ドクター・スリープのレビュー・感想・評価
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映画の日に
12月1日で、映画の日。
いつも平日なのに日曜だったから、昼間っから1000円のチャンス。
家族だといつも20時以降のレイトショーで1300円だったのが、去年からカミさんと2人で夫婦50割引が適用され1200円になって、ますます映画が身近になった。
それで、近所のイオンで40年後のシャイニングを観てきました。
当時子供だったわたしが前作を映画館で見たときの衝撃と、まったく関係ない内容の仕上がりになってて、それはそれで面白かったけど、オチが気に入らない。
仕方ないのもわかってるよ。
原作スティーブンキングはこっちの方がお墨付きなんだから。
だけど、おいらは原作どうでもよくて、監督だったキューブリックの大ファンだからなぁ。
でも、別物の映画と割り切って、1000円で大音響の迫力あるスクリーンで観れたのはよかった!
HELL☺
ジャック・ニコルソンがCGで蘇る!なんて噂もあったりしましたが、酒のジャック・ダニエル繋がりで、どうしてもジャック・ブラックに見えてしょうがなかった。そんなスティーヴン・キングとスタンリー・キューブリックの両者をも納得させた見事な脚本で完結を試みたマイク・フラナガン偉い!これならば『シャイニング』ファンも納得の出来と言えましょう。
今回は寝落ちしなかったはずですが、いつの間にドクターになったの?という疑問がずっと残ってしまいました。たしかにダニーはミニチュアの街で世話になったブルース・グリーンウッド医師が経営するホスピスで働いてはいたのですが、8年過ぎたときにいきなり医師になったのか・・・とも考えたのですが、TVや人形で「どったのセンセー?」でお馴染みの『ルーニー・テューンズ』のキャラであるバッグス・バニーが登場していたので、ここからDOCと呼ばれるようになったのだと推測できます(真相は知りません)。
ホスピスに関しては、先日観た『人生をしまう時間』(2019、日本)と被るところがあり、人生を終える患者の部屋へ猫が入っていくというエピソードがとても良かったです。誰も看取ることが出来ないなんて孤独死と同じ。死をも克服したダニーに知らせるなんてニクい演出でした。
どこまで原作に忠実なのかはさっぱりわかりませんが、黒板を通してアブラと交信するのも素敵です。一方、悪役の吸血鬼みたいな存在のレベッカ・ファーガソン演ずるローズが空を飛ぶ(意識が)シーンもファンタジーで良かった。頭の中に入った!などとわけのわからない頭対決なんてのもいい。
やっぱり生気を吸い長生きする集団の存在がいい味だしていました。不死ではなく長生きなんだよ!って、簡単に物理攻撃で死んでしまうし、肉体そのものは弱いのです。さらにホテルそのものが生命体だったとか、いろんな要素を詰め込みながら、懐かしさと怖さで脳内攻撃してくる作品でもありました。
個人的にはレベタンのローズやスネークバイト・アンディが好みでしたが、次回作『アブラが油まみれの大冒険』でお会いしましょう♪(あるわけない)
氷から炎へ
アメリカンホラーの金字塔的傑作『シャイニング』、その続編『ドクター・スリープ』が映画化!
原作は言わずと知れたホラー作家スティーヴン・キング。監督は『オキュラス/怨霊鏡』等で注目され、キング原作の『ジェラルドのゲーム』も見事に映像化してみせたマイク・フラナガン。
なお、今回のレビューは映画のネタバレもですが、原作版『シャイニング』『ドクター・スリープ』両方のネタバレも含まれますので、そちらを読まれる予定の方はご注意ください。
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『シャイニング』と同じホテルを舞台にしたホラーを期待されていた方は面食らったかもだが、原作『ドクター・スリープ』の内容と同じく、本作は限定空間を舞台としたホラーではない。
ダニー/アブラ/“真結族”の三者の視点から描かれるホラー色の強いサスペンス作である。映画版『シャイニング』では描写が薄目だった超能力=“シャイニング”を前面に打ち出し、その能力者同士のぶつかり合いが描かれる。
そうは言っても『X-MEN』のようなド派手バトルや『スキャナーズ』のような念力で殴り合うような闘いが行われるわけではない。相手の意識への潜入を主体にした戦術対決の様相。
アブラの仕掛ける罠やダニー/アブラの意識交換などの戦術はどれも原作準拠だが、意識内での闘いや“図書館”などの映像説明困難に思える内容もフラナガン監督はビシッとビジュアライズ。さらにこれらがキューブリックよりもダイナミック&トリッキーな映像で描かれると、無茶苦茶スリリングで面白い!
