窮鼠はチーズの夢を見るのレビュー・感想・評価
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びっくりするほど成田凌!
求めたエロがそこにありました! 次世代型窪塚洋介! 迸るエロ!贅沢すぎる! BLはケツを掘られた事のない女の 幻想でしかないと思っているのですが とてもとても良かったです! もはやこれは女性用AV! 御馳走様でした!
窮鼠はチーズの夢を見る
原作の漫画の、兎に角ファン! 何度も読んでる、大好きな作品での今回映画化。 よっぽどじゃ無いと観に行かないかと… 宣伝ポスターの大倉くんが、恭一郎の雰囲気ピッタリ。 でまた、成田くんの今ケ瀬…うんうん、いい感じ〜、「これは観なければ」って思いました。 私からしたら…結構大胆なベットシーン。 今ヶ瀬の恭一郎ラブな感じは、とっても良く出てたけど、凛としたとこは、難しかったのかなぁ〜。 で、漫画とは違うラストシーンで 私、びっくりしちゃって。 違うって知って見たかったな〜 虚脱感でした。 ちょっと勿体ないとこもあったけど キャスティングは、ベストなんかな〜、って 思いました。 原作ファンとしては、観なくても良かったです。
誰も幸せにはならない純粋な恋愛映画
原作を何年か前に読んではいたけどうろ覚えで鑑賞。原作の印象が残ってないのは当時の自分がお子様だったんだな、と思うくらいにもどかしくて切ない大人の恋愛映画だった。 今ケ瀬が健気で必死でいじらしくて一緒にいても苦しい、離れても苦しい、その生々しい感情にこっちも息苦しくなる。男同士とかそんなことはどうでもよいくらいに今ケ瀬の方に感情移入してた。 主役2人も幸せにはなれないけど、周りの女性陣も幸せになれない。優柔不断でズルい男なのになんで好きになっちゃうのかな。今ケ瀬も女性陣も。辞めた方が良いのはわかってるのに人を好きになることは男だろうと女だろうと理屈ではない。 そんな報われない恋愛したことないのに、恋愛中の苦しみを思い出して切なくなる映画だった。
カールスバーグ
想像以上に生々しい映画で驚きました。でも、そんなことが気にはならないくらい、良質な恋愛映画でした。男性同士の恋愛を扱ってはいますが、恋愛を一度でもしたことのある人なら誰でも共感できる作品です。
行定監督が撮る恋愛は生々しくて、心に刺さります。特に成田凌さん演じる今ヶ瀬の表情は繊細で、壊れそうで、美しくて、本当に素敵な役者さんだと改めて気づかされました。生まれ年のワインをもらった時の嬉しそうで苦しそうな今ヶ瀬の表情は、涙が出ました。また「やらせてくれるんですか?」と言っている今ヶ瀬を家に入れた後、しばらくドアのカットが続いたシーンがとても好きです。中での会話が想像される余白でした。
人はみんな、今ヶ瀬か大伴先輩、どちらかなんじゃないか、と思いました。大好きな人といると他に何もいらないくらいに幸せなのに、同じくらい苦しくてたまらない今ヶ瀬。自分を愛してくれる人が欲しくて、ずるい態度ばかり取る大伴先輩。恋愛をしている時、人はみんなどちらかに当てはまる気がします。「大伴先輩みたいな人大っ嫌いなのに。」というセリフが印象的です。人を好きになるのに、好みのタイプとか関係なく、ただその人だけが例外になってしまう感覚は全国民が共通に持っているのではないでしょうか。恋愛が楽しい人も、恋愛に疲れた人も、ノンケでも、ノンケでなくても、どんな人にも見てもらいたい作品です。
目の奥を描く秀作
それが同性でも年齢差あっても 人を愛する事にルールはなく、 後は自分がどう理性を操作するかだけの話。 男を視る男。それを診る女。 こんなに目の奥を描いた作品はそうない。 映画館で観て欲しい。 スマホとかじゃ伝わらない。 そしてこの企画を通したジャニーズに敬意。
マイル消化で観ました。
