ラストレターのレビュー・感想・評価
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☆☆☆☆ 一体なんなんだ!令和2年1月の映画界は〜! まだ1月の半...
☆☆☆☆
一体なんなんだ!令和2年1月の映画界は〜!
まだ1月の半ばにして、早くも今年のベスト1が出たんじゃないの?ひよっとして(;´д`)
岩井俊二が、『パラサイト』や『ジョジョラビット』どころか。『リチャード・ジュエル』のイーストウッドすら軽々と越えて来やがった〜!
ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
いやいや〜!マジでやられました〜!
ある程度の出来の良い作品になりそう…ってのは、原作を読了済みの為に分かってはいたものの…。
…とは言うものの。全てに於いて〝 完璧な映画 〟等とは申しません。寧ろ、作品の端々に気になる箇所が無い…とは決して言えないのは事実。
例えば、原作を読んだ際に感じる。ちょっとしたミステリー的な要素だった、最後に鏡史郎と少女2人が出会って分かる真実や、水越・小室の関係を見ると。「あれ?原作と違って、アッサリと説明しちゃうの?」と思ったり。「結局、その関係はどうなっちゃうの?」等、細かなアラ探しをしてしまうとキリがないのですが…。
ところが作品全編を観終えた瞬間。そんな細かい事は最早どうでも良くなってしまっていましたね。
兎にも角にも、作品全体を漂う…。
《 純 粋 無 垢 な ピ ュ ア 感》
これがも〜〜〜〜〜〜半端ない(´・ω・`)
歳を取ってしまうと、いやが上にも人間の嫌〜〜〜な部分が見え隠れしてしまうのが常なのに…。全く持って、岩井俊二って奴は本当にも〜_| ̄|○
そんな、純粋な登場人物ばかり出て来る中にあって。豊川悦司演じる元美咲の夫は。原作を読んだ際に、余りにもゲスが更にゲスの鎧を纏っているかの様な人物で。読んでいて、逆の意味で魅力的に感じたのですが。どうやら、岩井俊二って人は。根がピュア過ぎるが故に、ゲスな人間を《トコトンまでにゲスな人間として》描くのは、不得手らしいのが垣間見えたのは残念…と言えばよいのか?それとも安心した…と言って良いのか(u_u)
それにしても。多くの純粋なるキャスト大集合の中にあって、森七菜ちゃんの《完璧なるピュア感》には脱帽です。まさに、今の時期を逃してはならない。少女から大人の女性へ脱皮する間際に香る瞬間の表情には、完全にノックアウトを喰らいました。
ところが…。
広瀬すずだよ!全くこの小娘が〜!最後の最後に何ですか〜全く〜!
この小悪魔娘のおかげで、最後に涙腺が完全崩壊してしまったじゃないか〜。゚(゚´ω`゚)゚。
何代にも渡る手紙による〝心の想いの伝え合い〟
現代に於いては、メールやLINE等を通した瞬間的な回答であったり、ダラダラとしたやり取りだが。携帯がなかった時代には手紙による《文通》とゆう通信手段が存在した。いや!まだ存在している。
現代ではネットを通す事によって、他人になりすましての通信が可能だ。映画の中でも、2人の少女はやはり母親になりすます事で、鏡史郎と母親との恋愛模様を知る。その後の母親が辿る運命を感じながら。
《文通》とゆう手段を知る世代は。手紙を書くとゆう行為を、現代の若者達が相手にメールを打つ際に感じているだろう、簡単な手段による《方法》とは考えてはいない。1文字1文字心を込めて書いている。当時にも多少の取り繕いはあったのだろうけれども。多くの人達が自分自身の心を、全身全霊を込めて手紙に書き込んでいたのだと思う。
そして、その後に待ち受けるのは。数日間に及ぶジリジリとした、相手の返信を待つ胸の奥にチクっと何かが刺さるかの様な感覚。
2人の少女も、母親の若い頃を知った事で。当時の多くの純粋な若者達と同じく、ジリジリとした感覚を知るに至り。本当の自分自身を出す事の怖さと同時に、その怖さを乗り越えた先にある人間としての成長を意識したのではないだろうか?
