ペット・セメタリーのレビュー・感想・評価
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あの学生の正体は!?
ある一家が引っ越してきた森の中にある家。その裏には、ペットのお墓、「ペットセメタリー」と呼ばれる場所があり…
だが、この映画で焦点があてられるのは、さらにその先にある先住民の地。そこに死体を埋葬すると何かが起こる…という物語。
映画全体を通して、「怖い」というよりは「ビックリ」ホラーな感じ。尤も、個人的にはそれこそが海外ホラーの醍醐味だと思っているので◎。中盤以降は、蘇った娘がとる恐ろしい行動がメインの映画だが、ちょくちょく入ってくる猫も良い味を出しており、あっという間の2時間だった。娘の言う通り、最後の最後は確かにある意味家族になれた…のかな。
登場人物皆散々な目に遭っていくのだが、個人的に一番かわいそうなのは奥さんかな。新しい引っ越し先の家では不幸な出来事ばかり起こるし、その為都会の実家に帰るのだが、そこはそこでアレがあるし。。
何が怖いって、レイトショーで比較的空いていたんだけど、怖いシーンが来るたびに後ろの女性が小さな悲鳴とともに座席を蹴って来たのに、映画終わって振り返ってみたら誰もいないというね(笑)
これはこれで面白い
前作が大好きでDVDで何度も観てるのですが、比べるとですね、そのおそろしい事が起きる前の色んな説明が前作の方が丁寧な気がしますね。隣家のおじいさんとの関係や、パパと義父との関係とか、あと今回は使用人の女性はでてこなかったですね、あの事件も私は怖かったもので。しかしほとんどの所はおなじようなもの。
後半までは。
娘が戻ってきてからの展開は前と随分違います。
怖かったですね。前作も怖かったが
これもなかなか。
それともひとつ思ったのが、
あの汚れた土地に着くまでの道のりが
今回はあっという間だったかも。
でも楽しめました。
割りとオリジナルに忠実
オリジナルは結構あたしにとってトラウマ的映画です、運命を受け入れる、教科書です、リメイクも中々です、少女の演技がうまい、ジョン・リスゴーおじいちゃんになりましたね。しかし、やはり、オリジナルの方が不気味で好きです。
悲しいホラーなこのお話は昔から好きで、ついでにラモーンズも好きだっ...
悲しいホラーなこのお話は昔から好きで、ついでにラモーンズも好きだったので、今作も去年から楽しみに日本公開を待っていました。
旧作を上手にリメイクしてあり、これはこれで十分楽しめました。スタークローラーのカバー版もいい感じでした。
昔の実写化のほうが
良かったなぁ。
CG技術が進化しても、具体的に表現したいものがないと意味ない。復活した娘の気味悪さもハンパだし、そもそも仮面かぶった子供たちなんだったの?雰囲気?
むしろ昔の映画の方の雑なCGの怨霊の方が恐ろしくて記憶に残った。最後の子供の登場のさせ方とか、工夫が効いててよかった。昔はアイディアで勝負するしか無い時代だったからかも。
最新作なのに新鮮味が無くてなんか残念。
☆☆☆★★ 果たして1番怖いのはト◯◯クなのか? 基本的には、突然...
☆☆☆★★
果たして1番怖いのはト◯◯クなのか?
基本的には、突然ドカンと大音量で脅かして来るのがどうも…。
とは言いつつも、終始様々な音で〝 予感 〟させるので。家庭のテレビ画面よりも、なるべく音響の良い映画館での鑑賞がベストか。
主に前半はそんなドカン…と脅かして来るので。観ていて、「やれやれ!変わりばえしねえ映画なのかなあ〜!」…と、出来の悪いホラー映画のイメージで観ていたのですが、少女が…!
