ハロウィンのレビュー・感想・評価
全85件中、21~40件目を表示
よくできたホラー作品
1978年版は未見。それでも本作を鑑賞する上では特に問題はないと感じた。超人的な強さを発揮する殺人マシーン・マイケルの殺戮ぶりは、さながらかのジェイソンのよう。ただし殺人の動機に関わる確執がマイケルとその妹ローリーの家族にある点、つまりある家族にまつわる殺戮の物語である点が特徴と言えるだろう。ストーリーはテンポよく進むし、マイケルによる止まらない惨殺の連続も十分怖いので見応えあり。
初見?
「ハロウィン」1作目の続編として40年ぶりに制作された映画。
昔のハロウィンは観たような観てないような曖昧だし内容も覚えてないので、実質本作が初「ハロウィン」だけど面白かった。
第1作で辛くも生き残ったヒロインが、40年もの間いつかくる(と信じている)ブギーマンのために準備をしつづけ、そのせいで家族とは疎遠になるも……。という展開にグッとくるし、クライマックスの対決は燃えた。
スラッシャー映画の中で、出色の出来映えだった!
といってもスラッシャー映画は対して知らないですwオリジナルとリメイク版の『エルム街の悪夢』だったり、『フレディVSジェイソン』だったり、『13金』リメイクだったり(あ、あと『テキサス・チェーンソー』ぐらいかな)、とにかくこの手のジャンルについては知識がそこそこ程度です。
ですがこれは面白かった!結構しっかり練られてました!
大まかな情報程度は覚えた方が良さそうですが、マイケル・マイヤーズという殺人鬼に40年前襲われて、辛くも危機を脱することが出来た女性ローリーと、その殺人鬼マイケルの因縁が再び交わる。一見シンプルなんですけど、細かな余波が内包してある、とにかく非常に多層的な映画になっててビックリでした。
殺人鬼に襲われたことで、人はどう変化するか?
殺人鬼を知ろうとすれば、どんな深みにハマっていくか?
物言わぬ殺人鬼とは理解可能な存在なのか?
大体スラッシャー映画ってお粗末話の印象ですが、これは中々心理学的(?)アプローチも感じられて、関わって影響されてく姿が非常に強烈でした。だからこそ渦中の側のローリーの戦いには、大袈裟に飾り立てないエモーショナルが詰まってました。正直そんなスラッシャー映画は初めて見れました!
正気も狂気も表裏一体。誰もがマイケル・マイヤーズへと歪む率はゼロではない。狂気の根源とはどこか?とか、そんなことも考えました。
とにかくメチャメチャ良かったです。
続編はスクリーンで見よ!
怖いのダメですが…
好きな2作目がなかったことになっていて残念!
ローリーが1作目の事件以来、武器の扱いを覚え、自宅もロックをを厳重にして、屋外にライトなども設置してトラップ付きの地下室まで用意してある設定が良かったですね! 部屋それぞれにシャッターがついてるのも面白かったです! こういう要塞化したような家好きなんですよね~(笑) テーマ曲が健在なのも嬉しかった(^-^) ただ殺人シーンが少し物足りなかったのは僕だけですかね・・・孫娘のクズ彼氏が無事なのも気に入らないし。 残りの続編2作が楽しみです! 地下室のあのトラップからどうやって生き残ったことにするんだろう・・・
患者の人権とは
精神障害とは言え、殺人を犯した人物が容易に脱走する施設は困るがバスの事故って…毎度毎度。
マスクのせいで表情が見えないはずのマイケル・マイヤーズがトイレで暴れる際に年寄りの顔が…。
それにしても…どいつもこいつも結構な年寄りになってるマイケルに負けるなよって思いたいが、意味もなく無敵なマイケル・マイヤーズ(笑)
そして、正直なところローリーも障がい者の域に到達してて引く。
ドクターサルティンは未だに捕獲とか抜かしてる のには呆れる。
最早、人権で守るレベルではないのに何で殺されないのか?
なんでアリソンを狙えるのか?
顔何で知ってるのか?
フランクはサルティンだけ乗せて単独行動してるのか?
娘を確保したのに何故親元に届けないのか?
