劇場公開日 2020年10月30日

  • 予告編を見る

罪の声のレビュー・感想・評価

全526件中、281~300件目を表示

3.5実話ベースの普通に面白いフィクション映画

2020年11月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

グリコ森永事件をベースに、週刊誌記者の取材を通して明らかにされる当時の謎、そして関係者のその後。

映像化された実話の中で巧みにフィクション展開される事件直後の子供たちの様子が、あたかも実際にそうであったかのような錯覚に陥るのが面白い。

観終えた今、当時実際に声を使われた子供のその後が気になって仕方ない!

コメントする (0件)
共感した! 6件)
死亡遊戯

4.0他人事だったけど

2020年11月12日
iPhoneアプリから投稿

とても良い映画だった。
この事件は当時、小学校の頃だったと思う。
テレビのニュースで表面的に怖いと感じた記憶がある。
自分にとってはどんなニュースも一過性なもので、どちらかといえば、穏和な日々を過ごしてきている。
映画を観て、もしかすると一方で閉ざされた生活を送らざるをえない人が、どこかにいるかもしれないと。それをふと思い、背筋が寒くなった。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
aloe

3.5うさんくさい時代

2020年11月12日
iPhoneアプリから投稿

原作を読んだ上で観ました。犯人側の家族についてのその後とか、あまり考えないでしょ?今なんか、すぐネットに晒されて、家族共々モンスター扱いされちゃって。

聡一郎と望の人生を思うと、切なくなります。グリコ森永事件をモデルにしたフィクションではあるが、実際の脅迫電話にも子供の声が使われていたわけです。こういう話も、あり得る。

映画と原作とは少し異なるが、おもしろかった。

で、こういう事で最終的に得する奴って誰?

コメントする (0件)
共感した! 4件)
Brian

4.5久々映画、観てよかった

2020年11月12日
iPhoneアプリから投稿

小栗旬さんと星野源さんのストーリーが少しづつ交差していき、終始テンポ良く物語が進んでいき、観ていて飽きない。
ちゃんと最後まで見れるし、納得できる。

新聞記者としての情熱をフツフツととりもどしていく絶妙な役を小栗旬さんが演じきっており、素晴らしい俳優さんだなと思った。
他のキャスト方もみんなそれぞれの役とハマっていて、引き込まれていく感じがした。
壮絶な人生と幸せな人生な人生は紙一重だなぁ、と思いました。
悲しくて悔しいシーンにつらくて泣けてしまった。

元となった事件は、全く知らなくてもこの作品を楽しむことが出来ました。
良い時間でした。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
みー

4.0深淵なる罪の在処

2020年11月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

なにかを得るために、なにかの代償を払って
わたしたちは生きています。

得るものと失うものとの均衡を逸したその差額を
ヒトは生きながらにして〈 罪 〉と名付けたとして
負うべき罪の重さに耐えられなくなって
背中からこぼれた因果の荷重を
これからの世界の担い手たる子供たちに
知らず知らずのうちに
押し付けてしまっていたとしたら
この世界は、なんて残酷なのだろう...

わたしたちはどれだけ
深淵たる螺旋の渦に身を任せたら
贖罪と忘却の彼方へたどりけるのだろう...

ヒトはだれにとっても〈いいヒト〉ではいられない。
自分がそう思っているヒトは
単に自分にとって[都合のいいヒト]ってだけかもしれない。

だったらそれで、いいじゃない?

せめて自分のまわりのヒトたちだけでも
〈いいヒト〉って...
思い思われる小さな世界でも、いいじゃない?

