機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイのレビュー・感想・評価
全349件中、161~180件目を表示
タイトルなし(ネタバレ)
親父が偉大な人なのに道を外してしまったバカ息子の話だった。
会話にはほとんど付いていけない。不明な単語が多く、ガンダムに詳しい人でないと理解出来ないのではなかろうか。
とはいえ、全体的には面白かった。
殆どのキャラクターがインテリだ。だから、知的でクールだ。ガンダムの出番は後半だけど、戦闘シーンは格好良かった。
ぼーっとしてたのか、いつの間にかハサウェイがガンダムに乗っていた。ハサウェイが宇宙にガンダムを隠していたのだろう。
大分未来の話だけど、本を手にしていたりと、アナログな物も大分残っているようだった。電子タブレットやスマホが普及しているけれど、結局本は無くならいのかな。
下にざっくりストーリー展開する。
上級国民が乗る宇宙船に本作のメイン人物であるハサウェイとギギ、ケネスも同乗している。そこにマフティーを名乗るテロ集団が現れハイジャックされる。
ハサウェイは我を忘れてテロ集団を倒してしまった。
宇宙船は地球に降りると、ハサウェイとギギは同じホテルの一室でしばらく生活することになる。(男女関係にはならない)。ケネスは軍の大佐なのでホテル生活はしない。
ハサウェイは街に出て、仲間達と会う。この時にホテルの33階より上を狙ってくれとハサウェイが仲間に伝えた。(ハサウェイがマフティー側の人間だと何となく気付いたのがここ。)
夜、マフティーのモビルスーツが街を襲う。軍のモビルスーツも登場し戦闘が始まる。
ハサウェイはギギを連れて逃げる。仲間もすぐ側にいるのだが、ハサウェイはギギを見捨てられないので、仲間の元に辿り着けない。
戦闘は軍のモビルスーツがマフティーのモビルスーツを倒して終わった。マフティーのパイロットは捕まった。
ハサウェイはギギに別れを言わずにホテルを去った。そしてマフティーの潜伏している基地に行った。
マフティーの基地に戻ると、不審な潜水艦を見つけたと報告が入る。潜水艦はマフティーのメンバーによって倒された。
ハサウェイは宇宙に向かって飛び立った。(海中からロケットている)。
ハサウェイと同行したマフティーの女性メンバーが宇宙に漂う人工衛星のような箱をモビルスーツを操縦し捕まえると、ハサウェイは箱に乗り移った。
ハサウェイは箱と共に地球へ落下する。
地球ではレーン・エイムが操縦するガンダムが待ち構えている。ハサウェイはガンダムを操縦して戦うことになる。(多分箱の中にガンダムが格納されていた。)
レーンの操縦室には先日捕まえたマフティーの捕虜がいるが、ハサウェイに狡さを指摘されると、レーンは捕虜を解放した。
ハサウェイの方が上手だったので、レーンは撃墜されてしまう。レーンの命は助かっている。
深刻な富野節不足!
一作完結じゃないんですね!