が、!ムビチケ残しときたいくらい良かったです。久しぶりにもう一度見たい映画でした。表情といい流れと終わり方とが、ちょっと苦しくて重くて、誰しも恋愛で別れを体験した事のどれかに重なる部分があるのではないかと思います。完璧な人を好きになる訳じゃないって言葉が沁みました。そうなんですよね…。
恋愛ってやつは、男も女も関係ない
わかっちゃいたけど、こゆいね。 でも、大倉くんのアンニュイな感じとか、成田くんの脆そうなとことか、すごく演技が光ってました。 逆にまわりの女子たちが、残念な気がしたかも。 1つ置きの隣の席にいたオジサマの、鼻息が大きすぎて、なんか変に勘ぐってしまい、ちょっと集中できなかった(笑)
オトナ女子のための恋愛映画
ロマンチックな成人BL映画。原作もそうなので結構ハードなんだろうなぁと心して見たが、鑑賞を終えてみると美しさのほうが心に残った。 特に、女性と結婚するつもりだという恭一に、半年に一度でも1年に一度でもいい、ただ顔を見るだけでいいからこれからも逢ってほしい、と今ケ瀬が懇願する場面がとても切なくて胸に迫った。米映画「ブロークバックマウンテン」の主人公達を想った。 舞台挨拶で監督と成田さんが言っていた、奇跡の海辺のシーン(日の出前の海は無風で波もなく雰囲気0だったのが、急に風が吹いてドラマチックになったので急いで撮った)はとても綺麗で情感に溢れていて、観賞後も余韻が残る名場面。 最後に、音響効果が良すぎてBBAの心臓に悪かったので(笑)、評価は厳しめです(ごめんなさい)。
流石な行定監督。
チョイと複雑な恋愛を、リアルに伝えてくれる監督の作品。
責めてましたね。
最初のカメラワーク😅
いやいや、なんとも。。
異性愛より、同性愛の方が純粋で愛を感じてしまい、少しばかり、悔しいですけど。
成田凌の愛らしさ、大倉くんが、少しずつ受け入れて愛を確信していく過程も無理がなくてとても良かった。
大倉忠義の大人の色気が溢れた作品
ジャニーズ事務所の関ジャニ∞の大倉くんが一皮剥けた作品というか男としての覚悟が見えた作品でした。 性描写はもちろんのこと、男同士の濃厚なキスシーンまで全力で挑んでいます。 成田凌くんに関しては才能の塊です。 数々の作品を拝見してきましたが今回の成田凌くんは自然な演技で俳優の成田凌であることを忘れるくらいに役に入り込んでいました。 作品自体は素晴らしいものでしたが、まだまだ僕自身大人ではなく刺激が強すぎた印象です。 ラストがお互いの想いが成就しない結末なだけに大人の恋愛のリアルを描いた作品だと感じました。
全体的にやりすぎ感が強いね
一流企業で働く20代後半の大伴恭一(大倉忠義)。
ある日、会社のロビーに大学の後輩の今ヶ瀬渉(成田凌)が立っていた。
「いまは興信所で調査をやっているんですけど、調査対象が先輩なので、どう報告しようかと悩んでいて・・・」と恭一に告げる今ヶ瀬。
調査依頼主は恭一の妻、恭一が浮気しているかどうかの依頼だった。
調査報告書には恭一の浮気現場がバッチリが写っていた・・・
といったところから始まる物語で、その後、恭一の優柔不断で流されやすい性格や、大学時代の今ヶ瀬が恭一に一目ぼれしてその後も延々と思い続けていたことなどが描かれていきます。
腰の据わらない浮気性の男性に、惚れる粘着質の執念深い女性と構図は、昔からよく見られる恋愛ドロドロ劇の定番で、執念深い粘着質女性を、ゲイに置き換えたところが目新しいレベルで、同性愛の純愛ものという触れ込みだったのだけれども、ロビーに立っている今ヶ瀬の姿をとらえた初めのショットから、個人的には「ちょっと違う・・・」という感じがしました。
作り込みすぎた今ヶ瀬のキャラクターにドン引きしてしまい、なんだかゲイ版『危険な情事』を見せられた感が無きにしも非ず。
恭一の、腰が据わらず優柔不断で流されやすい性格は、相手も大切にする気持ちなど微塵もないが、自分自身を大切にする気持ちもさらさらない。
