フォードvsフェラーリのレビュー・感想・評価
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カーアクション好きじゃなくても、、
当日カーレース界ではトップのフェラーリ社に2カーレース、ル・マンで勝利をめざした二人の男の物語。
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もちろんこの映画1番はカーレースの迫力。運転席の目線で走り抜けてく映像はめちゃくちゃ迫力あって楽しい。これは絶対映画館で見るべき。
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でもワイスピとかそういうカーアクション系興味ない人でもこれは大丈夫。二人の男の熱い友情に涙するも良し、大企業の下で頑張る男たちに感情移入するも良し。
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意外とバディもの要素とか下町ロケット要素が入ってて誰でも楽しめる映画なんじゃないかな。
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大企業の中だと上からの圧力とか派閥とかあって、フェラーリvsフォードの話なんだけど、フォードvsフォードの話でもあって面白い。
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ちなみに私はシェルビーとケンマイルズの友情に激エモを感じていた。めんどくさいことは俺に任せてお前は開発に集中してくれなシェルビーかっこよすぎ。最後の涙もエモすぎ。
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スピード感が凄い!!!
メカニックが分からない私でも、ストーリーや車の美しさ、スピード感で楽しめた作品。
映画と分かっていても、つい背中をそらしてしまうほどのスピード感。怖っ!それ以上のスピード?!っと思ったのも何度も(笑)
深い知識があれば、きっともっと楽しめたと思う。
車好きの彼氏さんや旦那様を連れて行くにはもってこいな作品ですね(*^^*)
WASP vs ヒルビリー
「これぞハリウッド映画!」と叫びたくなるような気持ちの良いハッピーエンドかと思いきや、存外そうでもなかった…。
なので、最後の『殿堂入り〜云々』という文言で溜飲を下げておくんなましというところか。
ストーリーとしては、作品タイトルにある対立構造が大枠としてある中で、更にフォード社内でも副社長(経営陣)vs 主役の二人(シェルビー&マイルズ)の間で絶えず綱引き。
この社内綱引きに関しては、即ち『WASP vs ヒルビリー』という昔から存在する映画的文法にしてテッパンの構造。
特に油断ならない副社長は、以前某TVドラマで見たキャッチーなセリフ『敵は味方のふりをする』がバチコーンとハマる憎まれ役。他人の手柄を自分の手柄に書き換える、ある種の才能の持ち主ですね…。
いやしかし、いかにも傲慢なWASPがデカい顔して首突っ込んでくるからこそ、夢を追うことに真っ直ぐな主人公たちが生き生きと映るのです。
それと、個人的に印象に残ったのは、マイルズの奥さんが、自身が運転する車の中でマイルズを怒るシーンでした。
『私が、夢を追うアナタの応援をしないと本気で思ったの!?』とでも言いたげな激しい勢いで、取り繕うように嘘でごまかそうとしたマイルズに向かって怒りを放つ姿に絆の強さを感じてジーン。
どうすれば、そんな強い絆が作れるのだろう。欲を言えば、その辺りもぜひ描いて欲しかった。
とはいえ、レースシーンは見応えあり、クルマ好きなら楽しめること間違いなし!
そうでない人もきっと楽しめる作品に仕上がっているかと。
私はクルマ好きなので、最後までしっかり楽しませてもらいました!
死ぬかもしれないスリルの中で、
勝負するその精神とは。
大きな期待と不安を
天秤にかけて
闘うその使命感とは。
どこからやってくるであろう。
彼らの上等な勇気と覚悟。
自分の幸せか
チームの祝杯か。
本当の幸とか何か。
観ながら自分に問いた。
めちゃくちゃ良い映画だった!
首のしまるようなスピードを体感できるぞ!
入りから没入できるすごい世界観だった!車にあまり興味がないのだがそういうの関係なくレースとスピードに魅入ってしまった。エンジンがブンブンいってるヤバいシーンでは映画館で見てる人ら苦しそうだったわ。
良くも悪くもはみ出し者は普通じゃない行動をするものであり、こうした人物が普通じゃない結果をもたらせる。最後の選択シーンは美しい瞬間だったけど、やっぱりレーサーはスピードを追い求めな続けなきゃいけないと思う。
あと最後のゴールシーンで観客席にグリーンブックのヴィゴ・モーテンセンいませんでした?
2020年 5本目 ★★★★ 「やりたい事をやるだけさ。だから上手くいくんだよ」
なんか、ノーサイドゲームとか下町ロケットみたいな映画だった。企業モノと熱い男のドラマのミックス(笑)池井戸潤の本て世界中で共感する映画に出来るのか。
今風じゃないテーマソングが、格好良い。音楽の使い方にとても気を使ってる映画だった。物語が好転するときはノリの良い音楽、物語が下降するときは暗い音楽に。
やるべき事、やりたい事がハッキリしてる人はラッキーだし幸運だって話だった。人の人生は何が起きるかは分からないが、夢中になれることを持っていれば人生は充実するのかもしれない。
レースシーンの本物感と男の友情を軸にしたドラマの妙
今回、早期から何度も予告編を観て久々の本格的なレース絡みの映画として期待しての鑑賞だったので、気合いを入れて最大級画面のグランドサンシャインを選んで公開週末に早速足を運んだ。
その昔、今や伝説となってしまった劇場「テアトル東京」のシネラマ・スクリーンで『グランプリ』を観た。
それから暫くしてマックィーンの『栄光のルマン』も劇場で、パチーノの『ボビー・デアフィールド』も旧丸の内ピカデリーで観て、残念ながらニューマンの『レーサー』だけはテレビ放映時だった。
今回の作品も、それらに負けず劣らず、期待を裏切られる事は無かった。
レースシーンの撮影には特に、前述の『グランプリ』と『栄光のルマン』のカメラワークや画角等が参考にされたとの事。
それがレースの臨場感や迫力に大いに貢献している事がわかる気がした。
それに、『栄光のルマン』の時代から、すっかり変わってしまっていてそのままでは使えないル・マンのコースを撮影用にほぼ完全再現して敢行されたという拘りに感動というか脱帽というか.....