原作は一巻の序盤を読んだ程度。
そして、本作鑑賞にあたり、昨夜「逆襲のシャア」を復習がてら鑑賞w
シャアの反乱から12年。少年だったハサウェイが立派な青年に。
ちょっと病んでるなぁって感じだったハサウェイだったけど、立派な青年に成長。
そんなハサウェイが出会う謎の少女ギギ。徐々にひかれていく中、思い出されるクェスの面影。
そして、いずれ敵同士となるであろう連邦のケネス大佐との出会いと人間ドラマも面白く、序盤から引き込まれます。
ちょっと心境を捕らえにくい仕草やセリフ、小難しい思想感等 んん?と思うところもあるものの、そんなところもひっくるめてガンダムっぽいなぁって感じでした。
そして何より、映像技術の進歩に驚かされる。
昔のようにモビルスーツ同士が撃ち合って爆破といったシンプルなものではなく、コックピット目線を数多く盛り込み、まるで戦闘機で空中戦をしてるかのような演出。
モビルスーツ戦のカッコ良さだけでなく、人と人とが戦っているという臨場感、緊張感がしっかり描かれており素晴らしかったです‼️
また、市街地戦での市民目線の演出。
目の前に落ちてくるガレキに流れ弾の恐怖。
モビルスーツという兵器が実在したらと思えるようなリアリティーをこれほど感じられるガンダム作品があったでしょうか。
また、BGMも非常にカッコよく、舞台を盛り上げてくれます。ボリューム特大で❗
モビルスーツの挙動一つ一つの効果音、爆発音も何しろデカイ❗とにかく迫力満点です‼️
この作品、一作完結かと思っていたら、三部作なんですね。
ということは、小説全三巻を一巻分ずつ映画化するということですかね。
最近、なかなか小説を読む時間もないけど、先の話が気になってしょうがないです。
もう一回腰を据えてちゃんと原作読んでみようかな😄
作品とは関係ないですが
ワクワクが止まらない
特別興行につき、 、、、
くそっ!なんでやねん!
叫びながら観にいってきました。
みた後、、
うーん (ちょっと何いってるかわからない)
『ええ感じ』
『東京の人間やあるまいし』
で
『っ! っんでやねん!』
正直なところ「もっともっと!」って思いました。
閃光の95分間
原作は未読なのでどういうストーリーかも全く分からずに観ましたが、驚きの連続を与えてくれた出色のクオリティでした。
ガンダムというアニメがここまで進化したのかという感動すらありました。
話の筋は会話の断片から想像していくしかなく、3部作をすべて観た後にもう一周する必要があるんだろうと思います。
魅力はとにかく扇情的なまでのエロさとカッコ良さ。これまでのガンダムシリーズとは一線を画していますね。穏やかな進行となる前半だけでも新鮮さに溢れています。
戦闘シーンは薄暗くて何やら分かりにくいですが、その分余計に音の情報が耳に入ってきて戦場のリアリティを感じさせてくれます。
おそらく、ガンダムファンでなければ何がなんだかよく分からないままになってしまうと思いますが、同じガンダムファンでも原作に通じていない僕も似たようなものです。一言一句から深読みして想像していくしかありません。でも、それもまた楽しい。
ファースト世代ですが
凄まじい映像美
ただ映像を眺めているだけで気持ち良い。
なんという多幸感。
以前観た「NT」が「UC」の続編なのにクオリティが「UC」以下という残念仕様だったので、実はあまり期待していなかったのだが、いや〜面白かった楽しかった。
そんな本作の作画監督は恩田尚之氏。
大ベテランである。
自分はオジサンなのでベテランの活躍を嬉しくは思うのだが、そろそろコレくらいの大作も若手に委ねてはとも思う。
けど「SEED」みたいな少女漫画チックなのはやはりどうもなあ。
「シン・エヴァンゲリオン」は常に新しいアニメーションの映像表現に挑む庵野監督らしい映像演出が随所に見られて実に楽しい作品だったが、本作はハリウッドの大作映画的な演出をアニメーションで挑んだ作品という印象だ。
静と動、光と闇、大と小といった対比演出が実に素晴らしい。
中盤の襲撃シーンは本作の白眉だろう。リアルで恐ろしいシーンでありながらそれが凄まじい映像美で描かれる対比。これぞ娯楽映画だろう。アニゴジ作ったスタッフ!こういう事だぞ!(まだ言ってる)
自分は多くの人と同じ様に、この物語の結末を知っている。