そんな彼が、今ヶ瀬に抱かれ(!)、去られた後に、新宿二丁目のゲイクラブを彷徨するシーンは、彼がはじめて自分の心を探ろうとしていることの表れであり、興味深かったです。
大倉忠義と成田凌の身体を張った生々しいラブシーンは見どころだけれども、もう少し隠した方が個人的にはよかったと思います。
ちょっとやりすぎ、ポルノ的に思えました。
高いスツールに鳥のようにうずくまる今ヶ瀬の姿は、アラン・パーカー監督『バーディ』を思い出しました。
また、今ヶ瀬が愛用する黄色い陶器の灰皿はシェル様形状ですが、女性器も連想させます。
棒状のタバコと併せて、そこいらあたりをどう読み解くか・・・結構、難問です。
興味深い内容ですが、全体的にやりすぎ感が強く、同じくやりすぎ感が強かった同監督の『世界の中心で、愛をさけぶ』と同じレベルの評価としておきます。
本気で好きになるって苦しい
あっという間の時間でした。 久々にちゃんとした恋愛映画を観た気分。すぐにもう一度観たくなったなぁ。 本気で人を好きになるって、こんなに苦しいんだね。忘れていました… どうしても、自分だけを見ていてほしくて、他の誰にも渡したくなくて、それはやっぱりみんな同じ。性別なんか関係ない。 成田凌の表現力には圧倒されっぱなし。ちゃんと恋をしてました。かわいかった。そばに置いておきたい感じ。大倉くんは本当に受動的な人で、ズルい、優しすぎる、優柔不断男です。流されすぎだし。でも、好きでどうしようもないんだな。 1番それぞれの思いが交錯してて、こわって思ったのが、なつきと大伴と今ヶ瀬と友達の4人でご飯食べてるとこ。複雑すぎる。 そして、「あなたの煙草になりたかった」って台詞、『愛がなんだ』でも、好きすぎてその人になりたいって言ってたのと同じで、とにかくその人と一緒にいたい、もうその人の一部になりたいんだよね。 所々、クスっと笑っちゃうとかもあって、たまきの選んだカーテンを今ヶ瀬が「そのカーテンダサっ」って、それに同意する大伴、同じくと思う私。そこ合わないのに、結婚しようと思わないでって。 でも、結局、大伴はずっぽりハマっちゃいました。また、灰皿使ってくれるといいね。 同じこと、繰り返しそうだけどさ。
今ヶ瀬vs夏生、試合に負けて勝負に勝ったのは?
二度以上の鑑賞がお薦めです。 所見は大倉君と成田君の体当たりの濡れ場シーンにただただ圧倒され、美しいお二人に見入るのが精一杯。 2回目の鑑賞で更にこの奥深く純粋な恋愛映画の魅力に虜となりました。 まず大伴(大倉君)は何を考えているのか分からない男から、後半になるにつれて今ヶ瀬に対し"愛する人への優しい感情"が芽生え、それがひしひしと伝わる名演に唸りました。 そして、今ヶ瀬(成田君)は嫌いなタイプを好きになってしまってどうしようもない気持ちの現れに、苦しい、嫉妬心、でも幸せ、この喜怒哀楽の表現が素晴らしく、とても愛らしかった。 大伴を取り巻く4人の女性が現れますが、中盤に今ヶ瀬と対等に向かい合いバトルを繰り広げる夏生(さとうほなみさん)との場面は見物。 勝負に挑んできた彼女には好感が持てました。 BLと言う枠を越えて、これぞ最高な尊い恋愛映画と言っても過言ではないと思います。 とにかく傑作です。
何度も観たくなる作品
2日前に1人で観に行きました。
余韻に浸ってしまい窮鼠のことしか考えられなくなる、2日しか経ってないのに既に2回目観に行きたくなる、これまでファンではなかった大倉さんと成田さんのこと好きになる…
こんなふうに思える作品に出会ったのは初めてです。
元々BL好きなので、正直言うと濡れ場目当てで行きました。濡れ場はたしかにすごくてこの映画の見どころでもあるのですが、それ以上に萌え袖の成田凌やいちゃいちゃしてる2人が可愛くてきゅんきゅんします、そして苦しくなります。
BL好きではない方でも楽しめる映画だと思います。
なぜ評価が高い?!
