家族にサルーテ!イスキア島は大騒動

劇場公開日:

家族にサルーテ!イスキア島は大騒動

解説

「パパが遺した物語」「幸せのちから」の名匠ガブリエレ・ムッチーノ監督が、イタリアの風光明媚な島を舞台に、一見すると幸せそうな一族の問題や秘密が徐々に明らかになっていくさまを描いたコメディ。美しい景観の避暑地として知られるイタリアのイスキア島に、結婚50周年の金婚式を迎えたピエトロ&アルバ夫妻を祝うため、親戚一同19人が集まる。ファミリーたちの楽しい食事会が終わる頃、嵐のためにフェリーが欠航となり、家族たちは2晩を同じ屋根の下で過ごすことになってしまう。そんな状況下で、一見幸せそうに見える家族たちが、浮気、借金、介護などそれぞれに抱えているさまざまな問題が明らかになっていく。そして、これまで抑えていた感情や秘密の数々が次々と暴露されていくのだが……。「はじまりは5つ星ホテルから」のステファノ・アコルシと「修道士は沈黙する」のピエルフランチェスコ・ファビーノが兄弟役として共演するほか、クラウディア・ジェリーニ、ジャンパオロ・モレッリ、サンドラ・ミーロらイタリアの新旧名優陣が顔をそろえる。

2018年製作/107分/G/イタリア
原題または英題:A casa tutti bene
配給:アルバトロス・フィルム、ドマ
劇場公開日:2019年6月21日

スタッフ・キャスト

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(C)2018 Lotus Production e 3 Marys Entertainment

映画レビュー

3.0何処でも

2021年3月13日
iPhoneアプリから投稿

金婚式に集まった親族達が、天候不良で島で足止めをくらい、思いがけずも2泊する事となり、色々な関係性が明らかになるお話。
今時悲しいかな何処にでもある話。最初の妻と2番目の妻との間で不甲斐ない長男。夫の不倫を薄々感じつつ、家族をまとめる娘。作家で結婚に失敗し、旅をしつつ放浪する二男。その他問題だらけなのだが、私のまわりにもあるある、ざっくざく。すぐ恋愛して、別れて、結婚が軽くてなっているからなぁ。親族だからってみんな仲良くなれる訳でなし。
金婚式を迎えるには山あり谷あり乗り越えて〜なんだろうなぁ。

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GAB I

3.5【”私たちの子供たちは、良い年をして迷ってばかりね・・”と、イタリアのゴッドマザーは”やれやれ・・”と言う表情を浮かべながら言った。イタリアン大家族の愛憎を、甘くもほろ苦く描いた作品。】

2020年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

幸せ

◆ピエトロとアルバ夫妻は、レストラン事業を成功させ、今は長男のカルロ(ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ:「修道士は沈黙する」「シチリアーノ裏切りの美学」の重厚な姿は、忘れ難い・・。)と長女、サラに経営を譲り、イスキア島で、悠々自適の生活。
 結婚50周年を祝うために、三人の子供を含めた、親戚一同なんと19名を招き、教会で金婚式を挙げ、自宅でパーティを催し、久しぶりに会った親戚一同、穏やかに解散!すると思いきや、天候不良でフェリーが、欠航。
 仕方なく、もう一晩泊まることになった面々の”隠されていた”人間関係が露わになり・・。-

 と言う粗筋なのだが、19名の関係性が凄いスピードで、展開していく。
 脳内で、この一族の相関図を作成つつ、鑑賞続行。

 長男カルロは、二番目の妻ジネーヴラと上手くいっておらず、(原因はカルロの先妻エレットラの存在)喧嘩ばかり。
 長女サラは夫ディエゴの浮気に気付いている・・。
 二男パオロは自由人で、作家としての地位を築いているが、親戚のイザベッラ(夫あり・・)と良い仲。

 ◆あのさあ、皆さん、子供もいる良い年の大人なんだからもうちょっと、ちゃんとしたらどうなのよ・・、とクスクス笑いながら鑑賞。
 そして、後半に明かされるゴッドファーザー、ピエトロも実は女好きで、アルバは長年、悩まされていたと言う事実・・。
 口あんぐりである。皆さんが浮気っぽいのは、家系だったのね・・。

<イタリアン大家族の、様々な男女の縺れた恋を、甘くもほろ苦く描いた作品。
 「ゴッドファーザー」が、軽く頭の隅を過りながら、
 結局どこの国でも、男性は、女性には頭が上がらないんだなあ・・、という”真理”を確認したのであった・・。>

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NOBU

3.5家の中でも嵐が吹き荒れる

2020年12月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 最初から家族、親族が大集合したため、名前も血縁関係もさっぱりわからなくなってしまいました。様々な問題はほぼ男性を中心にまとめると理解できてくるのですが、まずはパオロが初恋相手でもある従妹(?)のイザベッラと不倫に突き進む様子が浮かび上がる。

 そして前妻と妻とも一緒になってしまったカルロがそれぞれにできた娘への対応。やがて妻がキレてしまう様子。アルツハイマーになった夫の処遇を考える妻、借金を抱えて父の店で雇ってほしいと迫るリッカルドなど。サラが中心となって収めようとするのだが・・・主催者でもある老夫婦はたまに諫める程度。とにかくフェリーが欠航になったおかげでロマンスや不満が爆発してしまうのだ。

 パオロとイザベッラのエピソードはなんだか好き。子供がいても、おっさんになっても恋はしたいものだ。やっぱり仕事での主従関係や借金の問題は親族間には持ち込みたくない。最近、親戚とは葬式でしか顔を合わせないので、もっと楽しい集まりに参加したいなぁ・・・

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kossy

3.5金婚式

2020年12月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

親の金婚式を祝い、イタリアのイスキア島に多くの家族が集まる。
帰ろうとしたらフェリーが高波で欠航となり、それぞれの葛藤が表面化し、老夫婦はやるせなくなる。
前妻まで呼んじゃダメでしょう。

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いやよセブン