だが30年前の原作とはいえ、ここでネタバレすべきでは無い。しかし元祖ガンダムも、原作とアニメでは後半の展開がまるで違うというのも周知の事だろう。
「Zガンダム」だってTVと劇場版では結末が違う。
それがきっとガンダムという世界なのだ。
なのでこの先の、未知の展開にこそ期待したい。「UC」とリンクしてくれたら最高なんだけどなあ。
とはいえこのクオリティであと2本って、いつになったら観れるのやら。
蛇足
Alexandrosの主題歌はカッコ良かったが、出来ればGACKTにして欲しかったなあ。
子供の頃に観たガンダムスピリットが生かされている。
ファーストファンです。
TV時系列で『逆襲の…』くらいまでは観たけど、それ以外は『UC』くらいしか印象に残っていません。
今回の作品はそんな私にもとても面白く楽しめました。
それはガンダムの基本であるアムロ、シャア、ララァの3人の関係が引き継がれていると言う所。
ララァの母性を秘めた理想の女性キャラをギギ・アンダルシアに引き継がれ、
そして今回特に面白かったのが、アムロとシャーの逆転。
アムロの立ち位置でありながら、シャアの素質を持つ主人公ブライト・ハサウェイ。
そしてその逆でアムロの素質を持ち立ち位置的にはシャアのでケネス・スレッグ(あくまでも個人的見解ですw)
そんな『ガンダム』のスピリトに子供の頃に初めて観たワクワクドキドキを思い出しながら終始楽しめました。
次作がどの様に展開していくのか今から楽しみにしています。
リアリティはある
前情報で難しいとは聞いていて、それを覚悟で観た。
ちなみにZでさえ難しいと感じる私なので、はじめから全部理解しようとは思ってはいない。
セリフの一つ一つの意図は分からないが、意外にストーリーそのものは単純だったので何とかついてこれた。
映像や世界観はさすがと思える。
ただ、面白いとか、感動したとか、考えさせられたとか、そういった感想はほとんどない。
アニメのクオリティはすごいよね、リアリティのある世界観だよね、という感じ。
大人になってからガンダム(ファースト)を通して観て、一見子供向けのアニメなのに、ストーリーの面白さ、メッセージの深さに驚き、これは奇跡のアニメじゃないか、というくらい感動した。
本作ではそういう感動は残念ながらなかった。
まあ、もしかしたら逆襲のシャアくらい観てから観たほうがよかったのかもしれないが…。
楽しみにしていたモビルスーツの戦闘シーンはよく分からなかった。
エヴァや最近のハリウッド映画でも常々思っていることだが、最近はわざと戦闘シーンを分かりにくくすることが流行ってるのだろうか…。
でも言われなかったらガンダムどうしが戦ってるということすら分からないくらい分かりにくいってのはやりすぎなような…。
この映画をちゃんと理解していないだけなのかもしれないが、現時点での私の感想はファーストガンダムの感想と真逆である。
ファーストは、一見子供向けで話が分かりやすく、ロボットが戦うというエンタメ要素も十分なのに、実は深いメッセージが込められていて奥深さがある。
本作は、大人向けで話が難しく演出や台詞回しがカッコ良いが、ストーリーが途中なので単に世界観を披露しただけで何もメッセージが感じられず、エンタメも十分とは言えない。
ところで、特別料金というのは何なのだろう? 普段は割引料金で映画を観ているが、久しぶりに1900円を払った。レイトショーでも安くならないし。
正直、95分の映画に1900円はう〜ん…。配給やら何やらの仕組みのせいなのかも知れないが、消費者側からしたら、どうしても不満に思ってしまう。
映像は綺麗 でも全体的に暗い。
逆シャアから12年
リアルでは30年か、ニュータイプで連載していたあの衝撃的な小説を映像化するとは。
個人的にはハサウェイが嫌いです。
カツよりもお馬鹿。
本人も回想してますが、軍人でもないのにMS乗ってチェーンを撃墜。
大人になっても拗らせる。
破滅的、悲劇的や結末に進むのが楽しみです。
で、本作ですが夜間から明け方の戦闘が多く肝心のクヒィとペネロペの明度を意図的に落として次回へのお楽しみにつなげてます。
戦闘はMSの戦闘というより、戦闘機の空戦のようです。
それよりも脚元で巻き込まれる民間人の様子がテロ、戦争のリアルさを現してます。
あと本当に一瞬ゲスト声優さんに歓喜。
さてブライトの声どうするのか楽しみに次回作を待ちます。
どこが、逆襲のシャアの続編なんだ!