年頭から凄いのを観てしまったなあ〜(´-`)
取り敢えず、明日も早いのでこの辺でやめておきます。
思い出す事があれば、時々改訂します。そして早い内に、もう一度観に行かなければ( ˘ω˘ )
2020年1月19日 TOHOシネマズ錦糸町楽天地/スクリーン12
※ 最後に水越けいこさん。ご家族のご健康と、今後の活躍に期待をしております。
すれ違えども、愛は死を超えてちゃんと辿りつく
岩井俊二の女優のキャスティングと演出は毎度見事である。
岩井映画のレンズを通してみる広瀬すずと森七菜は、
白昼夢の中に現れる遠い日の憧れの女子生徒の面影のようだ。
田舎の夏の蜃気楼の向こう側にボヤッと現れる幻影、触れようと手を伸ばしても常に腕のほんの少し向こう側にあって触れることの叶わない蛍のようにはかない。
彼女たちは無垢と美しさと神々しさと残酷さと秘密を兼ね備えて僕らを翻弄する。
福山は美しすぎる過去に縛られて前進できずにいる、これは新海誠の秒速5cmや押見修造の漂流ネットカフェなどに通ずる、日本男児のセンチメンタリズムなのである。
手紙は岩井俊二の長らくからのテーマの一つであるが、作品に風情やノスタルジーや温かさを与えるとともに、主人公のキャラクターの性格そのものを如実に体現する。
過去の主人公たちの文通は、嘘とジェラシーと恋心からすれ違う。
現在の文通は松が中心に行われるが、過去の神木と対比していると共に、初恋にしがみつく両者のどうしようもなさも感じられる。
松は昔と同じく、結局嘘をついて姉のフリを選ぶ。
大人にはなったが、結局誰も、成長できてはいない。
やがて彼らは陽光に包まれた無垢な過去に別れを告げるために、暗く重たくのしかかる陰鬱な取り返しのつかない現在を見つめなければなるなくなる。
「ノルウェイの森」のように、大切な人の自殺による喪失、からである。
後半、広瀬母が高校時代のラブレターを大事に保管していたことが知らされ、福山は慟哭する。
豊川悦司が「お前はあいつの人生になんの影響も与えられなかったんだ。」と言っていたが、彼の手紙こそが彼女を絶望から救う生きる糧となっていた。
彼の小説も確かに読んでいた。
紛れもなく、二人は忘れられない人同士であった。
ようやく辿り着いた頃には、時すでに遅しだったが。
彼女が死ぬ間際みた過去は、恐らく、神木や妹、娘との素敵な思い出であった筈だ。
そして死によって苦しみから解放されていった。
これで文通の役目は最後である、彼らはそれぞれの生活に帰っていく。
牧は初恋を乗り越え、福山は仕事への情熱を取り戻し、広瀬も森ちゃんもお互いの生活に立ち向かう力を取り戻した。
彼らは大丈夫である、変われたのだ。
変われなかったのは、豊川だけである。
彼は全てから逃げてしまった。行先の不幸苦難が目に見える。
遥か昔から、手紙は時代や時を超えてさまざまな人々が愛や夢を綴ってきた。
言葉は力を持たないが、美しかった愛の記憶を、言葉は覚えている。
美しかった思い出だけで人は生きてはいけないが、生きていく理由を思い出すことができる。
そうやって、我々は騙し騙しでも、前進するしかない。虚無に抗うしかない。
誰かを本気で愛してしまったのなら、最終的にその人とのハッピーエンドはありえないのだ。
岩井の描くロマンは地に足がついた光と影のグラデーションである。美しく儚く残酷で優しい。
眠くなる
前半と後半
で、雰囲気が違いましたね。前半は松たか子さんを主軸にして笑いと軽快さがあり、後半は福山雅治さんを主軸にした深いストーリーになります。大きな山は無いですが、じっくり観れる作品でした。
何が影響を与えるかなんて分からない
岩井の眼
光良というマレーシア華僑の歌手の曲に「童話」というセンチメンタルな名曲がある。台湾MVの巨匠、周格泰が監督したビデオが、とても素晴らしく、日本でも知っている人が多いと思う。
岩井俊二はご存知の通りアジア圏でも非常に人気があり、上記の「童話」MVにも印象的に引用されているその作品が、すでに長い間自分の中の岩井俊二となっている。https://youtu.be/bBcp_ljCBGU
もちろん筋も映像も嫌いじゃないしいい作品の部類だろう。広瀬すずをいいなと思ったのも久しぶり、森七菜も木内みどりや水越けいこ(!)も良かった。トヨエツとミポリンも物凄く昔のドラマを思い出したし。
でもletterをタイトルに、モチーフに使うとしたら、もっともっともっと、もっと欲しい。もっと欲しいんだ!
