主戦場

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主戦場

解説

日系アメリカ人映像作家ミキ・デザキが慰安婦問題をめぐる論争をさまざまな角度から検証、分析したドキュメンタリー。慰安婦問題について、デザキの胸をよぎるさまざまな疑問。慰安婦たちは性奴隷だったのか、本当に強制連行はあったのか、元慰安婦たちの証言はなぜブレるのか、日本政府の謝罪と法的責任とは……。この問題を検証すべく、日本、アメリカ、韓国、肯定派と否定派それぞれの立場で論争の中心にいる人びとに取材を敢行。さらに膨大な量のニュース映像や記事の検証を交え、慰安婦問題を検証していく。

2018年製作/122分/G/アメリカ
原題または英題:Shusenjo: The Main Battleground of the Comfort Women Issue
配給:東風
劇場公開日:2019年4月20日

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(C)NO MAN PRODUCTIONS LLC

映画レビュー

4.5韓国も慰安婦問題で一枚岩ではなかった

2024年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

難しい

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トダー・オートマタ

5.0フェイクニュース作成のお手本

2023年10月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

怖い

良く出来ていました。フェイクニュース作成のお手本です。なのでメディア・リテラシー啓蒙のための格好の教材です。 人は自分に都合のよいものばかりを集める「確証バイアス」に陥りやすい。その典型です。編集テクニックの成果ではあるが、よくもまああそこまで醜悪な右翼の論陣を集めたものだ。監督に気を許したのか、思わず前のめりに興奮気味だった。なんとも侮蔑的・差別的な物言いで、普段ならあそこまでは言わないような表現が多かったように思う。学術的価値よりもこうした言説を好まない人達に向けたエンタメとして消費されることを狙っている。反対にリベラル側の物言いは淡白で、対比から誠実そうに見えた。考え方や数値の非合理性が薄められたように思われる。 一方で「歴史修正主義」のレッテル貼りが陳腐というか、公平性を欠く。 戦前は売上のためアテンション・エコノミーに走り、満州や中国大陸の租借地利権に飽き足らず、中国内地への進出まで後押しして軍の尻を叩いて煽っていた新聞メディアが、戦後は「一億総懺悔」などと一般国民に責任を押し付け、軍をその気にさせた責任を知らんぷりして軍国主義の弊害を非難し、全てを天皇制と軍国主義の責任として擦り付けた。戦後すぐの左派勢力が決めつけた「歴史観」のみが正しく、それに異を唱えるとまたもや今度は「歴史修正主義」とレッテルを貼る。間違った認識は検証して丁寧に根気よく修繕していくべきで、それが学会やメディアの責務なのだが、絶対にそこには手を付けさせない傲慢さ、不寛容さ、歴史に対する「謙虚さ」の欠如がこの映画からは感じ取られる。その意味で万人が見るべき映画だと思う。

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羅生門

5.0言葉の力

2023年9月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

知的

難しい

2時間、知識が薄いなりに必死で内容についていくために、集中しました。 家族に勧めてもらって鑑賞するまで、こんな凄い映画が作られていたことを知らず。この映画ができてから今日までの間にも、日本、世界の状況は変わっていて、それがとても良い方向だといえるわけではない現実。 戦争が終わって今年で78年。 その間に何度も何度も歴史についての論争が行われてきた。事実は一つなのに、何故それが180度違う事になって話になるのか? 不思議で仕方ないけど、対比されている本作を見ていると、とても良くわかる。 事実をそのままにしておくと、都合が悪い。 謝ることが出来ない(正しく) ※政府は謝罪しちゃだめなんだって言ってた藤田さん。ビックリしたわ。そんな政治家いらんわ。恥ずかしないんかな、そんなおかしなこと真顔で発言するなんて、、、 立場が変われば歴史の捉え方が変わる。 でも、事実は事実。 日本の戦争に関する重要な書類の7割が焼却されたこと、これだけでも大事なのに、正直初めて知りました。 日本◯議のリーダーて言われてる加瀬さんも初めてみました。言ってることが気持ち悪すぎて理解できないし、こんな人をTOPにもってきてる団体を相手に議論しなければいけない世の中って???マジ?ってなった。 言葉の力ってすごいなって。 一つのインパクトのある言葉が独り歩きしてしまう。その言葉を利用する輩がいる。 発言に責任を持たないくせにべらべら喋る杉田議員とか、ほんま、言葉がない。 女性、差別、奴隷、人権、いろんな言葉が一つ一つもっと丁寧に考えて、捉えて、扱わないといけないことをひたすら感じた。 一度見ただけではとてもすべてを理解することが私にはできなかったけれど、今まで知らなかったことを一つでも知ることができてよかった。 世界のどこの国とも仲良くできる、敵のいない国にいつか日本がなるように、しっかり今の子どもたちに平和について伝えていきたい。

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M hobby

4.5日本資本の作品じゃないことが悲しい。

2023年7月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

観終わって思うのは、慰安婦の有無はフリで、日本に巣食う病魔の正体に迫ろうとしたものの、もっと踏み込んで欲しかった。 アメリカ資本で作られるこの作品は、いわゆるマニアックと呼ばれる単館でしか公開されなかった。きっと劇場にも日本のメディアと等しく政府の監視による圧があったのだろうか。あるいは日本のメジャーや劇場が腰が引けたのか。かつて、とある議員が自ら担当する省庁のことを伏魔殿と称した。そのお父さんの時代は経済的にもイケイケドンドンだったので金権政治が話題になったが、今の時代は思想を背景にしているからこそややこしい。 「騙された奴が悪い」は性悪な親や口の悪い近所のおじさんが教えてくれた。全国の学校の先生の口癖は「みんな仲良く」。今こそ万国共通のスローガンなのでは。

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ラーメンは味噌。時々淡麗醤油。