グリーンブックのレビュー・感想・評価
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2019年アカデミー作品賞で、テーマはアメリカ南部の人種差別となると、「それでも夜は明ける」的に重いと辛いなあ、「ジャンゴ」くらい痛快な感じだと良いけどそんなんで作品賞取るかなあ。
そんなこんなで上映中はスルーしてしまった。
ビゴは好きなので、と思ったらデブのおっさんになっちゃった!アラゴルン様はどこ行っちゃったの!!
これも大食いの役作りですかね。
全く正反対の2人が互いを認め合い受け入れ思いやる様になる。これって何かと似てるなあと思ったら、近大さんの「最強のふたり」コメントで、あーそれビンゴー!
黒人と白人、金持ちと貧乏、学のあるなし、「最強のふたり」とは真逆。
初めてフライドチキンを手で食べたから、終盤の外食にも行けたのだろう。遠目で金を見ていた輩にはザワザワしたけど。
合間で見せられる笑いが小出しに響いて、とにかくもうみんな幸せになって欲しいと願わずには居られず、それであのラストはズルい。少し肋間神経痛になるくらい泣いてしまった。
ちゃんと上映中に観ておけばよかった。最高なバディムービーをありがとうございました。
黒人差別を超えた作品
2019年 マイベスト!!な感動作でした
観たいみたいと思いつつようやく観た1本。
ピアノの演奏が素晴らしくて
人種差別を超えて、心が通い合っていく過程が
心に響きます。
奥様に手紙を描くシーンが
最後の奥様と対面場面での完結の展開に
思わずこちらも笑顔になってしまう
心にくい展開。
素晴らしかったです。
最高
タイトルなし
1962年
黒人差別が色濃く残る南部で
コンサートツアーを行なった
黒人天才ピアニストDr.ドナルド・シャーリー
#DonaldWalbridgeShirley (1927ー2013)と
粗野で無学だが口が達者で揉め事全て収める
イタリア系用心棒トニー・バレロンガ
#FrankAnthonyVallelonga (1930ー2013)
二人の旅と友情を描くロードムービー
トニーの息子 ニック・ヴァレルンガが父から聞いた話を基に脚本を書き
ピーター・ファレリー監督が映画化
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第91回アカデミー賞
作品賞・脚本賞・助演男優賞受賞作
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南部では奴隷制廃止後も差別が続いていた
今もまだ偏見を持つ人とそうではない人との間に差別がある
トニーはDr.シャーリーと出会い変わる
結ばれた深い友情に感動
.
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【ジム・クロウ法 /Jim Crow laws 】
1876年ー1964年
主に黒人の一般公共施設の利用を禁止制限した法律を総称
対象はアフリカ系黒人だけでなく
人種差別法「一滴規定 One drop rule」に基づき白人以外の有色人種も含む
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【グリーン・ブック /Green Book 】
不愉快・差別・隔離・侮辱から自由になろうとし自動車を購入したが黒人長距離移動者はさまざまな危険や不自由に直面した
各地で物理的暴力や有色人種お断りの強制排除などの問題に対処するため
「苦難と当惑に向かっていってしまうことを防ぎ旅を快適なものとするためのガイドブック」
ジム・クロウ法下の1936年ー毎年改訂
良いな〜
見たかったけど、仕事が忙しくて、劇場では見られなく、WOWOWで見ました。
良かった点は、他の人も書いてる通り。
あと、自分はラストに尽きる。
旅から何とかしてクリスマスイブに帰って来た2人。
トニーは家族、友達が居る温かい家庭へ、ドクは優雅だけど1人で寂しい部屋。
そして、ドクはトニーの家のクリスマスへ行く。
ドクを紹介したトニーの友人達は一瞬固まるけど、直ぐにドクを受け入れる。
トニーの奥さんに関しては、一瞬の迷いもなく彼に笑顔で接して、ハグまでする。
そして初対面なのにドクの笑顔。
ここを何回でも観たい!
やっと鑑賞
号泣必須な作品かと構えていたが、ハンカチで目頭を抑える程度で、鼻水は垂れずに済んだ。爽やかな良作である。脚本,ディレクションが良いのだろう。
トニーとドクの対照的なのに通じ合うキャラクター描写が緻密なのに描き過ぎていないところに好感。ドク役マハーシャラ・アリの演技も繊細で光っていた。
当時のアメリカの時代背景について、知るキッカケとしては小さなステップかも知れない。その小さなステップさえも評価すべきと島国日本に住む黄色人種は思う。
(日本でもあんなに煙草が市民権得てたんだよなぁ、そういえば🚬)
排他主義に傾きあるつつあるこの頃に、沢山の人に見て欲しい作品だ。
気をつけなければならないのは、自分は「差別してない」側の人間だと、「差別している」人たちと一線を画しているつもりになりがちだと言う事。
差別は社会的に無くなることは難しいだろう。
コトが起きた時に、どう動くかが肝心なのだと思ったりしたなど。
友情物語
差別とは?
