劇場公開日 2020年2月28日

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黒い司法 0%からの奇跡のレビュー・感想・評価

全177件中、61~80件目を表示

3.5Lives matter

2020年12月20日
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白人警官による黒人に対する行いが社会的争点となった今年に象徴的な一本。差別問題なのか当時の捜査の杜撰さを扱った話か分からないほどデタラメな対応。日本人として笑えぬところ。
白人の変化がストーリーの肝となる。終始、象徴的に背景に入ってくる看守、そして検察官。なによりも供述を変えたマイヤーズを演じたティムブレイクネルソンの演技が印象に残る。しかし、白人の変化に希望を寄せるといっても、これは30年前の話で、今年起きた事象を考えると、ループ感が否めない。
この話のポイントは、むしろマスコミの役割かもしれない。流れを変えた60 minutesエドブラッドリーのレポート。真実を伝えるメディアにどれだけの信任を示せるかが、こちらの課題かもしれぬ。

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Kj

4.0見応えありました。

2020年12月20日
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大阪ぶたまん

0.5「フルートベール駅で」を観た方が良い!!

2020年12月19日
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単純

寝られる

ありふれた内容でテンポも悪いので、とても退屈で内容が頭に入って来ませんでした。主人公の表情が終始乏しく、逆境を撃ち破るぞと言う気持ちには全くさせてくれませんでした。黒人差別の問題は語り尽くされていると思うのですが、私たちを取り巻くワクチン、5G、長時間労働、非正規労働、放射能、汚染水、食品添加物、遺伝子組み換え、種苗法、自由貿易、経済特区、新自由主義等の問題は全く話題に挙がらないので、気が気じゃないです。

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𝖒𝖚𝖓𝖆𝖈𝖞

3.5重厚しかし見やすく面白かった

2020年11月4日
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面白かった。
よくある裁判物と流れは変わらないけど、
それでも苦難に次ぐ苦難。差別に次ぐ差別。
それも、最後まで覆らなそうなまま
話は進めから目が離せない。
そういう意味では作りは半沢直樹。

しかし、「評決のときと言いアメリカという国が
いかに黒人を差別して来たかが分かる作品だった。
こんな事じゃ外を歩くのは怖いし、
一人でいるのも怖い。
常に誰かが自分が何をしてるか知ってる人がいないと
真実も証明出来ない。
しかもそれが黒人同士だったら何の意味もない。
国の分断は今に始まった事じゃないんだなと思いました。

ジェイミールフォックスの「何が起きたんだ?」という
台詞とキョトンとしてる演技が泣かせた。

マイケルBジョーダンの「権力者が真実を曲げても
希望があれば前に進める」という言葉は映画だけじゃなく
現在のアメリカに向けて言ってるような気がした。

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奥嶋ひろまさ

4.5これが実話とは!

2020年10月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

これが実話なのか。人が人を裁くとはどういうことか、成熟した社会とは何なのか、改めて問われるような作品である。エンドロールで示される衝撃の数字に、思わず声を上げてしまった。アメリカの抱える負の遺産を思わずにはいられない。
マイケル・B・ジョーダンの感情を抑えるような演技がとてもいい。これからも注目していこう。同じくアベンジャー組のブリー・ラーソンも、脇ながら要所要所でいい演技をしている。

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みんも

4.0「上級国民裁判」により、日本の司法が試されている今こそ観るべき一本!

2020年10月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

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たなかなかなか

4.0あら、コメント書いてなかったのね。

2020年10月8日
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見ていてアラバマ物語を思い出す。
あちらは黒人に白人弁護士がついていたが。
長い年月を経ても変わらない差別。

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Oyster Boy

4.0いつか息子と娘が大きくなった時に観せたい作品リストに入れとく

2020年9月11日
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いつか息子と娘が大きくなった時に観せたい作品リストに入れとく

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aco

2.5これが現実

2020年8月30日
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黒人差別は今後も変わることはないと思います。
ドナルドトランプがそれを煽ってる感じがして残念でなりません。

