劇場公開日 2019年11月1日

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閉鎖病棟 それぞれの朝のレビュー・感想・評価

全229件中、121~140件目を表示

4.0優しさとは

2019年11月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

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大阪みたらしだんご

1.0まぁ、しょせんドラマですわな

2019年11月11日
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悲しい

怖い

リアリティのない管理状況と偏見と無知に満ちた精神疾患の描写。大マイナスポイントだね。
「閉鎖」とかいう強い言葉を使う割には、都会のど真ん中で自宅のドアを開放するような開けっぴろげ感と、それでも問題が起こらない「はいはい、どーせドラマですもんね」というご都合主義。
観ていてイラつく。こんな連中こそが精神疾患者だ!と思っているのなら、実際どうなるか考える頭がないのか?映画と全く同じ環境に全く同じヤバい連中を同じ配置で置いてみたら、速攻で問題を起こすぞ。
ここに違和感を抱かない人は感動できるようですね。こういうのが精神疾患だと勘違いされないか心配でなりません。

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ファルロン

3.5古臭いけど良く出来たフィクションドラマ

2019年11月11日
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映画鑑賞1000作

4.5医学でも、法律でも、社会規範でもなく、人のあったかい感情なのだ。

2019年11月11日
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鑑賞方法:映画館

多数の人と同じ倫理や道徳を持てない人は、「心のおかしな人」とされ、社会と隔離される。その理不尽さは、理解のない家族によって生み出されることが多い。その悲劇を近代から多くの文学や映画が描いている。平山監督は、それをもっとストレートにわかりやすい材料で表現してくれた。

「心の病」とされる人の描写には賛否があるかもしれないが、平山監督が描きたかったことはそこじゃない。最後のシーンにいろんな思いが詰まっていると思った。「秀丸さん」の「生きていてもしょうがない。わしなんか生かしたら、税金の無駄や」の本心の思いから、「難儀でも生きていこう」と立ち上がる気持ちの変化は、あまりにも切なくて、泣けてきた。そして、もう生きていてもしょうがないと思う心を、生きてみようと思わせるものは、人の優しさしかないのだ。そうさせるものは結局、医学でも、法律でも、社会規範でもなく、人のあったかい感情なのだ。そう感じた。原作は確かに山本周五郎賞がよく似合う。

帚木蓬生の小説「閉鎖病棟」を読みたくなった。

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にっしん

3.0人間は帰る場所があると強くなれる

2019年11月11日
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悲しい

冒頭の衝撃映像から2時間かけて、暗くて悲しい作品を鑑賞させられると、嫌でも伝わるメッセージ。ただ、さすがに重い、重すぎるよ。どよーんとした。。

個人的には「事情を抱えていない人間なんていない」ってセリフが一番よかったなあ。程度の差はあれ、みんな何かしら抱えて頑張って生きている。だからこそ、いま流行の、誰かに寄り添っていくしないんだと。

丁寧な脚本のもとしっかりと製作され、見応えのある芝居を観ることができた分★3

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一言レビュー

4.5タイトルなし(ネタバレ)

2019年11月11日
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ぽんぱる

2.5役者の演技◎。内容は???

2019年11月11日
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ko

0.5オーバーリアクションは弱者への差別

2019年11月10日
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悲しい

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右にぃ左のぉ旦那

0.5いつもの

2019年11月10日
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オルグ

1.0日本映画の悪いところが満載

2019年11月10日
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タカユキ

1.0違和感

2019年11月10日
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悲しい

精神科病棟を題材にした映画ということですが、
当事者・精神科に関わる方々が観た場合、多くの方は違和感を覚えるであろう と思いました。

周りから見れば意味の分からない行動をとる患者さんが居たとしても、本人の中では意味のある・理由のある行動です。その点で、患者さんをバカにしているのか?と捉える方が居てもおかしくない描写がみられました。様々な面で配慮に欠けています。

精神科に接点の無い方が観られた場合、どちらかというと精神科病棟に対して悪い印象を植え付ける映画だと思いました。

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psy

2.0閉鎖病棟ではなく開放病棟

2019年11月10日
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金銭も自己管理で、所持品(特にカメラは病棟内に持ち込めない)も自己管理、よく外に出ている、1994年が原作だとしても、閉鎖病棟ではないなと思いました。当事者研究のポスターがありましたが、1994年にはやってないです。日本では北海道のベテルの家がはじめたのは2001年から。任意入院も1998年(法律に明文化)から。そのかわり健常者からの差別的行動や言動は入れすぎなくらい入ってます。製作者が本当に表現したかったのはなんなのか?正直、あきれるおもいです。役者には罪はないと思っています。人に煩わしく扱われた人々が助け合って生きる姿だけは2点の価値があるとおもいます。あと、医療従事者の仕事が責任問題に発展するレベルで、ぜひ、映画館に観に行ってください。悪い見本としてなら最高の1本です。あくまでフィクションとして見てほしいです。そこにあるのは誰かがイメージする精神障がい者の世界で、現実と同じところは助け合うところだけ、製作者はもう少し勉強してほしかったと悲しい気持ちになりました。

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将統

3.5舞台挨拶付き上映(笑福亭鶴瓶、K)。精神病院内の情景は観ていて辛く...

