ティーンスピリット

劇場公開日:

ティーンスピリット

解説

「マレフィセント」「20センチュリー・ウーマン」のエル・ファニングが主演し、本格的な歌唱シーンにも挑戦した青春音楽ドラマ。イギリスのワイト島で、移民として母子家庭で育った内気な少女ヴァイオレット・バレンスキは、現実の世界から自分を解き放ってくれる音楽を心のよりどころに生きていた。ある時、国際的に有名な人気オーディション番組「ティーンスピリット」の予選が地元で行われることを知ったヴァイオレットは、退屈な田舎町を抜け出して歌手になる夢をつかむため、オーディションに挑む決意をするが……。監督・脚本は、名匠アンソニー・ミンゲラを父に持ち俳優としても活躍するマックス・ミンゲラ。製作に「ロケットマン」「リトル・ダンサー」の俳優ジェイミー・ベル。

2019年製作/94分/PG12/イギリス・アメリカ合作
原題:Teen Spirit
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2020年1月10日

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(C)2018 VIOLET DREAMS LIMITED.

映画レビュー

4.0説明セリフに頼らない新鋭マックス・ミンゲラの演出の冴え

2020年1月30日
PCから投稿

誰かに噛みつきたいわけではないので、ほかの方のレビューを一切見ずに書きます。一番言いたいのは、本作が「MTVっぽい編集の中身の薄い映画ではない!」ということ。確かに、オーディション番組がモチーフということもあり、音楽合わせの編集が多く、歌の場面になるとミュージックビデオっぽい演出も増える。しかし、そういうカットの積み重ねの中に、実にさりげなく、登場人物の心情や背景が想像できる情報が仕込まれていて、流れるように観られるのに、気持ちがちゃんと伝わってくる演出がなされているのだ。

プロットは極めてシンプルだし、オチも決してヒネったものじゃないが、一見ミュージックビデオ的な語り口を、物語や人物を伝えるツールとして洗練&進化させた映画だと思っている。その証拠として挙げたいのが、この映画の説明セリフの少なさ。心情をべらべら喋ったりしないのに、実に饒舌なのだ。「ミュージックビデオ風のアイドル映画」みたいな評価に落ち着くのだとしたらあまりにももったいないので、本作の過小評価の波には少しでも抗いたいと思っています。

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村山章

3.5ありふれた筋書きながら、ファニングの歌声やディテールは見応えあり!

2020年1月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

本作の受け止め方は人によって大きく差が出るはずだ。そもそも、このタイプのシンデレラストーリーはありふれている。それにオーディション番組のパフォーマンスや楽曲、それに衣装や番組演出のダサには思わず苦笑してしまう。が、実際の番組のクオリティなんて意外とこんなものだ。

むしろ、私が心打たれたのは前半だった。イギリスのワイト島という特別な場所をフィーチャーし、しかも主人公はポーランド移民で、彼女に救いの手を差し伸べる老人はロシア移民。それだけでもこの国の多様性の現状が伝わってくる。さらにマックス・ミンゲラ監督の父は、高名な映画監督でもともとは音楽家志望。母は香港出身の振り付け師。つまり両親ともに夢を掴もうと必死に努力してきた人で、その生き様がエル・ファニングの体に乗り移ったかのように情熱がスパークする様が美しい。ファニングの歌声も透き通っていて力強い。思いがけない「拾いもの作品」といった印象だ。

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牛津厚信

4.0エルのPVみたいだが内容もちゃんとしてる

2024年4月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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つとみ

3.5グランツーリスモのヤン君

2023年10月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

萌える

が出演しているので、鑑賞。
内容はグランツーリスモと同じような感じ

夢を追い続けてかなえる。
そして、師弟愛と少しの親子愛。

内容は悪くないけど
ヤン君目当てなので。
出番はそれなりにあったけと、
夜の場面だったり、ステージ上の暗い場面だったりで、顔が全然見えなかった…
残念

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seiyo
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