
事件のことはよく覚えていました。
キツネ目の男はあの人では?という報道も、当時週刊誌などでよく見出しになっていたように記憶しています。
実際にこういうことだったのでは?と思わせるようなストーリーには引き込まれました。
主役ふたりはもちろん、出てくる役者さんが皆すばらしいかったです。この人誰だっけ、見たことある顔なんだけど、という方が何人もいて、あとで名前を確認して納得しました。
見終わるまで142分の映画だとは思わなかったです。
聡一郎の回想シーンは圧巻でした。阿久津と曽根がほとんど言葉を発しなかったのがとてもしっくりきました。
聡一郎が母親と再会するシーンは泣けました。
上質のエンタメ作品でした。
想像を超える面白さ
面白そうだと思い観に行った作品だったが、想像を超える面白さ。
作品の長さが気にならない引き込まれるような作品。
登場人物の多さから長くなる印象があるが、丁寧に紐解いていくので、分かりやすくスリリング。
様々な人々の人間模様や情報を知っていることでの生き方の違いなどを改めて感じた。
自身の境遇がいかに恵まれているかなど考えさせられる作品。
小栗旬の人間味にも惹かれる。
『声』
フィクションだけど、まるで事実のようで見ていて引き込まれました。テープに録音されていた『声』から事件が始まる。いや、起こった昔の事件の真実が解き明かされる。時効を迎えた事件を今更掘り起こす必要があるのか…これってみんなが思うことだと思う。でも、映画を見ていると、時効を迎えたとしてもその事件で苦しんでいる人がいる限り、事実をはっきりさせる必要があると感じた。主役だけでなく脇を固めている俳優も演技上手で見て良かったです。
圧倒
証言を辿る。
ノンフィクションかと思わせる作品
原作からして、これは真実なのでは?真相?と思わせる内容である。
しかし、当時、警察が相当大規模で捜査したにも関わらず、キツネ目の男は結局割れなかった訳ですよ。
それが新聞記者が探って、あっさり見つかるんか?って話ですよ。
似顔絵は報道されてるのだから、警察には相当タレコミがあったはずで、それらを全部当たってるはず。
見終わった後で考えたら、おかしい、やっぱりフィクションだなって。
今、探っても犯人には辿り着けないでしょう。
映画ならではのテンポの良さはありますが、
そのテンポが逆にウソくさい。そんなにとんとん拍子で進む訳ないです。
後半、子供の声の1人が、TVに名乗りでた辺りで、「あ、これ完全にフィクションだ」と。
これが真相だと、ノンフィクションだと思ってる方々が世の中いるようです。マジで。
ヤバいですね。
主役2人の関西弁がイマイチで、その辺り、大阪、京都の人はイヤだろうなぁ。
ただそれらを引っくるめて、面白い作品ではありました。
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