フォードvsフェラーリのレビュー・感想・評価
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体に響き渡るエンジン音がたまらないw
どうしてこんなにも気持ちが高ぶるのか?w
これは男性特有なのか?w
冒頭から高回転のエンジン音が心地よく、車好きにはたまりません。
まあ自分はF1もインディもル・マン等のモータースポーツを一切見ませんw(見いへんのかいw)
しかしながら軽くの流れはわかりますし、非常に楽しめました。
国産車はある程度詳しいですが、外車はそんなにわからないw
もちろんフィアットやフォード・フェラーリ等も理解してます。
観る前は熱い男たちのモータースポーツかと思っていたがそれだけではなく、家族や友人の絆を丁寧に描く非常に良い作品であった。
特に奥さんが印象的であり、非常にケンに対しての愛情がヒシヒシと伝わってくる、しかも距離感も良く、夫の事を誰よりも理解している様子が非常に良い。
シェルビーとケンのケンカの際に折りたたみ椅子を奥から持ってきて座るシーンはかなり笑ったし、センスのあるシーンだった。またその後に買い物を聞く、アイスと答える。最高ですw
息子も非常に可愛らしく、そっとトロフィーをベッド下に隠す、食い入るように中継を聞く。本当に車とお父さんが好きなんだなと、、。トロフィーの下りは回収してほしかったかな。
音楽も非常にカッコよく、細かな映像の演出飛行機のライトが上手く車を照らし、ケンの背後で走っているような映像に。等。
言うまでもなく、マット・デイモンとクリスチャン・ベールの演技の応酬。特にクリスチャン・ベールがかっこいい。
上手く表現できないが、色気がすごい。
ほんとに見ててかっこいいし、これが俳優なんだろうなと、、、。
走行シーンもあらゆるカットが見られ、臨場感も非常に高くドキドキしながら見てました。
2時間半の長さも特に気になることなく、ゴールまであっという間に終わってしまった。
王者に君臨しているのは理解できるが、VSフェラーリって感じでもなかった気もするがw
あとシェルビーのレース中の小細工はわざわざ入れる必要あったのか?wネタとして笑う分にはいいが、実話を前提としている手前、直接レースには関係ないとはいえ正々堂々の真剣勝負にいかがなものかと感じた。
まあ当時のレースはそんなものなのか、実話としてあった話なのかは勉強不足でわかりませんが、、。
そういう部分を差し引いてもやはり実話物は見終わったあとの余韻は特別なものがありますね。
良い作品でした。
あっという間
迫力満点
超スピードのカーレースと、肝っ玉が据わったクセのある中年男性の凄さ。
車好きにはたまらない映画だろう。私はこの手の映画は関心がなく劇場公開を見逃したのだが、期待に反して、とてもスリリングでとても面白かった。
24時間の命がけのレースに臨むドライバーとエンジニア、それに対するフォードという巨大企業の現場を無視した官僚的な発想の上層部のぶつかり合い。要所要所に意外な展開になり、ストーリー展開に面白さを加えている。
マット・デイモンよりもケン・マイルズ役のクリスチャン・ベールが、扱いにくいが職人気質で車と一体となったドライブセンスを持つ中年役にぴったりで、すごくうまくはまっていた。この映画の良さは彼を起用したことだろう。素晴らしい。
日本人として思い出されるのは、マツダが1991年、ロータリーエンジンで世界初、日本メーカーでは初めての総合優勝を遂げたこと。いかに凄いことだったのかと。
セコくね?
シフトアップして走り抜ける感覚、カッコいいなぁ。 マット・デイモン...
シフトアップして走り抜ける感覚、カッコいいなぁ。 マット・デイモン...
24時間物語の視聴も推奨
フェラーリとはあんまり戦ってないね
レース映画にハズレ無し
思ったよりも良かった!!
