ホテル・ムンバイのレビュー・感想・評価
全248件中、241~248件目を表示
この事件の被害者は…。
相変わらず素晴らしい演技をする、デヴパテルさん。
彼の演技にぞっこんでした!
この映画は、実話のテロ事件を元にしています。
インドのムンバイで無差別テロが発生し、100人以上の死傷者が出てしまった痛ましい事件。
テロを起こしたのは、まだ年端もいかない青年たち。
イスラム教徒の教えを信じ、首謀者の男の指示に従い確実に人を殺していきます。
イスラム教徒でない人は、殺しても構わないという言葉を信じ、銃を発射する姿が恐ろしい…!
何時間もホテルを乗っ取り、従業員やお客を次々に殺していく、その非人道的な行動に圧倒されっぱなしでした。
対するホテルの従業員は、お客様は神様という教えを胸に、最後までお客様を守り続けます。
いつ何時、犯人に出くわすかわからない恐怖の中、何時間も不安な時を過ごす…。
想像しただけで怖い…。
そんな不安でいっぱいの中、常にお客様のために全力を尽くしたのが、デヴパテルさん演じるアルジュン。
彼の迅速かつ的確な指示によって、数多くのお客様を安全な場所に避難誘導します。
こんな素晴らしい人がホテルの従業員だったらどんなにいいか…。
不安なおばあさんが安心できるよう、優しい言葉をかけてあげる姿。
怪我をした女性を救う為に、危険な道を進んで行く姿。
どれを取っても彼の良さがたくさん感じられました。
また、彼を取り巻く周りの従業員も素敵。
お客様のために最後まで指揮をとり続けた、料理長の勇気ある行動に感激しました。
テロという非人道的な行為は本当許せませんが、それ以上に許せないのは、この事件を企んだ首謀者。
無線で指示をとり、人質の苦しむ声を聞くことが快楽だという、狂った奴の企みが許せませんでした。
実際に事件を起こしたのは、まだ10代の若者たち。
イスラム教の教えを信じ、首謀者の男に洗脳されてしまった悲しい犯人…。
テロを起こしたのは、彼らですが実は犯人達もこの事件の被害者なんだという気がしてなりません…。
神の楽園が待っていることを信じて自爆していった犯人達。
そして、いまだに行方をくらましている首謀者。
遣る瀬無い気持ちが胸いっぱいに込み上げてくる、悲しい終わり方でした…。
このホテルを最後まで守り続けた従業員たちの勇敢な行動がいつまでも語り継がれていくことを願います。
素晴らしい試写会をありがとうございました(^^)
勇気あるホテルマンの姿を記録するという製作意義は理解。が…
2008年にムンバイで起こった同時多発テロのことはなんとなく覚えているが、その実情の悲惨さにまず驚く。
勇気あるホテルマンたちの姿を記録するという製作意義は感じられるし、犯人側の哀しい事情なども知ることができるなど、観るべき理由はある。
ただ、『クーデター』もそうだったが、主人公側がとことんまで追い詰められていく様は辛いものがある。
事実を極力歪曲せず伝えることに徹したのは評価できるが、まぁこれでもかと死人が出るわ出るわで、観ていてゲンナリしてくるし、とにかく終始緊迫感に苛まれるため、ノドもカラカラになり、かなり体力が削られる。
残酷描写を容赦なく入れてくるあたり、この監督は相当なドSとみた。
いい映画なのは確かだけど、やっぱり個人的には『エクスペンダブルズ』や『エンド・オブ~』シリーズのような、問答模様の強さでテロリストを殲滅していくカタルシスたっぷりな映画が好み。
多分チャック・ノリスだったら10分足らずでテロリストを一掃できたろう。
あと、ぜひともタランティーノに『イングロリアス・バスターズ』のように、ホテルマン側が反撃に打って出るリベンジバージョンを作ってほしいところ。
怒りの感情を刺激する迫力
試写で拝見しました。
そこにいたような臨場感。
すごい迫力のシーンの連続に、手に汗握り。
あまりにも酷いイスラム過激派のやり口。
人を人と思わない所業に、ただただ怒りが。
被害者たちもだが、犯人たちも洗脳された少年で使い捨て。
指導者たちは未だ捕まらず、というのも腹立たしい。
と、観てるこちらの感情を揺り動かす、素晴らしい出来でした。
いや、参った。
高価すぎる宣伝費。 Guest is God, sir!