この辺りから映画は一変。思わず『エ◯タ◯』を思い出しました。
浴槽の場面は背筋が思わず ゾクっとなるくらい怖かったです((((;゚Д゚)))))))
やっぱり恐怖は、ドカンと驚かすよりも。ジワ〜っと来る方が、より恐怖が増しますな〜( ˘ω˘ )
どうやらホラー映画ファンからも、イマイチな評価のされ方のようですが、後半はそれなりに楽しめました。まだまだ無名の監督の様ですが。エンタメ映画として、押さえるところはきっちりと押さえた演出で。今後に期待出来ると個人的には思えましたが…。
2020年1月20日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン3
一番怖いのトレーラー
出先で時間があったので鑑賞
原作は読んでませんが89年度版は見た覚えがあるかなないかな程度
感想としては
なんだか凡庸なホラー映画に終始して
フラグ立てて回収して終わりだったな
という感じで時に感ずるところは
ありませんでした
都会の4人家族が田舎に引っ越してきて
(ERとか言ってたんでたぶん隔年で楽なポストと交代)
知り得なかった環境下で不幸に見舞われます
よっぽどへんな不動産屋に紹介されたのか
爆走トレーラーが前の道を突っ走っていくわ
裏に謎の墓があるわとんだ訳あり物件です
そのトレーラーにペットを殺され
隣のじーさんになぜかここに埋めろと言われた
場所に埋めると狂暴になった猫に蘇り
次は娘がトレーラーに殺され
といった感じでただただストーリーの進行に
添ってイベントが起きてくだけです
起こっていくことの理由があんまりハッキリ
していかないのはスティーブン・キング原作作品では
珍しくないとは思いますが
個人的にどうしても何の脈絡もなく悪いともしていない
人々が一方的に霊や怪物に恨まれて殺されるなり
していく展開というのはどうも気が進みません
別にホラーなんだからスプラッタなシーンさえ展開
していけばいいんでしょうけどそうなるまでの
プロセスがテキパキしすぎていると辟易します
イットもそれが嫌でした
シャイニングでキューブリックが大改編した
というのもわからんでもないです
学校で助けようとした死にかけの黒人も
クルマ(トレーラー?)に轢かれて
なんでその後絡んでくるのかがよくわかりませんが
ゲイジには見えるなど妙にシャイニングシステムが
下地にあったりしてキング設定に依存した感じが
裏に埋めるとゾンビみたいになって蘇るって設定と
大して関連性がなくなっているのがね
トレーラーにみんな撥ねられているのだから
トレーラーも「激突」みたいに何か例の一種なのではないか
と思うとおっさんが運転しているだけだったし
これではあの女の子最後暴れて終わりやろなと丸わかり
最後のオチは投げっぱなしみたいなものでしょう
89年度版は非常に評価も高くホラー・スリラーとして
一級品の出来と聞いていますが少なくとも今回のは
B級で終わってしまった感じですね
なんだろうイットと言いドクタースリープと言い
リメイク系スティーブン・キング原作自分には皆外れでした
キング映画にありがちなタイプの凡作
原作既読。89年の実写版は未見。
スティーブン・キングの持ち味といえば、徹底的に細部を描くことによる緻密な心情描写。
それをいかに実写に落とし込むかが製作陣の腕の見せ所なわけですが、残念ながら実写版の多くはそこが上手く出来てるとはいいがたく、ただあらすじを追っただけの単調な作品になってしまってます。
本作もモロにそのパターンで、色々アレンジは加えているものの、テンポが早いこともありどうにも「軽い」感が否めません。
R15のわりにはグロ描写も控えめだし、グロくする必然性もあまり感じませんでした。
妻のトラウマ描写のジメジメ感や、作品全体の後味の悪さはなかなかなので、前知識なしで期待し過ぎずに観れば十分怖いとは思います。
私はともかく、白紙の状態で子供さんが観たら相当怖いとは思う…
