AI崩壊のレビュー・感想・評価
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すでに始まっている?
AIを使った医療機器は既に出始めているとういことは、
AIによる人間の選別はすでに始まっているのか?
人が万全と思って造る物に万全な物はない。
完璧だと思ってるセキュリティーも破れない物はない。
AIとは何かを知ってから観ると意味も変わってくるかも
「AI崩壊」ということで、AIに全てを依存している2030年の社会がどうなっているかということからストーリーは始まっていくのだが、10年後にしては、あまりに街並みや人の暮らし方が今とほとんど変わっておらず、2030年感は全くなし。
予算の関係もあると思うが、ブレードランナー的なものと比べるとちょっとしょぼい感じは否めない。
AIという言葉を使ってストーリーを組んでいる割には、AIによって成り立っている社会というのが、少しざっくりしているように感じる。
ただ、この映画をみた後に果たしてAIとは?と思い、NHK出版新書「AI以後」丸山俊一+NHK取材班という本を読んだら、AIに依存していくこれからの社会がどうなっていくかがよくわかった。
人間とAIとの決定的な3つの違い、それは、意識、感情、計画と創造をする能力とのこと。
自律する力のないAIが、自分の意思を持って判断をし始めたら社会はどうなるか?
観た後に 未来がどう変わっていくかを想像できるきっかけになる映画だと感じる。
「人工知能は人を幸せにするか?」「親は子供を幸せにできるか?」
映画「AI崩壊」(入江悠監督)から。
最近「AI」を題材にした物語が増えているが、
この作品は、海外の個人情報管理の利用を考えると、
近未来の話として、ノンフィクションとも言えるリアルさ、
そんなものを感じた。
「東北先端情報大学大学院」という大学名に笑い、
物語の最初と最後に繰り返される
「人工知能って本当に人を幸せにすると思いますか?」
この投げかけに対して、明確な答えはないのかもしれない。
「人工知能は人を幸せにするか?」の娘から問いに、
AIを活用した医療システム「のぞみ」の開発者である父は
「その問いはこうやって言い換えることができるかもしれない」
と前置きをした後「親は子供を幸せにできるか?」と呟いた。
なるほど・・そうかもしれないな、とメモをした。
「AI」と「人」、そして「親」と「子供」、
この両者は、お互いの信頼関係によって、関係性が築かれる。
どちらか一方の力だけでは、コミュニケーション不足。
そんな意味なのかな、と理解した。
そもそも、幸せの定義がされていないと、答えるのは難しく、
禅問答みたいだな・・と思いながら、観終わった。
このAI(人工知能)を、どう活用するか、
それによっては、失業者を増やすことになるんだよなぁ。
AIとの共存
難しそうかな?
それがタイトルから感じた一言。
実際は誰にでも伝わりやすいストーリーで構成させれいて非常に見やすかったし、いわゆる通常のサスペンス的なアクションも多くて楽しめた作品だった。
後には本編で描かれているレベルまでAIと人間が共存する世界が来るかもしない。いずれにせよ、技術の進化はますます加速して、より便利な世界になるだろう。ただし、利便性を優先し過ぎて少しでも間違った方向へ転換してしまった時の恐ろしさを一般人に対して周知させたいのであろう、監督の意思が伝わって来た内容だった。
公開時に観に行く余裕がなく、
落ち着いたころにはコロナで映画館にも行けず...
この作品は劇場の環境で観たかった。
それが心残りである。
視聴者に「あなたはどう思うか?」って話しかけてくるタイプのオチ嫌い...
視聴者に「あなたはどう思うか?」って話しかけてくるタイプのオチ嫌い。
「親が子どもを幸せにできるか?」っていうのも、はーん?ってなる。
あとプログラマーとハッカーは全然違うだろう。どんだけ天才なんだ。スタークなら納得しますが。
つまんないわけじゃないけど、いろいろツッコミどころが多いので、そういう粗をあんまり気にしないで観れるならいいと思う。
予想以上に良かった
妻の病気を治すためにAI開発した桐生。
AIは初めは受け入れなかったが少しずつ理解をえて、人間のライフスタイルの一つとなった。
そんなAIが暴走し、桐生は犯人として追われた。
そして、AIは人間の選別をするようになった。
桐生はAIの暴走を止めるために、逃げながら対策を考え本当の犯人を捜すという内容だった。
登場人物も話の内容もすごく良かったです。
近い将来AIが普及したらこんなことが起こるかもしれないと思うと怖いですね。
AIを暴走させた犯人の主張もなんとなくわかる気がしました。
AIも選別出来なかった事
公開時主演俳優が、「これがヒットしなかったら日本映画は終わり」なんて豪語してたけど…、
う~ん…。
画期的医療AI“のぞみ”を開発した桐生。一線を退きシンガポールで暮らしていたが、功績が称えられ総理大臣賞を受賞する事になり、娘と共に帰国。
式典の最中、突如のぞみが暴走。開発者である桐生が首謀者として疑われる。
追跡を振り切りながら、システムの復旧とサーバールームに閉じ込められた娘の救出に奔走するが、のぞみが人の命を選別し、大量殺戮を開始しようとする…!
