劇場公開日 2020年9月11日

「本気で好きになるって苦しい」窮鼠はチーズの夢を見る さくらんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0本気で好きになるって苦しい

2020年9月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

あっという間の時間でした。
久々にちゃんとした恋愛映画を観た気分。すぐにもう一度観たくなったなぁ。

本気で人を好きになるって、こんなに苦しいんだね。忘れていました…
どうしても、自分だけを見ていてほしくて、他の誰にも渡したくなくて、それはやっぱりみんな同じ。性別なんか関係ない。

成田凌の表現力には圧倒されっぱなし。ちゃんと恋をしてました。かわいかった。そばに置いておきたい感じ。大倉くんは本当に受動的な人で、ズルい、優しすぎる、優柔不断男です。流されすぎだし。でも、好きでどうしようもないんだな。

1番それぞれの思いが交錯してて、こわって思ったのが、なつきと大伴と今ヶ瀬と友達の4人でご飯食べてるとこ。複雑すぎる。

そして、「あなたの煙草になりたかった」って台詞、『愛がなんだ』でも、好きすぎてその人になりたいって言ってたのと同じで、とにかくその人と一緒にいたい、もうその人の一部になりたいんだよね。

所々、クスっと笑っちゃうとかもあって、たまきの選んだカーテンを今ヶ瀬が「そのカーテンダサっ」って、それに同意する大伴、同じくと思う私。そこ合わないのに、結婚しようと思わないでって。

でも、結局、大伴はずっぽりハマっちゃいました。また、灰皿使ってくれるといいね。
同じこと、繰り返しそうだけどさ。

さくらん