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個人情報は簡単に抜ける。
全編デスクトップ上か、動画サイトの映像で構成された、完全なるアイディア勝負の低予算・・・
だよな。
まぁ、もう少し捻りがあっても良かったと思うけど、散らかったパズルのピースは繋がるから、ストレスは感じないのでは。
それにしても恐ろしいのは、簡単に個人情報が抜ける部分か。(笑)
スマホやらタブレットは、ロックをするか、無くさないように気を付けることを、十分学べる作品でした。
何が飛び出してくるか分からない緊張感
本作は全編PC画面の映像で展開していくサスペンス・スリラーです。「全編PC画面の映像」と言っても、ずっとリアルタイムで進行していくわけではなく、早送りになったり、時間が飛んだりといった編集も当然入りますし、画面も固定ではなく、情報的に重要だと思われる部分にカメラがフォーカスする等、ちゃんと観やすいように配慮されていますので、ご安心ください。(「予告編」ではそこが分かりにくかったのですが、ネットで公開されている「冒頭映像」や「本編映像」を見ると、本編の大体の雰囲気がつかめると思います。映像はどちらも「映画.com」で見ることができます。)
映像面での斬新さもさることながら、本作の一番の見所は、インターネットを活用したネタがふんだんに盛り込まれているところにあると思います。映画におけるインターネット描写も、本作で一気に最新版にアップデートされたと言えるのではないでしょうか。
インターネット上では情報が洪水のようにあふれ、価値のある情報と無価値な情報を峻別するのが非常に困難になっています。本作でも、ネット上での何気ないやりとりや、SNSに上げた写真や動画が、思わぬ形で重要な手がかりとなる場面が出てきます。普通は気にも留めないようなところに意外な伏線が潜んでいますので、初見で気が付くのはまず無理だと思いますが、手がかりが全て画面上に映し出されているという意味で、ミステリーとしての公平性は担保されていると思います。
※以下、本編の内容に言及しています。具体的な物語のあらすじや事件の真相など、直接のネタバレになるようなことは書きませんが、鑑賞前に何も情報を入れたくないという方は気を付けてください。
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個人的には、SNSから娘のマーゴットの足取りをたどる序盤が一番ハラハラしました。SNSの「どこの誰とつながっているか分からない」怖さと、画面の目新しさとが相まって、「ウィンドウを開くたびに、何がポップアップして(飛び出して)くるか分からない」という緊張感に満ちています。
中盤にはマーゴットの失踪事件についての報道が加熱し、流言飛語が飛び交い、デビッド(父親)の言動にネットが過剰に反応するという事態が描かれます。ただし、ここでの描写は割とあっさりめです。この部分をもっと膨らませれば、本作とは違った面白さをもつ“劇場型”(もしくは“炎上型”?)のサスペンスが一本作れそうな気がします。
終盤で明らかになる意外な真相は、ちゃんとインターネットならではの設定を活かしたものになっていますし、前半に散りばめられた伏線が機能して、二転三転するストーリー展開も見事だと思いました。ただ、良くも悪くも“よくできたミステリー”に落ち着いてしまった感は否めないかなと思います。
今後、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『パラノーマル・アクティビティ』が流行った時と同じように、本作を模倣したB級・C級のインディーズ作品が大量に作られそうな予感がします。
本作はこのスタイルの先駆けとしては映像的にも洗練されていて、かなり観やすく工夫されていますし、ミステリーとして終盤の話の畳み方も上手く、きれいにまとまっていたと思うので、これを超えるのはなかなか難しいと思いますが。
泣いちゃった
映画館静まり返ってました。
視点が最高に面白い!!
一瞬韓国映画かと思ったコレ!
Facebook、Instagram、Twitterと毎日目にするSNSが、題材って事なら観るしかない。
全編パソコン画面の中で、物語が進む新感覚にグイグイ引き込まれる。
親子の日常と成長がネットでもに綴られ、会話もメールとFaceTime
そんな時に妻を亡くし娘との生活、娘の成長と共に微妙にすれ違う。
そして、突然行方不明になる娘・・・
娘のSNSを全てチェックし、手がかりを探してるうちに、自分の知らない娘の日常を垣間見る父・・・
唯一の身内の弟に相談・・・
次々にら現われる怪しい友人・・・
娘のことを聞くとそこまで親しい友人はいない。。。。
献身的に協力する女刑事・・・
深まる謎・・・娘は何処に!?
