町田くんの世界のレビュー・感想・評価
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最悪でした!
すごくすごく期待して映画館に行ったのに…、
こんなの全然町田くんじゃない。
町田くんはカッコいいんです。
弟、妹たちのヒーローで、学校の裏のアイドルなんです。
カッコつけようとか、いい事しようとか思わなくても、素で親切に出来ちゃうんです。
何事も真摯に向き合い、恥ずかしいくらい正当なこと真っ直ぐ直球で言えちゃう素晴らしい男の子なのに。
ただ馬鹿みたいに叫んで走ってる。
観る前に友人にもすごく勧めたのが恥ずかしい。
本当に最悪の映画です。
斬新な青春ラブコメディ
新しい青春ラブコメ映画。奥さんに連れられたアラフォーのおっさんが観ても声をあげて笑うほどストーリーも上手く作られてて、会場はほぼ満席で年齢層も子供から老夫婦まで幅広かった。上映中も終始笑い声もあり、高校生のラブストーリーにほっこりもさせてもらいました。今までの若い女の子しかウケなかった青春映画と違い、コメディ要素も強く、優しい気持ちにさせてくれる良い映画でした。心が腐りかけてるおっさんの心がだいぶ「町田くん化」させてくれた思い出の映画になりました。
町田君?優しすぎない?
笑える箇所が多くあり、テンポよく進んでいたので楽しく鑑賞出来た。中々進展しない恋仲にムズムズとした。しかし、原作を見ていないので分からないが、終盤少しふざけた感じだったので、真剣さがあれば本当に良かった。それにしても町田君優しすぎだよ
「この世界は悪意に満ちている。」、か
この作品の何がスゴいかって、主演の男女ふたりが「演劇経験がまったくない、オーディションで選ばれた現役高校生」て、らしいコト
ある程度の演技練習、訓練を受けたとは思うけれど、とても素人の演技とは思えない
そして、テレビ映画雑誌でしか見たことがなかったであろう高校生憧れの男女アイドル達や、ベテラン俳優と堂々と真剣に渡り合う姿勢にビックリ
「あの二人」が教室から全力で走り出すシーンはよかったなあ
うっかり涙こぼれました
風船のシーンは「石井裕也」だからってコトで…いいではないか諸君。w
原作知らず
たぶんこの作品は原作(漫画)がすごく良くて、きっと思い入れのあるファンが大勢いるんだろうな…、と感じましたが、冷静に邦画作品のひとつとしては星三つ位でした。
人気漫画の映像化は本当に難しい。オリジナルが素晴らしければ素晴らしいほど。
大好きだったあだち充作品のヒロインを長澤まさみが演じた2005年『タッチ』、2006年『ラフ』を観終わった時の、ちょっぴり残念だった気分を思い出しました。
好感の持てる作品です
映画『町田くんの世界』を見てきました。
事前の期待が大きすぎたせいか、それほど感激はしませんでしたが、好感の持てる作品に仕上がっています。
風船で移動するというメルヘンチックな展開は、わたしには消化不良でした。
多くの有名共演者のなかでは前田敦子が出色の出来ですね。
感情が揺さぶられました。
この映画の終わらせ方はかなり突飛で、一見いままでの神経戦を台無しにしてしまいかねないなぁと思ったのでが、そもそもこの町田くんの世界、理想と現実、希望と失望、善意と悪意が綯交ぜになって進行しており、なまじ平凡な終わらせ方をしても、それはそれで中途半端な印象を受けてしまったように感じましたから、この終わり方はよろしいかと・・・・まさに感じ入ってしまった。
町田くんのステキなところ
人に優しいところ。
困っている人がいると助けてあげるところ。
料理が苦手でもするところ。
走るのが苦手でも全速力で走るところ。
背筋を伸ばして授業を聞くところ。
携帯電話を持っていないところ。
分からないことに向き合うところ。
泳ぐと大きく水しぶきが飛ぶところ。
風船で飛んで、好きな子に会いに行くところ。
石井裕也監督が優しい目線で描く人間性全肯定のコミカルファンタジーワールドに浸る
