ジョーカーのレビュー・感想・評価
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ここ数年でいちばんグッときた
記憶に残る映画でした。 ただ人を笑わせたい、 そんな優しい男を悪のアイコンに変えた原因は 自身の中に隠れてた潜在的な悪だとは言い切れなくて 世の中からの蔑み、嘲笑、無関心、暴力、孤独感だったりしたのかおもいます。 そしてなんといっても、 ホアキンフェニックスの演技!! 表情、動き、体つき、目線、笑い、泣き、、 すべての演技にひきこまれました。 ジョーカーとなった後も、 信頼してる人に向けた優しいような諦めたような表情が余計つらかった… こんなに引き込まれた映画は久々でした。
本当の〝ふつうのひと〟に気づかない世の中
このジョーカーは極めてふつうのひとの感覚を持ったジョーカーであると思う
もちろんサイコな要素はあるけれど、あくまで要素だ
表面は笑いながら、辛い現実に対して辛いとかつまらないとか理不尽だという気持ちをたくさん持っている
優しくしてくれる人も選ぶし、母には優しくという一般感覚もがんばっている
ただ、ふつうのひとを拾い上げない現実がトリガーになって突き抜けてしまうだけである
いつこんなダークヒーローがでてきてもおかしくない今の世の中であると思う
喜劇なんて主観
どこで笑うか笑わないかは人それぞれ。 みんな違ってみんないい!そこは分かる。 しかし、ちょいと逆ギレが過ぎないか? あんまりピエロには共感できなかったかな… 見終わって、なんか暗い気持ちになったし、理解できるまで時間かかりそうだなとモヤモヤしながらDVD特典映像を観たら、重く考えることはないか⭐︎って、引きづらずに済みそうで良かった。
これがジョーカーなのだろうか?
まず初めにホアキンの演技力が素晴らしい… 気持ち悪さや狂気、そしてダンスこれはまさしくジョーカーである。 しかし、バットマンのジョーカーかと言われたら疑問が残る、もっと繊細な賢さがあり賢さがあるからの行動と言葉があるはずだと私は思った。 そして、このジョーカーのジョーカーは、別に狂気殺人犯としての映画でも成り立ちホアキンの演技力と演技を引き立てる素晴らしい音響があるのであればアカデミー賞は、取れたのでは無いだろうか? 否定を述べたが作品としては素晴らしいです。 この時代のアメリカを知っていれば、もっと共感できる点もあったのかなとも感じました。
「バットマン」を恥ずかしながら観ていないが、その分純粋に楽しめた。...
「バットマン」を恥ずかしながら観ていないが、その分純粋に楽しめた。 アーサーの動きも映像も秀逸で、ひきこまれた。 他の方のレビューを読んで、たしかにこれどこから妄想なんだろう、と…観終わってからもそれを考えてワクワクできています。 世間が知っているジョーカーの人となり(設定)を知らず、なんというか「出会ったら距離取るだろうなぁ、理解できないし、単純に怖い」と思った。気の毒ではあるんだけど…。 それにしてもホアキン・フェニックスすごい。
嫌いになれない悪役
暗い雰囲気で始終主人公が可哀想。 素敵な彼女が支えてくれるじゃない!と思って観てたからこそ、彼の妄想の事実は衝撃的にショックだった。 大好きな母親さえも自分を愛してないと知ってしまって、仕事もカウンセラーも何もかも上手くいかなくなって壊れてしまった。 嫌いになれないのは、無差別に人を殺すわけではないこと。 ダークナイトの子どもの頃が出てきたのもすごい。 2人の関係は既に始まってたんだね。 ダークナイト全部観たくなった。
「救い」とは何か
『バッドマン』に描かれる悪役「ジョーカー」がいかにして誕生したかを描く作品。 作品の性質上、ここからまたストーリーの始まりを想起させるようなエンディングになっているので、何でもハッピーエンドや言い切り系の作品がお好みの人にはオススメしない。 悪を生む社会の闇、 「絶望」がもたらす悲しい選択、 正直、映画の世界はどこまでも救いがないのだけれど、社会的弱者の代弁者たるジョーカーがむしろ民衆の「救い」となりヒーローとなっていく様を、決して正当化するわけではなく丁寧に描いたのではなかろうか。 階段で踊るシーンや血でグラスゴースマイルのメイクをするシーンなんかは神聖で、ジョーカーが崇高な存在に思えてくる瞬間だった。
現代よくあるSNSでの誹謗中傷が 直接きてるような印象でした。 心...
現代よくあるSNSでの誹謗中傷が 直接きてるような印象でした。 心ない人達がアーサーを殺し、 ジョーカーを生み出してしまった。 他人の素顔を知るのには時間がかかるし 私自身、不思議な行動してる方をみると あれ?って思ってしまうけど そのちょっとした気持ちが 既に差別なんだと思いました。 アーサーのまわりには少しの行動で 性格や人柄を決めつけて責める人が多くて アーサーに心を寄り添える人、 アーサーが心から寄り添える人が いなかったのが残念でした。 映画館では怖くて観れず 先にアカデミー賞のホアキンのスピーチを 見ていましたが改めて作品を観て ホアキンの演技力表現力素晴らしさに 感動しました。
うーん。。
面白い!とテレビでやっていたので、見てみたが、「ただの可哀想なおっさんの話」。 まぁ、生い立ちからして可哀想なんだけど、 あまり感情移入ができなかったかな。 どこからが現実で、妄想なのか、はっきりとした線引きがないので、見ている人の捉え方によって変わるのだろう。 誰にも優しくされず、傷つけられ、会社クビになり、なにもうまくいかない。 そんなときは、銃で他人を殺したくなるほど 頭にくるかもしれない。でも、このジョーカー自身、何か変わろうと頑張ってみたり、努力したりってあったかな?全部人のせい、病気のせい、母親のせいにしてた気がする。 病気だからしょうがないのか。 そういうジョーカーの気持ちも、私にはわからなかった。わからないってことは、 私は幸せに育ったんだなー。
すごく良かったんだけどね
入り込めたし、ストーリーも面白いと思った。 ジョーカーにがっつり感情移入してしまったし、 周りの人間に怒りを感じてしまう。 こんな社会に対して絶望感を感じる。 ジョーカーが最後で嫌な奴を殺したときスカッとした。 カタルシスを感じるって言うやつ? ただ、そのあと 本気でジョーカーのようになってしまう人がいるんじゃないかと心配に… それで⭐️3つ そんなのは杞憂だと思うのだけど
良さがわからない
どうしてもバイオレンス描写が多い最近のアメリカ映画には耐性がないので、評価は下がってしまう、犯罪者や異常者のなれの果てというか、人生狂ってしまうっていうのはわかるが、それをどこかで美化するような、認めるような映画はどうしても好きになれない。 すくなくとも人にいい映画ですよって薦めるような内容ではないことは確かだ。
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