日々進化を遂げるAI。
AIなんてひと昔ふた昔前はそれこそSF映画の世界の事だったけど、今や現実にそこにある。
そんなAIを題材にし、もはや人の生活に無くてはならないものに。
あまりにもAIに根付き過ぎてしまった人間社会、AIがヒトを超える存在になってしまったら…?
AIの暴走/反逆も決して有り得ないとは言い切れない。
着眼点とリアルなAI描写は一定の評価。
エンタメと警鐘を鳴らす和製近未来サスペンス。
それらはいいのだが…。
話自体はベタ。
主人公の逃亡劇。
大切な人物が危機に。
キレ者的な追跡者。
身内の協力者。
逃亡中ひょっこり現れるお助けキャラ。
事件に隠された陰謀。
不審に感じるアナログ刑事。
犠牲者が…。
思わぬ真犯人。でも、すぐ分かる。
最近メジャーシーンでも活躍著しい入江悠監督のオリジナル脚本。
だが、AIの暴走/反逆はまんま『2001年宇宙の旅』や『ターミネーター』。監視システムは『エネミー・オブ・アメリカ』。
邦画でも、システム障害で国中大混乱は『サマーウォーズ』、ハイテクシステムによる違法的追跡は『プラチナデータ』や『踊る2』。『シン・ゴジラ』っぽいスマホ画像やニュース映像も。(黒田大輔演じるエンジニアも喋り方とかまんま『シン・ゴジラ』での役っぽい)
もっとオリジナリティーある作品かと思いきや、何だかヒットもしくは話題になった邦画の寄せ集め。
大沢たかおを始め豪華キャストだが、特筆すべき演者や登場人物は特にナシ。
近未来サスペンス/逃亡劇なので、スケール大きいSFや迫力のアクションを期待すると肩透かし。
今一つスリルも盛り上がらなかった。
主人公が福島出身(しかも郡山!)という設定は思わぬサプライズだったが、郡山市中町に22と言う番地は無い。ちゃんと調べようね…(^^;
それに、福島で撮影なんてしてないようだし…。
主人公はいち天才科学者に過ぎないのに、幾ら何でも活躍がヒロイック過ぎ。しかも、メチャ強運の持ち主。まあ、自分が開発者だから裏をかく事は不可能じゃないかもしれないけど…、典型的なご都合主義。
のぞみ開発は病床の妻の命を救う為。が、認可が下りず、妻は…。
事件に隠された真犯人の陰謀。遂にそれが明るみになり、主人公に問い詰められるも、「テロリストの戯言だ」と一蹴。が、その舌の根も乾かぬ内に、ペラペラペラペラ自白。キレ者なの? バカなの?
陰謀の背後には政府も関わりあり。
ラスト、娘救出も浪花節たっぷり。
AIを活かすも活かせずも結局はヒト次第。
来るAI社会をただ批判するだけじゃなく、警鐘鳴らしつつ、ヒトとAIの“望み”の共存へメッセージ。
しかし、そんなAIも本作が傑作に成り得なかった事までは選別出来なかったようだ。
三浦さんまずいですよ
この映画は二通りの楽しみ方が出来る。
まあすぐ分かるが桐生目線で見るか、捜査官目線で見るか二通りである。
どちらで見るかというとやはり、桐生目線で見る人が多いのじゃないかと思う。
ここで少し、いや、だいぶネタバレするが、岩田剛典演じる捜査官が犯人だったのだが、動機が恐ろしいぐらいだ。
この世に貢献しない人間(ここの場合、金を産まない人間とか、金を食いまくる人間のこと)はこの世に必要がないと消し去っていく。
この映画でで総理大臣を殺害していたが、あれを現実で起こると実行犯は裁判抜きですぐに死刑になる。
この映画で描いた世界感は、最後辺りから分かるのだが、Ai を作りたいがために、ライバル視しているAi を暴走させ、人を大量殺戮しようとしたことで人としての欲望がでていることが分かる。
要するに、自分の方がでかい物を作り有名になりたいがの夢が大きく道を外れてしまい結局は、欲が出てしまい結果、国に大きな支障をきたし、捜査官は犯行に応じた。
人とは道を外れると大変な方へ入ってしまった。
小さな欲から、結果、最悪の火種を生んで撒き散らすしまう。
これが今回の映画の世界感かなと思う。
今回は、入江監督が担当したが、これをるろうに剣心を担当していた大友監督が担当していたら、どうなっていたのか少し気になる。
また、この映画はちょくちょく、名のある俳優、女優さんを入れているがもう少しいたらどうなっていたのか、そこみきになる点だ。
しかし、一つびっくりした点があった。
それは書いてある通り三浦さんのある1シーンのことである。
S•Xとか言ってるけど、あれはまあまあアウトでしょ?