序章としては上出来では?
私、宇宙世紀大好きです。
ついに、ついにのハサウェイ。めちゃくちゃ楽しみにしていました。小説読んでかなーりかなーり時間が経ってたので、頭の中はほぼ初見状態です。あれ?こんな話だったっけ?が第一印象でした。小説を骨子にオリジナル部分が多くなりそうな気がする序章感たっぷりの第一部でした。
物語展開はまずは横に置いといて、とにかく、モビルスーツ戦の映像が凄いです。コクピット内描写、戦闘中のそれが特に凄すぎでしょ?すげぇです。最高峰じゃぁ無いでしょうか?現時点で。酔いますよ、目が回りそうです。モビルスーツ・パイロットって・・やっぱすげぇなぁって(笑)さらに地球ゆえの重力感じる描写が素晴らしかったのと、何より・・何よりですよ、、、「痛み」です。「怖さ」です。それを感じるモビルスーツ戦ってなかなか描けていなかった気がします。(間違ってたらすみません)
やっぱりというか、本作は「戦争映画」なんですよね。忘れちゃぁいけないです。
そーですよ、モビルスーツの戦いは、犠牲者半端ないはず。しっかり描いているところに本作への期待は高まる一方です。
ただ、ただですね。前知識が皆無だとかなり置いてけぼりの物語ですよね。そーいうターゲティングであろうことは推測しますが、できればこのクオリティをたくさんの方に見ていただきたいので、もう少し初見組に優しい作りをして欲しかったかな?なおかつ、ガンダム系特有の「あっさり紋切りセリフ」の功罪で、説明しているようで説明になっていないですから、「わかる人はわかる」って感じが残念だったかな。比べちゃダメですが「某シンなんとか」みたいに「これまでの」な見せ方の親切演出が、ありがたかったなぁ・・・なんて思っちゃいました(笑)
物語はこれからです。このクオリティのアニメは物語についていけなかったとしても、映像作品として観る価値はかなり有ります。ガンダムを知る良い機会にもなります。ぜひ鑑賞していただきたい作品ですね。
しかし、、、ファーストどっぷり世代は、あの声聞くだけで涙腺が緩みます。想いを馳せちゃうんだよなぁ。
SDGsが謳われマルクスの再評価がなされる現代のガンダム
環境テロリストが暗躍する物語は古今東西作られて来た。しかし本作がそれらと一線を画すのは、遠い先の未来の問題としてではなく、現代の差し迫った問題として描いてる点だ。
「1000年後を見据えるとかいうマフティーの活動は、しょせん余裕がある人間が語ること。自分たちは明日の暮らしを考えるだけで精一杯だ」とハサウェイに投げかけるタクシー運転手の言葉は、グレタ・トゥーンベリに対する冷笑的(しかし実感の伴った)視点そのものだ。
我々は子々孫々のために持続可能な社会を思い描かなければならない。そのためには旧来的な資本主義のレジームを脱却する必要がある。しかし現実には「明日の暮らしのため」現在の制度にしがみつく人々との衝突を解消しなければならない。
マフティーがサンダースだとすれば、地球連邦はトランプ政権だと考えても良いかもしれない。(モデルにした/メタファーという意味ではなく、世界ではそのような対立が顕在化しているという意味。)
本作は、ガンダムの設定を用いているが、そこで語られているのは決してSFではなく、現代の地球上の問題だ。
ガンダムシリーズに明るくないため、作品解釈ではなくテーマの解説になってしまいました。お許しください。
初映像化でこれ程内容の知れ渡った作品もないだろう
全349件中、161~180件目を表示