主義主張の対立
長時間の尺だったが全く飽きることなく疾走感持って最後まで一気に駆け抜けた。
フォード社の副社長に目が行きがちだが、2世はやはり2世という言葉は的を射ている。映画内で2世が自分で何かを決めたことは少ない。
車やレースに対しての価値観が登場人物全員で違っていて、イデオロギーの対立のような構図。
フォード2世:名誉、自尊心、金儲け
副社長:商品
エンツォ:自己実現、探究心、誇り
シェルビー:自身の一部、仲間
ケン:自己実現、探究→チーム
モリー:夫が大切にしているもの、理解したい
ピーター:憧れ、恐れ
価値観が違うからフォード2世はレースの途中でも退席するが、エンツォ・フェラーリは負けた相手に礼儀を取れる。
ケン・マイルズは自分(の勝利、記録)にこだわっていたが、最後にはチームプレイに走り、次の車のことを考えていける。
どちらの価値観が良い悪いということはないし、観ている立場によって感じ方も変わってきそう。
よくある、レースに命を懸ける…とか命知らずな…的な部分は控えめ。それが彼らのライフワークだから、理由なんて特にないし大切な価値観に基づいているのかな。
観賞後調べたら実話とのことで、他のレビューにもあったがこれだけドラマ性に富んでいるのに今まで映画化されなかったことが不思議。
そして今の時代(2019年)に、イデオロギーの対立というテーマで実写化されたことにも意味はあそう。
60〜70年代のマスタングはめちゃくちゃ欲しい。あの無骨な感じが好きだなぁ。
あとはクリスチャン・ベイルのチンピラ的な演技がすごい。歩き方や表情など、チンピラ感が滲み出ている。
2年後くらいにまた観て自分を奮い立たせたい。
レースシーンは迫力満点・・・でも、長すぎます。
1960年代。フォードが打倒フェラーリを目指しルマン24時間レースに挑みます。そのプロジェクトに参加したキャロル・シェルビーとケン・マイルズの物語。
実話を基にしたお話。
まず、映画として設定やストーリー展開が良いですね。主人公の一人ケン・マイルズの特異性、高慢なフェラーリ、大企業病のフォード。数々の苦難を乗り越えて、挑むルマン24時間。スピード感と迫力溢れるレースシーンと、その後のカタルシス。そして・・・その後。
2時間33分と言う長丁場でも、それ程ダレルことなく鑑賞し終えました。
また、主演の二人の演技が素晴らしかった。特にマット・デイモンが、結果を出せずに社長室に呼び出されるシーン。マット・デイモンの緊張と動揺が、画面上からビシバシと伝わって来るシーンでした。
それでも私的評価は4にしました。ダレることがないと感じた上映時間ですが、それでもレース時間は長すぎました。面白い映画ではありましたが、また観たいか?と聞かれると言葉に窮してしまう、そんな映画です。
重厚な人間ドラマが軸の実話、リアルなレースシーンは見処
クルマが好きな私にとっては、耳が喜ぶ映画だった笑。リアリティのあるエンジン音から、その本気ぶりを感じつつも、骨太な人間ドラマに仕上がっていて面白かった。
フェラーリの後ろ足に蹴られたフォードが見返すべく、ル・マンでの戦いを挑む、事実に基づいた話。シェルビーがフォードのチューンナップを手掛けていたことは知っていたが、ル・マンに携わっていたのは知らなかった。内容は、どちらかというと、骨太な人間ドラマだった。レースのために、それぞれの立場で戦う男たちはカッコいい。レースシーンなんかは痺れた。それだけに、少し後味が欲しかったところ。沸点をレースで迎えてしまっただけに、ちょっと残念。しかし、レースを軸に、多くの人も楽しめるエンターテイメントに仕上げてくれたことは嬉しかった。
マツダやトヨタもル・マンを制すまでに多くの時間と努力を要した。だからこそ、24時間の経過をもう少し大切に扱って欲しかった。
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