と云うのがワタシの感想でした。
SNS時代に感じる手紙の良さ
今回が岩井俊二監督作初だったのですが、その美しく素敵な世界観に引き込まれました。
映像・内容・音楽・効果音・演技・台詞、どれを取っても最高で岩井俊二さんの他の作品も是非観てみようと思います。
かなり、時間軸がいったりきたりしており、また、広瀬すずさんと森七菜さんは一人二役なため、それぞれの関係や登場人物についてわかるまで少し時間がかかりました(最後までわからない部分もありましたが…)。
ある程度予習してから行くと、よりわかりやすいかと思います。
宮城の美しい自然の中の淡い青春がうまく切り取られていて、自分にもこんな青春があったらなぁと思いました。
キャストのナチュラルな芝居も良かったです。
どの方もはまり役で、自然に日常を演じられていて、本当に自分のすぐ隣で起きているかのような感覚にとらわれるほど。
乙坂鏡史郎は最初はただの不審者に見えましたが笑
顔面偏差値も高かった〜笑笑
(自分も生物部なので、こんな美男美女の生物部にいたらどうなってしまうだろうと考えたり…)
特に森七菜さんは今後の活躍が楽しみです。
とてつもなく切なくて、胸が苦しくなるけど、決して嫌にはならない。
現代では廃れつつあるけれど、手紙というものはとても素敵で、今後も無くなってはいけないんだと思います。
この映画を見て、久しぶりに手紙でも書いてみようかな。
文通のやり取り
映像で観たいとこが全部セリフのみ
岩井俊二作品はスワロウテイルは観たことある
程度でしたがせっかくやるので観賞
庵野秀明氏の演技に興味があった程度で
期待はそうしておりませんでした
感想としては
泣けました
こんだけのキャストでこんな作品しか
作れないのかってのと
無料鑑賞券こんなのに使っちゃった事をね
いわゆるよくある「なりすまし文通系」ですが
その中でも相当出来が悪いと思います
亡くなった姉未咲の葬儀に同窓会の案内が届き…
姉が亡くなったことを知らせるため同窓会に出向く妹祐里…
いきなりはぁ?(1)です
ただでさえ忌中なんだから幹事に連絡する以外ありますか?