出演陣も皆良い感じで好感を持てたのは勿論だが、なんと言ってもクリスチャン・ベールの素晴らしさに打たれた。
レース・シーンの本物感と、このクリスチャン・ベールとマット・デイモンの二人の男の友情を軸にしたドラマ部分の良さが(感動が)絶妙なバランスで描かれており、それがこの映画を一段上の作品にしていると思った。
今回のアカデミー賞の主演男優賞ノミネートを見て、なぜクリスチャン・ベールが入っていなかったのか?、それがとても不思議に思えてなりませんね。
文句なしの星五つ
ここ何年か見た中で1番、2番を争うくらい面白かった!1秒も画面から目が離せない。人がもつあらゆる感情を強く感じられた作品だったように思う。
希望、愛情、情熱、友情、信頼、悲しみ、憧れ、諦め、焦り、失望、悔しさ、驚き、爽快、ハラハラドキドキ…語彙力なくて書ききれなくてもどかしい。
一時モータースポーツをよく見ていたが、最近遠ざかっていた。また見ようかな…
ただただかっこいい!
フォードが何かとかル・マンが何かを全く知らずに鑑賞しましたがめちゃくちゃ良かったです!
とにかく車が走ってるシーンがかっこいい。
その他にも組織の中で戦うことの難しさ、男の友情や家族との関係、会社の看板を背負ってレースに出るということ…など見どころ満載です。
そして最後はしんみり。
マット・デイモン、サングラスかけてガム噛みながらレースを観ているだけでなんであんなに素敵なんでしょ!?
クリスチャン・ベイルはこれアカデミー賞ノミネートなしなのが不思議なくらい。
この2人もほんとかっこよくていいんですよ。
もう本当に全編かっこいい映画なのでおすすめです!
ただただ楽しい!
車好き、スポーツ好きなら楽しいです、この映画!
企業的な争いもともかく、各レースシーンがたまらない。ドライバーと一緒になって運転してしました。
あとケンの奥さんが素敵です。こんなパートナーならいいなあ、、って思ってしまう。
ちょっと名作とは違うかもしれませんが、とにかく楽しくって、映画ってことを忘れてしまいます。
楽しかったーあ!って思える映画です。
是非是非!!
思わず拳を握りしめる熱き男達の闘い
迫力と緊張感とスピード感溢れるレースを闘い抜く男達の姿に思わずガッツポーズ!
とにかく熱く、泥臭く、カッコいい。危険と隣り合わせ、身体を酷使しながら全てを捧げてレースに挑む様は、最高にカッコ良かったです。
言葉で感想を表すのが難しい程、疾走感とエネルギーで圧倒させる作品。没入感が凄まじく、レース会場にいるような、同じチームで車を開発しているような、そんな感情になりました。車とかモータースポーツとか全く興味ない自分でも、こんなに熱くなるとは驚きです。
単なるサクセスストーリーじゃないのは、実話を元にしているからであろ...
単なるサクセスストーリーじゃないのは、実話を元にしているからであろう。ストーリーに深みがあって実に面白い♪勝つと分かっていても「どう勝つの?」と期待させるイイ映画です☆
現場VS副社長
久しぶりに興奮と感動の素晴らしい作品を観ました。153分という時間もあっという間の面白さです。主には主役の2人キャロル・シェルビー(マット・デイモン)と元レーサーで自動車整備工を営みつつ再起を図るケン・マイルズ(クリスチャン・ベール)を中心としたレース大好き現場の人達と自分の出世第一で嫌なヤツ代表のフォード社の悪代官レオ・ビープ副社長の嫌がらせと闘うお話です。フォード社の良い人代表のリー・アイアコッカ役をウォーキング・デッドのショーン役でお馴染みのジョン・バーンサルが演じてましたね。余談ですがアイアコッカといえば私も当時読んでましたが彼の著作「アイアコッカ―わが闘魂の経営」は大ベストセラーとなりましたが、フォード社の元社長であり、その後クライスラー社の会長も務め自動車殿堂入りもして「アメリカ産業界の英雄」とまで称されるようになり、大統領選出馬の話まであった人です。世界で最も美しくセクシーなスポーツカーを作り続けるフェラーリ社のエンツォ・フェラーリと醜い車を大量生産する自動車会社とまで言われたフォードとの確執も面白いです。マット・デイモンとクリスチャン・ベールが主演をしていて面白くない訳が無い!この2人、お互い役を交換しても素晴らしい作品になりそうです。
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