ルパン三世 THE FIRSTのレビュー・感想・評価
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「ルパンと言えばカーアクション、だけじゃない」
今年141本目。
モンキー・パンチさんと言えば、早くから漫画制作にデジタルを取り入れて、いつかルパンの3DCGの映画が見てみたいとおっしゃってました。
もしこの映画を見たら、きっと喜ばれた事でしょう。
山崎貴監督は今作の制作の途中で、従来のルパンの漫画担当の方100人程に見て貰い、かなりダメ出しを「ルパンにダンディズムが足りない」などを頂き、いい意見も多かったのですが山崎貴監督の方にはあまり届かなかったようです。
しかし、これ程の作品ルパンの映画の中で一番良かったです。
また「シティハンター」の吹替でりょうが山寺宏一、香が沢城みゆきですが、そのまま銭形、峰不二子と担当で凄い好きな2人の声優なので眉つば物でした。
広瀬すずも思う存分堪能して幸せです。
ルパンのテーマソングが流れれば気分が上がるのはパブロフの犬効果なのか
ルパンのテーマソングが流れれば気分が上がるのはパブロフの犬効果なのか。ルパンはやっぱり伝統的にカッコいい。5年前の実写版の小栗旬さんバージョンは少しルパンブランドを落としてしまったのは否めないけど今回見事挽回。そう彩った脚本・監督の山崎貴さんはやっぱり凄い。
3DCGアニメーションの映像美を堪能できる。
モンキー・パンチ原作アニメ「ルパン三世」を3DCGアニメーション化して描いた作品。
ルパン三世の祖父であるルパン一世が、唯一盗むことに失敗したという伝説のお宝(史上最高難度の秘宝)「ブレッソンダイアリー」を今度はルパン三世一味が盗みに挑む。
3DCGアニメーションの映像美を堪能でき、
期待通りのアクションと笑いあり感動ありのストーリーで、これぞルパン三世だわと、ホッとできて、安心して観賞できる作品。
ちょっと、広瀬すずの声が合わなかったのが残念。
新しくないルパンの新しい映像❗
素直に、面白かった‼️
監督・脚本の山崎貴は “ヤマト” “ドラえもん” でいいとこ取り再構築の上手さをみせていたので、期待感はあった。
今回はリメイクではなくオリジナルストーリーだという不安は多少あったが、やはりツボの押さえ方は大したものだった。
「ルパン三世」の劇場版では、結局初期の2本「ルパンvs複製人間」と「カリオストロの城」を越える作品は出ていない(と思う)。
この2本は全くカラーが異なるが、それぞれが持つ「ルパン三世」という題材の扱い方のいいとこ取りをして、上手くひとつの映画に仕上げていると思う。
「…vs複製人間」は、意地とプライドからマモーに挑む個人的な戦いだった。
「カリオストロ…」は、若かりし頃の恩義からクラリスを助け出す正義の戦いだった。
世界征服を企む虚悪と戦う「…vs複製人間」のスケール感を持たせつつ、全体的には「カリオストロ…」の構成を踏襲していて、宮崎駿テイストの演出も随所に散りばめられていた。
それを、テレビ2.ndシリーズ以降に定着した最も親しまれる軽めのキャラクターが演じるという構成。
本作のルパンは、ヒロインの少女レティシアとは偶然出会ったに過ぎず、祖父アルセーヌ・ルパンの因縁から事件にのめり込んでいくのであって、少女を助ける義理などありはしない。
恩もない少女を助けるのは、「カリオストロ…」のヒットが少し勘違いされて出来上がった優しいルパン像だ。
アルセーヌ・ルパンの因縁に拘った行動は、初期のテレビシリーズ(通称:旧ルパン)で時おり見られた。
シルクハットとステッキ(それにマントと片眼鏡)がアルセーヌ・ルパンのトレードマークだということを若い人たちは知っているのだろうか。(小説ではそのような服装の描写はなく、出版時に描かれたイラストのイメージだということも)
石川五右ェ門の斬鉄剣が隕石から作られているという今までアニメでは採用されなかった(よね?)原作の設定を用いて、原作ファンを気遣ってもいた。(原作では「斬鉄剣」ではなく「流星」)
ド派手なアクションは、定番のギャグを折り込みながらも3DCGならではの迫力があった。
今まで何のことはなくマンガとして見ていたあり得ない動きも、3DCGで見ると妙なリアリティーが出てきて、できそうに見えてしまう。これが実写CG加工だと陳腐になるんだろう。
肝心の謎解きは安直だが、これも(初期の傑作を除けば)定番ではある。
ブラックホールのアイディアは唐突でやり過ぎな気はしたが、予想できない驚きがあって感心した。
せっかく銭形警部が共闘するのに大した活躍がないのは、やや残念。「カリオストロ…」でキレ者の一面を見せてモンキー氏を喜ばせたのに、ギャグ担当の域を脱せなかった。
逆に不二子ちゃんが活躍する。但し、色気は抑えられて、むしろ可愛い。
だから、ゲストヒロインのレティシアの可愛さが弱くなってしまった。広瀬すずの声なんだから、もっと可愛い顔にして欲しかったが、そうすると不二子は「可愛い」よりも「色っぽい」でなければバランスが悪い。
宮崎駿は、クラリスを可愛くして不二子をかっこよくした(色気は苦手な人なので)が、山崎監督は可愛い不二子ちゃんを出したかったのだろう。あるいは「カリオストロ…」に似すぎないようにしたのか。
この作品は3DCGであること自体がが新しいのだから、他の面で冒険は避けている。
新しいルパンを産み出そうと苦心惨憺しているアニメーターたちを尻目に、定番演出で勝負したのが功を奏している。(それが裏目に出たのが、実写版?)