失踪した娘の車に見覚えのあるロゴマーク!!
遂にある事実に辿り着く父!!!
そこからの二転三転が面白かったです。
なにより別嬪な奥さんに似ても似つかない娘が、もっと可愛かったらと思って、観てましたが・・・・
あの感じだからこそのリアリティかな^^;;;☆4.6
発想も物語も良質なサスペンス
iMessageでも演技出来るんだ!
斬新な映画
映像全てがパソコンの画面になっており、目と頭が忙しい映画でした!全く飽きることなく、100分があっという間。
娘が行方不明になってから、娘のSNSを通して初めて娘のことを知る父親。
facebook友達はいっぱいいるのに本当の友達は誰なんだ!ってところがイマドキの高校生っぽい。
目まぐるしく動くパソコン画面と、次々に発覚する娘の新事実に、伏線だの真犯人だの考える余裕なく話が進んでいって、100分が短く感じた。
PCで観てみたい!!!
慣れ親しんだPCの画面上ですべてが繰り広げられる映像は、まるで自分が操作しているような錯覚に陥ると共に、親世代の知らない新しいデジタルな友人関係がすごくリアルでした!
Facebook・Twitter・Instagram・tumbler・YouTube、またニュースなどがまるで現実に起こっているかのようなリアルなスピード感あっておもしろいです。
「SNSで繋がってるから大丈夫、なんとなく友達」と言った感覚は今現在ならではなのかな。以前からもあったと言えど、今は小学生ですらスマホを持って中学生なんてパコソンでもTwitterを始めるほど友人関係を築く上での必要不可欠なツールになっているので、そう言った面は大人からみると「それだけ」の事に見えるかもしれないが、現実は「それがないと」いかにも仲間はずれでどうしても必要だと思うのが現代のティーンエイジャーの感覚がすごい出てました。
現実の上部だけのSNS友達よりも、ネットに集まる顔も知らない人の方が言いたいことも言えてずっと楽で、それが吉と出るか凶と出るかは紙一重。
今のこの時代だからそこ完成する映画だと思いました!
どんでん返しの鳥肌ものの結末です!!
PC上でもう一度観たい!!!
タイトルなし(ネタバレ)
《ママもそう思ってるよ》
☆☆☆★★★(1回目)
☆☆☆☆(2回目)
2回目を鑑賞。レビューを少しばかり加筆しました。
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全編PC画面をスクリーンで観る矛盾(笑)
評判の高さとは反比例し、観る前の気持ちは今一つ盛り上がっていなかった。
これまで、数多くの映画を観て来たものの。スクリーンの中でPCを駆使し、チャチャチャっと事件の真相に迫ったり。もしくは解決したり…と、こちらがPCにさっぱり疎いのも有り。サスペンス作品等で。その様にPCを使っては。簡単に結末へと向かう手法に、正直言って飽き飽きしていただけに。
だっておじさん、携帯だけでも四苦八苦してますからね〜(-.-;)
過去には何とか覚えよう…なんて、大それた事を考えた時期も有りましたが。今では、目の前にPCなんぞが在ろうモノなら。じんましんが出て来てしまうかもしれん(ー ー;)ヤダヤダ
映画を観終わった今…。
こんな作り方も在るんだな〜(´⊙ω⊙`)
いや〜!驚きました。
前半はそんなに面白い…とは感じていなかったのですが。父親が動画投稿をサーチする辺りから、俄然面白くなって来ますね。
父親には見せない娘の本当の姿を、図らずも知ってしまうこのサスペンス。
でも、察しの良い人だったら。ある程度のところで、この結末は読めてしまうのかも( ̄ー ̄)
私の場合は「確かに、言われてみればしつかりと伏線を張ってたな〜」…と。
それでも、全編PC画面に収める為に。「やっぱり此奴か〜!」と思わせてからの。「お前だったんか〜い!」…は、〓 時間経過の概念が少し曖昧なところ等。多少都合の良いところも見え隠れしてはいましたが。まあ怒る程のモノでも無いですね。寧ろ、良くこの構成で押し切ったモノだ!…と、感心する事しきりでした。
〓 5日間とゆう時間経過の概念が今一つ分かり辛かったので、近い内に2回目を観に行こうかと計画中。
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2回目を鑑賞
〓 時間経過に関し。画面に映るPC画面のメールの時間や、時計部分を目視。大体3日間が経過した辺りまでは把握出来た。