“監視塔”からローズがアブラの元を訪れる場面等での重力超越カメラワーク、互いの意識も数百キロ離れた空間も自在に飛び越えるカットバックの巧みさにゾクゾク。いよいよ展望ホテルへ舞台を移す前の空撮再現&重厚なスコアにはニヤニヤが止まらない!
終盤のホテルでの決戦は原作とは異なるが、頭に閉じ込めたホテルの怪異を全開放するという恐るべき切り札にカタルシスを覚えた。
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しかし一番心に響いたのはやはり、ダニーの成長譚。
死してなおダニーを案じ続けるハローランとの師弟関係や、心に傷を負った息子をどうにか守ろうとし続けた母ウェンディの姿に、開巻早々泣きそうに。
やがてアルコールに溺れた彼が、死の恐怖に脅える人々に安らかな眠りを与える“ドクター・スリープ”として再起していく流れも好き。「あんたはいるべき所にいるんだ」と諭されるシーンや、その不思議な力を活かして善い思い出の中で病人を逝かせる優しさに涙(あとアズリールにゃん可愛い)。
最後にダニーは恐れ続けた父と対峙し、自分を誘惑し取り込もうとする“ホテル”にも打ち克ち、かつて父が成し得なかったこと――家族を守ること――を成し遂げる。
全てを浄化する炎の中で、安らかに微笑み合う母と幼いダニー。あの場面でやっと母と子は、あのホテルの恐怖から解放されたのかもしれない。
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ここから原作との比較中心で書くが――色々と不満点もあるものの、正直、監督の大胆な試みには恐れ入った。
そもそも『シャイニング』映画版は原作版から相当な改変が加えられており(例えば原作版ではホテルは焼失してしまうので『ドクター・スリープ』原作に展望ホテルは登場しない)、原作者キングは映画版を「温かみがなく冷たい」と長年に渡って批判しているのだが、監督は映画版/原作版の両者をこの『ドクター・スリープ』で巧みに融合させているのだ。
映画版『シャイニング』は、孤独と怪異でジャックが狂気に陥ったという印象がかなり強い。プラス、映画の最後に登場する集合写真やジャックの「ずっとここを知っていた気がする」という発言からも、『ジャックは前世でホテルの支配人もしくはそれに近いポジションで、そのためホテルに再び取り込まれた』=『ホテルの目的はジャックだった』という解釈ができる。
一方、原作版は、その土地に渦巻く死や悪意の集合体である邪悪な“ホテル”そのものがジャックに憑依する展開。“ホテル”の目的はジャックではなく、極めて強い生気を持つダニー少年を取り込むこと。その為に懐柔し易いジャックを利用する、という展開だった訳だ。
実は本作は、冒頭のハローランとの会話で、映画版『シャイニング』の物語を“ジャックの狂気”から“ホテルの悪意”という原作の形にシフトさせているのである。
更に、本作の終盤には仰天! 展望ホテルが登場することは予告編でも謳っていたが、原作ファンの方ならボイラー室が登場する場面で「マジか! それやっちゃうのか!」と興奮したんじゃなかろうか? 僕は興奮しました。めっちゃ興奮しました。
ボイラー室をオーバーロードさせてホテルを“火で浄化”する展開、そして“ホテル”に憑依されたダニーがアブラを襲い、すんでの所で意思を取り戻す展開は『シャイニング』原作終盤をそのまま踏襲したものなのだ。
つまるところ今回の『ドクター・スリープ』は、キューブリック版『シャイニング』の強烈なビジョンと音楽等の演出に敬意を払いつつ、『ドクター・スリープ』原作でのダニーとアブラの絆を原作版のジャックとダニーの絆に置き換えることで、最終的にスティーヴン・キング版『シャイニング』の決着に回帰させるという物凄くアクロバティックな試みをやってのけているのである。
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だがやっぱり、原作には登場しない展望ホテルを話に組み込むのは難しい部分もあったようで、そこが今回の主な不満点。
まず、“真結族”はもう少し強力な存在として描いてほしかったなあ、と。
特に原作のクライマックスはローズ・ザ・ハットを含む“真結族”複数人との対決になるので、アブラとダニーだけでは分が悪い展開だったのだが、映画版はローズのみが相手だ。いくら彼女が狡猾で、残りの生気でブートアップしていても、やはりアブラ&ダニーには敵わないと思えてしまい、展望ホテルを利用する根拠が薄弱に感じてしまったのが残念。原作通り複数人でやってきて、一気にホテルの怪異に襲わせるような感じの方が良かったんじゃないかなあ。
