グリーンブックのレビュー・感想・評価
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トニーとドクターの仲は永遠に不滅です!
黒人差別がテーマなので、深刻で悲しい内容なのかと思いきや、全然違って良かった!
なんて言ったって、トニーの男気がとっても素敵!
彼みたいな人がこの時代にいたら、きっと差別のない世界になったんじゃないかしら?
彼自身もイタリア人の地が混ざっているから、差別への偏見は多少なりとも共感できる部分があったのかも知れない。
でも、そんな差別に臆することなく、自分を信じて快活に行動する姿に感動しました。
そして、白人から差別を受けても紳士的な対応で冷静沈着だった、ドクターの大人の対応も素敵!
はむかって暴力を振るったら、そこで終わりと分かっているからこそ、自信の貫いてきた正義を貫き、あくまで冷静に対応する姿が素敵でした。
一見すると真反対な2人ですが、演奏旅行を続ける中で、徐々にお互いの気持ちを理解し、助け合う姿がとても素晴らしかった!
旅の途中の様々な事件が実際にあったのだとしたら、想像するだけで辛いけど…。
2人の機転を聞かせた対応で、その場をどうにか乗り越えていく姿が面白かったです。
また、トニーの妻への手紙が最高に素敵!
トニーの為に、ドクターが妻への手紙の書き方を伝授するシーンが、とても和やかで楽しかったです。
また、夫からの手紙を待ちわびる妻の姿がとても可愛らしくて、微笑ましかった
(●´ω`●)
なので、クリスマスの夜にトニーが家に帰ってきた時の2人の姿を見ていると、本当に幸せな気持ちになりました!
トニーとドクター。
全く違う星の元で生まれ育った2人だけど、この旅を通じて、生涯の友となったのは確か!
どんな困難も、この2人なら何だって乗り越えられる!
そんな、自信を感じられるくらい最高のコンビでした
╰(*´︶`*)╯♡
なので、2人の仲の良さを観ていると、この時代の差別的な態度や言動が目立ってしまって、白人たちの態度が腹立たしくて仕方ありませんでした!
この映画では、そこまで僕力や差別的なシーンは描かれてはいないものの、実際の黒人の人たちはきっと相当な苦労を強いられてきたのだろうと想像できます。
でも、この映画は、そんな差別する人達が霞んで見えるくらい、楽しくて楽しくて、最高でした。
また、友達っていいなと心の底から思えました。
私自身もトニーと友達になりたい!と思うくらい(笑)
途中、涙がほろっと出てくる部分もあったりしましたが、最後は心が豊かになって最高に幸せでした。
私も2人と一緒に演奏旅行を楽しんで、最後まで楽しく観れました。
年末最後に、素敵な映画をありがとうございました
(//∇//)
このウェルメイドさを皆侮り過ぎている
ガサツなトニーリップを演じた俳優の演技が秀逸!
1962年のアメリカを描いた作品。ストーリーは天才黒人ピアニスト、ドクターシャーリーの運転手を務めることになるガサツなトニーリップ。南部を演奏旅行する街々で黒人であるがゆえに受ける数々の差別的な待遇!
当初はボスと運転手の関係だったのが天才ピアニストだが、黒人というだけで屈辱的な差別を受けるシャーリーを守るため、粗野で短気で腕っぷしの強いトニーが迫害する白人と対峙する中でいつしかお互いを理解する関係が作られる。
ラストシーンでの光景に涙が自然に溢れてきた。
それにしてもトニーを演じた俳優の運転中ハンバーガーやフライドチキンを武骨に食べるシーンは魅力的。
1960年代のアメリカが舞台なので、タバコを吸うシーンの多さとタバコのポイ捨てが非喫煙者の僕には凄く抵抗あり。これも時代背景で仕方ないのでしょうが。
こんな感動作を待っていました!
※ 春日市ふれぶんシネマでの鑑賞
当時の人種差別
What's So Funny 'Bout Understanding
フライドチキン食べたい
人種差別問題作品でありながらライトに見せる傑作。
演奏シーンで100億点
人種を越えた友愛を描いた名作
良くも悪くもいい話
人種も生活水準も性格も違う二人が、心を通わせていくところまでは、心温まる素晴らしい話だと思った。キャストのお芝居も素晴らしく、とくにトニーの妻を演じたリンダ・カーデリーニの表情に心をつかまれた。
が、終盤。白人向けレストランでの演奏を断り、黒人の集まるバーで頼まれてシャーリーが演奏するシーン。黒人どうしでも、生活の違いでわだかまりが起こることもあったのに、ここはすんなり過ぎない?
そして、ラスト。トニーの家のクリスマス・パーティーで、シャーリーが歓迎を受けるシーン。バックにクリスマス・キャロルが流れ、判で押したようなアメリカの幸せなクリスマス像。それまで丁寧に描いてきた、アメリカの人種差別問題の根の深さに対し、「でもね、友情で乗り越えられるんだぜ!それが自由の国アメリカさ」と上からフタをされてしまったようで、なんだか釈然としなかった。
実話だと言われれば、そうなんだけど、、
「映画がすきな理由」
全国の中高で授業として上映して欲しい
グリーンブック 【字幕版】
鑑賞日 2019 3/20
アカデミー作品賞を受賞したのでとても期待して鑑賞。人種差別をテーマに扱う作品なのでとても暗めの作品だと思っていたが、とても明るい映画だったし、何よりハッピーエンドでそれが実話だということがよかった。アリータ バトルエンジェルでベクター役を演じたことで知っていたマハーシャラ・アリの演技が素晴らしかったし、主人公トニー役のビゴ・モーテンセンの演技も素晴らしかった。特にマハーシャラ・アリが大雨の中車から出て「I'm not enough black, I'm not enough white, Where am I ? (黒人でも白人でもない、私は一体何なんだ?)」と叫ぶシーンが印象的で、素晴らしかった。白人だけど無教養で学がなく、品もないトニーと、黒人だけどとても教養があり上品なドクター・シャーリーのコンビの旅の中でのやり取りはとても面白かった。特にケンタッキーのチキンを食べて骨を車の窓から投げ、そのあとトニーがジュースも放り投げ、ドクター・シャーリーが叱りつけるシーンがとても印象的で、気に入った。そんな旅の中で黒人へ差別的だったトニーがドクター・シャーリーへの人種差別を目の当たりにし、少しずつ学び、変わっていく姿や、人種差別を本気でなくしたいと願い、どれだけ傷つけられても、あえて人種差別がまだまだ根強く残る地域にわざわざピアノ演奏に行くドクター・シャーリーの姿に本当に心打たれた。また、最後トニー一家が黒人であるドクター・シャーリーを受け入れ、一緒にクリスマスを過ごすラストも素晴らしかった。
一周まわった価値観
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