浅田家!のレビュー・感想・評価
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良かったです!
さすがは二宮さんって感じ。二宮さんらしい演技で変に作りすぎることなく自然のままに演じている感じで見ている方も入ってきやすかったです。
周りのキャストさんも、黒木華さんや妻夫木聡さんなど絶対に外さないと言っても過言ではないキャストが揃っていたので本当に見やすかったです。
とにかくいい家族や彼女さんに支えられてきすぎたまさしは、チャランポランに生きてきいると思いきや実は色々考え、芯をしっかり持ちながら生きている感じがとても良かったです。前半は面白いですが後半にかけて少し重い感じになってきましたがそれでもとてもスルスル進んでいき本当に見やすかったです。
浅田家!
さっき動画配信で観ました、いや、良かったです!
なんと言っても他の追随を許さない二宮和也の演技力です。
彼を見る映画と言っていいと思います。
そこに素晴らしくも結構重い実話のストーリーと最高のオチ。
予想を覆すいい映画でした。
二宮和也。
嵐の二宮では無い別の人に見えました。
久々に凄い演技を見たなと思いました。
浅田政志さんとその家族の魅力が満載
なんて魅力的な浅田政志さん!家族写真の再現度高すぎて笑った。全体的にキャスティングもよかったし、終わり方もポップで楽しい作品でした。大きな役ではないけど北村有起哉がとてもアクセントになっていて凄かったなー。
なりたかった自分
物語の冒頭から変わり者の弟に振り回される家族の姿にちょっと不安な気分。
訳のわからん両親の写真撮る部分はあんまり共感出来なかった。
何だかんだで、兄も両親も人が良すぎる。
コスプレみたいな家族写真ではあまり共感も感じないし、作品のテーマをどこに持たせるか?の点に付いて失敗したのではないかと思う。
地震のテーマを入れてしまうとそこに引っ張られるから、浅田家のドラマは薄まった気がする。
何かを期待して観たわけではないが、何か入り込めなかった。
新しいタイプの感動映画。
二宮くん目当てで観ました。元ネタの写真集は読んでいません。
感想
浅田家の温かさに終始癒されました。こんな家族もいるんですね。笑顔の絶えない幸せな家族団らんの様子が羨ましく思えました。
その一方で、震災や病を患った一家からの依頼、父の入院や政志の進路の葛藤、写真家としての売り上げの悩みなどの重たいテーマも描いていて映画としての全体のバランスが上手く取れていたと思います。何度か涙腺が刺激される場面もありつつ、ラストは温かい浅田家の写真で終わらせる構成はお見事です。
写真の重要性を深く感じる一作でした。
また、度々映る海の写し方が綺麗だなと思いました。
俳優陣の演技は皆さん自然な演技をされていて、素晴らしかったです。
総評
日本アカデミー賞を獲るのも納得の傑作。人当たりの良さが生み出す家族の温かさに是非触れてみてください。
観終わった後、家族を大事にしたい!人に優しく接したい!と思えました。
最後に、今作でも3.11が描写されていましたが、最近の映画は震災がモチーフの作品が増えてきていると感じました。時が過ぎても忘れてはいけない事なので、このように作品として記憶に、記録に残り続けていく流れが出来てきていることは素晴らしい事だと思いました。
家族は生き甲斐
笑えて泣ける家族物語。
『チチを撮りに』『湯を沸かすほどの熱い愛』『長いお別れ』と連続当たり中の中野量太監督作。
これだけ好みの要素がありながら、何故か公開時何となく観に行かず…。
で、見てみたら、やはり良作であった。
事実を基に構成した浅田家の物語。
専業主夫の章、看護士の順子、真面目に働く長男の幸宏。
…に見守られながら、プロの写真家を夢見る次男・政志。
が、専門学校卒業後も冴えない生活を送り、家族を心配させていた。
そんなある日、政志にカメラを教えた父の言葉がきっかけとなる。
「昔、消防士になりたかった」
そこで政志は、父に消防士のコスプレをさせて写真を撮る。
母は“極妻”風、幸宏はレーサー、家族の“なりたかった夢”を写真に撮る。
それからも様々なシチュエーションでコスプレして、ユニークな家族写真を撮り続ける。
家族写真数あれど、こんな風変わりな家族写真は見た事無い。
家族全員で包帯グルグル巻きの怪我写真、大食い選手権、日本代表、選挙、バンド、海女さん、酔っぱらい、泥棒、疲れたヒーロー(←これ、一番笑える)などなどなど。
政志はちょっとヘンな人? それとも異端の才能?