クライマックスまでは良かったのだが(原作よりも仲間も容赦なく死ぬ)、むしろ終盤の展望ホテル内が静謐なキューブリック版準拠になってしまったせいで、そこまで感じていたオリジナリティが薄れたのが残念。だがそこはキューブリックへのリスペクトとして致し方無しという気もするし、あのホテルを再び大スクリーンで見られるというだけでもやっぱりニヤニヤしてはしまう。まあ、ホテルの看板幽霊たちがアベンジャーズばりにアッセンブル(嫌過ぎるアッセンブル)して見栄を張るのはちょっとパロディ色が出てしまった気もするけど――。
それと、映画ではセリフにしか登場しなかったアブラの祖母だが、原作では彼女がダニーの“切り札”となる。その展開に自分は鳥肌立ったので、彼女が登場しなかったのもちょっと残念。しかしそこも“箱”を切り札にするという冴えた転換で補われている感じではある。
だが一番悲しかったのは……ダニーの最後。
原作では、ダニーは生還する。そしてアブラと交流を続け、同時に“ドクター・スリープ”として贖罪と救済を続けていくという結末だ。原作『シャイニング』の続編としては『ドクター・スリープ』は薄味と感じたものの、それでも僕はダニーの成長とこれからの希望が見られて嬉しかったんである。
だが映画版はダニーが父ジャックの罪を贖うという形で決着してしまう。いずれダニーの意志をアブラが継いでいくのだろうとは思うけれども……タイトル通りの“ドクター・スリープ”としてダニーには生きていて欲しかったなあ……。
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しかしながら、良かったです。いや、本当ここまでの作品になるとは予想していなかった。
やや無理を感じたとはいえ展望ホテルを再訪できたのは嬉しかったし、キューブリック版を意識しつつも攻めまくった映像表現、そして原作を見事にビジュアライズした超能力者同士の闘いはムチャクチャ楽しめました。
そしてキング自身も語っていた通り、映画版『シャイニング』が“氷”なら本作は“炎”。キング原作らしい、人の体温を感じさせるドラマになっていた点は何より嬉しい点。大満足の4.0判定で。
<2019/11/30鑑賞>
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余談:
レベッカ・ファーガソンが最高。原作から抜け出したかのような妖艶さと狡猾さ!
Well, Hi there…
shine on
原作未読
シャイニングの続編なんで当然お化けだ映画を期待していったら、そういう話なのかよの意外性でとても楽しめました
ハロラン、ダニー、アブラの関係性、
シャイニング使いたち、
ダニーのトラウマ、
ジャックの影響によるアルコール依存、短気
そして何故オーバールックホテルに戻ることになるのか…
原作は長編なんで結構端折ったんじゃないかと思いますが、脚本がよくできていて感心しました
中年ダニーを演じるユアンマグレガーがとってもよかったですね。レベッカファーガソンはめちゃ老けたなあ…
某コメンテーターがシャイニング見てなくても楽しめる、と言ってもいましたが当然見ていたほうが面白いので未見の人はキューブリック版見てから行きましょう
here's Johnny!
別物として面白かった
面白かったけど
シャイニングと比較すると
普通のホラー?サスペンス?だった
効果的でないグロさなど
超能力系の海外ドラマっぽい
効果音はいい感じに効いてた
支離滅裂だけど
体験として質感として
まさに悪夢のようなものとして
刻み込んでくるような
映画感で際立つ怖さみたいな
この世のものでないあれはなかった
結局、際立っていたのは
シャイニングを
リサイクルした場面だった気がする
勝手に期待してしまった
今思えば、別物になるのは当然
面白かった
またシャイニング観たくなった
キングの原作とキューブリックの前作が見事に融合
221.映画版の前作とはジャンルが異なるが、原作からの流れは自然。フラナガン監督の旧作品を思わせるシーンもあり、彼の活躍が楽しみだ。残念なのは、全米での興行成績が最悪だったこと
トイレに先に行ってから鑑賞すべしっ(笑)
この長い時間をよく飽きさせずに作れたなぁ、というのが最初の思い。
前作の怖さを超えることは出来なかったけれど、作品としては良かったかと。
この作品は、前作を観ているとより楽しさが分かる作品だけど、知らなくても「何か過去に抱えている」事は分かるので、観ていない人にもある意味楽しめるのかなぁ。
まあ、話としては、アブラが居る時点で怖いものなし。最強(笑)。
怖がることなく、ドキドキもなく鑑賞しました。そこはホラー映画としてはマイナスなのかな。兎に角怖くない。やっぱり敵が強いほうがいいよなぁ、ホラーは。と思いました。
テンポとキレがいい作品の流れではないため、途中でトイレに行きたくなります(笑)
必ず行ってからの鑑賞をオススメしますよっ!