声優たちの声の演技を先に録って、後からCGを作ったとのこと。
絵を作る前に声の演出をしているのだから、山崎監督にはその段階で映像のイメージがあっただろう。
CGクリエイターたちは先に声があったことで、監督のイメージが掴み易かったのではないだろうか。
アテレコではない声の演技は、演者たちは大変だっただろうと思う。
よ!
掴みからレティシアの幼少期が可愛すぎる。これがすずちゃんだと思うとなお可愛さが増す。
安定でルパンは格好いいし、レティシアの頭の良さとルパンの賢さがいいコンビになっていた。爺様の代からの繋がりとか運命すぎる。5年後にまた新しい作品で一緒になる事を強く期待します!
ツッコミどころが多くて集中出来ない
山崎貴監督のCGアニメには
何一つ良かった思い出がなかったのですが
ルパン三世という事で観賞。
結果からいうと
「面白くなくはなかった。
でもまた見たいとは思わない」
という中途半端な感想。
とにかくツッコミどころが多い。自分は
面白ければ多少のツッコミどころは
仕方ない、と思えるタチだが
定期的に気になる箇所が出るもんだから
作品に集中出来ない。
ストーリー内のツッコミどころに
ついてはネタバレになるから控えるけど
気になったのが
カリオストロのBGM使って
カリオストロっぽい演出使って
カリオストロっぽいED曲を
カリオストロっぽい歌手が歌うという…
何というか、
「カリオストロ要素を入れてやったぞ。
お前ら好きなんだろカリオストロ。」
みたいな。
いや、歌は良い歌なんだけどね。
せめて物語的にカリオストロの城と何かしらの繋がりとかあればまだわかるんだけどなぁ…とか思いながら見てた。
更に気になった事。
物語の舞台が1960年代くらいの
ハズなのにスポンサー(?)なのか
カップヌードルをこれみよがしに出す。
カップヌードルって1970年以降に
発売されたハズなんだが…
お金出したら時代考証とか無視して
宣伝してくれるのか。。。とか思った。
いや、カリオストロもカップヌードルとか100円ライターとか、その年代に合ってないアイテムが出てきてたけどね。
あの作品はそうゆう矛盾があっても
面白く見れる傑作だから良かったけど。
その部分をあえて踏襲したんだとしたら
それをした意図がわからない。
見れない事はない。
見る価値がないとも言わない。
でもまた見ようとは思わない。
くらいの評価でした。
本当に面白かった
面白かった。
なんというか、そうそう!これがルパンだよね とこちらが期待してる部分をしっかりと捉えられた作品だと思う。言い換えると変に奇をてらっていない。
3Dも特に違和感なかった。3D特有の演出のち密さやアクションの魅せがかなり映えてた。
何なら今後のルパン作品はこれでも問題ない気がする。
それぐらい言わせるほど面白かったし、おすすめもできる。 もう一回見たいぐらい
しっかりルパン3世してた【コレ超重要】
しっかりルパン3世してた【コレ超重要】
3DCGになった事でワンアクションに割かれる時間と説得力が増して、3DCG作品によくあるチープな感じもしない。
個人的にはかなり気に入った作品です。
他の人達の感想で某有名女優の声が厳しいってのがあったし、
自分は下手なゲスト俳優反対派だけど今回は気にならなかった。
想像してたより良かった
想像してたより面白かった。
ルパン三世だね。と言う感じはするけど、あまり目新しさはないかな。過去のシリーズや売れたアニメをつぎはぎにした感じがしてしまう。
あれだけ、テレビシリーズや映画、テレビスペシャルが作られていると、目新しさは難しいんだろうけどね。
ランベールやゲラルトにはあまり違和感感じなかったけど、レティシアの広瀬すずには少し違和感が有ったかな。
CGならではの映像もあって、話の作り込みがもう一つなところは有るけれど、全体的には楽しめました。
髪の毛や次元の髭をリアルな画像にしてた割にルパンの体毛がツルツルなのに違和感過去の作品ではすね毛とか描かれていたような…
DQ5の酷評にビビッて遅まきに視聴……感動しました。