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kenyan

3.5人に嫌われるのはいい、でも家族への脅迫は・・

2020年8月23日
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shimo

5.0こういうのを見る度に思う

2020年8月14日
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泣ける

悲しい

世の中は狂ってるって。その証拠としてこういう話はいくつもある。
 失礼ながら肌の色で括らせて頂くが、こういった不正義が日常茶飯事な黒人社会に深い哀れみの意を表明します。
 責任はちっぽけな自尊心しかない怠惰で怠慢な警察、検察、判事、政治家にあり。

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MrP

3.0差別は今も尚・・・勝利に導くものは正義

2020年8月13日
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泣ける

怖い

知的

実話に基づく映画が増えていく中でも、その良し悪しは別れますが、この映画は傑作だと思います。

とても感情移入のしやすい黒人側の視点で描かれていた物語で、ブライアンと言う人物の正義を心に決めた若き弁護士男性が、如何に残酷な社会や富裕層を中心とした弱者を差別する人間との闘いを、観るものに訴える力強さのある脚本と、心に響く演者のエネルギーを感じる内容でした。

ただ、邦題があまり魅力的ではないので劇場に観に行くのを躊躇ってしまう方は少なくなかったのでは?

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月子

5.0とてもよかったのですが

2020年8月11日
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久しぶりに、見ていて体が熱くなる素晴らしい映画でした。ちゃんと映画館で見ておけばよかった。。。一つだけ気になるのは、最初に聖歌隊のエピソードで出てきた黒人の青年、あれから出てきたかな。なんかモヤモヤ。

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アマチュア

5.0HOPE!

2020年8月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

ブライアン スティーブンソンの若い時の自叙伝。トランプより有名な人かもしれないだろうと冗談を。貧しい人、少数民族の人たちが司法、監獄などで人権平等に扱われる活動(EJIEqual Justice Initiative)をつづけていて米国のヒーローである。ここに基本的人権尊重思想に一生をささげているブライアンのスピーチを載せておく。

Bryan Stevenson: ブライアン・スティーブンソン - TED Talks  (コピへしてみて)

(TED 日本語)が、日本語字幕が彼の英語より早く出てしまうのでちょっと聞きにくいかもしれない。でも、ないよりいいと思う。かれの思想を広めるため一役かってくれているTed Talk 日本語に感謝する。

この本は2014年出版で 1988年のアラバマ州で死刑囚だったウォーター マックミランのケースを例にとって無実を証明した作品。アラバマ州の裁判所にこのケースを持っていったことにより、勝訴。ブライアンは米国で有名な弁護士で、多くの場所で彼の経験やこれからの司法のあり方についてを話して希望を与えている。EJIによって、百四十人の死刑人が救われていると。(何年から何年までの統計かわからないけど)それに、ブライアンの秘書の(?)エヴァ(EVA Ansley)の存在も大きい。ブライアンとマックミランは2013年に彼が死ぬまで、友達だったそうだ。これははエンドロールに。

ハーバーという死刑になった人が自分が電気椅子で死刑になる一日前、看守はなにかいるものがない?何が飲みたい?などと一日中聞いてくれると。でも、こんなことなんて監獄に入ってもなかったし、入る前も一度もなかった。べとナム戦争から帰ってきて、障害者になった時だって、3歳で母親が亡くなった時だって。。。。。。。ここに国や社会の問題点が隠れている。監獄に入るまえにこんなに声をかけられていたら、監獄に入らなかったんだよ。お互いに、困った人を助けると大袈裟に考えないで人に声をかけてあげることが必要。

この映画では検察側はだれかを犯人として捕まえることに趣をおき、人間の命一人一人が大切だということや、事実を証明する証拠集めを怠っている。それに、もちろん人種差別。黒人は何もしなくてもその存在だけで犯人にまつりあげられてしまう社会。