ゾンビ?
まあまあ、面白かったかな。皆さんのレビュー通りでしたなあ。前半眠たく。半ばから目が覚め始めた感じの面白さやったです。主人公?女子学童の上手さが引き立つ脚本。思わず自分もあんな能力があったりして?などと錯覚するくらい、黒人少女を皆さん、良く観てあげて🎵。
普通のホラーだね
キューブリックの「シャイニング」の、独特なカメラワークと効果音と様式美…。原作キングが「違う話にした」と不満だったのは有名な話ですが、キングがその後監修した方の「シャイニング」が「は?」としか思えなかったので、今回の続編にもさほど期待はせず。
シャイニングの小説は読んだけど、「ドクタースリープ」も書いてたのねー。読まずに映画館行っちゃったよ。
なので「ドクタースリープ? ほへ?」と思ったのは仕方がない。多分原作でのダニーは、老人が他界する際に眠るような安らかな心に導く「ドクタースリープ」なんでしょう。そこがメインの小説なのかな? けど映画ではそこんとこほぼ描いて無かったので、見終えた時も「ドクタースリープってタイトル要らなくね?」と思ってしまった。
お話的にも、頑張って「シャイニングの続編です!」ってうたわずに、別モノの映画とした方が良かったんじゃ? 初めのうち、エクトプラズマ食ってる悪グループは、元祖のホテルの亡霊の皆様かと思ったら違うのね。そして異様に弱いよ。猟銃で消滅するなんて、人間と対して変わらん。すごくおどろおどろしいワルモノなのになぁ。
要所要所で「ねえ! 警察! 警察呼ばなくいいの?」って思ったよ、小市民は。
つまらなくは無い。でも「シャイニングの続編」とするには、残念な感じでした。双子ちゃんは、元祖の時より美人さんになったよね。裸体の水死体おばさんも、元祖の時は局部にボカシ入ってたけど、今回自然な感じには黒っぽくなっていて、表現の自由というか、時代を感じました。
安眠枕みたいなタイトルだが
その時代を超えた映像美や技法こだわりで
Wikipediaにすらオマージュ作品は紹介しきれないと降参させた
不朽の名作シャイニング
ガンダムのニュータイプ表現にも影響があったのでは
と思わされるほどの作品の今更な続編
完成度は果たして・・
よく出来ていたし十分面白かったですが
続編としてはやはり無理矢理感はありました
40年前の「前作」はホテルが人間を狂気に変える部分が舞台でしたが
今作でハッキリ個人差のある能力としての「シャイニング」と
その生気を食らう事で生命を永らえてきたヴァンパイア
のような存在との対決が中心となります
ホラーハウス映画ではなくなった部分に
違和感を感じる人もいるかもしれませんが
そもそも前作もあんまりホラーハウスで知恵を使って
仕組みを駆使して脱出を図るという内容ではないと
思っていたので違和感はありませんでした
ただそうしたせいでホテルを登場させる必然性が
どうしても薄れてしまった感は否めません
登場するホテルは観ている側にも懐かしさを覚えてしまいますし
血の洪水も観光地の名物みたいにドバーッと出てくる
シーンはもうホラーというより恒例行事
全体的に前作要素がストーリーと絡めてあるというより
画的なパロディ感で用いられている感じがしました
医者の部屋とかどう見ても支配人の部屋だし
全体的に前作へのリスペクトが強すぎるのか
そうして「なぞるくらいに」触れることしかできず
伏線回収に終始して観に来た人たちが一番感心持ってた
ホテルのシーンが短かくなってしまった感じはしました
配役を入れ替えたのもその辺のリスペクトから
なのでしょうがたまさか最近CGで過去の姿を再現していく
作品が直近でちらほらあり・・まあそれをやれとは
言いませんがパチもの感出ちゃいますね
精一杯似せてるんですが
これだけスパンの長い続編だと結局色々仕方がない
復活して前作への注目がまた集まるからいいじゃん
と思ってしまいますが
じゃあこの作品「シャイニング2」と言うタイトルを
付けられたかどうかというと難しそうです
(まぁそんな邦題付けるの日本ばっかでしょうが)
まあシャイニング自体キューブリックが
原作いじりすぎてキングが怒ったそうですし
作品の内容以外で色々考えさせられました
続編として完璧なラスト
長尺を感じさせず、続編として完璧なラスト👏
ローズ以外全て良かった。
ローズのキャラ、ちょっとダサい。ハットはないな。。
巨乳すぎる。
キャンピングカー、ローズのクルー、ウォーキングデット感すごい。ここだけ本当におしい。
でもよかったところたくさん。
REDRUM が浮かび上がった瞬間、思わず声出た。
