疑惑とダンス
劇場公開日 2019年3月2日
解説
「チワワちゃん」「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ」などで注目を集める新鋭監督の二宮健が、徳永えりを主演に迎え、アドリブで作り上げた異色作。「疑惑」の念とキャッチーなダンスだけで構成され、リハーサルや脚本もないという状況を逆手に、完全アドリブで製作された。結婚を控えたカンナとマサオを祝福するため、大学時代のダンスサークルの仲間であるサトシ、サナ、ツバキ、コムラがパーティを開く。しかし、その最中にカンナとコムラが学生時代にセックスをしていたかもしれないという疑念が生まれる。結論の出ない痴話げんかが仲間たちの絆を壊し、やがてひとつの結論に達する。出演は徳永のほか、木口健太、小村昌士、福田麻由子、川面千晶、小林且弥。
2019年製作/53分/日本
配給:フラーム
スタッフ・キャスト
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2022年6月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
徳永「私、女優だから、私についてきて」
福田「私にまわさないで、こんな仕事やるきねーわ。今のNGでしょ?カメラ止めないの?ばっかじゃない」
劇団員「爪痕残そう。これで結果を残せば、メジャーから声がかかる。ムロさんも、筧さんも古田新さんもみんな劇団出身だから。」
監督「カメとめがヒットしたんだから、こんなのもうけるよね」
「やった、やらない」の台詞をカットしたら5分くらいにしかならなそう。
逆に売れない劇団だから「やった、やらない」を鍵にしたんだろうな。
2022年1月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
なんかこう…「面白いことしてぇんだよ!金はねぇけど映画さぁ!!」みたいな、たぎった血を感じさせるパワフルさが堪らないよね。しかもアドリブ。流石すぎ…。柿ピー食べながら観て大正解。笑
元々『恋のツキ』から尻上がりに徳永えりのことが気になっていた。ドラマの1話分とかバイプレーヤー的なポジションで観るのも嬉しかったけど、やっぱり主演作のコレも観たかった。そう思い続けて早2年…。小村昌士は『POP!』という初長編作品を完成させ、小口健太は『成れの果て』や『あの頃。』などのバイプレーヤーで観るように。二宮健監督は『とんかつDJアゲ太郎』や『真夜中乙女戦争』のメガホンを取るなど、各方面に実りを感じいていた。そんな中で観れるとなれば、期待も上がる。でも、裏切らない仕上がり。さすがの1言。
単純に「カンナはコムラとヤッた?ヤッてない?」の堂々巡りなんだけど、良い歳した大人たちが我を見失って取り乱していく。くだらないなぁ…と思う場面はとうに過ぎると、バカバカしくて楽しくなる。しかも、ほぼアドリブで出来ているから、熱量そのままにカオスが湧き上がる。エネルギーが画面から伝わってきて堪らない…。言葉や設定を積み上げながらゴールを目指していく過程も感じられて面白い。
そんな中でもやっぱり、徳永えりは可愛い(笑)。福田麻由子も「どうでも良くない?」みたいな安い後輩ズラもハマっているし、役者を転職に感じているんだろうな…とつくづく思う。それを舞台的ではなく、映画のプラットフォームで完成させたことに何より意味を感じる。
めちゃくちゃエネルギッシュでこちらもパワーをもらえるような感覚。こちら側も頭の中で踊り狂ってた。悲喜こもごも、ダンスで忘れてサヨナラだっ!
昔にセツクスしたとかケツコンする人の前でゆうとか、マジ、鬼畜。
鬼畜の話は、マジ、ムカつく、吐きそう。
徳永えりは、いい女優さんですが、これはいかん。
アドリブなら、余計にいかん。
でも、主演が吉岡里帆なら、評価するかも、しないかも。
なんか、後味の悪い、👎感じ。
2021年8月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
53分と短く、何これって思っているうちに終わってしまう。何故か引き込まれ、そしてクセになる後味が残る映画。
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