目に見える善良は、けして偽善じゃない。
目に見えない罪悪ほど、怖いものはない。

小栗さんが時折見せた
照れながらはにかむ笑顔に
救われた気持ちになりました

コメントする (0件)
共感した! 6件)
野々原 ポコタ

5.0正義を言う人の悪

2020年11月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 8件)
ずん

4.0想像以上に良かったけれど小栗旬が・・・

2020年11月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

予告を観て、どうしても観たくて。
想像以上に、良かった。
いや~、本当に良かった。
有名な俳優さんは、少ししか出ていなくて。
あとは、知ってる顔の俳優さんがチラホラ。
今思えば、小栗旬の出演料が高かった?(笑)
初めて観る俳優さんも、他の俳優さん達も。
演技が役に溶け込んでいて。
後半なんかは、今も自分の中に残っているほど。
人にオススメしちゃうう様な、好きな作品です。
レンタルで、もう一回か見ちゃうかもってくらい好きなんだけれど。
小栗旬が・・・。
小栗旬のファンもたくさん観に来てあったみたいで。
後ろで、えっ!ここで?って所で。
かなり長い時間、すすり泣きしてあって。
ハリウッド進出で、英語ができる様になったのを見せつけたいかの様な。
低い声で英語のシーンもあったけれど。
なんか映えないし。
やはり何をしても小栗旬で、正直ゲンナリ。
小栗旬嫌いじゃないし、ファンには悪いけれど。
小栗旬のシーンで、何度も現実に引き戻されて。
作品に入れているのに、止めてーって思った。
あれが小栗旬じゃなければ、もっと深みのある。
もっともっと味のある、良い作品になったと思うんだけれどなぁ。
大人が観て普通に楽しめる、とてもいい作品になっていると思うだけにすごく残念。
あの役、誰だったらよかったかな。
観終わって一週間たつけれど、いまだに考えています。

コメントする 1件)
共感した! 6件)
映画好き

4.0派手さはないけど面白かった

2020年11月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

当時を知らないので新しい事件として観ました。
事件がたって30年すぎ、その事件を調べるのがテーラーや当時を知らない新聞記者で別々に事件を調べていくなかで繋がっていき事件の真相にたどり着く。
じわりじわりと核心にせまり引き込まれた。
ヒューマンサスペンスという事で声を使われた子供たちのその後が切ない。

小説を未読だからわかりませんが事件の関係者がたくさんいて、その人物像が省略されてるのかと感じた。

それでもストーリーや俳優さんの繊細な演技でおもしろく観れました。

今なら防犯カメラやら科学捜査など当時にはない進んだ捜査がされ小さなほころびからきっと未解決にはならなかった事でしょう。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
nekomachi

3.5テーマは「子供たちの人生」

2020年11月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

グリコ・森永事件はアラフォーの私にとっても記憶にある事件であったがその事件をモチーフとした映画で、あくまでもフィクションなのだがやっぱりグリコ・森永事件ってこんなんだったんじゃないのか⁉️って感じの恐ろしい映画だった!脅迫テープに使われた3人の子供たちの【その後、現在】がテーマになってる!重い内容で少し怖い。
グリコ・森永事件でおそらく自分の意志でない自分の声を使われた彼らは今どうしてるのか。例のキツネ目の男も出てきます。出てくるシーンはほんと怖かった。考えさせられる作品。
小栗旬がとてもいい。演技もよかった。街中を歩く姿はやはり目立つね。
少女の当時の親友役の演技がすごいと思ったらベテラン女優高田聖子だった。ちょい役とはいえ重要な役柄だったといえる。
星野源は歌手、俳優と二足のわらじ。凄いなぁ。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
コップのサチ子

3.5記憶の片隅より覗くどんよりした闇

2020年11月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

主演の二人が二人なので、売れっ子集めた映画でしょ?なんて二の足踏む方もいらっしゃる様な気もしたりしますが、観た方が良い!と、思います。
僕は元になった事件の当時、クソの付く中学生だったので、あらゆる角度でど真ん中なので、より引き込まれたのは否めないのですが、主演や周囲の演者の派手じゃなくとも確かに感じる熱気であったり、押さえ目ながらしっかりと場面の感情を腹に伝えてくる音響(音楽)の素晴らしさ。お見事でした。原作の持つ魅力が大きいとは思いますが、それを映画として落とし込んだ脚本も良かったのではないでしょうか。
惜しむらくは画面かな。個人的にはどーしてもTVドラマっぽく感じてしまって、ちょいちょい入り込めなかったかな、と。後半の三者会談のシーン等は好みだっただけに、少し残念。でも、補って余りある魅力に満ちた作品である事は間違いないです。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
lynx09b