完璧なラストでスティーブンキング、よかったね。
スタンリーキュービックのセンスやっぱすごい。
ホテルのシーンになってから、画がめちゃかっこよくなった。
2019-100
以下、あてはまる方におすすめ。
①ク〇ちゃんが女の子にフラれた時の顔が、『シャイニング』のジャック・ニコルソンだと思ってた。
②どんな映画でもスターウォーズとX-MENを感じたい。
③やっぱりユアンはオビワンでいてほしい。ついでにヒゲありオビワンより、ヒゲなしオビワン長めでお願いします。
④んでアナキンと一緒に頑張ってほしい。
⑤シャイニングと共にあらんことを。
⑥ここ最近のスターウォーズには🤔だけど、EP:8のルークのアレはほっほぅ!だった(これネタバレ?)。
⑦頭の中がセレブロで、目は能力使う時のストーム、能力はジーンのミュータントを見たいと思っていた。
⑧最近のレベたんの変人キャラにはもう慣れっこだし、むしろ欲している。
⑨この映画の尺について無知でコーラがぶ飲みし、終了後トイレに駆け込んだら、そのトイレが線対称で、ますだおかだの岡田さん状態になりたい(ワォ!)。
⑩ばあちゃんのフルヌードがたまに見たくなる(え?)
ちなみに⑩にあてはまる方(言わなくて結構です)は、『ヴィジット』の床下ばあちゃんが最高です。
『シャイニング』は大学の心理学の授業で観たくらいの記憶ですので、直前にネタバレブログで内容を一気読み。
これ効きます。もちろん観たほうがいいのですが、最低限知識あったほうが楽しめる。
あとのことはもう上記十か条の通りですので、、、素直に言えば書くことなくなりました。
あ、"Well, well"は、アンジー姐さんのマレフィセントの特権かと思ってましたが、レベたんもなかなかですな!
今年も100本見れました。
来年も見れますように!
原作は旧新作読んでないけど、サイキックエンタメを映画であり芸術作品...
原作は旧新作読んでないけど、サイキックエンタメを映画であり芸術作品としたキューブリックはやはり天才。更にこのような傑作エンタメ小説を書いたキングも素晴らしいし、キューブリックとキングの両者に配慮しつつ質の高い映画に仕上げたフラナガン監督もいい仕事。良質なエンタメ。とても楽しめた。
海外映画あるある
シートベルト、エアバッグの重要性がよく分かりますね。車に乗る際はシートベルトをしましょう。
前半2時間はシャイニングというよりHEROESです。シャイニングの見たことあるシーンが見たい場合は後半だけでいいです。BARのシーンでは少し感動してしまいました。
過去との対峙!
シャイニングは鑑賞済みです。
感想
実はこの秋一番楽しみだったあの!『シャイニング』のまさかの続編。
その内容は予想していたものとは少し違っていました。まさかの超能力バトルもので驚きましたが、この物語の根底にあるものはダニーの例の事件との決別です。そのメインテーマは今作のヒロインとなるアブラとの出会いで遂に決着を遂げます。その締め方こそ、ずばり『ドクタースリープ』でした。
また、今作は前作のオマージュが多々出てきてその点で満足できました。特に音楽はずっとなので終始恐怖を煽らせます。ですので、前作を見ていない人は是非観ておくことをお勧めします。
総評
キューブリックの要素を保ちつつキングの要素を強めた満足行く傑作。前作ありきの作品なので観る人は前作を観ること必須。所々曖昧な要素があったのでそこはパンフレットで確認してみます。そして、懐かしさと新しさの両方を楽しめる美味しい作品でした。
野球少年を追悼す。痛くしないでと言うてるやろ!
シャイニング世代としては観ないわけにはいかないのだが、大丈夫か?という不安もあった。が、続編として見事に面白かったのである。キューブリックの「シャイニング」は原作者のスティーヴン・キングから酷評されたことで知られているが狂ったジャック・ニコルソンが最高だったので当時の私には原作は別にどうでも良かった。そして本作は「シャイニング」へのアンサームービーとして40年の時を経てキングとキューブリックを見事に融合し和解させ得たのではないだろうか。幾つかのシーンがオマージュとして挿入されたまらないのだが、斧がドアを破り裂くシーンはやはり秀逸。しかし、大人になったダニーを演じるのは又してもユアン・マクレガー(大人になったクリストファー・ロビン)なんだなこれが。敵役のレベッカ・ファーガソンが良い。若いエミリー・アリン・リンドも。野球少年の死がただただ悲しい。
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