主演の男女2人の新人役者さんを、これでもかっていう位の若手からベテランまでの熟練した役者さんたちが優しく取り囲んで物語は進む。
<彼らがあてがわれたキャラクター設定が絶妙に良い。前田敦子さん(絶品の演技、彼女の劇中コメントの数々には笑いが堪えきれなかった)、岩田剛典さん、太賀さん、高畑充希さんが演じた高校生4人と、酸いも甘いも噛分ける大人だが、人間の善性を信じたい閉塞感を抱えるゴシップライターを演じる池松壮亮さんが特に素敵であった>
劇中、くすり笑いとじわりと涙が浮かぶシーンが続き、常に私の涙腺は潤っていた。<石井監督の脚本の上手さを再認識した>
観終わった後、もっと心優しくなろうという気持ちになれる素敵な映画であった。多くの方にお勧めしたい良作であると思います。
町田くんの世界とは町田くんの想像の世界のこと。
そうじゃなきゃあのラストや老け顔の高校生の存在、花取ってきたら真っ暗とか説明がつかない。完全にSF。っていうか町田くんは本当に生きてるの?
あと、佐藤浩市と戸田恵梨香は池松と絡んでいるだけで、大物2人が出る必然性を感じなかったです。
関水さんがキッとした広瀬すず?秋元才加?のようで可愛かったので0.5点加点しました。
もったいない!!!
原作未読。
最後のリアリティーラインを崩壊させたくだりを全部カットして、あと20分短く上手にお話をまとめていたら、自分としては手放しに称賛できる映画になっていたんじゃないかと思います。
だけに、もったいねーなぁ。残念だなぁ。というのが率直な感想です。
主演の新人2人は文句なしでした。
特にヒロイン役の関水渚さん。彼女の魅力がなかったら成立しない映画でしたね。
不機嫌顔だった女の子が恋してキラキラ輝きだす。こういう思春期のみずみずしい演技って、本当の意味では人生で一本か二本くらいしか残せないでしょうね。
最近だと君膵の浜辺美波さんとかにもそれを感じました。
主演級の役者陣が脇を固める映画、嫌いじゃないんですけど、苦言を呈すると、岩田剛典くんちょっと前に出過ぎ。大人の事情?
あと池松くん好きだけど、今回主演の二人と絡んでるときの演技が急にコミカルですごくわざとらしい。もっと抑えた存在感を出してほしかった。
とにかく最後のぐだぐだファンタジー要素が作品の質を落としたことが悔やまれます。
なんとなく芦田愛菜ちゃんの円卓に似ているなぁと思いながら観てたんですが、最終的にそこに並べず非常に残念です。
ともあれ、今しか撮れない関水渚さんを観るだけでも価値のある映画だと思います。
いっそ戸田恵梨香にもセーラー服着せてくれ。
松嶋菜々子さんも良いけど…
制服コスプレ大会にたじろぎ、撮影の酷さにうんざり、唐突な展開に困惑し。でも地味に豪華な役者さんを揃えただけのことはあり、演技に救われた感じ。
想像力がないから共感できないとか、愛する人の為に誰かを傷つけても良いの?とか、時々心に引っ掛かるモノはあるけれど…
風変わりな男の子に恋した女の子が主役のラブコメは、お伽話と解するしかないクライマックスに振り落とされる人、続出なんじゃないかと思う。俺、正視出来ませんでした。
撮影が映画レベルじゃないがな。明るさ、画質の変化が酷い。連続した30分、連続した1時間に見えないのはいただけません。それが一番気になった。後は、前半部の音楽もかっこよくない、今時にしては
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6/18追記
レトロな演出があざとくて好きになれなかった。校舎内をぐるぐる追っかけっこするカット割り、川沿いの草むらで二人がぐるぐる回る姿を引いて上から撮ってた場面、音楽に使ったのがディキシーランド、などなど。昔の映画を彷彿とさせる演出やなぁ、と思いながら見てましたが、惜しむらくは、一つ一つが恐ろしく雑。
フーセン飛行は「絵本か童話の世界」だけど、これも演出が雑。撮影、照明、とにかく雑なやっつけ感が残念な映画だったと思います。
総じて言うと、「やっつけ撮影でコンセプト台無しにしてしまった残念映画」だったぁ!