AK-47(通称:カラシニコフ銃)はアフリカ大陸南東部に位置するモザンビーク共和国の国旗にも描かれている高性能自動小銃の事で、その性能は、環境がこの銃を選ぶほど全天候型でしかも砂漠・熱帯雨林・雪山といった過酷といえる環境でも毎分600発の銃弾を連続発射できる優れもので、その上、ロウメンテナンスに加えて1番なことが、この銃らしいコストパフォーマンスが半端がない事が特筆される。 世界で1番売れている銃としてギネスに載り、今この時、世界のどこかでこの銃の犠牲者がいるかもしれない。だから日本円で19億円なんて宣伝用のPVを作る必要のないものなのに! この映画を真摯に制作された作品と捉えるなら、大激怒ですか?失礼いたしました。謝るぐらいなら、書くなってか?
映画の生産国で世界の差別国という言葉の似合う3つの国。まず、インド。今でもモンバイを含めた南インドでは ”ヴァルナとジャーティ” (カーストはポルトガル語)という制度が色濃く残っている国として知られている。オーストラリア(ほとんどイギリス人の蛮行)。マンハンティングの実行者たち。捕まえたタスマニア人の大人は鼻や耳をそぎ落とし、子供の指は切って、刻みたばこのパイプの栓にした人たち。彼らは、温厚なタスマニア人を人ではなく猿と思っていた人たち。アボリジニーに対して市民権を与えたのが、1967年つい最近の事。アメリカ。書く必要なし。
映画の冒頭、10人の若き過激派(モンバイの海岸で自らを学生と言っている記録あり)がゴムボートでモンバイの海岸に到着し、数人に分かれて1987年製プレミア・パッドミニのタクシーに分かれて乗るシーンから始まる。しばらくしてチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅から始まり、他のグループがタージマハルホテルから徒歩5~10分で行けるコラバ地区のレオポルド・カフェで "diversionary operation" と呼ばれる軍事作戦がまず成功する。タージマハル・ホテルで......
Phase one is complete, Brother.
We're moving upstairs.
-Well done, you've good work.
-One thing.......Keep your phone on at all times.
-I want to hear their cries with my own ears.
-These animals have no humanity. Abdallah, remember this.
Yes Brother.
-None of them deserve Allah's mercy.
Yes Brother. God is great.
この冒頭のシーンのAK-47の威力がわかるように、至近距離からの発砲は道端で縄張り意識が強く、どう猛なカバに出くわしたかの様に命は捨てたものと考えたほうがよくなる凄惨な場面となっているので、見ている者を魅了している。
映画に登場するメインキャラクターが、タージマハル・ホテルでボーイとして働くアルジュン。彼を演じているのが差別的映画にご出演でオーストラリアの勲章をもらい、オーストラリアで初めてオスカーを獲得した女性と共演をしたデブ・パテル。また医師でありお金持ちのデイビッドとその美人妻ザーラ。少しエロいロシア人役のイギリス人俳優ジェイソン・アイザックス。彼はこの前見た映画「ガール・イン・ザ・ミラー(2018)」や有名な映画にご出演で今回は、横暴なのか女好きなのか変わったちゃんなロシア人役を演じている。しかもこの人の行動が意味不明。その他には、過激派の1人、イムラン。彼の存在が、パキスタン首謀説を暗に表している。彼らを含めホテルのスタッフやゲストに対して、過激派による残酷で容赦のない攻撃をどのようにすり抜けてサバイバルをするか4者4様の活躍が見どころとなっている。
ステレオタイプ的なイスラム信者をこの映画でも描いている。緊張感で縛られている人間の行動とは思い難いシナリオ。
It's very tasty, go on, try it.
-You ate this ⁉ You moron!
-This is pork, throw it away!
-Spit! Spit!Spit! 後で仲間のいたずらとわかる。
首謀者とされる謎の男 ”Brother” からの不可解な指示。
Good, we want Americans.
We need rich hostages.
Important hostages.
Check her bra. Put your hand in her bra and check there.
-No, I'm so sorry Brother.....I can't touch her there.
She's an infidel. It's not a sin.
若きイムランは動揺する。
She's performing Salah.(イスラム教の五行のひとつ)
Close your eye! I'll kill you! Eyes down!