家族皆で撮った数々の写真。
これで自信が付き、上京。が、現実は甘くなかった。
面白さは認められるも、「これってただの家族写真だよね?」と厳しい評価。何社も何社も…。
そんな政志を支えたのが、先に上京していた幼馴染みの若奈。
彼女の発案で個展を開き、とある出版社の目に止まり、やっと写真を出版。
ところが、全く売れない。
しかし、遂に遂に!
写真界の栄えある賞を受賞。
気付けば、何年経った事か。
写真家だけじゃないが、プロの道を目指すって本当に長くて波乱。
例外の人もいるが、一人の力じゃとても無理。
授賞式での父のスピーチが良かった。
家族は生き甲斐。
それは政志も同じだろう。
念願のプロの写真家としてデビュー。
自分の家族のように、要望に応じて写真を撮る。いつしか全国を回るように。
その最初の家族は、岩手県の家族。満開の桜を背景に。
こんな幸せな家族写真もある一方…
余命僅かな子供がいる家族。かつて皆で一緒に見た虹。それをシャツに書き、撮って貰う。
その時、政志の瞳に濡れ光るものが…。
それぞれの家族の思い、家族の物語。
それらを写真に撮り続けていたが、あの未曾有の大災害の日が…。
話題の豪華キャスト。
二宮和也、妻夫木聡、菅田将暉、日本アカデミー賞主演男優賞受賞者揃い踏み。
ニノはナチュラルながらも、ナイーブさも滲ませる好演。
兄役・妻夫木とも絶妙なやり取り。
菅田はさすがのカメレオン役者を見せる。
ニノとは2度目の共演&2度目の恋人役の黒木華。『母と暮せば』ではニノがポジティブ思考、黒木がおしとやかだったが、今回は黒木がグイグイいくタイプでニノが支えられる方で、立場チェンジ…?(にしても、あの逆プロポーズ!)
両親役の平田満、風吹ジュンも良かった。特に平田が泣かせる。
脇を固めた渡辺真起子、北村有起哉(一番泣かせたかも?)らも印象に残った。
邦画にはホームドラマの名手が多い。
中野監督はその新たな名手。
本作は監督作の中でも最もエンタメ要素高いのではなかろうか。
豪華キャストだし、前半はとにかくコメディタッチ。それに、ベタと言ってしまえばそれまでだが、夢を実現させるまでを感情移入たっぷりに描く。
だけど、それだけじゃない。
ユーモアとハートフル。
シリアスと、今自分に何が出来るかを模索する…。
東日本大震災。
被災地を訪れ、目の当たりにし胸を痛める。
その一方、出会いも。泥で汚れた写真を洗浄するボランティアに参加。真面目な好青年の小野クンや父親の写真を探す女の子らと交流を深める。
が、心境に変化が。家族写真が撮れなくなる。
まあ、無理もない。
多くの人が大事な家族を亡くした。そんな時、家族写真なんて撮れるものか。
今こうやって写真洗浄だって。北村演じるクレーマーの気持ちも分からんでもない。
でも、写真で家族と再会し、喜んでくれる人も沢山いる。
だけど、どうしても家族写真が撮れない。
今自分に何が出来るのか。
今自分は何を撮りたいのか。
今自分は何を撮れるのか。
答えを見出だせないまま、一度実家に戻る。
長らく留守にしていたにも関わらず、明るく迎え入れる浅田家。
が、程なくして父が倒れ、身体に麻痺が…。
「もう家族写真は無理かな…」
そんな政志の言葉が幸宏を怒らせる。
政志の模索、苦悩は続く。それは、プロデビュー前の燻っていた頃より深いかもしれない。
父の撮ったアルバムや思い出の地を兄弟二人で訪ねる。
そして再認識する。
家族は生き甲斐。
政志は被災地に戻る決意をする。
病気の父を残して行くのは心苦しい。でも、必ずまた浅田家家族写真を撮れると信じて。
政志は再び家族写真を撮り始める。
こんな時でも。
…いや、こんな時だからこそ。
辛い時でも、悲しい時でも、家族の思いが幸せを繋ぐ。
それを写真に撮り続ける。
人の記憶も残るが、写真はより鮮明に残る。
私も家族写真を引っ張り出すと、ついつい時間を忘れて見てしまう。
笑いも。
悲しみも。
幸せも。
全ての思いを写真に収めて。
浅田政志にしか出来ない家族写真。
そして、ラスト。
このユニークな家族にも遂に、悲しいその時がやって来た。
…と、思ったら!