まあ話しが始まらないんで百歩譲りますがその後
同窓会場で未咲と間違えられスピーチまでさせられる祐里
はぁ?(2)少なくともその場で私は妹ですって公表しろよ
まあ話が進まないんで(以下略)その場を後にしますが姉と親しかった
小説家の乙坂が帰りに祐里を捕まえて飲みに誘いますが断り
帰り際とっさにLINEと名刺を渡します
その後LINEでいかがわしいやりとりを祐里は旦那に見つかり
スマホを破壊され文通でのやりとりをすることになります
はぁ?(3)そんな理由付けする位なら名刺だけ渡してりゃいいだろと
もうこんな感じでツッコミが追いつきません
もう全部は書きませんが開始15分でもうウンザリ
とにかく無駄な尺が多すぎるのです
何か意味があればいいですがないのです
姑の後を神社から他人の家までつけてたら救急車がやってきて
病院行ってぎっくり腰ですとか
はぁ?(4)だったら神社で突然ぎっくり腰起こして救急車呼んで
車椅子で家帰ってくるシーンに切り替えれば済む話だろうと
こうして無駄な尺が多すぎ登場キャラの行動原理も理解できず
未咲と偽って文通していた祐里の元を乙坂が尋ねてきてしまい
そこで妹だとバレるし知ってたと乙坂は言います
はぁ?(5)お前25年間好きだったとかメールしてきただろ
わかっててやったんならお前相当性格悪いぞと言いたくなりますが
そこで未咲の自殺を初めて伝え乙坂との関係も明らかになります
回想すると高校3年6月に転校したにもかかわらず生物部に入り
お前そんな制服のまま川入らんだろというサンプル収集などを
通して祐里と知り合い未咲にも恋をし手紙を書いて渡していたが
その手紙を祐里は渡しておらず未咲からの返事として自分の
乙坂への告白を書いた手紙を渡しました
はぁ?(6)いやもう頭痛がしてきた…
未咲は乙坂と大学で付き合っていたが粗暴な男阿藤と結婚
その後DVや病弱もあり自殺したという事実をつきつけられ
未咲の家を訪ねますが別の女が出て来て阿藤と酒場で会います
なんかえらそうなことを色々言われますがいまいち
何を言っているのかよくわかりません
ちなみにこのシーンはストーリー的に必要ないです
はぁ?(7)だったらDVとかで追い詰められていく未咲の
シーンを描写しろよと思いますが
岩井俊二監督はそういう汚いのはイヤみたいで
キャッキャしてる未咲と祐里の娘のシーンばかり映します
結局なんで未咲は阿藤とくっついたのかよくわからないけど
まあなんでもいいや
結局乙坂は未咲の仏壇に辿り着いて線香あげて
未咲の娘も未咲からの手紙を読み上げて終わっていきます
最悪でしたね
キャストは監督の感覚でしか動かさせてもらえず
説明的な台詞を延々読み上げさせられ
辻褄も伏線も合わずわけわからんまま話が進んでいる
のかどうかもわからない
岩井俊二と言えばビジュアルで押してくる人でしたが
ドローン映像を差し込んでくるだけだし
仙台の街を映しますが特にその土地である必要性はありません
とにかく必然性がどこにもない
2匹のボルゾイの名前がボルとゾイ?仲多賀井高校?
ネーミングもひたすら滑っています
この映画の制作陣の関わる映画には二度と近付かない
よう決意しました
あ、庵野秀明さんの演技はよかったです
岩井俊二作品は唯一無二、まじ面白い最高。
岩井俊二監督の最新作!!!