笑ってしまうのはモンロー郡は『アラバマ物語』
To Kill a Mockingbird | Atticus Finch's Closing Argument (コピペしてみて)
の発祥の地だから、ブライアンに数人の白人はこの美術館に行ってみたかと聞く。この意味は白人の被告弁護士フィンチが黒人の無罪の青年を死刑から救えなかった話だが。どういう意味でブライアンに聞いているかわからないが、『努力して人を助けようとしても水の泡?』『ブライアンがフィンチ(白人)と同じ弁護士だから?』『黒人が白人女性を殺したという似たケースだから?』『ただ、単に有名な本だから?』『このほかに誇れるものがないから?』などと勝手に解釈している。なぜ、ここで『アラバマ物語』を出したのか知りたいね。

映画の最後の方で『60 Minutes 』From the 60 Minutes archives: The true story behind “Just Mercy” コピペをしてみて!英語版

というテレビ番組に出て、アラバマ州に2審告訴してする模様が載っているが、これをみただけでも、冤罪マックミランが無実だということが証明されている。こういうようにマスコミに載せることにより、より無実が証明しやすく、一人の命を救うことができる?
ブライアンもマックミランもパトカーに捕まるシーンがあるが、気を付けてみるとわかるが、両方とも両手をハンドルの上側において手を開いている。手に何も持っていないと知らせてる。マックミランは車からでるよ、とかドアを開けるよとか言って警察に知らせてる。警察の前でベストをつくして、この場を無事におわらしたいという気持ちがあるが、黒人男性は警察の前でこういう行動をとることを親から教わると聞く。私はにはこの必要がないし娘にも教えなかった。全く差別、極まりない!!

構造的レイシズム、司法の不平等、監獄制度の改善の公正さをブライアンは訴えているが、私たち市民が一人一人することがあるはずだ。こういう影に隠れている社会の問題点を認識して、私たちに何ができるかをかんがえることだと思う。行動に移すことはもっと重要だが。
最後に黒い司法の意味だが、『黒い』というのはなんのため?

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Socialjustice

4.0差別

2020年8月3日
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知的

黒人差別が今よりもっと酷かった30年以上前の話。
冤罪に対する弁護士が頑張る。
考えさせられる良い作品だった。

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りあの

5.0アメリカの人種差別はホロコーストレベルだ

2020年7月13日
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数十年前の事実に基づく映画、盛らずに丁寧かつ詳細につくられている。
えん罪は多々あるけど、このケースは、アリバイ有り、動機なし、何の関連も無いのが明白なのに、白人と浮気しただけの黒人が、殺人犯にでっあげられ、死刑宣告され、それがいろんな支援で無罪を勝ち取る。
なんと、こんな最初から無罪と分かっている人を死刑にする場合が多い、アメリカは無法地帯か。
偽証させる人にも、何も無くても、死刑囚の独房に入れちゃうし、アメリカの警察や裁判所、検事、全ての組織が腐敗していて、白人のほとんどは鬼畜レベル。
現在も続いている。
この映画はみんな観る義務があると思う、アメリカの恐ろしさを知るべきだ、そう感じました。

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アサシンⅡ

4.5白人より差別主義な邦題

2020年7月11日
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折しも白人警官の黒人男性への暴行をきっかけに広まった暴動がロドニーキング事件規模に拡大している。
黒人の怒りはいかばかりかと想像してみるが、まわりに日本人しかいない日本人が想像してみても、立体に見えることはない。

が、このような映画を見ると、怒りがこみあげる。
おちついてかえりみると映画が冷静なことに気づく。

登場人物は熱いが、描写は泰然としている。
そつがない、のではなく理知。たんたんとしている、とも言えなくはないが、冷たくはない。
カメラのこっち側は、取り乱すことなく、いたずらに描写を煽らない。

いわば大人が撮った映画、の感じだが、その「大人」はわれわれの知りうる大人よりも、ずっと大人の感性を持っている──そんな映画だった。

ショートタームは、狭い組織内、短い期間内、少ない人物間、小さい事変のことを、フレッシュな躍動で描いてみせた。
ガラスの城もこの映画も「情感たっぷり」を、まったく使わずに描いて、観る者の胸に情感がたっぷり拡がる。
そんな芸当ができる監督が日本に・・・(以下割愛)