2019年11月10日
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舞台挨拶付き上映(笑福亭鶴瓶、K)。精神病院内の情景は観ていて辛くなった。閉鎖病棟(精神病院)というものは、どこか刑務所と似ているように思った。もちろん違う面もあるが。…。

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still_ontheroad

3.5予想とは違っていたけど

2019年11月10日
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重い、深い作品でした。事情を抱えていない人なんていない。そのそれぞれの人が懸命に生きようとして前向きな姿に感動した。

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okuy

4.0意外にストレートな表現だった。

2019年11月9日
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予想外のストレートな表現の数々に、気持ちが怯むシーンもあった。
特に小松菜奈扮する由紀にまつわる話に胸が痛くなる。身勝手極まりない剥き出しの欲望に翻弄される姿がとても辛い。
そんな中から這い上がり、葬り去りたい記憶と闘う彼女の強さにどれだけの人が救われるんだろう。
彼女の明確な意思が伝わる真っ直ぐな演技、とてもよかった。

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パプリカ

2.5何十年前の病院やねん!

2019年11月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

病院スタッフが鈍感すぎ。
 精神科医療の専門家なら、由紀が入院した時の顛末には百歩じゃなくて億歩譲るとして(屋上の対応はありえん)、最初の退院の様子を見た時に、DVとはわからなくても、何かしらの手段を講じるはず。それでも、18歳という微妙な年令ー児相は関与しないけれどまだ未成年で入院させるのは本人の意思だけではできないーで、退院させてしまったとかの描写があるのならともかく…。
 あの程度で保護室というのも、良い薬がなかった時代ならともかく…。しかも2度目の発作では、秀丸の関りで落ち着いているのに、病院での最初の発作の時はスタッフの関りで悪化しているって…( ゚Д゚)。
 また、誰もが突っ込む重宗への対応。ありえん。
 手続きふまない自主退院や、外泊後帰ってこない人への対応も、単に映画の都合上、描かれていないだけだと願いたい。
 チュウさんの退院時の対応。もっとPSWとかが、退院してもやっていけるように、慎重に慎重を重ねて環境調整・お試ししてから退院させるよ。
 そして何より家族の苦労も知らないでの発言。

病棟内の構成も、映画的にインパクトのある人・場面ばかりを集めたかな的な…。
うつ病の人だっているはずなのに、画面にはそれらしい人はでてこない。
チュウさんみたいな方の方が多いはずなのに…。

さらに、?なのが、あの程度で死刑?だったら、世の中死刑囚だらけだ。

あくまでフィクションであることを強調するかのような設定の数々…。

精神科医療に関わるものとして、
精神科病棟に入院と告げられてしまった当事者・家族と関わるものとして、
どんなふうに描かれているのかと恐る恐る鑑賞。
 ああ、こんなの入院前の当事者が観たら、入院拒否されるなあ。自殺されかねないなあ。親子心中されないように気を配らねば。
 精神科医療・入院とはを考えるには、この映画より、強烈に誇張・コメディ化されているけど『クワイエットルームにようこそ』の方がいいかもしれない。

原作未読。
精神科入院患者に「読め」と勧められた作品。積読になっていてご免m(__)m。きっと、当事者にとって人に勧めたくなるような作品なのだろう。

けれど、映画はどうだ。
 監督はこの映画を通して何を描きたかったのだろう。
 何年も前から脚本を温めてきたと何かで読んだ。その過程で、精神科医療についてのリサーチはしなかったのだろうか。
 監督の頭の中は描き出されているが、実際の精神医療の現場の、温かさ・やりきれなさ・矛盾等々、一言では語れない雰囲気が出ていない。
 当時者目線ではなく、当事者を”外”からみての雰囲気で作ってしまった、やっつけ仕事のような映画。なんでこうなる。

そして、手ぶれする映像。それで何を表現したかったのか?登場人物の不安定な気持ち?そんな小細工しなくても十分演技で表現できる役者を揃えているのに?反対に、監督の、この作品に対する腰の引け具合・腰が据わってない様が露呈している。

『愛を乞う人』の監督作品。
『怒り』『そこのみにて輝く』で、繊細な演技に魅了された綾野氏。
『渇き。』で印象的だった小松さん。
『かもめ食堂』の小林さん。
『ディア・ドクター』の鶴瓶師匠。
と期待度UP.
木野さん、渋川氏も出演されていて、と芸達者だらけなのに、不発。

綾野氏は器用な役者で注目しているけれど、今回は器用さに驕ってリサーチ怠った?出演作が目白押しだもの。
 最初の発声は神木君か?というような感じで、「役に合わせて発声も変えている」と昔読んだインタビュー記事を思い出して、期待度UP。繊細さは出ていたけれど…。
 でも、幻聴と一緒に生きる運命を背負ってしまった人の思いがなおざり。自分自身を自分でコントロールできないってどういうことか、わかる?〇〇しなきゃいけないけれど、ついあとまわしにしてしまうなんてレベルではないんだよ。原因とかなくて、ある日突然そうなっちゃうんだ。描いていた将来とかが、一瞬飛んでしまうんだ。「賽の河原」と表現された方もいらっしゃったっけ(そのあと取り戻す人とか、別の将来を見つける人もいらっしゃるけれど)。
 尤も、一口で「幻聴とともに生きる運命を背負ってしまった」といっても、お一人お一人違うから、簡単ではないけれど。
 (㊟幻聴は、統合失調症にしかない症状ではありません。別の状況でも起こりえる)