何処までもユニークな、浅田家!
心温まるというか、ほっこりする話
「浅田」というある写真家の話。
コメディというほどバカ笑いはないし、涙するほどの感動話でもない。
ただ不思議と観た後は満足感というか心が満たされる、そんな感じの映画。
多分人と人との繋がりの話だからだろう。
寅さんみたいな人情とか、古き良き日本の映画みたいな、今風で言うとヒューマンドラマというかそんな感じの映画です。
ジャニーズファンではないが…
この作品の予告編を見たのは覚えている。なんとなく観に行きたいとは思っていたが、それほど熱量が高くなかったので、後回しにしてしまっていた。それに、ジャニーズファンでもない私が観に行くのはどこか気が引けた。主人公・浅田政志を演じた二宮和也が出演する映像作品に触れたことがなかったからである。しかし、実際に観に行ってみると、それはただの杞憂であった。彼のことをよく知らなくても、十二分に作品の世界を堪能することができた。彼には、それだけのオーラがあるということだろう。今頃になって、改めて観に行きたいと思うようになったのは、何を隠そう、黒木華が出演していることを知ったからである。映画「日々是好日」やTBSドラマ「凪のお暇」で主演を務めていて、まじめで控えめな(清楚ともいう)役どころを演じるのに長けていたことが印象的であった。ただ、今回どのような役を演じるのか、前もって情報を持ち合わせていなかった。そこで、彼女が登場したときには、他の作品とはまた違った一面が見られたことを嬉しく思った。外見的なことをいえば、「凪のお暇」のアフロヘアーともいうべき天然パーマが痛烈に印象的であったが、今回はショートヘアーであった。黒髪のストレートヘアーが最も馴染んでいるが、これも似合っている。役どころとしては、二宮和也演じる主人公の幼なじみ(兼恋人・のちに妻)として、彼を猛烈にアシストし、彼に猛烈にアタックする。いわゆる姉さん女房気質の力強さを帯びており、いつもの控えめな感じとは一線を画していたといって過言ではないだろう。また、浅田家のメンバーも最初から最後まで目が離せない。政志の母を演じた風吹ジュンは、いかにも関西のおばちゃんが言いそうなことを言う(舞台は三重県津市なので、関西寄りの東海地方ではあるが)。彼女はどんな役でも自由自在に演じられるのだと改めて感じた。政志の父親を演じた平田満は、主夫として家族を優しく支える。甲斐性がないといえばないのだが、こんな父親も良いなあと思った。政志の兄を演じたのは妻夫木聡である。おそらく、劇場へ足を運んでいるのは、大きく分けて、二宮和也のファンと妻夫木聡のファン、そして、物語の後半に登場する菅田将暉のファンであろう。それゆえ、客席を見渡すと、40代前後以上の女性が多い印象を受けた。それだけ、この映画には存在感のある俳優がそろっているということは十分におわかりいただけただろう。ストーリーについては、公式ホームページなどを読んでいただたいた方がわかりやすいので、ここでは省略する(それに、できればネタバレは避けたいと思える作品であった)。後半は、東日本大震災を取り扱い、センシティブな描写もあるが、写真家・浅田政志の人生には、最後まで目が離せなかった。