前半はとても笑えました。本当にニコニコと。成田くんのキスが新鮮でした!!続いてそこまでさせる???とも思いました。でもね、男女のキスシーンになると、やっぱり恥ずかしい演出?のままでびっくり。日本人のストレートの方々ってキスが下手!hisを観た時も、日本人のゲイもキスが下手!って思ったけど、俳優さんたちはストレートですよね?!失礼しました、、、 他国のゲイムービーで、観るのも恥ずかしいキスって無かったのに。ストーリー展開も推して知るべし。 もう自分が恥ずかしいと感じる映画は見ないことにします。
悲しいんだけど画が綺麗っていう残酷さ
原作は未読。
主演の2人の演技に圧倒された。
主人公の大伴恭一役を演じた関ジャニ∞の大倉忠義さんにびっくり!
ごめんなさい。生粋のアイドルかと思ってました。
なんて素晴らしい役者さんなのでしょう!
来る者拒まず、去る者追わず…感情を表に出さないアンニュイな雰囲気の恭一にぴったり。
ずっと無表情だからラストの涙を際立たせるんだね。
露出度の高い性描写の数々。
しかも同性との絡みはJでは初めてかもしれない。
新境地に拍手です。
もっともっと大倉くんの映画がみたい!
成田凌さん演じる今ヶ瀬渉の激しく恋焦がれる潤んだ目が忘れられない。
好きな人に好きって言えない苦しみが、一途な可愛い今ヶ瀬くんから伝わって来る。
恋愛って残酷だわ…
行定監督の演出なのか、せとな先生の原作なのか?
主演の2人は勿論だけれど、登場人物一人ひとりが際立っている。
人はそれぞれ顔や性格が違うように、恋愛への考え方も違う。
女性たちの様々な愛の形が見えた。
浮気調査を依頼した恭一の妻・千佳子の痛快なまでに身勝手な離婚宣言とか、
恭一と不倫してる肉食系の瑠璃子のしたたかさとか、
大学時代の元カノ夏生が今ヶ瀬に抱く意地悪なジェラシーとか、
常務の娘たまきが選んだ青いカーテンの相性の悪さとか…
激しい今ヶ瀬の愛との対比が、愛とは何かを観る側に問いかけてくる。
同性同士の恋愛に戸惑う恭一は知らず知らずに今ヶ瀬の沼に引きずり込まれていく。
髪の毛くるくる触ってポテチ食べるシーン。
笑いながら耳かきするシーン。
あと、2人が暮らす部屋の白いカーテン越しに窓から入る光。
屋上で笑い転げてふざけ合うシーン。
ピンクのジッポと灰皿。
そして、椅子。
…隅々までこだわった演出や大道具小道具が秀逸。
愛すれば愛するほど、自分らしく生きられない。
愛すれば愛するほど、苦しくて一緒にはいられない。
悲しいんだけど、画が綺麗っていう残酷さを描かせたら天下一品の行定勲監督にノックアウトされた映画。
追い窮鼠しなきゃ。
てことで2回目は大ヒット御礼舞台挨拶付きで鑑賞。
初リアル大倉さん拝顔。びっくりするくらいカッコいい!
成田凌の好演は一見の価値あり
とても純度の高い恋愛映画でした。
大学生の頃からずっと片想いを拗らせてるなんて、男女だと割とありがちなシチュエーションだけれども、男同士だと少し違ったフィルターを通して見てしまうのは、まだまだ自分に先入観や固定観念があるのだと思い知らされます。
主人公の恭一が、今ヶ瀬と過ごすうちに、人を好きになることや愛することの価値観が変化していく様子がとても丁寧に描かれていました。
特にキュンとして嬉しいけどズルい苦しいと思ったのが、今ヶ瀬が恭一からワインをプレゼントされ、恭一が何気なく来年の話をするシーンです。恋愛は嬉しくて苦しくて辛いけど楽しい、そんな複雑な気持ちが成田凌さんからものすごく伝わってきて涙が止まりませんでした。
途中、展開の早さに???となったり、これは膨大な行間を読めってことなのか?となったりすることもありましたが、映画自体はよくまとまっていて面白かったです。
アジアン料理屋での地獄のキャットファイトは最高でした。楽しかった。
最後、恭一は今ヶ瀬と生きていく決心をしたのに、片想いの相手が急にこちらを向いて怖くなって逃げ出した今ヶ瀬が切なくて切なくて…。この後に救いがあると信じたいです。
一緒に観た友人がチーズ出てこないじゃんって言っていたのには笑いました。
後、ブロークバックマウンテンがあまり好きじゃない人はあんまり好きじゃないかも…と個人的に思います。
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