町田くんの世界のレビュー・感想・評価
全172件中、21~40件目を表示
キャストが豪華。前田敦子がすごくいい。 設定が奇想天外だけど、...
キャストが豪華。前田敦子がすごくいい。
設定が奇想天外だけど、前田君の走り方他嫌味がない。
池松の急転回、戸田恵梨香の妖気、松嶋菜々子の母。
前田君を助けにみんながやってくるところ。
彼女の貧乏ゆすり。
高畑のキャラ。
北村のぶっ飛び父親。
エンターテイメント満載。
この世は悪意に満ちているが、愛に溢れている
誰かを好きになるということは、相手に順位や優劣をつけること。
誰かに優しくするということは、誰かを傷つけるということ。優しさは時に残酷だ。
それが戦争がなくならない理由でもあるが、それより相手を想うことが平和につながると信じたい。
性悪説の方が楽だとしても性善説でいたいもの。まずは信じてしっかり向き合ってみることが大切。
そして人のことを分かるためには、自分を知らなければいけない。
でも分からないことがあるからこの世は楽しいし素晴らしい。
そんなことを考えさせてくれる映画。
純粋で恋を知らないいい人が、ひとりの女性と出会い、周りの人と関わり合いながら、世界を見つめていく作品。
オーディションで選ばれた新人のふたりを主演に抜擢し、新しい可能性を生み出している石井裕也監督は素敵。
演技はまだまだ青くさいが、その後確実に演技力を伸ばし活躍している。周りをしっかり実力派が固め、全体的に締まった仕上がりになっている。
素直に心が温まる映画
中盤で泣いた。
初々しい2人を(生)温かく見守る映画
みんなに「ありがとう」って言いたくなる映画です。
「どいつもこいつも知ったかぶりやがって
特に大人な
誰も恋のことなんか理解できてないくせに」
あっちゃんのセリフが胸に刺さる。
好きな気持ちが
ちょっとしたきっかけで
爆発するみたいに
魔法みたいに恋になる。
「でも、どんなことがきっかけになるんだろう」
そんなこと言われてもわかんないよ。
好きって何。わからないけど わかるよ。
そんなこと言ったって、わかんないよ。
だから一生懸命なんだ。
好きってそういうこと?
いや、やっぱりわかんないな。
難しいけど でも想像しないと。
「君は自分の気持ちを考えないから
人の気持ちを考えられないんだ」
って その一生懸命な眼差しで言って欲しい。
わからないことがあるから この世界は楽しい
わからないことがあるから この世界は美しい
わからないからこそ しっかり向き合わないといけない
自分の胸にちゃんと聞け
そして
みっともなくても一生懸命やってやろう
そうやって 自分の世界 変えてやろう
この映画はキャスティングが素晴らしく、
「なんでこうなるの」っていう展開が満載で、
もうなんだかさっぱりわからない。
そして僕はすっかりこの映画のことを好きになっている。
風船
好きって何ですか。
惜しい。
世界に少しの優しさを振りまく男
自分より人のために、行動する高校生町田くんと人を避けて来た女子高生猪原さんのボーイ・ミーツ・ガール物。少女漫画の原作だが未読。
恋に朴念仁の町田くんにやきもきするヒロイン役の関水渚のもどかしさを体現した、変顔も辞さない好演。
前田敦子の女子高生は、最初微妙だが流石の貫禄で、狂言回しを的役を好演。
ささくれた、世界に少しの優しさを振りまく姿に初めては違和感があったが、対比する大人や同級生を配置する事で、相対化されて行く。
日本映画では、近年珍しいコダックのフィルム撮影で結構凝っている。
もちろんアメリカ映画ほどのクオリティは予算の関係で無理だが。
肥満体型の男女カップルに対する均一的な露悪描写と表現が気になるのと、家族の描き方に食い足りなさを感じるが、良作。
予告編を見てずっと気になっていた作品をやっと鑑賞。思っていたのとは...
途中までは良かったのに……
笑えて泣ける、そんな映画
全172件中、21~40件目を表示