よい映画でした
菅田将暉くん目当てで行きました。
主役を引き立てる良い演技でした。
ニノと妻夫木くんの演技も流石と言った感じで、素敵な家族だなと羨ましくも思いました。
そこまで凄く感動したという訳ではないですが、良いお話で観れて良かったです。た
写真が持つ力。改めて教えてくれる、家族の温かさ。
【賛否両論チェック】
賛:“家族写真を撮ること”を通して、家族だからこそ感じられる温かさやぬくもりを教えてくれるよう。1枚の写真が持つ力のスゴさを、改めて実感出来る。
否:どうしても感動的な演出へと持っていく感じは出てしまうので、その辺りの誘導が、人によっては少し苦手かも。
類まれな独特のセンスを持った主人公が、「“家族写真”を“撮る”」という一連の作業を通して、その一家族一家族の思い出やぬくもりを大切に形にしていく姿に、観ていて心が温かくなるようです。そして後半では、東日本大震災の被災地で、“写真を洗って返却する”という活動の中で、主人公が改めて“写真”という存在の持つ意義を再認識していく様子に、思わず考えさせられます。
そんな作品を通して実感させられるのは、1枚の写真が持つ力のスゴさです。詳しくは是非実際にご覧になっていただきたいのですが、その1枚の写真だけで、叶えられなかった夢が叶えられたり、会えなかった人に会えたり、行きたかったところへ行けたりしてしまうのが、本当にステキだなと思いました。
どうしても自伝的な部分だったり、感動的に演出している部分はあるかと思いますが、それでも“写真”というものを通して、家族や人間そのものの温かさを感じさせてくれるような、そんな作品です。是非チェックしてみて下さい。
前半が三重映画でびっくりした。
浅田家!は中野量太監督作であること、二宮和也と妻夫木聡が出演することだけを前情報として鑑賞しました。
見始めてびっくりしたのは、浅田家は津の人達なので、津がめっちゃ写っていたこと。
津新町の駅とか、めっちゃ懐かしい…三重大の最寄駅やんなー。
私は津ではないが三重県出身で、津とか鈴鹿とかあの辺の方言が懐かしかったです。
伊勢弁ともいうらしいが、私はいせことばと思っているあの方言。
そやもんで、とか、~するんさ、とか、友達が話していたことを思い出して懐かしくなりました。
が!!~やに、って誰も映画の中でゆってへんかったけど、あの辺の人らは毎日やにやにゆうんやで?
