最高の人生の見つけ方のレビュー・感想・評価
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大切な人々へのメッセージ、何かを感じられる作品です
初日舞台挨拶に参加。自分は人に優しくできてるかな?時折そう思う。性格は悪く、頭もすこぶる悪い自分はこういう映画を観たときにリマインドさせられ心が洗われ蘇る。最高の人生なんて誰も答えに確信はない。でもこの物語で全く違う人生を刻んできた2人の女性が向き合う命の灯を共有する時間。吉永小百合さんの名演が映画を大いに彩る。大切な人々へのメッセージ、何かを感じられる作品です。#
死ぬだ生きるだの前に
映画を見ていていろいろな場面が現実とダブって涙が
生きていれば多くの困難があるもの、困難の方が多く楽しいことや嬉しいことが少ないのが人の性なのかも知れません
そんな中でどれだけ笑顔で過ごせるか、同じ困難にあっても悩み苦しむか笑って進むかでその人の生き方や周りの環境やチャンスや力が違うように思います
誰だって笑って暮らしたい、幸せになりたい、美味しいものだって食べたいし好きな人と過ごしたい
そう、時間が限られたなら暗く塞ぎ込んでいる暇なんてないのだ
私ならどうするだろう、考えてみたら私にはやりたい事が多くあるような気がします
子供の時からやりたい事を先延ばしにしていて何かを言い訳になかなか手をつけずにいた
どうせなら余命を決められる前にさっさと手もつけてどんどんやって行こうなどと思う所存です
あまりお金に余裕はないので昔からお金のかからない事ばかりに興味を持っていたようです
なので歳をとっても叶えられそうな事ばかり
やりたい事があるってそれはそれで幸せな事だと思いますよ。
近場ばっかでしょぼない?
・全体の印象
泣かせにくる描写ばかりでその感動を煽るための障壁が少ない、と感じた。加えて違和感のラインを超えるような無理のある設定が多く、それがまた私を冷めさせる要因となった。総じて退屈だった。
・旅って国内ばっかでしょぼない?
もちろん日本国内を旅すること自体がしょぼいと言いたいわけではない。
エジプトやスカイダイビングだとかまるで世界中の絶景を巡るかのような予告を見て観たいと思ったのに、意外と国内ばかりでめっちゃ近場かい!っていう肩透かしは正直あった。まあ勝手に私が期待を抱いていたわけだけど。
それでも死ぬ直前にこれだけは!何としても!成し遂げたいんじゃ!!っていうテンションでももクロのライブとか京都とか長崎とか流石にスケールが小さい気がしたのは否めない。もっとエアーズロックとかイースター島とかウユニ塩湖とかありとあらゆる秘境を見せてくれるのかと早合点した。あ、そういう映画じゃない?まあ勝手に私が期待を抱いていたわけだけど。
・「違和感ライン」の数々
副社長の30億(?)もの投機を知ってて見逃していたってどんな経営者だ
赤の他人に200億の相続ってんなアホな
あっさり心を開く引きこもりの息子
重病の少女が実は生きていたという設定
もともとできない逆上がりを質量増加した大人が初めてできるはない
末期癌で宇宙ってどんな訓練受けたんだ(←追記:確認したら主人公本人が宇宙に行ったものだという私の勘違いでした)
イチャテラ
・ムロツヨシは良い
最近だと「ダンス・ウィズ・ミー」でも感じたが、ムロツヨシはいつもいい緩衝材として機能している。もし彼がいなくて主役の女性二人ばっかりだとどうにも重い過去や現状に鬱屈しすぎてぎこちのない絵になってしまうだろう。しかし彼の愛嬌あるキャラとファニーな描写によって適度に柔らかい印象をもたらしている。
・提案
例えば「障壁」として「家族や会社をおざなりにして好き勝手散財をする常識のない女性二人」という点を強調して責めてくるようなキャラがいて周りの登場人物もそれに同調して皆が彼女らの敵になる。社長は有名人であるから世間にも叩かれたり追い詰められそうになる。副社長の増長っぷりだとか引きこもり息子のグレっぷりがエスカレートするなど観客に「このままじゃヤバイよ」って焦らせる要素を最大限引っ張り出す。