-Imran? Is it done? Have you killed her? Imran・・・・・(無言)
彼は、パンジャーブ語を使っていることをわざわざ字幕で説明をしている。この言葉は、主にパキスタンで使われる言語とされている。
”The masterminds who coordinated the attacks from Pakistan
remain free to this day.” より、これは、当時の首相ですら、どのグループが起こしたテロか言及していない。ただ通信がパキスタンから来たと当時の警察長官が発表しているが、1部のインドの識者からは、国内の問題として主張している方もおられる。
この映画に対する批評.............
1873年にライバルのデトロイト・フリー・プレスの建物内のスペースを借りたときに始まった新聞紙 Detroit News
Review: 'Hotel Mumbai' an unblinking look at terrorより
「映画ホテルムンバイは、その映画が心を揺さぶるのに厳しい作品で、その性質が不安感や人から気力を奪うものだからである。」
ニューススタンドで売られている大衆新聞紙 Chicago Sun-Times
‘Hotel Mumbai’ a rough but respectful recap of a city’s
scariest daysの記事より
「ホテルムンバイは、忘れられてはならない狂気による行為と英雄的行為を見るにつけ身震いがし、また価値の高いことを思い出させるものである。」
ホテルの従業員の優等生な言葉の連続。国策映画か? 意地悪な料理長と思えば正義感の塊の人であったりと、最後には、オマケとしてエンドロールがながれる中、タージマハル・ホテルの復興の様子を写真を織り交ぜながら描いているということは、19億円をかけてホテルのPVを作ちゃったっていう事??? ただ、過激派が暴力で物事を解決しようとしたり、問題提起をする場とする姿勢は鋭く糾弾されるべきだが、過激派がワンパターンの人の物を盗ったりするシーン。このシーンが一番、疑問の残るもので自決覚悟できている者が物に執着するか? 貧しい?けど知識がない訳でないのに彼らが、汚らしく食事をする場面などを見ると、イスラム教を信ずる人たちがあたかも低俗で蒙昧な人の集まりの烏合の衆のように描くやり方は、死人に口なし、あくまでもパキスタンが首謀者で、10年以上がたっている事件なのに、何故、テロを起こしたのかとか、過激派側の背景を全然描いてはなく、インド側から見たありふれたアメリカ映画と競合する映画作りがなされていて失望という言葉しか、この映画を語れない代物となっている。インド最大のテロとして、何回も映画化されている映画。それなのに映画と当時の報道映像を差し込むやり方で、この映画の質の悪さが、印象に残る。それは警備隊の多くが防弾チョッキを着ていなかったり、実際の報道番組では皆さん着用されています。映画の特殊部隊を含め、武装警備隊の服装が、ヘルメットから銃火器に至るまで頭の先から足のつま先までマッサラサラのサラ。しかも救急車なんて実際の映像では車体がボコボコなものが登場していたのに...!なんですか? これは?
9/27(金)公開 ホテルムンバイ を 先週末の最速試写会で...
9/27(金)公開
ホテルムンバイ を
先週末の最速試写会で
今から11年前
ムンバイ同時多発テロに見舞われた
タージマハル・ホテル
美しく荘厳な舞台は混乱の渦へ。
極限の状況下で判断を迫られる彼ら
身を粉にして大切なものを守りぬく
ホテルマンとしての誇りを胸に。
絶望の淵で求められるもの
それは人種、宗教、民族を越え
団結する力.....
123分があっという間で緊迫感が
凄まじかった。
何度も嗚咽しそうに……
「君の名前で僕を呼んで」で
とみデミー賞の見直したで賞に輝いたw
アーミー・ハマー
本作でも見直しちゃいましたよ
鑑賞前に事件について調べようと
思いましたがやめました。
鑑賞後に調べても良いかもしれません。
とても観たかった作品なので
スクリーンで観られて良かった
その場にいるような素晴らしい作品
ムンバイ同時多発テロを描いた作品。
■良かった点
・事件について詳しくなかったけど、事件のイメージがしやすかった。
・ホテル内での出来事について、その場にいるような感覚で観ることができた。2時間でよくまとまった素晴らしい作品。
■残念だった点
・特になし。
※香港の映画館で鑑賞
全248件中、241~248件目を表示