ミスター・ガラスのレビュー・感想・評価
全188件中、41~60件目を表示
夢を忘れるな
「スプリット」がそれ程面白くもなく、期待値は低かったですが、前作よりは楽しめました。
「アンブレイカブル」は遠い記憶なので、細かい事は気にせずに、イライジャとダンの久々の邂逅がさほど盛り上がらないのは気になった。
対立軸が序盤から明確なので、シャマラン特有の捻りというか拘りが少ない気もした。
拘りとしては、「コミックのヒーロー」が所詮虚構である、というお節介なビジランテと、それでもヒーローに夢みるパンピー、という、従来のアメコミに代表されるスーパーヒーローの捉え方。
でもね、その「ヒーロー」代表がダンというのも少し弱いかなあ。あの最期もスケール小さいなあ。
どーしても「X-MEN」に準えてしまうが、ミュータントの存在を声高に訴えたかったイライジャこそ、ヒーローな様な気もする。
や ら れ た
だいぶ前に観たので、詳細については差し控えます。私ごときが適当に語るなんてこの大怪作に失礼だ。
★6。
本作を物語の面から語るのは、失礼ながらピントがズレてると思います。そりゃ筋書きは雑さ。でもさ…。
だって、みんな超常者になりたくないの!?俺はなりたい!!
ここ数十年、大人になった今でもそう思ってます。いつも。
だろ?
【シャマラン復活の兆しが伺える作品だが、前作には少し及ばないかな・・。シャマラン監督作品は、アップダウンが激しいなあ・・。】
ー 前作、「スプリット」がジェームズ・マカヴォイの怪演もあり、予想以上に面白かったので、鑑賞。ー
・2000年の「アンブレイカブル」を観ていなかったので、デヴィッド・ダン(ブルース・ウィルス)とミスター・ガラス(サミュエル・L・ジャクソン)のキャラクター設定の背景が分からず、それが却ってこの映画を面白く感じさせたのかもしれない。
・只、個人的には3人が一気に登場した事で、作品がややあっさりとした作りになっていた感は拭えなかった。
<2019年1月21日 劇場にて鑑賞>
なんという
この裏切られ方。
感動以外の何物でもない。
正にこれは「スタート」の話。
ラストでは決してない。
そして新しい概念「秩序」
これこそが何よりも怖い物だと思い知らされる。
まるで日本の学校社会じゃないか。
三つ巴の迫力ある演技が楽しめるサスペンス映画。捻りはあるものの迫力...
三つ巴の迫力ある演技が楽しめるサスペンス映画。捻りはあるものの迫力が少し欠けていた。
シャマラン・ユニバース完結編
公開と概要を知って「アンブレイカブル」「スプリット」を鑑賞。
劇場では観られなかったけど、レンタルで本作を観た。
ヒーローを批評的に語る内容は「ウォッチメン」的でもあり、シャマランがアメコミ、特にモダン・エイジ以降の作品に強い影響を受けているのが分かる。
その上で、独自のアイデアを融合させて他に類を見ない作品に仕上げ、しかも(多分)DCやMCUの10分の1以下の低予算で、これだけ見ごたえのある作品を作ったシャマランの手腕に脱帽。
なかなか面白かった!
「アンブレイカブル」内容忘れたので
再度、観てから観ました。
(最後のオチにビックリした。完全に忘れてるし)
「スプリット」は観てないけど。
最後の方は
えっ?! ええー?!
何 それー?!
て なった。面白かった!
派手さはないけどね。
設定は面白いのにね
超頭脳、多重人格、不死身。この三人が揃うとき何が起こるのかと凄く楽しみにしてました。
今作は題名通りMr.ガラスの超頭脳が際立っていました。アンブレイカブルでは中二病拗らせたイカれ野郎と思ってたが、ここまでの頭脳とは驚き。
ケヴィンについては24人の人格を完全に支配下に置いてる訳ではなく、非常に不安定。人格の多さを推してるわりにそれが活かせてない気がする。結局はビースト頼みだし。他の人格も頑張ってよ。
ダンは不死身で怪力と三人の中で一番超人らしい超人。
三人が揃った対決シーンはけっこうショボい。もう少し派手に演出しても良かったんじゃないかと思います。
めちゃくちゃ地味なランペイジ巨獣大乱闘って感じ。
ラストは予想外の展開で少し楽しめました。 それにしても、精神科医にマジでイライラしたな。
前2作の知識が必須
不死身の肉体と異能力を使い人助けを繰り返すデヴィッドは多重人格者ケヴィンを追っていたが…。
まさかのシリーズ3作目。シャマラン節全開で前2作が好きな人以外にはとても勧めることが出来ない作品。マカヴォイの演技力がとにかく尋常ではなくその点だけでも楽しめた。
アンブレイカブル忘れてたからラストが..
”スプリット”の続編というのはわかった。
”アンブレイカブル”すっかり内容を忘れていてラストの下りがわからんかった。
でもなんだかグタグタ。
善と悪、創造と抑制。
不死身の肉体&悪を感知するデヴィッド、24人もの人格を持つケヴィン、壊れやすい身体を持つミスター・ガラスに焦点をあてた映画。
特殊人間である彼らの特殊効果を打ち消させ、普通の人間に戻そうとする。
「戻そうとする理由って何よ?」って思っちゃう訳であり、「戻すより活かせよ!」って思う私には前半約40分程一向に進まない話に少し呆れモード。
精神科医の女性が3人の特殊能力を否定、否定、否定。
「何言ってんだ?コイツ」的に無口なミスター・ガラスの表情は面白かった。
一般人間側が全否定の理由も明らかになっていくし、監督過去作「アンブレイカブル」「スプリット」を観ておけば、キャラクターに興味が湧くし、作品の捉え方・面白みがかなり変わる。
何もかも潰そうとする一般人間側がPTAの様に感じ、テーマの方向性とすれば面白かったが、予告編の内容や洋題&邦題はどうにかならなかったものか?
「アンブレイカブル」と「スプリット」を煽り、続編だと完全開き直り続編クロスオーバー予告していれば劇場に足を運んたかもしれない。
今から観る方は3作品一気観でお願いします🤲。
どんでん返しが決まらなかったシャマランもの
ナイト・シャマランは、好きな方です。
世間的な評判とは別に『The Village』なんか、切なくて大好きです。
一方で、どんでん返しが決まらなかった時に、シャマラン映画は悲惨です。
本映画も、雰囲気や展開が読めなかったり、監督自身が長々登場する序盤は面白かったのですが、ラストのオチが丁寧な伏線で、ある程度予想できてしまったのが残念です。
てか、そこはそうなるだろうと思っていた展開が、まさか大オチにすえられていてビックリしました。
不合理
まず、対象がヒーローではない。
辛うじてダークヒーローと言えるのはデヴィッドだが、かなり地味。
序盤はそれなりに興味をそそられたが、
デヴィッドとビーストが捕まってからの病院内のシーンは陰鬱で退屈。
かなりの部分、寝てしまった。
後半のガラス&ビースト VS デヴィッドでは目が覚めたが、
やはり全体的に盛り上がりに欠ける観は否めない。
せめて、Osaka tower まで行って欲しかった。
(そうしなかった意味は後で明らかになるが・・・・・。)
謎の組織の存在意義は不合理だし、簡単にやられてしまうヒーローも悲しい。
ラストも善悪一緒くたにしていて、とても胸のすくハッピーエンドではない。
ジェームズ・マカボイの巧みな演技のみが心に残った。
全188件中、41~60件目を表示