そこまで至って初めて重病であることが露呈、改めて二人の大切さや、時にはハメを外して羽を伸ばすことの大切さを問いかけるとか。
「泣ける」だけでなく「笑える」のがミソ!そしてキャスティング大正解
余命宣告を受けて「やりたいことリスト」を実現する系の作品は、どうしてもしんみりしがち。でも、この作品はコミカルで思わず笑ってしまうシーンが多い。
だから説教臭さがなく、深刻すぎず、「後悔の無いように生きよう」と素直に思えます。
これは役者さんの力が大きい。
「死ぬのなんて怖くないわ」って雰囲気を漂わす成り上がり女社長役の
天海祐希さん。あでやかな衣装チェンジと奔放な言動のカッコよさに目を奪われていると、弱った姿がちょこっと挟まり、不意打となって刺さります。
社長秘書役のムロツヨシさんは、真面目な表情・シリアスなセリフなのに、何だか笑っちゃう気配の持ち主。だから「本当に笑ってOK」な場面がくると、無意識にこらえていたものが爆発し、笑いに加えて解放感のようなものがオマケについてくる。
あとは前川清さんと満島ひかりさんの「いるいる感」「あるある感」。
そして賀来賢人さんのベタなうさん臭さ。
みなさん、分かっていらっしゃる演技。
号泣しまくりという方もいるようですが、個人的には「人生、見つめ直さなきゃ」レベルの大げさな事にはならず、気軽に楽しめました。
あと、「買っただけで書いてないエンディングノートを完成させる」と、実質的な行動を起こすきっかけをいただけたのが思わぬ収穫でした。
人生に夢と希望が持てて楽しくなる!
試写会にて観賞。
ハリウッド映画、ジャックニコルソンとモーガンフリーマンの「The Bucket List」を原案に、吉永小百合さん、天海祐希さんの豪華女優による感動秘話。
ハリウッド版原作は見ていない。
家庭のために生きてきた幸枝(吉永小百合)と会社のために生きてきたマ子(天海祐希)が病院で偶然?出会った。二人の共通点は余命宣告を受けたこと。これまた偶然?手にした12歳の少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」を実行するために無謀な旅にでる。
マ子の夫は財産狙いのジゴロ。
幸枝の夫は妻の重病に気付かず楽観視、定年後で、家でぶらぶらゴロゴロしているのにも関わらず、家事を一切やらず、一時退院してきた幸枝に労りもなく全てやらせるというダメ夫。娘はキャリアウーマンで多忙、息子は引きこもり。
そんな二人が手にした死ぬまでにやりたいことリスト。これを実行するために、無謀な旅にでる。初めて知った生きる喜びに輝く二人、死は刻々と迫っているが、悩みや憂いを爽快に吹き飛ばし、残りの人生を楽しく思いのままに生きよう!と前向きに生きていく。
これは、誰もが、自分の人生を楽しくチェンジできると思わせてくれる映画。
女性向だが、男性にも是非とも見ていただきたい。女性の気持ちが分かると思う。
お金は墓場に持っていけないというマ子の言葉は身に染みた。
原作「The Bucket List」男性二人の人生最後にやりたいことも見てみたい。
笑顔は最強のサプリメント
ももクロ好きな同僚に、試写会当たったと誘われ、全く期待しないまま観...
ももクロ好きな同僚に、試写会当たったと誘われ、全く期待しないまま観ました。
ところがこれがなかなかの良作でした。
吉永小百合さんのいかにもなベテラン演技、天海祐希さんの舞台のようなオーバーな演技がリアリティを失わせてくれますが、そこを周りの俳優さんたちの素朴な芝居でなんとか中和してくれます。
演出面でも、不自然なコッテコテの演出が入ったりでところどころ興ざめしますが、全体的には自分と被せながら感情移入してみられる作品でした。
ジーンとさせられてベタな演出に冷めて、またジーンとして冷めて、の繰り返しでした。
ただ、エンドクレジットの演出は完全に蛇足でしたねえ。
なかにはあれでグッと来る人もいるかもですが•••。
心の扉を開こう!