マイケルBジョーダンとジェイミーフォックスが出色だった。
監督にならって観衆として冷静にみるとシェリフと検事の憎まれ役が生きている。

ハリウッドには昔から黒人を虐める役を得意とするPoor Whiteの系譜がある。
ウィドマーク、パランス、スタイガー、ボーグナイン、ニコルソン・・・。憎々しいほどいい。事実上かれらが映画を盛り上げるからだ。黄金時代はドイツ将校顔と酷薄な面構えには大きな需要があった。
悪役でならすとその役者は躍進する。前述しかり。デフォー、ファスベンダー、ブリュール、ショーンビーン・・・。

あくまで冷静で煽ることはないが、監督は「敵」を周到に描いている。それがシェリフと検事の憎々しさにあらわれていた。そしてじっさい映画の主張を担っているわけである。

ときどき田園のロングがはさまる。それがきれいで、人界の汚濁をきわだてた。

ところで「黒い司法」ってナニ?
黒が悪だと言っているわけだよね。

腹黒、黒幕、暗黒、一般に黒が悪を意味することは知っています。
でも、なぜ、黒人が白人の司法に虐げられる映画のタイトルに「悪」を意味する「黒」を持ってくるのでしょうか。

この邦題を付けた人は映画を見ていないか、色覚異常です。観た人全員を、酩酊させて遠心機にかけたうえで、邦題を募集したとしても「黒い司法」などという、とちくるったタイトルは挙がりません。
真剣にリコール案件だと思います。

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津次郎

4.5それでも闘い続ける

2020年7月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

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近大

4.5これは正しき者の闘いの物語!!心して見るべし!!

2020年7月3日
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鑑賞方法:VOD

これは1988年に起こった殺人事件を元に事実に沿って作られた人間模様の物語。
差別や偏見と闘い、冤罪を勝ち取るまでの感動のストーリーでした。

今、黒人の差別や人権が叫ばれる中、興味をそそられる内容だったので、見ずにはいられなかった。

劇中には黒人の嘆きが大いに盛り込まれていて、見ているこっちまで気分は黒人に・・・・
見ていくにつれ、彼を連行し、裁きにかけた保安官がとっても憎くて堪らなくなった。

差別に抗い、真実を追求するブライアンの貪欲なまでの奉仕精神には本当に感服する。
彼らの自由への闘いは世間の注目を集めて、世論そのものを動かして、ついには無罪放免を勝ち取っていくその場面。

思わず涙が零れた。

これを見ていると正しき者には必ず救いの手が差し伸べられるのだと勇気が貰えそうな締め括りで本当に見てよかったと心から思った。

僕は人権派ではないけれど、本当に差別と偏見について、真剣に考えるべきなのだなとつくづく思った。

いろんな意味で考えさせられた2時間ちょっとだった。

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haruharu

2.5囚人マイヤーズを演じた無名演者は助演男優賞だ!

2020年6月26日
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鑑賞方法:映画館

ほぼ100%真実を映画にしたもので、演者も実在人物と似ていて、とてもリアルな映画だ。
撮影・演出・脚本すべて問題なく創られており、とても観やすかった。
脚本的には最後をもっと盛り上げてもよかったと思うが、簡潔にまとめた事で
本映画が「エンターテイメント映画ではなく、社会派映画である」という印象を与えたかったのであろう。
しかしこの映画は黒人問題を訴えている映画ではなく、冤罪事件をあつかった裁判映画である。

裁判映画なのに、製作者は差別問題に論点をすり替えた点は悪質だ。

映画の序盤では白人警官・検事たちの悪道ぶりを散々見せて
映画を鑑賞している者に”南部の悪状況”を刷り込み、
鑑賞者からの同情心と共感を得た上で、凶悪犯たちを偏った方向から見せているが
しょせん殺人者用刑務所に収監されている者はみなクズであり、同情の余地はない。
まして劇中に出てくる爆弾犯に至っては「心が病んでるから、たまたま殺人を起こしてしまった」のであって、「悪いのは社会環境である」というのは
罪人に対して、偏った擁護である。 死んだ子供も浮かばれない。
それがアメリカと日本の違いとは思えない。

映画の様に南部が非常に暮らしにくい場所なら、僕なら他の場所に移住します。

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YAS!