サイドマン スターを輝かせた男たち

劇場公開日:

サイドマン スターを輝かせた男たち

解説・あらすじ

アメリカを代表するブルースシンガー、マディ・ウォーターズとハウリン・ウルフ、そして彼らビッグアーティストの音楽を支えた3人のサポートミュージシャンの足跡を描いたドキュメンタリー。数々の作品を世に送り出し、ステージでオーディエンスを魅了し、今なお世界中に多くのファンを持つマディ・ウォーターズとハウリン・ウルフ。レコーディング、ライブでマディをサポートしていたピアニストのパイントップトップ・パーキースとドラマーのウィリー・“ビッグ・アイズ” ・スミス、そしてウルフのギタリストを務めていたヒューバート・サムリン。彼ら3人の「サイドマン」の魅力や素晴らしさを語るキース・リチャーズ、エリック・クラプトン、ジョニー・ウィンターらの証言や、2011年にこの世を去った3人の亡くなる前のラストインタビュー、最後の共演となったステージ映像などから3人の男たちの生き様に迫っていく。

2016年製作/80分/アメリカ
原題または英題:Sidemen: Long Road to Glory
配給:キュリオスコープ
劇場公開日:2018年12月22日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0ロックとブルースを愛する者には素晴らしい作品

2024年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

巨匠ブルースマン、マディウォーターズとハウリンウルフ。
そのサイドマン3人のドキュメンタリー作品。
これはロック・ブルース好きにはたまらない映画でした。
本来光の当たらないパイントップ・ウィリースミス・ヒューバート3人の音楽人生を綴っているのですが、すごい厚みがありました。
まずインタビューの面子がものすごい。
フロントマンを外している(これは本作「サイドマン」という趣旨からでしょう)のですが錚々たるビッグバンドばかり。
それがこれでもかと出てくるので驚かさられます。
また個人的にストーンズの「リトルレッドルースター」の件はアツかった。
ヒューバートから語られるウルフの言葉も良かったですね。
今は亡き彼らの言葉はどれも興味深く面白い、本作が最後となってしまったインタビューもあり、そう言った側面でも価値のあるフィルムでしょう。
また、彼らの苦労は計り知れないのですが、その顔は“辛いことも含めみんな良い思い出だ”とばかりの満面の笑顔ばかり。
本当、心から楽しんでいるようなんですよ。
そして巡り巡って、パイントップとウィリー・ビッグアイズのグラミー受賞。
パイントップに至っては最高齢受賞者ですよ。
きっと、サイドマンからやっと日の目を見た瞬間でしょうね。さぞ嬉しかった事でしょう。
それは本人は勿論のこと、彼らの周りやファン全ての喜びですね。
そしてヒューバードの優しさですよ。
エンドロール後のピアノも最高だった。
ロックとブルースを愛する者には、素晴らしいドキュメンタリーでした。

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白波

3.5一つの道をやり通してきた人達の人生は羨ましく思うし尊敬する。

2021年7月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

一つの道をやり通してきた人達の人生は羨ましく思うし尊敬する。

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Mr. Planty

5.0どルーツ!必見!

2020年9月11日
Androidアプリから投稿

音楽好きならまずは観て置かなければいけない映画。
特にブルースにロック好き。

ハウリン、マディー、ライトニン達を支えた偉大なバックミュージシャン達が、彼らについて語り、語られる。

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ウィリー

4.0当時を想うと人生って大変だなあ

2019年1月3日
iPhoneアプリから投稿

戦中から戦後に架けての(或いは、それ以前からの儘)蔑視観から這い上がる術を見つけた
そういう人は幸せだと思う
本当にただそれに生きれた青春だった

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Satoshi Ito