あまりにも突っ込み所が多すぎる
だが、何を言うてもムダ。
意味合いも感じない殺人鬼が淡々と殺人を繰り返すのみ。
ローリー一族との対決のみがこの作品の見所となる。
家が要塞化していても使い途も知らない奴には意味もなくノコノコ出ていったレイは速攻で殺られてるし、訓練してる割にはローリーたちは戦闘慣れしておらず、別個に戦おうとするなどアホのようだ。
散弾で指をぶっ飛ばしたのに血痕も追わないようでは勝負にならない。
娘も戦闘訓練した割りに腹が据わってないし。
どうせなら、地下室に降りてきた所を蜂の巣にした方が早いと思うのは私だけか?
わざわざ家一軒ワナにするって意味がわからん。
思いの丈が強くて、この内容になったとは思うが、如何せん怖くない…慣れと言うのは恐ろしい(笑)
初めて
「ブギーマン」を見ました。
「ジェイソン(13日の金曜日)」「フレディ(エルム街の悪魔)」と比べると人間の殺人鬼が血族を襲って行くのは少しインパクトが弱い。
もともと話そのものが古い事を考えれば及第点なのかもしれない。
2022年 70本目
40年前の作品の続編?
ハロウィン KILLSを観る前の予習。
過去に1度観てました。
ジェイソンと似ているが不死身ではない。殺人鬼が脱走したにしては警察が総動員してない。
過去作観てないからなぜジェイミーを追い回すかわからない笑
そこそこ面白いけど残酷すぎないしめっちゃ怖いわけでもない。
まあまあでした
悪夢、確執、恐怖を断ち切れ! ストロード3世代vsブギーマン!
オリジナルは、ジョン・カーペンターの出世作であり代表作として知られる1978年の名作ホラー。
シリーズ化され、リメイクも作られたが、ちょうど40年目に、第1作の正統な続編が登場。それが、本作。
カーペンター製作総指揮、主演ジェイミー・リー・カーティスらシリーズ縁の面々も関わり、話も40年後の後日談。ファンにしてみれば、決定打と言っていいこれ以上ない歓喜作だろう。
第1作はむか~しに一度見た事があるくらいで、もうほとんど…いや、完全に忘却の彼方。
なので今回、第1作も併せて見ようと思ったら、
何と、近くのレンタル店、何処にも置いてないという!
名作ホラーを…。嘘でしょ!?
仕方なく、この新作のみ鑑賞。
一応見る前に第1作の大まかなあらすじや設定は予習したつもりだが、果たして繋がりなど分かって見れるか…?
とんちんかんな指摘あったらご勘弁を…なレビュー。
マイケル・マイヤーズ。通称、ブギーマン。
6歳の時に姉を殺して殺人デビュー。40年前の惨劇を皮切りに、殺戮と恐怖の足跡。
精神病院に収監されていたが、移送中に脱走。
40年目のハロウィンの夜に、故郷の町へ舞い戻る…。
ローリー・ストロード。
40年前の惨劇を生き残った女性。
が、トラウマを払拭出来ぬまま老境に。
2度の結婚は失敗。孫娘には慕われているが、娘からは疎遠。
そんな彼女に、再び悪夢と宿敵が…。
ここで会ったが…いや、再会したが100年目。
断ち切れぬ宿命か、呪縛か、因縁か、因果か。
今こそ、決着の時!
本当にファンには堪らないだろう。
フレディやジェイソンほどご存知ではないマイケルことブギーマン。
いやはや、おっそろしい…。
その不気味な白マスクもさることながら、無言。
一切喋らず、顔もマスクに隠されている為、一体何を考えているのか…?
その無感情、無表情がより一層恐ろしさを際立たせている。
一応人間である筈なのに、その力は人並み外れ。ブギーマンって、ジェイソン級の不死身怪物なの!?…と、シリーズに疎くて恥ずかしい。
基本はナイフでめった刺しだが、殴殺や踏み付けて顔面潰しなどの荒殺しも。グロと凄惨の殺戮ショー!
かつては“スクリーミング・クイーン”と呼ばれたくらいだから、か弱い女子高生だったローリー。
しかし、宿敵への恐怖と来る再戦への備えが彼女を逞しくした。
人里離れた家の地下には武器を揃え、家自体も要塞化。
あなたはサラ・コナーですか!