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6/25 追記
撮影の件について。
①一番良かったと思った事。
河原の小公園を使った、「二人だけの小さな世界」を感じさせる構図の作り方。ロケーションの妙もあると思いますが、移ろう少女の心理を合わせて、あの小さな公園を使って様々な「景色」を作り出しているのは、巧いなぁって思いました。
②嫌いな点。
「雑な時間感」。これにつきます。
冒頭に近いところで、校舎の中を歩き回る場面があったと思います。7,8個のカットを短時間でつないでレトロを感じさせる演出。
仮に、あれが「午後三時、天候晴れの日の学校」という設定だったとるすると、使われる複数のカットが、「同じ時間」。もしくは「連続した時間」であることを感じさせてくれるものであって欲しいのですが、ちょっと..... 「午後三時晴れ」-->「曇り」-->「晴れ」-->「晴れ」-->「雨でも降りそうな曇天」 みたいな画。
2人の人物が向き合って会話している場面でも。最初のひき画は「ほぼ真上からの光線で晴天」。人物Aは顔に光が違う方向から。人物Bのセリフ場面では暗くなり、人物Aのセリフ場面ではもっと暗くなっている。会話中の主役少女の背景が、いきなり暗くなっている場面もありました。待ちぼうけで夜になった場面、じゃなくって。
スケジュールの問題なのか、後処理しようと思ってたけどできませんでした、なのか。カットは良いけど、そこに「写っている画」も雑だし、「ツナギ」には全く緻密さが感じられなくて、かなりガッカリでした。
最近のアジア映画、画にはものすごくこだわっていると思います。「黒澤の子孫」であるはずの日本の映画が、こんなことで良いんか?ってのは、強く感じる。だから、文句言いたいです。
「好き」の種類
常に 人の為に奉仕しキリストと呼ばれる程の人好き高校生町田君と、彼のクラスメイトだけど殆ど学校に来なかった人と絡むことを避ける人嫌い女子校生猪原さんが出会い恋をして行くお話。
誰かに対する優しさは誰かをきずつけるとか、善とは何ぞやな禅問答的なところを背景に自分自身の想いに気付き「想像」していくストーリーで、コミカル且つ爽やかな展開。
ベタだし、上手く行き過ぎだし、ちょっとあり得ないファンタジーだけど、感情移入出来れば気軽に楽しめるちょっとほっこり爽やか恋愛ムービーで良いのじゃないかな。
どうでも良いけど、松嶋菜々子だし、最近公開された某作品もあるし、井戸の縁が欠けていて欲しかったのは自分だけ?
笑いあり、きゅんあり、、!
レビューをみて、気になって
映画館へ行きました☆
ツッコミの居ないなんとも
ほのぼのした世界観が素敵でした
町田くんも猪原さんも、最高のキャラクター!
人に優しくなる映画でした
giverでありたいと思える映画でした
さすがにキツい
さすがに前田敦子は光ってんな、と。池松壮亮と高畑充希は前田敦子の前では霞む。というか前田の役得なのかもしれい。というか、そもそも映画として高校生を大人が演じる必要はない。この辺の中途半端さがすべてを覆ってる。
割とトリッキーなキャラで哲学的要素を含むアイデアの作品だけど、作る側が単純ではこのキャラは生きない。日本テレビ映画ということで万人にわかることを狙っているのかもしれないけど、万人に向けてなど作ることと大袈裟に、わかりやすく作るのとは訳が違う。というか絵も音楽もとても現代映画に見えない。一言で言うとテレビ局映画。悪口でなく、そのままなので。。
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