DQ5が子供時分初めてプレイしたRPGだったため、
「イメージを壊されたくない」心理でユアストーリーは観ませんでした。
予告編のタイトルロゴの手抜き感と青年主人公の表情が幼すぎたため、
未視聴ながら感情移入はしにくかったろうなと、後悔はしていません。
それがこのルパンを映画館で観て、あちらも何かの機会に観たいと思うようになりました。
それほど、娯楽フィクションとしての粋が詰まったルパン作品でした。
映像の美しさと声優さんの熱演、粗はあっても上手くまとめられたストーリー、透明感のあるヒロイン。ヒロインというより彼女も主人公なので、最後に流れる曲がより胸に来ます。
今更ですが、CG表現の進歩には驚きました。
制作に携わったすべての方に、ありがとうと言いたいです。
これぞ「ザ•ルパン」の傑作! (個人的には)
ルパンは子供のころ何度も何度もテレビの再放送で見ました。
「マモー」「カリ城」はリバイバルで観に行きましたし、「バビロン」やパート3はリアルタイムの世代です。
しかしちゃんと見たのは「風魔一族」くらいまでで、その後の年イチのスペシャルや映画は見たり見なかったりでした。
子供のころあんなに大好きだったルパンも、今やドラえもんやサザエさん的な、「つまらなくはないけどすごく面白いわけでもない」作品になってますよね。
アニメのルパン映画だったらまず観に行かなかったでしょうが、今回はCG作品ということで、どんなもんだろうかと、どうせそんなに面白くはないだろうと期待せずに観に行きました。
そもそも監督が当たり外れの激しい山崎貴監督ですからね。
また栗貫ルパンも、交代当初のなるべくルパンのセリフを少なくしてる感がずっと引っかかってるってのもありました。
で、いざ鑑賞。
面白かったです。びっくりしました。
ルパンがこんなに面白いなんて!
ストーリーはコテコテの展開で、ほとんどこちらの思ったとおりに進みます。
しかし脚本も担当した山崎監督、何がルパンの面白さなのかを相当研究しているように感じました。
おそらく観る人は「カリ城」を思い浮かべながら観ると思います。エンディングテーマまで含めてかなりカリ城に寄せた作りになってます。
さらに観る人は、ルパンだったらこうだろう、とか、ルパンにはこうあってほしい、と考えながら観るんじゃないでしょうか?
本作のルパンはまさにそういったルパンらしい動きと展開をしてくれます。
そしてそれがルパンの面白さなんだと山崎監督が判断したんじゃないでしょうか?
いや、まさかルパンがこんなに面白いなんて。
まさかルパンをこんなに面白くできるなんて。
ほんとうにビックリです。
私の中で、「カリ城」に次ぐルパン映画の傑作になってしまいました。
久しぶりに、終わったあと「観てよかったな~」と思えた作品です。
さすが、誰もが知っているエピソードの寄せ集めで「stand by me ドラえもん」という名作を作り上げた山崎監督です。
本作は、ルパンに目新しいストーリーを求めている人には面白くないかもしれません。
本作にはストーリー的な目新しさや意外性はまったくありません。
しかし、ルパンに"らしさ"や"定番"を求める人には非常に面白い映画だと思います。
これぞザ•ルパン、といえるほどコッテコテのルパン作品で、ルパンの面白いトコの寄せ集めのような作品です。
これは「アナ雪2」が、「アナ雪」に固定のイメージを持ってしまった人にはウケが悪く、そうでない人には評判がいいのと真逆のパターンなんじゃないでしょうか。
ただ「stand by me ドラえもん」と同じく、過去作の一番面白いトコを集めたような本作は、次回作を作るのは難しいでしょうね。
あと唯一残念だったのは、次元の小林清志さんの声がこもっててよく聞こえないことです。直前のTVスペシャル版でもそうでしたが、次元ひとりだけひねり出したような声で明らかに音質も悪くてで。
さすがにそろそろ•••。
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