mellowを観終わった後の5分後に観たので、頭がごちゃらないか不安だったけど、始まった瞬間にパーンと引き込まれますね、流石岩井俊二作品!!!岩井俊二って、映画好きの中で有名過ぎてリスペクトされ過ぎて、そのせいで、漫画でいうONE PIECEやスラムダンクでありがちな「いや、人気過ぎて読む気しないです」現象も起きがちな監督の1人だと思うけど…
違うねん、本当に「面白ーい!!!」の一言をでかい声で叫びたくなるような面白い映画を生み出す監督やねん。岩井俊二が好きだと叫びたい。
しかし…。予告編を見て、あらすじを読んで、キャストを知った人にとっちゃ、「予告編…岩井俊二特有のきれいな雰囲気と映像だなふむふむ」「あらすじ…手紙の行き違いをテーマに、時を超えた2つの世代の男女の恋愛を、過去と現在のストーリーを行き来する内容、なるほど」「キャスト…松たか子、福山雅治、広瀬すず、神木隆之介…」…あ、これ置きにいってるな?!どうせそうだよな?!?!って感じでまた上記のワンピスラダン現象+皮肉と嫉妬心が湧き起こりそうな感プンプンするかと思います…。が!!違う、違うんです!良い意味で色々裏切られるんです。
岩井俊二作品は、脚本、ストーリー展開、登場人物たちの派手な人柄じゃないけどちょっと滑稽な感じとか、人間味や俗世間感とか、人間の汚いとことかが見える瞬間とか、そういうのもひっくるめた上でのイノセンスな人達と雰囲気が、リアルな現実にファンタジー的要素が混ざるあの不思議な世界観と感覚が生まれる要因且つ魅力かと思ってます。(ちょっと説明がぐしゃぐしゃしてますね…)
今回の作品は、松たか子と福山雅治(高校時代の後輩先輩)がメインとして出て来ますが、その2人の高校時代を森七菜と神木くんが演り、森七菜の高校時代の姉役を広瀬すずが演じてます。更に、大きくなった姉妹のそれぞれの子ども役を、森七菜と広瀬すずが演じてます。
森七菜-松たか子、神木-福山雅治、ここがもう凄いところで、ちゃんと成長して大人になっても子どもの頃の人柄や面影が残ってます。そして成長した姉妹の子ども達役(森七菜・広瀬すず)も上手いこと演ってて、あの親にしてこの子あり、ってのが分かるから、何というかこの出てるメインの人達凄いです。福山雅治は、役柄もありますが是枝監督の撮る福山より岩井俊二の撮る福山の方が好きです。(何となく比較してしまう是枝・岩井監督)。なんか今回の福山雅治の役どころは変な話ほっこりしました。松たか子も、もういい大人の役なのになんかいとおしかった。森七菜・広瀬すずコンビは、「花とアリス」の鈴木杏・蒼井優とまではいかないかもしれないけど、夏休みにおばあちゃんちに帰った時に近所にこんな2人組がいたらマジで一生記憶に残るだろうなっていう破壊力の可愛らしさというか、少女と大人の間の危うい年頃の魅力が爆発してた…(溜息)。神木君も言わずもがなやがなという感じです。
その他にも、過去の岩井作品の名作に出た2人だとか、ひょんな事で松たか子が首突っ込み関わってくる義母の恩師のおじいさんとか、松たか子の夫役の庵野秀明のヤキモチシーンとか、面白いシーンや魅力的な人達がちょこちょこ出て来て、好きなシーンや印象に残るシーンが沢山出て来ました。特に私が「え?!」と思ったのが、キャッチコピー的にも使われてる名ゼリフが「ここで出すんかい!そしてその広げ方なんかい!!」と思ってしまったシーン。変な話それが私の中ではとても滑稽で面白くて「監督最高や!大好き!」と思ってしまった。だから好きやねんと何度も思ってしまった。
幸せだけが残る話ではなく、辛い現実の部分も出てきますが、観た後の観客の心にはこの映画を観れたっていう幸せな気持ちは確実に残ります。面白くて素敵で唯一無二の世界観の映画でした。
(岩井俊二監督のトークショーまたどこかでやってたら行きたいなぁ…監督の話す映画の話を聞きたい。)
切ないけどハッピーエンド
【あらすじ】
同じ高校に通っていた乙坂と遠野姉妹による25年越しの物語。岸辺野裕里が姉、未咲の死をきっかけに出席した同窓会から全てが始まる。裕里は姉に勘違いされ、乙坂と連絡をとることに。最初はスマホで連絡を取り合っていたが、夫にスマホを壊されることで手紙でのやりとりが始まる。