なんなら私は、~やにだけは、職場が津市なのでやにやにゆってた父の言葉がうつって、三重をはなれたいまでも時々~やにってゆうんやに(~やに、は、ほかの関西弁でいうところの~やで、とか、~やろ?に相当)。
映画でも聞きたかったなー。と、どうでもいいことを思いました。
これまで映画・ドラマの関西弁ポリスとしてしゃしゃり出ていた私ですが、ポリスは引退しました。
そもそも、その地域だからといって全員がおなじ方言を話すわけでもないです。
自分を省みても三重→大阪→和歌山→奈良→京都と転居し、関西系方言が独自のブレンドをなし、どこの方言しゃべってんのか自分でもわかりません。
もはやいずれの地域にいても「純粋な」〇〇弁話者でないです。
そもそも関西にいる関西出身者だけど基本は標準語を話す人もいます。
おうちでは両親の方言を、そとではその地域の方言を使い分ける方言バイリンガルもたくさん知っています。
言葉は道具であって、道具で人を規定するのはおかしいです。
なので、役者が慣れない方言を使い、その習熟度が物足りなかったとして(思うのは自由ですが)やいやいいうのはせんほうがええやろな、と思うようになったのです。ほめるのはいいと思うけどね。
さて、浅田家!ですが、前半と後半で全く違う話みたいな構成でした。
前半は主人公政志が写真家になるまでのクロニクルです。
印象的だったのは、次男でまさしっていうのが、わが弟2と同じ…というのと、
お兄ちゃんが「お母さんは(まさしを)心配している」といい、
お父さんも「お母さんが心配している」といい、
お母さんも「お父さんが心配している」という、
「心配をかける家族に対し、別の家族を引き合いに出してたしなめる話法」が多用されていたことです。
この「心配をかける家族に対し、別の家族を引き合いに出してたしなめる話法」は、私の母が多用する話法で、彼女の場合は自分の意見を言えないので別の家族を引き合いに出して私(や弟妹)を叱る・諭すというもので(私はそう思ってる)、実際の「別の家族(我が家の場合ここには父が入る)」は母に心配とかの意見を伝えていない(両親は意思疎通不全40年)ので、母による願望・想像なんです。
なので、私と母の間では、母に「お父さんもあんたのことを心配してた」と言われると、また出た、父はそんなことほんまにゆうたか?あんたが言いたいことを人に代弁させずにあんたがあんたの意見として言え!とキレ返す、という流れになります。私のキレに対して、母は言い返せないので、図星なのだろうと踏んで生きてきました。
が、映画の中で、何度も出てきたため、他の家庭でも「心配をかける家族に対し、別の家族を引き合いに出してたしなめる話法」が多用されているんだな、もしかしたら三重あるある?やろか、いやごく一般的なんかな?、いずれにしても浅田家での「心配をかける家族に対し、別の家族を引き合いに出してたしなめる話法」は、嫌な感じがしないな…と思いました。
でも更に考えると、相手をたしなめるときに自分の側にインビジブル味方をたたせるっていうのは、やっぱ数に物言わせようとしていて卑怯な感じがするな…私は使わない話法だな…というところに行き着きました。浅田家の人達が使う場合、嫌な感じがしないのは、発言者をいい人だと私が思っているバイアスのせいなのかな?というか、私は自分の母を思考停止した卑怯者と思っているので、そっちのバイアスのせいで母の発言を反射的にはねのけるんかなと思いました。
あかん、作品自体についての感想が遠い…
全体的に面白かったです。いそいそコスプレするおとうちゃんとおかあちゃんは可愛いですし、つんつんの若菜ちゃんもかわいいし、工業高校卒で学校推薦で手堅い地元企業に入社した(←私の予想)であろう「The 地方都市の長男」・妻夫木お兄ちゃんもよかったですし、もちろんまさしもよかったですし。
二宮さんはヒゲと長髪がびっくりするほど似合わないのには、笑いました。
後半の東北パートもね、写真に写ってないお父さんは、写ってないけど撮影してた、インビジブル出演してるって思えた。
よかったねって思いました。
もう会えない誰かと写真の中で再会できる。流された過去の欠片が手元にある。絶望の中で、かき集めた希望。
いけめんオーラを消して登場する菅田将暉もよかったです。
死期が迫る息子との家族写真を撮ろうとする一家のエピソードは、特に切なかったです。
カメラを止(や)めるな!
写真家が被災者を救えるのか。
コミカル家族とシリアスを描いた良作。
面白いし暗いわけではないが、作品の余韻がどうにも悲しい。
良い点
・題材
・オチ
悪い点
・無理に菅田将暉を起用して浮いている
演技力に脱帽です。
普通っぽさを演じるのは難しいが、出演俳優が見事に演じている。主人公の家族以外は、細かいキャラの設定がないように思えるほどに、その人物になりきっている。実話に基づいた脚本なので、どこまでが実話で、どこからが創作なのかはわからないが細かい描写に俳優の力量が見て取れる。セリフにない感情がスクリーンから伝わってくる。お見事です。
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