天地悠々 兜太・俳句の一本道

劇場公開日:

  • 予告編を見る
天地悠々 兜太・俳句の一本道

解説

世界で最も短い詩「俳句」に人生をかけた俳人・金子兜太のドキュメンタリー。

「詩というものの本当」を目指し、有季定型の伝統にとらわれず、人間と社会の自由な表現に挑んだ俳人・金子兜太。1919年に埼玉県で生まれた彼は、海軍の一員としてトラック諸島で太平洋戦争を体験し、「この人たちに尽くせることをやりたい」と26歳で帰国。それ以降、戦後俳句の第一人者として活躍を続けた。2012年から18年に他界する直前までの7年間にわたって行ったインタビューを織り交ぜながら、その生涯を追う。

監督は「天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”」「笑う101歳×2 笹本恒子 むのたけじ」など長寿の偉人たちのドキュメンタリー作品を撮り続けてきた河邑厚徳。書家としても活動する俳優・本田博太郎が朗読、アナウンサーの山根基世が語りを担当。

2019年製作/74分/日本
配給:リュックス
劇場公開日:2024年9月10日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7

(C)ピクチャーズネットワーク株式会社

映画レビュー

3.5こういう生き方

2024年9月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

金子兜太さんの名前は私も俳句の実作者故当然存じ上げています。また日経新聞の「私の履歴書」でも取り上げられており、その生き方を知ってます。
生前の金子さんへのインタビューを中心に構成されてます。金子さんの俳句は「前衛」と言われたこともあるように、私からみれば難解な句が多く、本作で紹介されている句も例外ではありませんでした。但し自らの従軍体験から来る反戦の想いは理解できました。
晩年まで句作と選句、反戦活動への参加を行っていた金子さんの想いを今私たち次の世代は正しく伝え、行動に移さないといけません。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
コーヒービート