乙坂は手紙の差出人が裕里であることに気づいており、初恋の相手であった未咲に会うために宮城にやってくるが、ここから様々な過去が明らかになる。回想シーンでは、乙坂と岸辺野姉妹との間で交わされた手紙を巡るやり取りが描かれている。
最終的に乙坂は未咲に何があったかを理解し、岸辺野姉妹の娘である鮎美と颯香に出会う。ここで更に、未咲が高校時代に乙坂から送られた手紙を宝物として保管していたことが明らかに。乙坂が未咲を思う気持ちが、鮎美が母親を失った喪失感、颯香が直面している思春期ならではの悩みを和らげる。乙坂は親子共々に影響を与える。未咲の思いを知った乙坂は小説家としての道に再度挑戦することを決意する。
【感想】
もし自分が結婚していれば未咲を救うことができたのか、、乙坂にはそのような思いが芽生え、たまらない喪失感を背負ったと思います。しかし未咲の人生に少なからず影響を与えていたことに気付き、救われる(阿藤には「影響を与えていない」と言われたが)。そして乙坂が救われたことで、裕里、鮎美、颯香も救われる。切ない気持ちになりますが、最後は幸せが伝播される様子が描かれており、見事なハッピーエンドでした。SNSがこれだけ普及した時代だからこそ、「手紙」を中心とした物語に惹き込まれました。
未咲が高校の卒業式で読み上げた文章が冒頭と末尾で2回聞くことができますが、2回目は全く違った観点から聞くことができます。
広瀬すずと森七菜は娘役を演じつつ、回想シーンでは自身の親達を演じるというキャスティングは新鮮でした。娘達は母親に影響を受けているという背景があるからこそのキャスティングなのでしょう。
love letterからのラストレター
終始暗く、盛り上がりもなく
まったり、じわじわ人物像を描いて行き、特にサビもない映画だった。
エンディングの曲は良かった。
ストーリーが妹と恋するとか、もう少し大人になった娘と恋するとか、進展があって良いと思った。
未咲が阿藤と結婚した理由(原作読了から自己分析)
阿藤の独白。
「オレは何者かになりたかったんだな、きっと。けど、中卒の身じゃなかなか選択肢がねぇ。才能もなかった。コネもない。大学のキャンパスっていうやつに憧れてよ。学食の厨房で働いた。行きと帰りは学生と一緒さ。なんなんだ?こいつらは。なんの苦労もなくオレの行く手を遮って。そんな時にあいつに出会った。学食に現れる女子学生の中でもあいつはピカイチだった。よし、こいつを奪ってやろう。お前たちからこいつを奪ってやる。お前は単にあいつの隣りにいただけで俺はお前からあいつを奪ったつもりはないんだよ。オレはお前ら全員から未咲を奪ってやったんだ。わかったか、そんなちっぽけな男じゃないんだよオレは」(原作より)
阿藤の劣等感から生まれてくる野心や今まで出会ったことがない人間としての圧倒的なエネルギーに未咲は惹かれ、そして、結婚した。でも、阿藤は奪うことが目的だったから、未咲への愛はなかったんですよね。また、未咲も乙坂と付き合ったからこそ、阿藤という劇薬に魅了されたのでしょう。
映画ではなぜ結婚したのかまでは触れていなかったので、原作未読の方のアンサーになれば幸いです。
幻想的だが、ぼんやりした映画
ドキュメンタリー映画のような自然体で、ノスタルジックな映画。芝居のできる役者と庵野秀明、森七菜といった素の演技が、妙に心地よく感じられ、そこは高評価。
残念なのは、照明の陰影のベースが暗すぎて、表情が見えないこと。製作陣の狙いだろうけど、見てて疲れる。フィルターが一枚入っているようで、感動できない。
見終わった後の印象も、ストーリー同様ぼんやりしたものになってしまった。
豊悦のシーン、キャラ設定は必要だろうか。。
彼の芝居が強烈すぎて全て持っていってしまったよ。そう、乙坂は振られたんだよ。未咲の人生に何も残していない。手紙と思い出だけ残しても、あとの祭。
多感な頃に見た「ラブレター」はとても良かったんだけどなあ。。。
矛盾を打ち消す2人のピュアな演技は必見!
