フォードvsフェラーリのレビュー・感想・評価
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シフトアップして走り抜ける感覚、カッコいいなぁ。 マット・デイモン...
シフトアップして走り抜ける感覚、カッコいいなぁ。
マット・デイモンとクリスチャン・ベールのお互いのこだわりがぶつかり合う人間ドラマは見応えあり。
大企業の傲慢さを胸糞悪く演出しているのは映画を面白くする手法なんだろうけど、それにまんまとハマった。
24時間物語の視聴も推奨
この映画自体の素晴らしさは他の方のレビューでも書かれているとおりであるが、特に実話であることの余韻を高めるため『24時間物語』というドキュメンタリーを見ることをオススメする。
映画視聴後であれば、フィクションのような物語の映画と実話の境界線がより曖昧になり世界に入り込めるであろう。
フェラーリとはあんまり戦ってないね
今回はさほど身体はいじってないご様子のベールさん……いやいやいや前作は『バイス』だったよめちゃめちゃ絞ってきたよ…。
劇場で観るべき作品だったが、ちっさいテレビ画面とステレオイヤホンじゃ音響がどうこう言えるはずもなく。
メインの二人から脇役まで隙がなく好演していた印象。特にカトリーナ・バルフ演じる奥さんが素敵。旦那の転がし方。
レース映画にハズレ無し
ライトスタッフ外伝。
ジョーと段平な曲者の友情譚に綺麗に乗るレースシーンの緊張と爽快に泣き笑う。
人が手で機械を作り操り、分り易い製造業が世界を牽引し、仕事が友情と生き甲斐の場たり得たあの頃を懐かしむ。
レース映画にハズレ無し。
支持。
思ったよりも良かった!!
ただのバディものでもなく、ただのレースものでもない、そのバランスが絶妙な素晴らしい映画でした。
クリスチャンベールのかっこよさよ…
痺れましたな。しかも実話なんですね。
やっぱルマンのレース描写とか超おもしろくて、レース開始時に、走って運転席に飛び込むところから楽しかったです。
さすがフランスのレースは、車のデザインもすごくてそれ見るだけでも価値ある映画ですね。
故人へのリスペクトも感じるし、真摯に映画づくりしてる感がある、
ジェームズマンゴールド監督、17歳のカルテとかだいすきなので、今後も期待したいな〜。オリバーの脚本まで手がけてたとは。
主義主張の対立
長時間の尺だったが全く飽きることなく疾走感持って最後まで一気に駆け抜けた。
フォード社の副社長に目が行きがちだが、2世はやはり2世という言葉は的を射ている。映画内で2世が自分で何かを決めたことは少ない。
車やレースに対しての価値観が登場人物全員で違っていて、イデオロギーの対立のような構図。
フォード2世:名誉、自尊心、金儲け
副社長:商品
エンツォ:自己実現、探究心、誇り
シェルビー:自身の一部、仲間
ケン:自己実現、探究→チーム
モリー:夫が大切にしているもの、理解したい
ピーター:憧れ、恐れ
価値観が違うからフォード2世はレースの途中でも退席するが、エンツォ・フェラーリは負けた相手に礼儀を取れる。
ケン・マイルズは自分(の勝利、記録)にこだわっていたが、最後にはチームプレイに走り、次の車のことを考えていける。
どちらの価値観が良い悪いということはないし、観ている立場によって感じ方も変わってきそう。
よくある、レースに命を懸ける…とか命知らずな…的な部分は控えめ。それが彼らのライフワークだから、理由なんて特にないし大切な価値観に基づいているのかな。
観賞後調べたら実話とのことで、他のレビューにもあったがこれだけドラマ性に富んでいるのに今まで映画化されなかったことが不思議。
そして今の時代(2019年)に、イデオロギーの対立というテーマで実写化されたことにも意味はあそう。
60〜70年代のマスタングはめちゃくちゃ欲しい。あの無骨な感じが好きだなぁ。
あとはクリスチャン・ベイルのチンピラ的な演技がすごい。歩き方や表情など、チンピラ感が滲み出ている。
2年後くらいにまた観て自分を奮い立たせたい。
レースシーンは迫力満点・・・でも、長すぎます。
1960年代。フォードが打倒フェラーリを目指しルマン24時間レースに挑みます。そのプロジェクトに参加したキャロル・シェルビーとケン・マイルズの物語。
実話を基にしたお話。
まず、映画として設定やストーリー展開が良いですね。主人公の一人ケン・マイルズの特異性、高慢なフェラーリ、大企業病のフォード。数々の苦難を乗り越えて、挑むルマン24時間。スピード感と迫力溢れるレースシーンと、その後のカタルシス。そして・・・その後。
2時間33分と言う長丁場でも、それ程ダレルことなく鑑賞し終えました。
また、主演の二人の演技が素晴らしかった。特にマット・デイモンが、結果を出せずに社長室に呼び出されるシーン。マット・デイモンの緊張と動揺が、画面上からビシバシと伝わって来るシーンでした。
それでも私的評価は4にしました。ダレることがないと感じた上映時間ですが、それでもレース時間は長すぎました。面白い映画ではありましたが、また観たいか?と聞かれると言葉に窮してしまう、そんな映画です。
重厚な人間ドラマが軸の実話、リアルなレースシーンは見処
クルマが好きな私にとっては、耳が喜ぶ映画だった笑。リアリティのあるエンジン音から、その本気ぶりを感じつつも、骨太な人間ドラマに仕上がっていて面白かった。