ハリウッド版も観ましたが、邦画版の今回の方が断然良かったでず!すっごく面白くて、ホロっとできて、生き方とか人との関わり方とかも学べました。さすがベテランキャスト。吉永さんも天海さんも表情の細部まで情感が現れていて見事でした。ムロツヨシさんの涙を浮かべる姿もオタ芸もサイコー!本当にエジプトに行ったの?スカイダイビングしたの?映像加工だとしてもあまりにリアルなのに驚き!始まりのシーンから全てカメラアングルも映像美も音楽もキャストの演技も最高で一流でした。一度きりの人生。言いたいことは言って、やりたいことはやらなきゃ損。我慢しての人生でなく、自分の人生だから自分で切り開いていかなければって改めて感じました。まあお金持ちでないからやれる範囲は限られているけれど、それでも自分で好きなように生きるって素敵。それに言わなければ相手に伝わらないことっていっぱいあると思うし。耐え忍ぶ人生でなくて、何でも前向きに取り組む姿勢って大切、傍観者でなく生きる上で好奇心も大切って思いました。心の扉を開ければ、物事って案外うまく運ぶような気がしました。竹内まりやさんのエンディング曲も素敵で、映画の余韻を感じられました。
人に優しく、自分にも優しくありたいと思いました。
心の底から、良かったと言える映画でした。
今自分が健康に生きていることが、何よりも幸せなことだと実感。
2人の人生を見つめることで、生きることの希望や強さを沢山教えてもらいました。
この映画は、10年前に公開された、モーガンフリーマンとジャックニコルソン主演の『最高の人生の見つけ方』のリメイク作品。
日本版では、主人公を女性に変えて、病気と闘う2人の女性の生き方がテーマになっています。
ガンを宣告された2人の女性が、残された人生をどのように生きるのか?
今や女性の寿命は100歳と言われている現代。
いろんな生き方があるから、何が正しいとは言えないけれど…。
自分が死ぬ瞬間に「自分の人生最高」と言えたらとても素敵!
ガンを宣告された2人は、病名は一緒でも、これまでの人生は真逆。
1人は、大金持ちのホテル経営をする女社長。
もう1人は、2人の子供を持つ専業主婦。
出会うことのない2人が、病院で意気投合したのをきっかけに、入院中の女の子が残していった、死ぬまでしたいことノートの項目を達成しようと行動を起こします。
どんな行動を起こすのか?
それは、是非映画館で観てください(^^)
それにしても、吉永小百合さんの元気な姿にビックリ!
70歳とは思えない、バイタリティあふれる演技に恐れ入りました。
あんなことや、こんな事までやっちゃうの⁈
これは、CGなのか?
現実なのか?
最後の最後まで分からなかったけど、吉永小百合さんの天才的な、貫禄ある演技に圧倒されました。
そして、天海祐希さんの迫力ある演技も素晴らしい!!
あの目力、あの行動力、瞬発力!
これは、天海祐希さんでないと、絶対上手くいかなかったはず!
それくらい、はまり役の女社長ぷりでした(笑)
そして、社長の秘書役だったムロツヨシさんも、最高の演技(笑)
社長の為に、右へ左へどんな難題もやり遂げてしまう、その素晴らしさに拍手👏
そして、ムロツヨシさんの笑いに変えてしまう面白い演技にも注目(笑)
最後の最後までクスクス笑ってしまいました。
それにしても、なんだかんだと笑ってばかりの映画(^^)
自分が死ぬという重いテーマの映画だったはずなのに、実はとっても楽しい映画だった事にビックリ!
死ぬ事を怖がるよりも、死ぬまでに自分に何ができるか、どう生きたいのか?を考えて、少しでも楽しく生きられたら幸せ!
楽しく幸せに、人に優しくしながら死ねたら本望です(笑)
この映画のおかげで、幸せな余生の過ごし方を考えるきっかけをもらいました(^^)
本日は大変ラッキーな事に、完成披露試写会に参加させてもらいました(*^ω^*)
吉永小百合さん、天海祐希さん、ムロツヨシさん、ももいろクローバーZのみなさん、前川清さん。
豪華キャストの面々に圧倒されまくりでした。
ですが、その圧倒的なオーラとは違って、みなさん話し出すととても和やかで話しやすそうな方々ばかり(o^^o)
お互いを褒め合い、謙虚に話を進める姿に、大御所の方々の素晴らしさに感動しました。
みなさんのお力添えがあってこそ、完成された作品なのだと改めて感じた映画。
時間の関係なのか、映画の詳細な部分までは語ってもらえませんでしたが、皆さんの喋る雰囲気から、この映画の良さが存分に伝わってきました(^^)
この映画は、人に優しく、自分にも優しく、みんなみんなが優しくなれる素晴らしい作品なのだと実感しました( ´∀`)
楽しい時間をありがとうございました(^ω^)
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