4.0翻弄された子どもたち

2020年11月12日
スマートフォンから投稿

泣ける

悲しい

原作未読、星野源君目当てで見たのですが、久しぶりに丁寧に作られたしっかりしたドラマが観られました。
私自身子どもの頃でおぼろげな記憶のグリコ森永事件をベースにしたフィクションで、こんなのあったなと思いつつ、どこまでが本当か作り物なのか分からなくなるくらい。
事件の真相を暴くだけではなく、その事件に関わった人々、特に意図せず巻き込まれた子どもたちのその後が、断片的な情報から少しずつ大きな川のように繋がっていく物語に、幸せとは、人生とはなんだろう、と考え、あまりに過酷な運命に胸が痛みつつ、時にバディ二人の温かいやりとりに微笑み、とても良いバランスの映画でした。
日本もこんな映画作れるじゃん。

小栗旬君は色物もこなすけどさすがしっかり、飄々としてるけど目の奥に信念が感じられる新聞記者だし、星野源君は人の良いテーラーがとても自然で嫌味なく、この二人だから、そして二人が出会えたから今真実を話そうと思う人々が出てきたのは必然に思える。
それと、周りを囲む俳優陣の豪華なこと!派手ではなく、説得力のある演技で、特に同級生の女の子の話と総一郎のエピソードはこの物語に一層の深みを与えてくれる良いシーンでした。

お父さんは知ってたのだろうか、素直に育ったのは大事に愛情受けて育ったからだろう、恨みは全てを見えなくする、そんなことをしみじみ思いながら帰路につきました。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
アンディ・フク

4.0バイプレーヤー祭り

2020年11月12日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 9件)
労働4号

4.0親世代の罪に子供世代が挑む

2020年11月11日
スマートフォンから投稿

泣ける

悲しい

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
達哉

4.5知らない間に事件に関与してしまったら、、、

2020年11月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

原作は未読で予告がすごく気になって見に行きました。
2時間以上ある長めの映画ですが最初から最後まで次どうなるだろう?こことここが繋がって行くんだ!とかの連続で少しも飽きずに楽しむことができた。
もし知らない間に事件に関与してしまったらと考えるとすごく背筋が氷るし、その罪をずっと背負って生きてくのがこんなことなのかとすごく考えてしまった。

とてもよかったのでまた見に行こうと思います。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
NAtsu

4.0あの時代

2020年11月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

あの時代を思い出して
しまいました。
日本中がグリコ森永事件一色だった。
あれだけ捜査したのに三十数年後トントンと
謎が解けてゆく様はまあ腑に落ちませんでしたが、あの録音テープがすべてでしたね。
何故処分出来なかったのか?
社会に対する心からの怒り、そのへんをもう少し丁寧に描いて欲しかった。

罪の声に苦しんできた3人の子どもたちが泣かせましたね。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
西国くん

4.0心の機微が丁寧に描かれていた

2020年11月11日
Androidアプリから投稿

登場人物の心の機微が丁寧に描かれていて、邦画も頑張っているなあと思わせてくれる良い作品だった。
史実に寄せている部分もあるだろうが、当時の事件をあまりよく知らないこともあり、ひとつの物語として楽しめた。
はじめは登場人物が多くて多少混乱しそうになったが、そこは野木脚本。物語が進むにつれ、色んなことがクリアに見えてきて、最後にはほろっとさせてくれた。
小栗の演技は重くなりすぎず、軽くなりすぎず絶妙で、星野は適役。
本作とは関係ないが、最近映画館に行くと一人で来ている人が多く映画好きの人が結構いることが嬉しい。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
りんくま

4.5事件当時子供だった私は、ただ、「世の中から慣れ親しんだお菓子が消え...