予告で何度も何度も観ててだけに、勝手に内容をイメージしてましたが・・・
えっ!?そういう事!!って感じの岩井ワールド堪能!
タイムスリップしたのか!?と思わせるような回想と今が交互に繰り返され紐解かれていく。。。。
内容的に・・・
いやいやいやいやソレはない!って感じの矛盾する展開なんですが、高校時代の神木くんとすずちゃん、七菜ちゃんの演技に、そんな事どうでも良くなる。
彼女の良さが活かされてないように感じた朝ドラの終盤でしたが・・・
いやぁ〜海街diary時の衝撃を再現する演技は、やはり凄い逸材なんだと再認識する。
そして今回、リアルピュアの森七菜ちゃんとのツープラトンの癒し力は、半端ないww
福山さんと松さんの控めな大人の演技に、ちょっと退屈って思った瞬間のミポリンとトヨエツのヤサグレ感の破壊力に圧倒される@@!
こういう作品は、冷めて観たら終わり・・・
気持ちだけでも中高生に戻って観ましょう。
メール全盛の今、手紙を出して届くまで、そして読んでくれたのか!?ってドキドキを感じる事が無くなっただけに、心洗われた気がする良作でした。
こっちまで恥ずかしくなるわ!
彼女の幻から抜け出せない
乙坂鏡史郎に感情移入もしなければ共感もしないけど、ストーリーの構図として本人以外との文通が展開の主導を握るというのが面白かった
まあ差出人住所が二箇所あって筆跡も違ったらバレバレでしょうけど…
いや少なくともどっちかが偽物と気付く筈だし、そもそも乙坂は高校時代にも妹による姉のなりすまし文通に騙されてたのに、久々の同窓会では「妹さんでしょ?」と見抜いていたなんてなんかちぐはぐ感(しかも後出しジャンケン
連絡先交換した時に"ママ"と表示されて既婚者である事を知ってしかも妹だと分かっていたのにLINE?のやりとりで美咲(姉の方)だという認識で愛の告白をするとかありえないし、(仮の)住所に突然訪ねてくるとか中々サイコパスな感じもして怖かった(家庭崩壊させる気か…(^^;;
それと高校時代に妹の裕里が自分に気があった事をちゃんと知っていたのに、高校時代の裕里との想い出がかなり希薄になってるような…
とは言え、この作品は楽しめた(*^ω^*)
亡き人の足取りを追う作品はあると思うけど(パトレイバーの帆場映一など)、乙坂が追うその先が、阿藤のアパートと美咲の娘(実家)の二箇所と言うコンパクトさ
このスムーズさが作品展開の淀みをなくし、最短距離で世界観に没頭する事ができた
美咲は阿藤と結婚しても乙坂と結婚しても幸せにはなれなかったと思うんだよね
大学の時は乙坂と交際していたようだけど、どうして阿藤と付き合うようになったのとか分からなかった
原作読んでないからだろうけど…家族と疎遠になってたっぽいから、もしそうだとしたらあまり良くない意味で察せるとこもあるんだけど、死ぬほど苦しんで、自身との文通のやりとりを元にして書かれた乙坂の小説も読んでいたのに、乙坂と寄りを戻さなかったのは、阿藤の言う通りにその存在に影響がなかったからか、もしくは娘の言う通り「何度も小説を読んでました」から察するに美しい想い出にしておきたかったのか…閉塞感しかない
同じキャストが演じてるのだから当然だけど、美咲と裕里、それぞれの娘が"母の娘時代の生写し"なのはこの映画の場合、効果的
でもこういう時にパフォーマンスキャプチャー使えないかなあ(予算!
それと、神木隆之介さん(26才)が、屍人荘の殺人の時とは違う表情、喋り方、立ち振る舞いで見事に高校生役を演じていたのは吃驚した…
しかし神木隆之介さんが歳をとって福山雅治になるのはちょい繋がらないが…
(*^ω^*)
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