フェラーリの後ろ足に蹴られたフォードが見返すべく、ル・マンでの戦いを挑む、事実に基づいた話。シェルビーがフォードのチューンナップを手掛けていたことは知っていたが、ル・マンに携わっていたのは知らなかった。内容は、どちらかというと、骨太な人間ドラマだった。レースのために、それぞれの立場で戦う男たちはカッコいい。レースシーンなんかは痺れた。それだけに、少し後味が欲しかったところ。沸点をレースで迎えてしまっただけに、ちょっと残念。しかし、レースを軸に、多くの人も楽しめるエンターテイメントに仕上げてくれたことは嬉しかった。
マツダやトヨタもル・マンを制すまでに多くの時間と努力を要した。だからこそ、24時間の経過をもう少し大切に扱って欲しかった。
企業倫理と己の信念を貫く男の対決が熱い、古き良きアメリカ映画を呼び起こす秀作
1966年のル・マン24時間レースで初の栄冠に輝くフォード社のレーシングドライバー、ケン・マイルズの孤高の活躍を描いたモータースポーツの歴史ドキュメント映画。巨大企業フォード・モーターがイメージ戦略の要としてル・マンを利用する宣伝目的の企業倫理と、車のメカニズムに精通し他の追随を許さないドライビングテクニックを持つひとりの堅物男マイルズの純粋な勝負師の信念が衝突する。その間に入り、最高の結果を導き出そうと苦心する元レーサーのカーデザイナー、キャロル・シェルビーの回想が物語を進める、丁寧でオーソドックスな映画の語り。見所は、臨場感あるレースシーンの運転操作と疾走する車のカットバックの正確性で、連続する緊張感が張り詰めている。的確なカメラワークと隙の無い編集が見事。これを緩急の急として、緩に当たるマイルズの家族の描写がまたいい。時代背景の1960年代が反映された古き良きアメリカ家庭(実際はイギリス人だが)という風情が出ている。特に、シェルビーが再度仕事を依頼に行った時にマイルズと取っ組み合いの喧嘩になるのを、庭先にいた妻モリーが椅子に腰かけて高みの見物をする場面が秀逸だ。買い物袋から散逸した缶詰を避けて殴りつけるカット含め、このワンシーンで3人の人柄と関係性が判る微笑ましい場面になっている。
しかし、最も優れているのは、マイルズの破天荒でも信念と繊細な神経を持つ男の生き様を演じたクリスチャン・ベールの演技だ。これは、彼が演じたからマイルズという男の思いや言葉に出来ない感情を理解できた、というべきかも知れない。クライマックスの自分の限界を超えた心境に至る表情は白眉。
製作発表から8年掛かりの労作にして、本来のアメリカ映画の良さがある秀作でした。
作品としての仕上りはとても素晴らしかった。 シェルビーとマイルズに...
作品としての仕上りはとても素晴らしかった。
シェルビーとマイルズに焦点を当てればル・マンに賭ける男のドラマ、夢を追い求める姿と友情が人間的な魅力が加味され描かれている。レースは迫力満点でレーサーの過酷さやレースに至るまでの過程も知る事が出来き面白い。車はもちろんカッコいい。
ただフォードという企業には話が進めば進むほど嫌悪感が積もっていき、そのため一番感動的なはずのクライマックスは腹立たしい上に、実話だからこそさらに後味が悪く気待ちが沈んでしまった。
見逃す手はない!
マット・デイモンとクリスチャン・ベール。この2人が競演するのだから見逃す手はないですね。モータースポーツには全く興味はないけれど、2時間半の長丁場、最初から最後まで興奮ひとしきりでした。
それにしても、フォードにもフェラーリにも、おいしい内容とは言えないのではなかろうか…。
う〜ん。。。
アカデミー賞に何部門もノミネートされ、二部門獲った!て作品なんですね。
映画ドットコム開いて知りました。
MデイモンとCベイル主演で二時間半!
一見、重厚な作りです、面白いです。
いや、面白いです!は、ちょっと言い過ぎかな?
二時間切って、抑揚も上手く付けて、盛り上げたりハラハラさせたりした『ラッシュ〜プライドと友情〜』と比べちゃうんですよねぇ。どうしても。
ラッシュ】で、伝えたい事や(邦題含めて)言いたい事は、明確でした。
文字通り、プライドと友情。
本作】は、フォード対フェラーリと言いながら?
(フォードの描写はともかく)フェラーリ側の描写も中途半端だし?レースの映像も(フォーミュラカーと⇆ルマンやデイトナの箱車は水平比較出来ないけど)半端に感じたし?むむむと思いましたねぇ。
史実に沿った物語なのでしょう。
百ショップのダイ◯ソーさんが、ティファニーに戦いを挑む!的な?
え?例えが下手!?
ザクがガンダムを倒すべくゲルググ作る!的な?
星評価はDVD旧作100円水準で③〜④
MデイモンとCベイルは名優だな、度】☆⑤
日本側配給会社?や字幕勢?もうちょっとやり方あったのでは?度】☆⑤
映画偏差値や映画経験値は高めな気もするし、男子向け映画の気がしますな( ・∇・)!
天才と天才を世に出す人
車は嫌いじゃないし、レースにも興味があったし、マット・デイモンだから観ました。
男くさい映画だわ~
レースシーンは緊張感が伝わってドキドキ♡
想像をはるかに超える強靭な精神と知識と技術がいることを知りました。
アメリカとイタリアの車作りの考え方の違いが面白かった。
天才とは見つけて世に出してくれる人が居て初めて「天才」と呼ばれるのかもしれない。
最後はちょっとセンチメンタル・・・
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