劇場公開日 2020年9月11日

「オトナ女子のための恋愛映画」窮鼠はチーズの夢を見る SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5オトナ女子のための恋愛映画

2020年9月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ロマンチックな成人BL映画。原作もそうなので結構ハードなんだろうなぁと心して見たが、鑑賞を終えてみると美しさのほうが心に残った。
特に、女性と結婚するつもりだという恭一に、半年に一度でも1年に一度でもいい、ただ顔を見るだけでいいからこれからも逢ってほしい、と今ケ瀬が懇願する場面がとても切なくて胸に迫った。米映画「ブロークバックマウンテン」の主人公達を想った。
舞台挨拶で監督と成田さんが言っていた、奇跡の海辺のシーン(日の出前の海は無風で波もなく雰囲気0だったのが、急に風が吹いてドラマチックになったので急いで撮った)はとても綺麗で情感に溢れていて、観賞後も余韻が残る名場面。
最後に、音響効果が良すぎてBBAの心臓に悪かったので(笑)、評価は厳しめです(ごめんなさい)。

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SpicaM