2020年11月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

事件当時子供だった私は、ただ、「世の中から慣れ親しんだお菓子が消えた怖い事件」という記憶でしかなかった。
映画はフィクションであり真実はわからないけれど、大人の都合で、人生を何らかの形で狂わせられた同世代の子供がいたことは間違いない事実だと思うと、胸が苦しくなる。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
まんまる

4.0真実はわからないが・・☆

2020年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

グリコ・森永事件。
2時間半近くの作品であったため中弛みするかな・・と思いながらの鑑賞。
しかし、十分見ごたえありのものでした。

ダブル主演の二人。
小栗旬も星野源も良いスタンスで演じています。
小栗旬が、思ったよりもずっと良かった。

他の出演者も適材適所で物語を引き立ててくれます。

自分の声が犯罪に加担したと思われる苦しみと戸惑い。
それを軸にして、外堀を埋めるように真実に近づいていく。
緊張感溢れるシーンが続く、長い時間を飽きさせずに引っ張っていく。

犯人グループの金もうけはもちろんだが、学生運動の化石のような思想とも
絡み合いラストに向けて加速度的に話が進む。

フィクションであるとわかっていても、思わず「そうっだったのか・・」と
思わせる。
野木亜希子の脚本の上手さだと言える。

最後に登場する宇崎竜童演じる学生運動の「化石」。
こういった人々は今の日本にも多く存在すのでは・・
そんな思いに囚われた。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
☆ムーミン

4.5罪に時効なんてない

2020年11月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

昭和最大の未解決事件であるグリコ森永事件に基づいて作られた小説の映画化
小説は未読なのでわからないが、映画のストーリーは凄く良かった。
W主役である小栗旬、星野源がそれぞれ違うスタート地点からジリジリと近付いていく序盤。中盤になり二人が交差して、そこからは加速度的に真実が浮き彫りになっていく。特に二人が出会うまでの演出がリアルさと面白さが合わさっていて凄く好きだ。自分自身は平成生まれなのに食い入るように観てしまったので、きっと当時生きていた方はより興味深く観れるのではないか。キツネ目の男を上手く出していたり、地道な方法でじっくりと真実と対面していく脚本のおかげで「なるほど、そういうことだったのか」という快感をフィクションではあるが味わえそうだ。

そして個人的にいいなと思ったのは学生運動の扱いについてだ。「昔学生運動に参加していてね…」と、当時はそういう時代だったから…みたいにケロッと語る老人が時々いるが、さもそれを当然のことのように思ってる神経がわからない。権力に対抗するという大層な大義があったのかはわからないが、実際はただ暴れまわって迷惑をかけただけで、結局何も変えることができなかった。罪のない色んな人を巻き込み迷惑をかけたのに反省の色が全く無い。本当に暴れたいのはその巻き込まれた人達ではないか。それをこの映画では訴えていたので嬉しかった。そう、餌食になるのはいつも声もあげられない弱い者たちだ。

小栗旬がより好きになる。もう十分国民的俳優だが、いずれは高倉健さんぐらいの「国民の宝」ぐらいの俳優になってほしい。

ストーリー、キャストは申し分無いのだけど、少し残念に思ったのは"映画感"が足りないことだ。ドラマの延長の様な撮り方のせいで安っぽい雰囲気になってしまっているのがとても残念。もっと製作陣のこだわりがつたわるショット、演出を盛り込んでも良かったのではないか。これは今作に限らず今後の邦画の課題でもあると思う。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
柴左近

4.0あの男の映像は?

2020年11月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

脅迫されたのは、G社、M社だけじゃなかったんですか。本物の犯人グループたちはこの映画観たのだろうか、聴けるものなら彼らのコメント聴きたいな。キツネ目の男の似顔絵、録音の子供の声。これら以外にもスーパーマーケットで怪しい動きをする巨人軍の帽子をかぶった男の映像はなぜ出ない?

コメントする (0件)
共感した! 6件)
あらじん