バード・ボックスのレビュー・感想・評価
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設定を作り込んでないので薄い!!
ネトフリオリジナルにありがちな終末ものですが、ゲームのサイレントヒルやサイレン、Falloutのように設定を作り込んでいる訳ではないので、長いし薄味でつまらないです。高齢出産は良いと思いますが、映画なのでサンドラ・ブロックが妊婦役と言うのはしっくりきませんでした。おじさんが目を閉じたまま動く標的に射撃を当てるシーンは良かったです。本作の目隠しドライブが海外で流行ったとの事でTVで加藤浩次が激怒したらしいですが、どうでも良いと思います。
何だか中途半端な印象が拭えない
ミスト、ハプニング
見たら自殺してしまう謎の存在を避けて安全な場所へ逃げる
トレマーズなどのモンスターパニック映画に近いが、
「見えない」ことが恐怖と想像力を煽る作品
モンスターはマクガフィンなので
むしろ見せないことで人間同士の争い、
極限状態での人間性など見どころが強調される
ただし、ミストやドーン・オブ・ザ・デッド、ハプニングという類似のネタの作品があるので見どころのインパクトが少ない。
モンスターから隠れてショッピングセンターへ立てこもりや
次々自殺するというインパクトが弱い
「対象を見たら死ぬ」というネタなので、当たり前に疑問に持つ
解像度の問題や色の問題なのか?というのは作中で明らかにされており
ここはとても好感を覚えた。確かにこれはどうにもならないモンスターである。
いささかオチが貧弱、ハッピーエンド風であるが…
『殉教』に通底する地獄絵図
身重の画家マロリーは病院で見かけた女性が自らガラスに激しく頭をぶつけて絶命するのを目撃してしまう。何かを見た人達が次々と自ら命を絶っていく地獄絵図の中でマロリーら数名の生存者は視界を遮ることが唯一の生存方法と知るが、死屍累々の街にはまた別の脅威が迫っていた。
何かを見てしまった人達が自ら命を絶ち、街には死者達の声が溢れる・・・星新一のショートショート集『ようこそ地球さん』の大トリだった傑作『殉教』を彷彿とさせるプロット。音が命取りとなる『クワイエット・プレイス』との類似点が嫌でも気になる作品ですが、直接的にはほとんど語られないもののマロリーはあからさまにPTSDに苦しんでいるという点が個性的。寄り添い助け合わなければ生きていけない世界もまたマロリーには地獄そのものであり、それでも人間として母として生き延びようとする様は圧巻。『ゼロ・グラビティ』で宇宙から生還したサンドラ・ブロックの熱演も素晴らしいですが、ジョン・マルコヴィッチが久し振りに見せる血も涙もない冷徹な演技も見事でした。
作劇はいいのに
世界観、設定は素晴らしい
意外とよかった
クワイエットプレイスの二番煎じ感がぷんぷんしていたが、最後まで緊張が途切れることなく引きずり込まれてしまった。
現在と得体の知れない何かがやってきた過去とかすかなラスト・リゾートを信じて川下りする現在が交互に進んでいく物語。
登場人物が抱えている過去を会話であきらかにしていくなど、余計な過去のエピソード映像も挟まず、テンポよく進んでいくので2時間があっと言う間だった。
設定に無理があるのは、クワイエットプレイスを同じだが、それを忘れさせる演技力と脚本の良さがあったと思う。サンドラ・ブロックが見せる恐怖、あせり、安堵の表情に気持ちがどんどんシンクロしていき、「どうか助かりますように」と祈る自分がいた。
映画「来る」が全然だめだった理由がこの映画をみてわかった。メインストリームを邪魔する長々としたエピソード、そして、怯え怖さを表現できない演者と散漫で無駄な伏線だらけの脚本。「ヘレディタリー/継承」や「バード・ボックス」のようなJホラーを期待したい。
一発シチュエーション不条理スリラー
頑張ったサンドラ母さん
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