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○○するな系の話で、「匂いを出すな」というもの。
匂いを出したらヴァンパイア(見た目はほぼゾンビ)に気付かれ、噛まれて死んでしまう(即死ではない)
ただ、死ではなくヴァンパイアの仲間になることもできるよう。
匂いを出したら死ぬ、という不可能なような条件ではあるが、この
条件が甘い。
・車に乗って窓を閉めたら気付かれない(ただ、車に乗っているところを見られたら追いかけられる)
・糞を身体に塗りたくれば気付かれない
・雨が降ると匂いが消えて気付かれない
・ヴァンパイアは太陽の光が苦手なため、昼間は行動可(ただし匂いが地面に残るので夜になるとヴァンパイアが集まってくる)
気になった点
・身体の中にある銃弾を抜くため、泥酔状態で銃弾を抜き出すことに(麻酔なし)。化膿し腫れている傷口に指やピンセットを突っ込んでも一切起きない。身体もびくりともしない。
起きている時は「触れるだけで痛い」と言っていたのだが…。泥酔状態だと痛みに一切気付かないものなのか…?
・昼間とはいえ、アジトの扉は閉めた方がいいのでは。開けっ放しはありえない(カルロスの性格上仕方がないのだろうけど)
・家の中に潜んでいたヴァンパイアがアジトの中に入って生き残りの人間を待ち伏せし、それらに逃げられたら夜通し探すことに。
ヴァンパイアの知能はかなりのもので(リーダー格のヴァンパイアもいる)、それなのに夜が明ける前に誰一人としてアジトに戻らない。
「夜が明けたらアジトに人間が帰ってくるはず」という考えが浮かんでもおかしくないと思うのだけど…
良かった点もいくつかありますが、特に、
・カルロスが家の中を探索するシーン
・ベイリーが目を覚まし、扉を見つめたら何人ものヴァンパイアが部屋に入ってくる
このシーンの恐怖はよかったです。本当怖かった。
「いやいやいや!」とツッコミを入れるようなシーンも多かったですが、気軽に楽しめました。