永遠に僕のもののレビュー・感想・評価
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悪魔の少年…
いとも簡単に人の物を盗み、人をも殺す。そこに罪悪感などない。12人もの人を殺した連続殺人犯の実話。女の子のようなカルリートス、男臭いの中にも色気があるラモンの二人は次から次へと犯罪を犯す。ラモンは金欲しさと言うのはわかるが、カルリートスは犯罪自体を楽しんでいるかのよう。それぞれ違った魅力を持つ二人の視線、距離感も妖しげに描かれ、単なる相棒の枠を超えた関係を匂わせる。カルリートスはラモンを愛していたからこそ、自動車事故で殺してしまい、永遠に自分のものにしたかったのか。若干長く感じたのと、犯罪者を美化するような終わり方は共感できなかった。歯磨きしながら、母親に銃口を向けるのは、壊れているというか、人ではなく、悪魔に違いない。二人の俳優は好演だった
美しき悪魔
天使の物語
どのシーンを切り取っても絵になる作品
タイトルなし
1971年
アルゼンチンで12人以上を殺害した
連続殺人事件の犯人である少年
.
子供の頃から他人のものを欲しがる
カルリートス
ラモンと出会い
彼の気を引くために更に蛮行を重ねる
.
共感なんてできるはずがない
だけど
妖しく脆く危うい
魅力的なカルリートスから
目が離せなくなる
.
Lorenzo Ferro とChino Darin
対比する2人
ビジュアル的にもかなりいい
劇中流れる音楽もいい😌
.
.
カルロス·エドゥアルド·ロベレド·プッチ
1952年生まれ
17歳から相棒と手を組み
3年後には12人以上の人々を殺めた
アルゼンチン史上最悪の殺人鬼
その美しいビジュアルから
『ブラックエンジェル』
『死の天使』
とも呼ばれ注目を集めたそうです
やれやれ・・
ほとんど泣かない友達が泣いた
友達がこの種類の映画を観るとは思っていなかったので、一人で観た映画です。
友達と会った時に、この映画の話になりました。
私… 「永遠に僕のもの」一人で観にいったんだけど良かったよ!
友達…私も一人で観たよー!
私…へーこの手の映画観るんだ?以外だわ…
友達…涙が出て困ったな…、久しぶりに感情移入して悲しくてさ…
映画を観てほとんど泣かない友達が泣いたんです。。
確かに主演のロレンソ君の綺麗な大粒の涙が宝石のダイアモンドみたいで、最近見た涙の中で1番美しかったのです💎
また、彼の制服も必見です!
結構泣く私はこの映画で泣くことはなかったけど、主演ロレンソ君の哀愁漂う演技と天使のような愛くるしさに
また好きな俳優さんを見つけた喜びで一杯になった♡
悲しくて、ちょっと見苦しい場面もありますが、ぜひ劇場で観て損はない映画です!
私はもう一回観に行く予定です。
単純につまらない
「美しき連続殺人犯」「死の天使」とかの宣伝文句だけど、日本で言う所の「美しすぎる議員」とかで、(まぁ、美人と言えば・・・・言えるかもだけど、過ぎるは無いなぁ)と同じ感じかなぁ。主役の男の子、勿論、整った顔立ちではあるけど、「美しき」と言うにはどうだろうなぁ。
でっ、内容だけど、実話を元にしているから文句を言っても、「だって、こう言う出来事があったんだから」となってしまうかもだが、観ていて心を引っ張られるモノが無かった。普通の少年が徐々に心を壊して殺人鬼になるとかならば、前半と後半の落差に衝撃もあるだろうが、最初から頭がイッちゃっているので、同じ事の繰り返しに過ぎない。最初の一人を殺した後は「あぁ、またか」だ。少年期独特の危うさと言うのも感じ無い。何しろ、最初から壊れているのだから。
タイトルも何が「永遠に」「僕のもの」なのかが分かりにくい。単純に考えれば、泥棒の相棒ラモンの事かもしれない。何度か二人には同性愛を連想させるシーンが有るが、ハッキリと描写されていないので、二人の関係性もイマイチあやふや。
何処かで盛り上がるのかと期待して観たが、退屈な二時間だった。
よくわからなかった
・銃弾の値段が高いから警備の甘い銃砲店に窃盗に行くっていうのが興味深かった。
・ピアノの中に金と拳銃を隠してたのが面白かった。
・街並みや家の内装、間取り、家具がオシャレだなぁと思った。
・父親?と主人公が何故一緒に掃除機の営業をしていたのかが謎だった。
・主人公が何を考えているのかが全く分からなくて気持ちが全然入らず、途中で人を殺した所も平然としているし相棒も観た感じあんまり焦ってなくて、警察も全然現れなくて都合がいいように感じた。早く逮捕されてほしくなった。
・ラモンの家族が銃を家で撃たせたりする悪いタイプで面白そうだと思ったら窃盗のセンスとかで圧倒されて主人公が一番パワーバランス的に一番上って感じに観えて物足りなかった。
・ラモンに好かれたかったような感じだったけど嫌われるようなことをするし、好かれようとして失敗してしまったみたいなシーンもなかったように思うし、印象としてよくわからなかった。
雰囲気だけではない
ジルベール?w
最初にこの作品の予告編で彼を観た時、ジルベール(※風と木の詩/竹宮惠子)かと思ったほど。
顔面偏差値も高いけど、それだけじゃない彼の持つ雰囲気が人を惹きつける。こりゃーとんでもないのが出てきたわと思いました。
そしてこの作品のタイトル「永遠に僕のもの」
邦題決めた人も私と同じ匂いがしますwww(実際のタイトルはEL ANGEL)
否が応でも心に「腐」を飼っている私がブルブル震えたのはさておき、
内容は大変シリアスなものでした。
実在するシリアルキラー、カルロス・エディアルド・ロブレド・プッチの逮捕されるまでの話。
実際の彼の供述なのか、脚本家のオリジナルなのかは不明ですが、
劇中、サクサク刺さるセリフがしょっぱなから続き、
ダークヒーローなのに観客が彼の顔以外にもうっとりしていく策略に、
私もまんまとハマりましたw
自分が悪いことをしているなんて思っていなかったカルリートス、
仲良くしてもらうために盗品をプレゼントするカルリートス、
私にも思い当たる節があります。
子供の頃のこの感覚、やばい奴が出来上がる予兆なのかもしれません。
「生きてるんだ、楽しまなきゃ」
この作品の中でもっとも物議を醸し出している事故のシーン、
私は納得のシーンでした。
美しい少年の狂気。
私的にはイマイチ理解できて無いんですが、僕のものを指すのはラモンの事でいいのかな。
BL的な、要素はほぼないけども、双子の彼女もいたし。学校で見かけたラモンを一目で気に入って、構って殴られて、仲良くなって、一緒にコソ泥チームを組んだけど、捕まりそうなったから見捨てて、ほとぼりが冷めて会いにいって、また一緒にコソ泥したけど、いいように使われて切られそうに思ったから事故に見せかけて殺してしまった。であってるかな、、。
短絡的で人殺しに躊躇なし、芸術や音楽が好きで美しく、あとプルンプルンの唇が中性的で美しい。
バンバン殺していく様が見てるこっちを麻痺させる。
パブでねているふたりを撃ち殺す必要はなかったしね。
試し撃ちみたいにころしていくし。
現実あった出来事をなぞっているとは考えにくい。
でもって音楽がいい、映像とよくあってるし。オープニングとラストに音楽に合わせてダンスするシーンがシュールで美しかった。また観たいな。
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