とは思ったが、映画の演出上仕方のないことだということでうまく流した。
まあ、三浦さん演じる刑事はAiに右往左往されず、刑事の感で犯人を追っていたが、そこがカッコよかったと個人でそこを評価する。
この映画は思っていたより面白かったのでよかった。
この面白味は同じように担当した入江監督の22年後告白ぐらいだ。
今のこういうジャンルの映画は入江監督とか、大友監督とかの監督が一番イイと思う。
思っていたのと違いました😂💦
AIが暴走=AIが意志を持ってしまい暴走
と思っていたので期待して観に行ったけど
結局、人間がハッキングして暴走したんかーい✋🏻
って分かり残念な気持ち。
でも俳優さん達の演技力は素晴らしかった☺️
よくあるやつ
AIに頼りきってる世界も、人工知能のエラーで物語が始まるところも、娘が閉じ込められちゃって助けるために親が走るのも、制作者が容疑者にされちゃうのも、逃走劇となり警察との鬼ごっこになる展開も、身近な人が犯人なのも、よくあるやつ。
ありえない話でもないので、自分も何かに監視されていていつか淘汰されてしまう側になるのではないか?とゾクッとしてしまうのもよくあるやつです。
でも何故か嫌いではないやつです。
結局AIも人類も崩壊してはいないんじゃないかなと。
人類の(とゆうか日本の)一部が淘汰されただけだったな、とは思いました。
外国の描写は少しあったけど、医療AIから警察AIに視点が変わり、展開が逃走劇に変わってから問題解決するまでの話が日本国内だけの揉め事のように感じてしまって、スケールが小さく感じました。
よくあるやつですが、洋画ではなく邦画でこの内容をやったことで分かりやすくはあったので、若い子供たちが入りやすく、人工知能について興味を持ち考えてくれるきっかけになるのだろうなとは思いました。
~「どんなに人工知能が進歩しても、人間にしか出来ないことがある。責任を取ることだ。」~
【賛否両論チェック】
賛:AIの暴走と主人公の逃走劇を通して、「AI」や「人間」の持つ存在意義を問いかけられるよう。事件の衝撃的な真相にも、日本社会が抱える問題点を、ひしと痛感させられる。
否:そもそもの設定や上手くいきすぎる展開等、どうしてもご都合主義な感は否めない。常に後手後手に回る警察の捜査も、どこか稚拙に感じてしまう。
個人情報を完全に掌握したAIが命の選別を始め、その暴走の容疑をかけられた開発者・桐生浩介の緊迫の逃走劇を通じて、「AIの存在意義」や「人間としての在るべき姿」といった普遍的な問いを突きつけてくるのが印象的です。
「生活の中に入り込んだAIが本当の暴走を始めたら、人間はあっという間に殺される。」
という浩介の言葉が、決してフィクションでは片づけきれない怖さを醸し出しているようです。物語の本筋とは逸れますが、個人的には赤ちゃん用の歩行器が、
「遺伝的疾患があります。早期絶命を推奨します。」
というアナウンスと共に階段から落ちてしまうシーンが、観ていてドキッとさせられました。
そして何より考えさせられるのが、真犯人の犯行動機です。あまり言うとネタバレになってしまうので、詳しくは実際にご覧になっていただきたいのですが、人間を守るはずのAIを殺戮へと突き進ませた本当の理由に、これまた観ていてゾクッとするような、何ともいえない複雑な感情がこみ上げてきます。
ただストーリー上仕方ないと分かってはいても、迫りくる捜査網を毎回ギリギリのところでかいくぐる浩介や、逆に精鋭部隊のはずなのに毎回毎回出し抜かれてしまう警察等、ややツッコみどころが多すぎる感も否めません。
とはいうものの、物語そのものは実際に起こりうる近未来のサスペンスですので、その衝撃の行方を是非その目でお確かめ下さい。
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