トラウマを乗り越えるには、この手でアイツを殺し、自分で終わらす。
その異常なまでの執着心は、キチ○イさんレベル…。
娘に幼い頃した“対策”とか、ありゃあ嫌われても無理ないわ…。
それだけブギーマンが与えた恐怖は闇深いって事。
ストロード一家にとっては呪い。
かのドナルド・プレザンスが演じたルーミス医師の後継者で、現マイケルの主治医も。マイケルの異常性に魅せられたこちらも異常者と言っていい。
ほとほとうんざり、呆れて愛想も尽かしていた悪夢の戯言が、本当に襲い掛かって来た。
母、娘、孫娘…悪夢、確執、恐怖と各々立ち向かう、3世代の物語でもある。
ブギーマンの不気味さや恐ろしさはインパクト大。
が、怖いと言うより、ハラハラドキドキのエンタメ系スリリング。
近年の“死霊館ユニバース”のようなじわじわ来る怖さを期待すると、ちょっと違う感じ。まあ、スプラッター系ホラーだから…。
話も単純で、登場人物たちも少々キチ○イさんやお間抜けさん揃いで、その辺もうちょっと煮詰めて欲しかった。
原点も見ないで本作を見れるか心配したが、これはこれで思いの外見れた。
カーペンターによるあのテーマ曲、知らず知らずの内に聞き慣れていた事にも驚き!
だけどやっぱり、第1作と併せて見たかったなぁ…。
(ひょっとしたら、本作以上に第1作の方を見たかったかもしれない…)
ラストは一応決着付いたようだが…、
予想以上の好評と成績を挙げたので、また現れるかもしれない。
それに、
間もなくハロウィン。
ハロウィンの本当の由来も知らないで、毎年毎年仮装してバカ騒ぎしていいと勘違いしている日本の若者どもよ、
仮装の中に、不気味な白マスクの無言の男が居たら、
気を付けよ…。
マイケルは車が運転できる!!
目的がわからない、口も利かない、何されても死なない、感情があるのかも分からないわりには、殺した警官の頭をランタンの様に見せかけたり、抜いた歯をパラパラとドア越しに落としてくるなど、ユーモアさも見え隠れする。
そして、1作目からの最大の謎....マイケルは車が運転できる!!
謎が多いこと自体がブギーマンことマイケル・マイヤーズの怖いところでもあることから、ジョン・カーペンターはロブ・ゾンビ版『ハロウィン』でマイケルの過去を描き、変に人間性を持たせてしまったことが気に入らなかった様だ。
音楽が最高!
opの入り方がとにかくクールで最高でした!ハロウィンのテーマはやっぱりカッコイイ!
前作のローリーを演じたジェイミーリーカーティスがそのまま続投する、ということで見に行きました
正直そんなに期待していなかったのですが、個人的には大満足でした!
前作のオマージュシーンが気づいただけでも沢山あり、マイケルがローリーに置き換わっているなど、2人を重ね合わせる演出にゾクゾクしました。
ホラーというより因縁の2人によるバトルアクションでしたね。途中からローリーがマイケルを追い詰めるので、狩りを見ているようでした。
ローリーとマイケルだけじゃなく、脇を固める娘孫、博士に刑事もとてもイイ味出してました。ムスメの一言、しびれたなぁ…
あれだけの悪意と恐怖に触れたら、そりゃあ人間性に歪みが出るよね…「被害者が加害者から受ける影響」というテーマにも納得感がありましたし、「ハロウィン」の続編として最高だったと思います。
う〜ん…
初めてハロウィン観ましたが
13日の金曜日みたいなんですね。
あくまでブギーマンは人間なのに
頭撃たれても起き上がってくるとか
いくら映画とは言え観てて冷めました…
結局何で彼がこんな殺人鬼になったのかていう
一番重要な伏線の回収もされずに終わるし
かなり興醒めな映画でした。
感情、動機不明。日常生活の中で突然降りかかる不幸。
これこそブギーマン。
マイケル・マイヤーズ。
40年経っても、音楽も素晴らしいですね。
ブギーマンしてる謎に包まれた78年1作目が大好きなので、それからの直接的な続編と聞き嬉しかったです。
なので、2作目以降は無関係です。
ローリーとの兄妹設定は、パンフレットにも書いてある通り2作目からの後付け設定。今作は兄妹ではありません。
予告の時点で、兄妹設定は否定していましたね。(本編では和訳だと伝わりづらそうだなと思いましたけど…。)
生みの親であるジョン・カーペンターが公開前のインタビューで語っていました。
「マイケルは、人間と化け物の中間の存在。」
本当に人間なのか…?
