漂うがごとく

劇場公開日:

漂うがごとく

解説

ベトナム・ハノイを舞台に満たされることのない思いを抱えるベトナム人女性のリアルな姿を描き、第66回ベネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞したベトナム映画。ハノイで旅行ガイド兼通訳として働くズエンは3歳年下のタクシー運転手のハイと出会って3カ月で結婚を決めた。後日、式に参加できなかった友人のカムを訪ねた帰り、カムの代わりに手紙を届けることとなったズエンは、手紙の受取人であるトーに襲われてしまう。どこか危険の匂いを漂わせるトー。夫・ハイとは真逆の野生的なトーにズエンは次第に魅了されていく。

2009年製作/106分/ベトナム
原題または英題:Choi voi
配給:ムービー・アクト・プロジェクト
劇場公開日:2019年3月23日

スタッフ・キャスト

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(C)Vietnam Feature Film Studio1,Acrobates Film

映画レビュー

3.0ズエンは新婚だが、マザコン気味の夫に物足りなさを感じていた。 ズエンは女友だちのカムの知人の斎藤工ぽい男と旅行に出かけてしまう。 映画の中では家族や夫にかかわる「事件」がいくつか起こる。

2022年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

萌える

動画配信で映画「漂うがごとく」を見た。

劇場公開日 2019年3月23日

2009年製作/106分/ベトナム
原題:Choi voi
配給:ムービー・アクト・プロジェクト

ベトナム映画を見たのは、たぶんこれが初めてだと思う。

ズエンは新婚だが、マザコン気味の夫に物足りなさを感じていた。

ズエンは女友だちのカムの知人の斎藤工ぽい男と旅行に出かけてしまう。

映画の中では、家族や夫にかかわる「事件」がいくつか起こる。

それはしかたのないことかもしれなかった。

これがベトナムの「日常」なのかどうか知る由もないが、
とにかくベトナム映画というものに触れた作品である。

満足度は5点満点で3点☆☆☆です。

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ドン・チャック

1.0一言で言えば少々退屈な映画

2019年6月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

主演女優のフェロモンムンムンに免じて★1つ。この映画からは、こう何か発散するようなエネルギーを感じない、平凡すぎて上映時間が長く感じた。

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ちゆう

1.0もっとエロく!

2019年4月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

萌える

 「モン族の少女 パオの物語」で繊細な役を演じていたドー・ハイ・イエンが、新婚でありながら、ちょっと危険な男にはまっていく妻を演じている。
 結婚したばかりの旦那が、男としてどうのこうのという以前の、単にまだ子供なのである。だから、通訳を職業にしていて、小説家の友人がいる美人が、なぜこのぼくちゃんと結婚をしたのかが、まず不可解なのだ。
 映画を通して、ずっとその不可解さがつきまとった。
 主演女優は魅力的で、エロティックな場面ではドキドキさせられた。しかし、彼女がなぜ、その危険な男に魅かれるのか。そして、おそらく小説家の友人も彼に魅かれていることは分かっているだろうに、相談相手にすることが理解不能である。
 もちろん、それだけこの悪い男にはまってしまったということなのだろうが、それならもっともっとエロいことをされていくことを描かなければ観客には伝わらない。
 例えば、アン・リーの「ラスト・コーション」は、そこまで必要かと思わせる激しい性行為の描写が続く。このおかげで、諜報活動と性愛の緊張感を一体化することに成功している。
 この作品では、主人公の新妻と危険な香りの男との行為が緊張や葛藤を生んではいない。その理由の一つに、女性の側に罪悪感がないことが挙げられる。
 いや、罪悪感はあるにはあるのだ。ただ、それは友人にもらったネグリジェが、「プレイ」のために裂けてしまったことに対するものなのだ。結婚したばかりの旦那への罪悪感はほとんど見られない。
 変態になっていく妻の中に、子供のままの旦那に対し、物足りなさと罪悪感と、そして軽蔑の感情が渦巻く様を描かなければなるまい。

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佐分 利信

2.5

2019年3月24日
Androidアプリから投稿

怖い

知的

新婚夫婦の嫁を中心とした女性達の思いの数々を描いた話。

出会って3ヵ月で結婚したけど旦那がガキで過ぎて自分の存在意義を見出せない嫁が友人の小説家のもとを訪ねたことから始まり動いていくストーリー。
関わったことのない存在だったり、ないものねだりだったり、危険な香りに興味を持つのは人の性なのかね。

雰囲気は悪くないし女性の強かさや恐さも見え隠れして悪くはなかったけど、はっきりみせずにぼかしているところも多いし、インパクトのある描写がもうちょっと欲しかったかな。

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Bacchus