小松さん。インタビューを読むとそれなりに”調査”はしたらしいが…。
 これも”DV被害者”と言っても、何歳から被害を受けていたかで、表情・症状の出方は全く違う。つい最近被害にあいだした設定なのかな?役作りが中途半端。

渋川氏。『半世界』しか知らなかったから、そのふり幅の大きさに驚いたけれど、ただの粗暴な人にしか見えなかった。
 薬物中毒。どんな経緯で薬物にはまったのか。薬物に手を出すまでの性格。そして、中毒治療がどのステージなのか。離脱症状の出方。なんの薬物なのか。薬物によっては脳器質への作用による性格変容もあり得るのだけれど。

『レインマン』のホフマン氏。
『ギルバートグレイプ』のディカプリオ氏。
ともに、自分が演じる症状を持つ方々の特徴をつかむために、何か月も施設に通ったと聞く。
『7月4日に生まれて』のトム様は、日常生活も車椅子で過ごしたという。
日本にはそこまでやる覚悟のある役者はいないということか。
残念。

三人とも、個人的には注目株。だからこその苦言。惜しい。

そもそも、監督が何年も企画を温めていたけれど、”病”について何も調べなかったのだろう。
そんな中途半端な思いで、この企画に携わって欲しくなかった。

それでも、木野さんのはりついたような笑顔とか、
脇を固めていらした方々が、特徴を持つ愛おしい人々を愛おしく演じられているので☆2.5。

≪2024.5.4追記≫
 この映画を観て感動するくらいなら『むかしMattoの町があった』マルコ・トゥルコ監督作品。2010年2/7と2/8に放映されたTV映画の方が格段に良い。イタリアには精神病院がない。その運動の中心となったバザーリア医師を中心として精神病院を描いた実話ベースの作品。
 自主上映か、大熊一夫氏著作についているDVDでしか鑑賞できないのがもったいない。

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とみいじょん

4.0未来はきっと明るいはず

2019年11月9日
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事情を抱えた人しか居ない病院で生まれた繋がりが、朝日が昇り始める一筋の光のように生きる意味を与えてくれた。傷の舐め合いとか馴れ合いとか、そうゆうのではなくて。悲しいことや苦しいこと、どうしようもできないことがたくさんあるけど、一緒にいたいと思ってくれる人が1人でもいたら、頑張ってみようって前を向くことができるものなのだ。きっと。
何度も泣いてしまいました。ラストシーンは希望を感じるもので良かったです。

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まだまだぼのぼの

4.5素晴らしい演技

2019年11月9日
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それぞれつらい過去を背負いながらも純粋に生きる人々、その先に希望があることを願いたい。
いずれのキャストの演技も素晴らしいです。

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おっけ

2.5社会的入院

2019年11月9日
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奮い起つような感情が何も湧かなかった。綺麗事のお芝居感が正直な感想。
言いたいこと伝えたいことはわかります。私の心が異常なんでしょうか。

精神科病院に入院している人を役として演じる姿は
心のどこかで素直に賞賛できないのも正直な感想。
よく特徴を捉えて演技されてるとは思いますがやはり辛いものがある。
快く思えない、見れないと思う人もいるかもしれない。

鶴瓶さんも小松菜奈さんも綾野剛さんも皆さん魅力的ですが、
心の奥底まで突き刺さるような渾身の表現力とまでは画面から伝わってこなかった。鶴瓶さんの演技はTVで見るいつもの鶴瓶さんと変わらない。
笑顔を出さない演技はされているけれど10年ぶりとはいえ新境地を見せて欲しかった。
最後の場面、もっと必死にもがいて震えて汗も涙も鼻水もいっぱい垂らすぐらい汚い表情でなんならもう失禁してズボン濡らすぐらいまでして諦めていた感情を奮い立たせて立ち上がろうとする姿を画面いっぱいに見せつけて欲しかった。
この映画の最後はそれぐらいの渾身の表現力がないとこの題材に釣り合わないし
観ているこちらの心にまで響かない。と願望ですが少し残念に思いました。

小松菜奈さんも虚ろな眼差しが魅力的ですがあの泣き叫ぶ場面も涙を流して欲しかった。鬱積された感情を顔がグチャグチャになるぐらいもっとさらけ出して欲しかった。そういう映画を希望します。

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puccino

4.0この映画のメッセージ

2019年11月8日
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仕事柄現実の世界も見ている私も、上手い演技だと思いました。テーマも興味深く良い映画なのですが、「あれ?」ってところで映画が終わってしまい、明確なメッセージを伝えないまま終わってしまった感が勿体ない

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卵かけご飯