その後に(おそらく購入した)監視カメラを設置する頃から、追悼式までの時間経過は。大体推測して2日間とゆう認識で良いのか…と。
初見の時に。犯人の取り調べ映像で「5日間水なしで…」との、取り調べ官とのやり取りで勘違いしそうになるが。へりの空撮で、車がUターンするのは逮捕直後なんですよね。
逮捕直後の車中に、果たして犯人と被害者の父親を同席させるのか?…って言う疑問は残るんですけどもね(u_u)
それにしても、伏線の貼り方が実に巧妙。
チラッと映る瞬間が本当に上手い貼り方。しかも父親とも電話でしっかりと会話していたし。
でもあの自白オヤジだけは。2回目を観ると、流石に少しばかり強引かなあ〜(^_^;)
1回目よりも2回目の方がすんなりと理解し易い…って、当たり前か(ー ー;)
まだ娘が事件に巻き込まれる前に。父親が娘とのメールでやり取りした際に、書き込もうとして辞めた言葉が有った。
事件が無事に解決し。自分の知らない娘の寂しい心の一面を知ったものの。
「彼女は優しい人」
犯人はそう語った。
だからこそ?最後に父親は、娘を信じて再び同じ言葉を綴った。
《ママもそう思ってるよ=君は僕の誇りだ》
2018年10月27日 TOHOシネマズ流山おおたかの森/スクリーン2
2018年10月29日 TOHOシネマズ流山おおたかの森/スクリーン9
テンポのいい良質なミステリー
ぜひ見てほしいので、ネタバレしない範囲で書いた。
ストーリーが秀逸、テンポも良く飽きさせない。予告編が良く公開を心待ちにしていたが、予告が一番おもしろい(15時17分、パリ行きのような)映画もあるから、これはどうかな程度の期待度だったが、とんでもない大当たり。
全編、メールやTV電話、ニュース映像、YouTubeなどを使った間接映像で見る形だが、臨場感が損なわれることは一切なく、緊張が途切れることもない。導入後すぐにメインストーリーに入り、中盤も展開の小気味良さで退屈知らず、ラストに向けては二転三転するも、強引さの無い自然な流れは、観客を白けさせることなくラストシーンまで連れて行く。ムダなシーンは見当たらない。ラストで明かされる犯人の動機や犯罪手法も充分な説得力があった。
捏ねくり回した難解な手法や複雑な設定が無く至ってシンプルな作りだか、ミステリー好きでも充分楽しめる良質なミステリー映画。少しでも多くの人に見てほしい。もし他と迷ってる人がいたら、これを選ぶべき。強くオススメする。
練りに練られた本物のドラマ
PC画面上で展開する仕掛けがおもしろい!
久しぶりに斬新なスタイルの映画に出会えました。内容の上では,サスペンスやミステリーという感じのものですが,その見せ方がとにかく新しいです。鑑賞前からPCの画面上で展開していくことは承知していましたが,まさかここまでとは思いませんでした。
普通なら大がかりなセットやCG等を用いた迫力ある映像でリアルさを追求していくと思うのですが,本作においてはそれが真逆。すべてが画面上で展開していきます。しかし,ビデオ通話は父親の行動を監視カメラでのぞき見しているかのような緊迫感,WEB画面は父親と一緒に捜索しているような一体感,ライブニュース映像は捜査の進展をリアルタイムで映す臨場感を醸し出し,結果として作品世界への没入度がきわめて高くなったように思います。
ストーリーはシンプルなものの,綿密に張り巡らされた伏線の回収がみごとで,最後まで予断を許さない展開がすばらしいです。ラストの締め方も個人的には好みで,とてもよかったです。その中心に,刑事顔負けの洞察力と執念を見せる父親を置き,彼にPCを操作させることで,観客も一緒になって推理を楽しめる構造になっているのもおもしろいです。そういう意味では,PC画面で展開していく映像は,決して奇をてらったものではなく,このための仕掛けだったのだと思えます。
また,わかり合えているようでいない親子,不確かな友達との絆,ネットの利便性と恐怖など,いろいろな問題も提起しているので,今の自分を見つめなおすきっかけにもなりました。リアルとネットに存在する人物・人格は,実像であり虚像でもあることを改めて思い知らされました。とにかく,見て損のない作品だと思います。おすすめです。
凄い映画を見た!
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