観なきゃ損!
いい映画だった!この思いは誰かに伝えたい。そして、ぜひ観てほしいと薦めたい。正直、あまり期待せずに観だしたのだけど、一気に引き込まれて途中で止められなくなった。
時代は1960年代。まだ黒人差別が色濃く残る南部アメリカへ、黒人ピアニストのドン・シャーリーは演奏ツアーに赴く。随行するのは運転手兼用心棒のトニー・リップ。始めはギクシャクしている2人だったが、苦労を共にするうちに友情が芽生えてくる。
映画の音楽も素晴らしい。特に飛び入りで演奏したショパンは絶品。ちなみに私はジャズを好んで聴くけど、シャーリーのことは全く知らなかった。調べてみると本当に才人で、最近まで存命していたのにどうして埋もれてしまったのか謎。
車中でフライドチキンを食べるも面白い。ただ、フライドチキンのルーツは黒人奴隷の料理にあることを知っているとまた観方が変わってくるかも知れない。
一方で映画には批判もある。黒人差別を批判的に描いているように見せて、その実、常に白人に救われる黒人を描くことで二重に差別しているのではないかというもの。なるほど、そうした感性は研ぎ続ける必要があるなと反省。しかし映画で描かれるトニー自身、イタリア移民で、必ずしもアメリカ白人のメインストリームにはいない。移民で構成されるアメリカ社会の複雑さを感じる。
めちゃくちゃいい映画
説教臭くなく絶妙なバランスで
見た後は爽やかな気持ちよさが残る。
いい映画だなぁ。
余計な説明や演出がなくて良い。
テンポがいいし、笑いもある。
このご時世にこういうテーマだと重くなりがちで
メッセージ性が強くなる傾向にある。
それはそれで好きではあるけど、
この映画はそこを強調しすぎず、
「人間捨てたもんじゃないな」って思える。
ドクが初めてフライドチキン食べるシーン最高!
トニーの心根がいい。真っ直ぐな人間性に惹かれる。
グリーンブックってそういう意味なんだ。
ドクの放つ「黒人でも白人でもない」って言葉に凝縮されてるけど、当時のアメリカで黒人で裕福、インテリかつ最高峰のアーティストでゲイってなると、ものすごく孤独で生きづらかったんだろうな。
南部ツアーに出るときの彼には理解者もいないっぽかったし。
そんな状況に彼自身心を閉ざして見えたし。
良かったよホント、トニーと出会えて。
ラストも良かった。
トニーの奥さん、わかってたのね。
いい女だね!
いや〜映画って、本当にいいものですね。
水野さんなら、淀川さんならこの映画
どんなふうに紹介してくれるのかなー。
心温まるバディムービーに隠された負の歴史
人種差別の風潮が色濃く残る1962年のアメリカを舞台に黒人の天才ピアニスト、ドクターシャーリーのドライバー兼用心棒として雇われたイタリア系の白人、トニーリップの2人がアメリカ南部への演奏ツアーへ繰り出す姿を描いたロードムービー。
第91回アカデミー賞において作品賞を含む3部門を受賞した今作。
粗暴でガサツだが腕っぷしが立ち、人望の厚い白人のトニーリップをヴィゴモーテンセンが演じ、上品だが口うるさい、凄腕の黒人ピアニストのドンシャーリーをマハーシャラアリが演じ、人種の壁を超えた友情を築いていく内容。
黒人に対して偏見まみれだったトニーがドンの素晴らしいピアノ演奏を受け、感銘を受けたことか始まり、中身も知らず黒人というだけで迫害をする世間に憤慨し、ドンを理解しようとする成長をみせたり、堅苦しい考えでトニーに再三の注意をしてきたドンが、トニーのチキンの食べ方や警官に対して賄賂を渡して場を収めるなどの行為に憤慨しつつも、次第に彼に影響され始め、柔軟な考えを示したり、トニーを友人として一緒にいて欲しいと感じ始めたりとお互いに尊重しあう仲に発展していく過程が微笑ましく、とても暖かく感じた。
とにかくトニーはよく食べるし、ドンは出番の端から端まで愛おしさで溢れてた笑。
チキン食って爆笑しながら車からポイ捨てする件大好き笑。
白人目線で黒人に寄り添う的な内容で典型的な「白人の救世主」という映画業界の歴史的な負の面があることも指摘されているが、とにかく良い作品だったと思う。
いつまでもこの旅、彼らの関係性が続いていくことを願いたいと思える作品だった。
わかりやすい
心が晴れる
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