9人の翻訳家 囚われたベストセラーのレビュー・感想・評価
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なかなかの良質ミステリー
プロットが非常に良い
途中で犯人がわかるのだが、それも話の構成として良かったと思う
ミステリーかと思ったら、サスペンスかと思い直し、だと思ったらミステリーだった
2回目見直しても面白く見れると思う
何人か巻き込まれた人が可哀想だった
考察読むと、おばちゃんは仕方なかったようだ
感性はそれぞれ
意外な?展開のサスペンス
映画館で見ようと思っていたのですが、都合が合わず断念。Amazonで発見したので、このGWにみて見ました。
嫌いじゃないです。
意外に思ったのが、物語の半分くらいで、“犯人”が明らかになってしまったこと。この手のサスペンスだと、本当に最後まで“犯人”はサスペンドして、ラストにようやく「あぁ!あいつか!」となりますが、この作品ではそうではありません。『こんな途中で“犯人”を明らかにして、どうするんだろ?』と思っていたら、そこから先に種明かしがありました。そうくんのね。
それにしても、これほどまでに世界を熱狂させる、この小説ってどんな内容なんですかね?とっても気になります。
予備知識なしに、観てほしい映画
漏洩防止のために翻訳家を閉じ込める。
そんなことがあるのかと思いきや、「インフェルノ」で実際やったというんだから驚き。
この映画はネタバレをしてしまうと、魅力が半減してしまうかも。
金を払えと脅すのは何者なのか、
犯人は翻訳家の中にいるのか、
どうやって作品を盗んだのか、
翻訳家達は無事に脱出できるのかー
次々に謎が現れ、最後まで一気に観てしまう。
ミステリーは先を予想するが、ことごとく外れた。
犯人は、なぜここまで出版社社長を追い詰めるのか。ここまでする必要があったのかー。
動機が明かされた時に、すべてが結びつく。
ミステリーは観客が俯瞰して観るのが主流だが、ときに主観的であり、被害者と加害者が逆転する仕掛けも面白かった。
監禁された翻訳家たち。
地味な舞台から、意外なドラマが生まれた。
全世界同時発売の同時翻訳を行うために各国の翻訳家がシェルターに集め...
風が立つ、魂に刻まなければならない。
【オチが読めない!それが見どころ!】
・2019年公開のフランス・ベルギーのサスペンススリラー映画。
・フランスのとある洋館の地下室に9か国の翻訳家が出版社のオーナー、エリックによって集められる。全世界が待ち望んでいるミステリー3部作小説「デダリュス」の完結編を、内容が流出することなく9か国語に翻訳するために、彼らは地下室の密室に隔離され、翻訳が終わるまでそこを出れないことを知る。無茶苦茶だよ…と思いながらも、翻訳を進める9人の翻訳家。それを監視するエリックとその部下たち。するとエリックの元にとあるメールが。「冒頭の10ページをネットに公開した。24時間以内に500万ユーロ(約6億)を支払わなければ、次の100ページも公開する。要求を拒めば、全ページを公開する」と。独占販売することで巨額の利益を得ようともくろんでいたエリックにとってはかなり痛い要求。一方、地下室の彼ら以外は元ネタを知るはずもない。ということで、地下室の9人の中に犯人はいると疑っていくが… という大枠ストーリー。
[お薦めのポイント]
・計算されたサスペンス!久しぶりに裏切られたぁ~!と感激しました。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
[物語]
・とにかく、物語が良くできていると思いました。個人的には、サスペンス領域ではかなりの良作だと思います。真犯人や意図を想定してみたものの、全然的外れ。笑 これぞ、期待を裏切ってうまくだましてくれるサスペンスの醍醐味!中盤あたりからネタバレが始まり、あとは、ネタバレの仕掛けやその動機などを。いやぁ、あまり話すとネタバレしちゃうので控えますが、久しぶりに素敵なギミックの効いた映画に出会えてよかったです。
・ドラマ性は割と薄めです。
[演出]
・これは物語の部分かもしれませんが、時間軸を飛ばす流れ・演出が若干混乱させられました。混乱がある分、衝撃度が下がります。本来なら衝撃を受ける部分が「あれ、今どういう状況?自分の認識であってる?」と懐疑的になるため、徐々に理解してやっと衝撃を受ける→せっかくの頂点で衝撃を受けることができなかったな、という印象があります。
[映像]
・際立って感じたことはありません。
[音楽]
・際立って感じたことはありません。
[演技・配役]
・知らない方々ばかりでした(オルガ・キュリレンコさんはどこかで見た記憶がありました)。しかし、安定して観ることのできた演技ではありました。
[全体]
・裏切りのオチ、これがこの映画の見どころでした。一方、物語性は薄めです。どこか子供じみた衝動や行動が目立ちます。共感性はそこまでないですが、ただただ、サスペンスに自分の予想を裏切られたい!と願う人なら一見の価値はあるのではないでしょうか。ありがとうございました。
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#全体3.5 #物語3.7 #演出3.3 #演技3.4 #配役3.3 #映像3.4 #音楽3.4
ミルフィーユみたいな映画
ダ・ヴィンチ・コードの絡みはない
お手軽ミステリー
この映画のレビューを公開すると、囚われるのか
冒頭、一気に個性的な翻訳家が集められる。
日本人いなくて残念。
フランス映画だから仕方ないか。
ある程度さまざまな作品を見ていると
推理小説とかミステリー映画とか、
めんどくさくなっちゃうんだよね。
たとえば、「きっとあなたは騙される」とか
言われると
よし、騙されないように見るぞって
構えちゃうし。
騙されると面白さより悔しさが
勝っちゃうし。
途中で展開が読めちゃうと
つまらなかったって
思っちゃうし。
なので、推理というより
登場人物のキャラクターとか
プロットを楽しませるとか
の方が映画として面白いのだと思う。
この映画だけで言うと
個性的なのに9人も必要ないし、
もったいないし。
出版って、
作家、編集者、翻訳者以外に
校閲者、デザイナー、装丁者、印刷業者、
校正者、配送業者、書店販売員・・・
翻訳者だけ軟禁する意味あるのか?
「絶対流出禁止」という内容を
どんでん返し推理映画に
していいのか?
と、ネタバレ禁止にせず公開してみる。
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