やはりブギーマンなのか…?
そう思わせる演出、HELLOWEENだからこそ味わえる何故か狙われ続ける恐怖。
大好きです。
純粋な悪
ブギーマンを通して描かれる、不条理な恐怖は、何を象徴しているのか?それを考え感じとるのが、映画を観る醍醐味。ジョン・カーペンターの世界観を踏襲して、充分楽しめた。
ただ、何故この時期に公開したのか、仮装パーティーや行列が浸透したこの国の経済効果に、水を指すようなことを避ける為の映画業界の忖度でしょうか?
無印観ておけばより楽しめる
一作目(以下無印)のみ鑑賞済。昔はキャーキャー言わされていたジェイミー・リー・カーチスがパワフルおばあちゃんになって帰ってきた。
無印冒頭のような仕掛けはないが違った仕掛けがあり驚いた。ちょこっと思い起こさせるようなシーンがあるので和む。得体の知れない怖さはないが、楽しんだ。
☆☆☆★★ 理由なし! 感情なし! 殺しに対する本能は有り有り。 ...
☆☆☆★★
理由なし! 感情なし! 殺しに対する本能は有り有り。
シリーズ関連の作品を全て観ている訳では無いので、何とも言えない所ではありますが。一応は、オリジナルに対する完全なる続編…という位置付けで良いのでしようか?
秀逸なオープニングを観て確信しましたわ。
これだよ!これ! これこそが『ハロウィン』🎃ですな〜(´Д` )
殺すことに意味なんか要らない…って。アレ?俺、ホラー映画をレビューする時に、ちょこちょこっと「意味が解らん?」とか言ってしまっている気も…(-_-;)
終盤の或る場面で。いきなりミイラ取りがミイラ…的な感じになる場面等は、ちょっとだけ「はあ?」では有りましたが!
まあ!まあ!ちっちゃな事は気にしないワカチコ…って事で(^^;;
とにかく、ジェイミー・リー・カーティスが本格的に帰って来た事が嬉しい\(^^)/
感情の赴くままに彼女を追い詰めるバケモノが『ブルースチール』ならば。四の五の言わずに殺しに来るバケモノがブギーマン。
お互いに再会を祈った(?)40年間の日々。
その長い長い年月を…これっぽっちも愛おしむ事もなく(笑)始まる因縁対決殺し合い(爆)
いや〜良いぞ〜!そりや〜叫んじゃうよな〜ガッチャ〜٩( ᐛ )و
意外にも直接的に人を殺す場面ばかりでは無く。ある程度は観客に想像をさせる場面も多く。その辺りは今の若い観客に、「少し物足りない…」と思われてしまうかも知れないなあ〜…と。
割と褒めたところで、傑作!等とは決して言いませんけどね〜(u_u)
取り敢えず、暇つぶしにはぴったり…って事で。
2019年4月14日 TOHOシネマズ錦糸町楽天地/スクリーン12;旧楽天地シネマズ/シネマ4)
それでどした?的な
謎が解けないまま死んだらあかーん!
ただただ、そこらのお宅でグサグサやったらあかんし、最後のばぁちゃんちでの戦いでは地下にいるときは静かにしなさいて!
大人になると、お化けちゃん的なホラーも怖くないし、ただグサグサやるだけのホラーも怖くないんだと思いました。
おばあちゃん、つよすぎぃ
2作目からの内容がなかったことになってて序盤あれっ?てなった笑
1作目から40年経ってるだけあって画質が格段にアップしている。ジャックオランタンがキラキラしててきれい!!背景の演出により目がいくようになっている分画面のあちこちに目を回してしまう。
音楽もリニューアル!より豪華なサウンドでOPからゾクゾクしたし、登場のおなじみの曲も使われていて、1作目のファンとしては嬉しい限り。
内容はブギーマンということもあってやっぱりグロいけど個人的には1作目の方が画素が悪い分グロさを感じた。
殺され方はグロいけど、無差別感が減っていてマイケルに歳を感じた。いきなり登場!の音でびっくりを誘う演出が多くてちょっとがっかり。(洋ホラーだからしかたないけれど…)
ローリーがおばあちゃんなのに果敢に挑んでいて、俊敏に動くので、後半20分のクライマックスはどこにいるかわからないマイケルよりも勇敢でガンガンいく女性陣の方に恐怖を感じた。
全85件中、21~40件目を表示