ディテールを書き込むことで必然的に長いスティーブン・キングの小説を映画化するには、どうしてもある程度は刈り込まないといけない。骨の部分と最低限必要な情報は織り込んであるが、やはり駆け足感は否めない。特に①ジャドがルイスに秘密の場所を簡単に教えすぎるし、禁忌の行為が招く恐ろしさを本当に理解していたのか曖昧(原作でも弱い部分ではあるが)。②ルイスが生き返らせずにはおかないほどエリーを溺愛している事が余り伝わって来ない。この点から言って、原作を読まずに鑑賞する大人には今一つ話の展開に説得力がないのではないか、と思う。また、秘密の場所とそこへの通り道がいかにも作り物っぽくTV映画レベルのチープさなのが白けさせる。一方、レイチェルが死んだ姉ゼルダに抱える罪悪感と恐怖とは、ゼルダのおぞましい姿の映像を多用することで上手く視覚化出来ていたと思う。レイチェル役の女優の顔面恐怖演技にはやや物足りなさはあったが…生き返る方を上の娘にしたことで、同じく救いのないラストではあるけれども、原作のラストを知っているものでも楽しめる展開になっていて映画的には良かったと思う。演者の中では、生き返った後の邪悪さ・凶悪さを上手く表現したエリー役の子が一番かな。
良かれと思った事は
14本目。
ビビるのとちょっと違ったかな、自分の中では。
とはアンテナの張りは普通ではなく。
良かれと思った事は、結果としてそうじゃない。
一言で言ってしまえば。
雰囲気だしたいのは分かるけど、スモーク焚き過ぎじゃない。
意外と見どころたくさん❗️なのに〝残念な〟映画❓
実は、一家4人とジョン・リスゴーさん以外の人物たちは殆ど顔を覚えていません。そして、タイトルにペットがつくというのに、動物は死体の犬1匹と一家の飼い猫一匹しか出てきません。『動物への虐待にあたるような行為はしていません』という断り書きがなくても問題ないくらい動物をイジってません。お面の使い方が効果的で、化け物ペットがわんさかいたように我々の恐怖心を巧みに煽るのです。
誕生パーティーやお葬式の場面でも誰一人印象に残るような人はいないし、文字に起こせるような会話もなく見事に気配を消し去って描いてます。
気配らしきものといえば、終始流れ続ける不気味な重低音のいかにもホラーな音楽と奥深い森からの〝瘴気〟(王蟲の森と違い、肺ではなく精神を破壊します)のみ。
ドントブリーズやクワイエットプレイスと同様、客席にいる殆どの人が聴覚とゾワゾワ感(くるぞくるぞ、というあの独特の感覚)を研ぎ澄ませ、緊張感に包まれます。
どうです?
結構ちゃんとした正統派ホラーとしてそこそこきちんと作られている気がしませんか?
主人公はボストンのERでの激務でいくつもの死と向き合ってきたからか、死後の世界を信じない現実派。
一方、妻は時間では解消できない姉の死についての悔恨から、天国や死後の世界という観念的な概念を信じることによって救われようとしている。この死生観の違いが後々、娘の死について受け入れるかどうかの姿勢の違いに繋がってくる。
なかなか深くて決して人ごとではないテーマをさり気なく入れ込んでます。
現実的な人だからこそ、〝自分の目で見た〟超常現象をあっさり受け入れ、見境なく活用することまでしてしまう。
観念世界に対する想像力の欠如が、霊魂やそちら側の世界に対する尊厳や畏敬の気持ちを抱かせず、倫理観の境界まで超えさせてしまったのだと思います。
そして最後のオチ。
家族会員でゾンビハンターだったっけ⁉️
と勘違いしそうな颯爽とした雰囲気の横並びの行進。
あの中にエマ・ストーンとウディ・ハレルソンがいても違和感なくねー❗️と一瞬血迷うほど、私には笑いのツボでした。エリー一家の意気込みが凄くて、あのペースでの〝増産〟が続き、〝◯◯再生工場〟がフル稼働する事態になったら、あの沼の〝生産力〟が追いつかないのではないか、と心配になる程でした。
これだけお楽しみ要素が盛り沢山で、最初から最後まで不穏な緊張感で満たされているのに、なぜか高評価が多数となることはなさそうな、傑作になり損なった〝残念な〟ホラー映画ということになるのでしょうか。
ひどすぎる……
数あるリメイク作品の中でも、最悪の出来になった作品だと思いました。
やらなきゃよかったのにね……
よくこんな脚本にGOを出したものだと、あきれる。
何も考えてない感満載でした。こんな出来の悪い
リメイク作品は、もう止めて欲しい。悲しすぎる
良いところがひとつもなかった……
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