リヴァプール、最後の恋

劇場公開日:

リヴァプール、最後の恋

解説

1950年代にハリウッドで活躍し、「悪人と美女」でオスカー助演女優賞に輝いた往年の大女優グロリア・グレアムとの年齢やキャリアを超えた恋愛を描いたイギリスの俳優ピーター・ターナーの回顧録を、アネット・ベニング&ジェイミー・ベルの共演で映画化。1981年9月、ピーター・ターナーのもとに、かつて恋人だったグロリア・グレアムがランカスターのホテルで倒れたとの報せが飛び込んできた。「リバプールに行きたい」と懇願するグレアムに、ターナーはリバプールにある自分の実家でグレアムを療養させる。グロリアはターナーの家族との再会やリバプールを懐かしんでいたが、自身の病状を話そうとはしなかった。彼女の主治医と連絡をとり、病状を確かめたターナーはグレアムの死が近いことを知る。グレアム役をベニング、ターナー役をベルがそれぞれ演じる。

2017年製作/105分/G/アメリカ
原題または英題:Film Stars Don't Die in Liverpool
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2019年3月30日

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映画レビュー

1.0“映画女優はリヴァプールで死なない”

2022年9月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
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カメレオン

4.5【偏見の向こう側にあった別れ/年上の女性と年下の男性の恋愛④】

2021年12月19日
iPhoneアプリから投稿

過去に観た、年上の女性と年下の男性の恋愛映画をもう一度鑑賞しようとチェックしていたら、見逃していた、この作品を見つけた。 この作品の結末は、とても悲しいが、結論から言うと、昨今のノン・バイナリーの恋愛を描いた映画と同様、男女の年齢構成や、年齢差に関係なく、人を好きになるということは情熱的であり、別れは悲しいということだと感じる。 結末のせいもあるが、ここ数日に観た作品のなかでも、それを強く感じさせるものだった。 この作品は、実話をベースにしたものだ。 往年の名女優グロリア・グレアムと、晩年を支えた若く駆け出しの俳優ピーター・ターナーの愛の物語だ。 原作は、ピーターの回想録によるものだ。 (以下ネタバレ) 物語は、グロリアのガンが悪化し、実の息子の元に帰るまでを描いているが、グロリアの母親や姉が、ピーターとは再婚しないように強く促したことから、正式なパートナーとしてピーターはグロリアの最後を自分の手元で看取ることは出来なかった。 グロリアは、ガンの再発が発覚して余命短いと知り、ピーターに依存しがちで、ピーターの俳優としてのチャンスを奪ってきたと苦悩する。 その為に、公演舞台であるリヴァプール劇場の近くで過ごそうと考えたのだ。 これが、映画の原題「Film Stars don't die in Liverpool」につながっている。 ひた隠しにしてきたガンが悪化、ピーターの家族も献身的な看病をするが、余命幾ばくも無いと分かってしまう。 この物語は実話だが、このピーターの家族が、相当年長のグロリアとの恋愛関係に否定的なことを一切言わないことに驚くというか感動してしまう。 グロリアの母や姉は、過去の恋愛遍歴もあって、否定的なことを言うのとは対照的だ。 しかし、ピーターやピーターの家族への負担を考え、息子の世話になることを決めるグロリア。 その決断を尊重しなくてはならないとピーターを諭す家族。 ピーターは公演への出演を続け、ピーターの家族は、キャンセルの予定だった旅行をグロリアに促された通りに行こうとする。 それまで奔放で、恋愛を自らの演技のエネルギーに変えてきたようなグロリアが見せた最後のピーターへの愛と”節度のようなもの”と、ピーターの家族が見せた理解力と献身、そして節度が、逆に、悲しさに深みをもたらすように感じられた。 ピーターと家族の会話を通じて、改めて、恋愛の多様性には人々の理解が重要で、偏見の向こう側にも深い愛があると思わせられるのだ。 栄光と挫折を経たグロリアは、ピーターやピーターの家族との交流を通して、本当の家族を得たと感じたのではないかと思う。 泣ける映画だった。

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ワンコ

3.5往年の大女優の最期が切なく美しく描かれている。ラストに映し出された...

2021年3月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

往年の大女優の最期が切なく美しく描かれている。ラストに映し出されたアカデミー賞助演女優賞の授賞式のグロリアはチャーミング、まさにアネットが演じた通りの魅力に溢れていた。

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tsumumiki

3.0Love story

2021年2月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

息子と同じ年齢の子に恋をし 癌の再発で仲が壊れて離れ離れになる。 年かけ離れてるけど、恋愛に年齢は関係ないと思えた。 どちらも真剣に愛し合ってたのが伝わってくるし 心苦しくなるけど素敵なお話しだった。

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x_x1020yam